平成14年8月17日(土) 夜7時〜9時

胡弓とシンセサイザーのコンサート  に行きました。

地元 新潟県 糸魚川市 根知地区で 
第3回 根知谷(ねちだに)音楽祭 が 開催されました。
私たち家族は 初めて 聴きにいったのですが
会場は 昔の根知小学校の体育館でした。



シンセサイザー演奏は 富山県の 滝沢 卓(たく)さんで
中国の三味線とバイオリンを組み合わせたような楽器
胡弓(こきゅう)の演奏は 金沢でお弟子さんもお持ちの和服美人の
お師匠さんで倉本 由美子さん

あと
若い可愛らしいクラシック歌手の のはら ひとみサンと

根知が気に入ってわざわざ都会から引っ越してきたという
菅原さん夫妻(芸名:力丸(りきまる)さんと たらサン)による
民族楽器の演奏が 行われました。

シンセサイザーの演奏は まるで 宇宙の中心を漂うかのような
イメージの演奏で こころが遠く 果てしなく はかない感じを
思い起こさせてくれる すばらしい演奏でした。
 滝沢さんはCDも7枚リリースされているそうです。



胡弓は 弦が3本で 見た目 まるで 三味線ですが
チェロのように立てて持ち 弓を横にして 弾きます。
バイオリンの音色に近いものがありますが 弦の数が
バイオリンより1本少ないせいか 音階が変わるときに
音をつなげて ヒュ〜ン って音程が上がったり下がったり
する感じが とても いい感じでした。



のはら ひとみサンの 歌声は 可愛らしいお顔とは
裏腹に 大変 ダイナミックな歌い方で 
声量の豊かさに 驚かされました。




力丸さんと たらサンの民族楽器演奏では
珍しい 音の鳴る 楽器をたくさん紹介してくださいました。



また 民家の軒先で置きっぱなしになっていたピアノを
貰いうけて ピアノ線の部分だけ残して 調律したという
ピアノ線を 叩いたり ひっかいたりして 演奏してくれました。
これもまた チェンバロのような感じがして 大変 素晴らしい
力丸さんの演奏でした。




これだけの 素晴らしい演奏を2時間以上も聴かせて
いただいて 入場料はたったの 300円で
オマケとして アイスクリームの引換券まで
貰ってきました。 

是非 また 来年も 根知谷音楽祭 開いて欲しいです。

なお そのときの会場のお客さんの様子は
こんな感じでした。