子供を連れて旅しよう

 
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スイス

ルツェルン
Luzern

1日目 チューリッヒ−−>ルチェルン
2日目 ピラトゥス観光
3日目 リギ山観光−−>チュリッヒへ
 ユングフラウとまではいかないものの、チューリッヒから電車で1時間くらいで行けて、スイスをまとめて味わえるところがあった。それがルツェルンで、みちくさするにはこぢんまりしたスイスらしい街でいいところだと思う。
 ルツェルンの街は、フィーアヴァルトシュテッテ湖と読むのだろうか? のほとりにあって、リギ山とピラトゥス山を望むことができる。今回はルツェルンに2泊して、ピラトゥスとリギ山の両方へ行くことにした。

◇チューリッヒからルツェルンへ

 17:00、成田からスイスエアーの直行便でチューリッヒ空港に到着。まずは空港に地下で直結する駅へと向かった。スイスは鉄道の便がいいし、夏は日が長いので17:00なんてまだまだこれから。今日のうちにルチェルンへ入ることにしたのだった。
 まずはチューリッヒ中央駅へと思ったら、空港駅からはルチェルンへ直行で行くことができた。時刻の表示ボードを見ると、ルツェルン方面の電車は1時間に2本ほどあった。列車は空港駅を出ると、次のチューリッヒ中央駅にしばらく停まり、進行方向を変えてルツェルンへと出発、およそ1時間15分ほどでルツェルン駅へと着いた。すでに20:00をまわっていたので、まずはホテルにチェックインし、レストランを探しつつ、ルチェルンの町を散策した。

◇橋がルツェルンのシンボル

 シンボル的存在だが、こんなもんかというくらいで子連れの我が家にとってはほとんど意味をなさない。それよりも、橋近くには朝市?、といっても昼までやっている露店、があってくだものがたくさん売られていた。これを子供のお昼にしてしまった。他にも、肉やらチーズ、雑貨なども売られていた。


 

ピラトゥス

Pilatus

魔の山と言われているだけあって、いかにも岩山という感じがするゴツゴツぶり。

 

◇ゴールデン周遊ルート

 ルツェルンからピラトス山へは、列車で登る方法とゴンドラで行く方法があったので、行きは列車、帰りはゴンドラというラウンドトリップをすることにした。ルツェルンを起点とした観光コースとして、ゴールデン周遊ルートというのが紹介されていて、周遊券というのがあったので、それを購入した。

◇アルプナッハシュタットへは船旅で

 まずはルツェルン駅から4つ目のアルプナッハシュタットへ行くのだが、ここはルツェルン湖の遊覧船に乗ってゆっくり景色を眺めながらの船旅からスタート。遊覧船は、ルツェルン駅前広場にある船着き場からでている。湖面は実におだやかで、景色を眺めながらの船旅は、とても爽快。やがて右側にはピラトゥス山を望み、3箇所か所ほど湖畔の町に立ち寄った後、およそ70分ほどでアルプナハシュタットに到着した。

◇世界一急勾配の鉄道

 アルプナッハシュタットのピラトゥス鉄道山麓駅から出ている登山列車に乗り継いだ。電車ならルツェルンから各駅停車でおよそ20分らしい。その駅前に、船着き場と登山電車の駅があった。この登山列車は、ケーブルを使わないラックレール式としては世界一の急勾配だそうだ。列車もかなりの角度がついていて、確かに急な坂をギリギリ音を立てて登っていった。

 列車は山麓駅を出るとしばらく森林の中を走り、単線なので途中にすれ違いのできる場所があって、下りてくる列車とすれ違うようになっていた。そこを越えると、視界がだんだん開け、ピラトゥス山のゴツゴツした山肌が見えてくる。さらに岩を刳り抜いたトンネルをいくつか通り、およそ30分で2132mの山頂駅に到着した。
 山頂駅は円形状の建物で、上がホテル・ベルビューで1Fが駅になっていた。帰りに使う予定のロープウェイもこの建物から出ている。この駅を出ると、そこは展望台になっていて、その先にはもうひとつのホテル・クルムが見えた。そのテラス・レストランには人がいっぱいだったが、ちょうどお昼を過ぎたころだったので、このテラス席で昼食をとることにしたのだった。

