〜南の海へ子供を連れて旅しよう〜

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1990年3月

フィジー
Fiji

 
 フィジーに住むフィジアンは、実にノリが大きく気さくな感じ。とても親切で、ぼったり、お金を要求したりするようなことはないようだ。実に安心して滞在できるいいところだと思う。ただ、食事に味もおおざっぱで高級だろうと安レストランだろうと、味があまりなかった。

 フィジーは南半球なので、日本とは季節が正反対。ただ、ここは常夏の島で、8月は乾期にあたるはず。雨はあまり心配していなかったのだが、けっこうスコールが来た。

 ナンディの空港からホテルまでは、約3時間ほどかかった。海岸線沿いの道も多く、けっこう曲がりくねっている。それにしても牛などが、あちこちに放し飼いにされているのか、道路まではみ出していたりして、けっこう危ない。また、道路脇では、やたら手を挙げて合図する人が目立った。最初は挨拶?かと思ったが、どうやらヒッチハイクが盛んらしい。


PACIFIC HORBOUR

パシフィックハーバー

 我が家が滞在に選んだリゾートは、パシフィック・ハーバー・ホテル。まだ子連れではなく、ダイビングを考えていたので、フィジーで有名なベンガラグーンというダイビング・ポイントが近い、パシフィック・ハーバーを選択した。子連れで行く場合は、スコールが少ない西側のホテル(トレジャー・アイランドなど)があるエリアを選択したことだろう。

◇フィジーの水は飲める

 海外へ行くと、ミネラル・ウォーターを買って飲むのが普通だが、ここは水道水を普通に飲むことができる。ホテルの水道からは、かなり冷たい水が出て、これがなかなか美味しかった。

 パシフィックハーバーは、孤立したリゾートで、周りにめぼしい店やホテルなどない。食堂だってまわりに1件見つけただけだった。ということで、滞在中はずーっとリゾート内で食事をすることになった。それを見越してか、リゾート内では、夜ごと中庭で火を使ったショーがあり、またレストランでは音楽演奏やら踊りといったものが用意されていた。食事は、基本的に毎日バイキング。どうも大味というか味っけないというか、持参した醤油とマヨネーズがとても役に立った。

◇多湿で虫も多い

雨が良く降るのか、ジャングルが発達していて、当然、虫も多い。特に夕方以降は蚊対策が必要。蚊取り線香と虫除けは必需品だ。

◇毎日のスコールで海は台無し

一日中降り続くことはなかったが、毎日、必ずスコールが来た。けっこうどしゃぶりのため、海にドロ水が流れ込んでしまい、目の前のビーチは台無しとなった。一応白い砂のビーチが続いているが、いくら晴れてくれても、海の色が濁っていて青さが足りない。おかげで、前のビーチでのシュノーケリングは、まったくできなかった。

◇ダイビングは、ベンガ・ラグーンへ

パシフィック・ハーバーのビーチ沖に浮かぶベンガ島周辺は、有数のダイビング・ポイントになっていて、パシフィック・ハーバーにあるリゾートに滞在すれば、そこがポイントの中心になる。ダイビングは、朝出て夕方戻るというパターンで、ランチが付いている。お昼は無人島に停泊して食べるが、1日中船の上ということもあった。

◇カルチュラル・センター

スコールが多いから、暇つぶしにあるというわけではないだろうが、雨に降られて、何もすることがない場合は、比較的近くにあるカルチュラル・センターか、フィジアン・ビレッジにでも行ってみるしかないだろう。ホテルで申し込めるツアーがあって、当日でも大丈夫だった。
カルチュラル・センターは、昔のフィジアンの生活を再現しているところで、池に浮かぶ人工島に用意されているアトラクションを船に乗って見て回るというものだ。メケと呼ばれる伝統芸能や、ファイアー・ウォーキングなども行われていた。

◇カバの儀式

カバという木の根から出る汁を飲む儀式。この汁を飲むと霊力を養うことができるらしい。まるでジンジャーの濃い汁を飲んでいるようで、ヒリヒリとカライ。


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