子供を連れて旅しよう

 
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スイス

サース・フェー
Saas Fee

 
 日本ではたぶんあまりメジャーではないが、スイスでは有名なアルペン・リゾートとのことなので行ってみることにした。ちなみにサースフェーは、「ヴァリスの真珠」と呼ばれるほど美しいところだそうだ。列車で行けないというのも、ちょっとひかれるものを感じたのだった。山々に囲まれ、氷河がすぐ背後に迫り来るのどかな村だ。ツェルマットよりはるかにのんびり落ち着けるところ。
 ツェルマットからは、まずツェルマットへの分岐点であるシュタルデン・サースまで列車で戻り、駅から出ているバスに乗った。黄色のバスは観光客と地元の人でいっぱいになり、けっこうお年寄りが多いので、席に座ってはいられない。サース谷と平行に走った後、谷から分かれ、くねくねした坂を上がっていき、およそ1時間ほどでサースフェーのバス・センターへと着いた。

 ここはツェルマット同様,一般のガソリン車は村に入れず、村の入り口のバス・センターまでだ。さすが氷河の村、バスセンターを出ると、フェー氷河が迫っていた。まず、目についたのはネズミ返しがついた倉庫群、保存でもされているのだろうか? そしてミシャベル山群のドームなどの四千メートルを越える山々! 町中の移動はもっぱら電気自動車なので、大した騒音もないし、ツェルマットとちがって人通りも少なく、本当にのんびりしている。メイン・ストリート沿いにはホテルやお店が並んでいた。

高床になっていて,この地方特有の岩を使ったネズミ返しがついている。

 

フェルスキン

Felskinn

 
 ミッテルアラリンへの途中駅にあたる。ロープウェイの乗り場は村の一番奥にあるが、村は小さいので、バスターミナルから余裕で歩いて20分ほどで着く。村のメインストリートを抜け、テニスコートなどを横目に歩いて行くとロープウェイ駅に着いた。ここから、フェルスキンへと向かったのだった。
 駅を出ると、そこは氷河の上だった。フェルスキンから氷河の上を歩いてブリタニア小屋まで楽に氷河を歩いていける場所として有名(45分くらいらしい)。整備がゆきどどいていて、コースを外れなければ安全とのことで、子供連れもたくさんいた。そうはいっても滑りやすいので、身重の我が家はやめておいた。晴れていたので、短パンTシャツという人もいたが、曇ったり、風がふけばいきなり冬だ。
 ここから地下ケーブル(メトロアルピン)に乗り換えてミッテルアラリンへと向かう。その駅は、トンネルをしばらく歩くとあった。風は冷たく、とても乾燥していたので、けっこうノドが乾いた。

 

ミッテルアラリン

Mittelallalin

 
◇氷河のまっただなかにある展望台 

 サースフェーから行ける展望台には、ミッテルアラリンがある。フェー氷河のまっただ中に着きだした岩山だ。フェルスキンから地下ケーブルカーで簡単に行くことができた。出発すれば、ものの3分ほどで着いてしまう。ここからは、アラリンホルン4027mの頂きが、すぐそこに見ることができる。ミシャベル山群のティーシュホルン、ドーム、レンツシュピッツェや荒々しい氷河をいっぱい見ることがでた。
 

 設備はなかなか整っていて、氷河スキーを楽しむ人がいたり(子供もいっぱい)、丸いレストランもあって、けっこうなにぎわいだった。
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