フェンス

◆Site Menu ◆Column Menu ◆禁断のBBS1 ◆Message Board ◆DJ Jimmy ◆ゲストブック



ドライブ中にフェンスで囲まれた広場の近くを通った時、
野球やソフトボールの練習をしているたくさんの小学生の軍団と、
その保護者であろうと思われる軍団を見かけた。
そのあたりでは、ごく普通の日曜日の風景なのかも知れない。


レジャーシート上にバスケットを山のように積み上げ、
カメラやビデオを構えているおばちゃん達。
その向こうに、女の子に向かってノックをする野球帽のおっちゃん
その先には、本格的なノックをするユニフォームを着たおっちゃん達と少年達


不思議なことに、一人のおっちゃんがフェンスの外に立っていた。
ジャージやGパン姿のおっちゃん連中とは、かけ離れた格好でなので
一人だけ浮いている・・・伸びたあご髭が鬱陶しい・・・
しかも、グラウンドから見えないようにフェンスから少し離れて女の子を見つめている。


怪しい・・・どう考えても怪しい・・・
やけに女の子ばかりを見ているではないか・・・
変質者なのか?ロ○コンおやじなんだろうか?
いや・・・違うだろう。きっと変質者ではないのだろう。


おそらく・・・かなり昔に別れた子供を見に来ているのだ・・・
裁判所の判決で、子供と話をしてはいけないのだ・・・
子供は、そのおっちゃんは誰なのか知らないんだけれど
おっちゃんだけは、涙ぐんで子供の成長ぶりを見ているに違いない・・・


ちょっと悲しい物語・・・
そんなことを考えながら、広場の角を曲がった。
振り返ると、そのおやじは・・・
まだ微動だにせずに店の前に立っていた・・・


証拠写真取ってきました。こちらをクリックしてね


◆Site Menu ◆Column Menu ◆禁断のBBS1 ◆Message Board ◆DJ Jimmy ◆ゲストブック