 レストランの横を通り抜け、ピラトゥス山にはふたつあるピークのうちの1つ、エーゼル峰にある展望台へ向かった。歩いて5分ちょっとだろうか。岩をけずって道が作ってあり、高いので怖いが、眺めがとてもよい。時々吹き上げてくる雲というか水蒸気にあおられると、さらに怖い。眼下にはルツェルンの街や湖がよく見え、湖はなんとも神秘的なエメラルドグリーンをしていた。その向こうには明日登る予定のリギ山が見え、西南の方向には雲の切れ間からアイガーやウングフラウも遠くに望むことができた。
 帰りは、山頂駅からロープウェイでへ降り、そこでゴンドラに乗り換えでクリエンスの町へ下りる。ロープウェイの乗り場は登山列車の乗り場の反対側にあり、15分間隔くらいで運行されていた。ロープウェイは、かなりの急勾配でおよそ5分ほどで一気にフレックミュンテックへ運んでくれる。ここでコンドラに乗り換え、ルツェルンの隣町、クリエンスへ降りるのだった。

 ホテル・クルムの裏山(オーバーハウプト)の方には、岩肌へへばりついたトンネルをぬうように道が続いていていた。こところどころ展望用の穴が開けられていた。

◇フレックミュンテックで一休み

 フレックミュンテックには、子供の遊び場などの施設があり、スイス最長のすべり台(1350m)というものがあったので、早速、タクトを連れて乗ってみた。ずーっと滑って下った後、リフトにひっぱられて上まで帰ってくるという仕組みだった。

   ひと遊びした後、ゴンドラに乗ってクリエンスへと下る。このゴンドラは、小型で観光客も混雑というほどではなく、家族だけで占有できた。下まで30分ほど乗るため、その間パノラマビューを楽しむことができる。樹木の中や牧草の上をゆっくりと進むので、空中散歩といったところだろう。

 クリエンスからルチェルンまでは、バスで移動した。ゴンドラ駅はクリエンスの奧に当たり、大通りに出てバスに乗る。案内板もわかりやすいし、皆について行けば迷うことはないだろう。およそ15分でルチェルンの駅まで運んでくれた。


リギ
Rigi

リギ山は中央アルプスでもっとも有名らしく、展望台としても古いらしく、ヨーロッパで最初の登山鉄道ができたところだそうだ.
 ルツェルンで1泊した私たちは、またまた、船と登山電車を乗り継いでリギ山を観光し、その後チューリッヒに戻ることにした。ルートは、ルツェルン−>フィッナウ−>ギリクリム−>アルトゴルダウ−>チューリッヒ。当然、荷物を持って子連れで観光するのは大変なので、ライゼペックを利用し、チューリッヒ駅へ荷物を送ってから、船着き場へと向かった。これでスーツケースを気にしないでリギの観光ができる。

◇リギへも船旅から

リギへは、ルツェルンの船着き場から出ている船に乗ってフィッツナウまで行き、そこから登山列車に乗ることにした。風もさわやかで、外に出ているとちょっと涼しいくらい。船はガラガラで、タクトの遊び場になってしまった。

◇泊まってみたくなった湖畔のホテル

 湖畔に点在するホテルを回っているのだろうか、ちょこちょこと停まっては観光客らしき人を乗せたり下ろしたりした。お城のようなホテルやカラフルなものなど、色々ある。これは本当に気持ちがいい、なんとのどかな風景だろう。次はこんなところに1泊してみたいものだ。船はおよそ1時間ほどの、実におだやかな船旅でフィッツナウへと着いた。

◇山頂はみごとなガス

 フィッナウで船を下りるとすぐそこが登山電車の駅だった。そこから真っ赤な電車に乗ってリギクリムへはおよそ30分だった。山頂近くまでは視界良好だったのに、山頂近くから急に雲にでも入ったかのように真っ白で何も見えない。けっきょく、登山列車の時間まで、およそ1時間ほどただ待つだけになってしまった。駅内のトンネルの先に、リギクルムホテルへ登るエレベータがある。ホテル内にはセルフサービスのレストランがあるので、そこで休むことができる。

 

◇観光用の変な蒸気機関車

 写真はタクトがとても気に入ってしまった変な形の蒸気機関車。観光客が集まって駅員にいろいろ尋ねているようだった。周りがガスってて、レンズに水滴がつくし、かなり寒い。夏場は、いろいろSL蒸気機関車が観光用に運転されていた。この列車はオープン・エアーだったので、走るとさらに寒く、天気が悪いと子供はキビシイ。

 帰りは、チューリッヒへと戻るので、登山列車で登って来たのとは逆側のアルトゴルダウへと降りる。駅には赤い列車と青い列車が停まっていて、赤い列車は登りで乗って来た方でフィッツナウへ下りて行くのに対し、青い列車はアルト・ゴルダウへ向かう。途中のリギ・シュタッフェルまでは、同じルートだが、ここで線路が分かれて行く。帰りの列車は、湖とは反対側に降りていくのであまり見所がないようだ。そのため、猛烈に睡魔が押し寄せて来た。
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