学生時代のアルバイト4

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ちなみに平日ですから・・・
土間の横の事務所では
美人おねーさん達や、内勤のおじさん達は仕事をしている訳で・・・(北の国から風)





土間といっても、仕切は無い訳で・・・(北の国から風)








当然、目に入るし、匂いもする訳で・・・(北の国から風)









仕事中なのにねw








マイデスクの1~2m先に、黄色いスライムが広がっているのですから・・・



当然ですが、ただの黄色いではなく、
スライムと一緒に流したモノも混じっている・・・以後省略(笑)





まっ!元々自分達のモノなんだけどさ 











しかし・・・
そのままにして帰る訳にも行かないので
スライムの死骸を片づける準備を始めました。



歩道にある本下水のマンホールを開け、周りにガードを取り付けます。
(人通りが多いので、人間がマンホールに落下しないように)



次に、黄色いスライムの海から、おねーさんに声を掛けました。
『すみません、ちりとり貸して下さい』



声を掛けられたおねーさんは、嫌な顔一つせず
逆に、可哀想に・・・って顔しながらチリトリを渡してくれました。















貸してもらったチリトリで作業開始です。




両手に持ったチリトリで、黄色いスライムをすくい取り、バケツに投入。










バケツ一杯になったら、外のマンホールに投入しに行く。










この作業を繰り返すこと約1時間








恐らく、外の大通りに居た人はびっくりしたでしょう

スライムをが目一杯入ったバケツを持った人が、会社から出てきて、
マンホールに投げ捨てているんですから・・・
滅多に見られる光景ではありません(笑)

きっと、話のネタになった事でしょう














ようやく、事務所がきれいになりました。
後は、匂いですが、それはどうしようもありませんね(笑)

きっと、私たちが帰ったあと、消臭剤やら芳香剤を買ってくるんでしょう。









これでやっと会社に帰れます。












そう思い、トラックに乗り込んでから気が付きました。


私達は、真面目な大学生のアルバイトです。


家庭や学校やアルバイト先で、ちゃんと教育されてきました。


このまま黙って帰ると、アルバイト先の会社にも迷惑がかかるばかりか


警察沙汰になってしまったら、アルバイトを首になるかもしれません。



















借りたモノは返さなければいけません。


















事務所に戻り、仕事中のおねーさんに声を掛けました。

借りたチリトリ、お返しします・・・
























おねーさん、固まったまま、こう答えました

いえ・・・結構です。差し上げます。









期待通りの結末でしたか?(笑)


話はこれで終わりです。
長いお話でしたけれど、最後までおつき合い頂きましてありがとうございます。



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