アフリカ近郊
マダガスカル
1995年8月
ベレンティは、フランス人経営の施設動物保護区とのこと。マダガスカルは、キツネザルをはじめ、大陸から分離したために独自に進化した動物がいることで注目された国で、コマーシャルでお馴染みになった、横っ飛びのベローシファカが見られることで有名になった。
ここへはフォートドーファンのホテル・ドゥ・ドーファンで1泊2日のツアーを組んでもらうことにした。実際、このツアー以外ベレンティに入れないらしく、直接は行けない。独占なのでいい値段である。大半の荷物はホテルに置き、1泊するための荷物だけを持って出発した。
◇周りはすべて動植物園
タクトが遊んでいる後ろには、ウツボカズラがいっぱい。すぐ近くには、野生のカメレオンがいた。
◇野性味あふれるロッジ
ロッジは、ワオキツネザルがちょろちょろ遊び回る、野性味いっぱいのところ。部屋は、お湯が出ないところと出る部屋があると聞いて、お湯が出る部屋にしてもらったが、ちょっと奥まったところにあり、いかにも蚊や南京虫なんかがいそうな気配がするコンクリート打ちの部屋だ。見た目は、山小屋風がよかったが、お湯が出なかった。電気はとりあえずあるが、太陽光発電らしく安定しないし、適当な時間になると消えてしまった。
日没になるとロッジをはじめ食堂などの軒下にあるランプに灯が入る。部屋には蚊取り線香、虫除けをたっぷりつけて、懐中電灯を持って食堂に向かう。子供には、蚊がきらう音を出すアイテムを取り付けた。昼間は暑いのに、日が暮れると急に涼しくなる。
ロッジの食事は質素なもので、特に朝食は、パンと飲み物、ちょっとしたフルーツ程度である。
◇ワオキツネザル
Ring-tailed Lemur 主な食べ物は、タマリンド(tamarindus indika)の実だそうだ。朝、朝食にレストランへ向かうころには、いつもすでにワオキツネザルが、手足を広げた特徴的なポーズで日向ぼっこをしていた。寒暖の差が激しいこのあたりでは、夜冷えた体を温めることが必要らしい。昼間は、半袖で十分なほど暑くなり、ワオキツネザルたちは、こんどはロッジや木の陰に入っている。 人間に慣れているようで、ある程度の距離までは近づけるが、餌付けされているわけではないようだ。
◇ベローシファカ
ベレンティ保護区では、シファカがたくさん見られる。けれど、シファカは樹の上で生活していて、コマーシャルで見たような横っ跳びを写真に収めることはできなかった。