子供を連れて旅しよう

 
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ミューレン
Muerren

 
 ミューレンまでは1回乗り継がなければならない。ラウターブルネンからまずケーブルカーでグリュチュアルプまで急勾配を一気に登り、谷の上を走っている鉄道に乗り換える。乗り換えた後は、ほとんど起伏もない。左の隻を確保して景色を楽しみながら、20分弱のノロノロ列車旅だ。横をハイキングコースらしき道が併走していて、ハイカーをけっこう見かけた。これなら歩いてもいいかも! ミューレンでは、ユングフラウは視界から遮られてしまうが、シュヴァルツ・メンヒの岩壁が迫り、まさに絶景の村。

◇小さな絶景の村

 天気には恵まれたので、眼下の谷底にラウターブルネンが見え、谷をはさんで向かい側にヴェルゲンの村が見えた。明日は乗る予定のヴェンゲン・アルプ鉄道の黄色い車体が上り下りしていた。ミューレンの村は、小さいながら、いくつもの絶景ホテルが並び、静かで美しく、1泊するのは絶対オススメ(何泊かしたいくらい)。もっとも高所恐怖症の場合はやめた方がいいかも。

 ミューレンから行ける展望台としては、「映画女王陛下の007」のロケ地で有名になったシルトホルン(2970m)と、アルメントヒューベル(1938m)がある。鉄道駅から村を歩いて横切り、村のいちばん奧に出ると、シルトホルンへ登るロープウェイ駅へ着く。駅からロープウェイ駅駅まで道草しなければ10分といった距離だ。途中、レストランで、食事をするなどしてゆっくりと散策をしながら歩いたのだった。また駅には、ガラス・ケースの中に、アイガー北壁直登の日本隊の写真や装備品が飾ってあったりした。

 帰りは、ロープウェイでそのまま下り、シュティッヒェルベルクへと降りた。ロープウェイはかなり急勾配で、U字谷の大きさを実感することができるし、ミューレバッハの滝を眺めることができる。シュティッヒェルベルクからは、バスでラウターブルネンへと戻った。

◇トゥリュンメルバッハの滝

 途中、寄り道をしたトゥリュンメルバッハの滝は、アルプスの雪解け水が岩盤を溶かし、洞窟を作り出しているという。エレーターで滝の上部まで上がると、滝を間近に見ることができ、なかなかの迫力。けっこう水しぶきをかぶる。帰りは階段を降りていく。


シルトホルン

 

 シルトホルンの展望台へは、まずロープウェイで中継駅のビルグというところへ行き、そこでロープウェイを乗り換えてシルトホルンの山頂駅へと登った。上のロープウェイは珍しく単線で、およそ5分で2970mのシルトホルン山頂にあるピッツ・グロリアに着いた。

◇007のロケ地となった展望台

 ピッツ・グロリアは1Fが駅で、2Fが回転レストランになっている。もちろん外の展望台もあるが、のんびりお茶でもすれば、座っていても360度の展望を楽しめる。遮るものがないので、どちら側を見ても絶景! ガイドブックによると50分で1週するそうだ。007シリーズの撮影で使われたことがあるそうで、メニューの中にはジェームス・ボンドの名がついたものも見かけた。


◇アルメントヒューベルの帰りは散歩がいい

 アルメントヒューベルへは、赤いちっちゃなケーブルカーでちょっとだけ(5分ほど)登るという感じだ。ケーブルカーは、村のほぼ中央の、ホテル・クリスタル・ベルビューの前から出ていた。多くの人は、登りだけケーブルカーを使い、帰りは歩いていた。特に装備がなくても簡単に歩けるような感じだ。眺望はミューレーンから見るのと大差ないので、歩かないと意味ないかも。

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