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素顔で
「大丈夫よ」とさりげなく
ほほえむその笑顔
この笑顔に辿り着くまでには
なんど 泣き崩れたことだろうか
いくつ 苦しみを乗り越えて来たのだろう
紅 ひとつもつけない
「いいよ」 涙流しても
「いいよ」 つらい時は助けてといえば・・・
かざる事などないさ
同じ人間だもの
何もあげるものはないけど
この笑顔で伝えたい
あなたに出逢えてよかった・・・・・・・
まっすぐに
躓いた時は そのまま
雨にうたれ 風にふかれ
わずかな地面のぬくもりを 感じながら
夜明けの太陽を待てばいい
立ち上がる力を
体いっばいに・・・・・・・・
別れ道で迷った時は
まっすぐな気持ちで
自分の心に聞けばいい
目を閉じ
いったい自分はどちらの
道を歩きたいのか・・・・・・・・・
どちらの道も平坦じゃあるまい
泣いて 笑って・・・・・・・・・
今だから
今だから 叶う夢がある
今だから 伝えておきたい思いがある
今だから のこしておきたい自分の生き様がある
それは 一歩一歩歩いて来た道に
おとさなければ ならない事が多すぎて
ここまで辿り着く間で
あきらめて来た事
出来ないと 思わずにはいられなかった事
すべてこの胸につめこんで
いつも握り拳をかくしてきた
遠かった自由を 今
少しずつこの手に
入れよう・・・・・・・・
ゆるやかに
空まで行けそうな気持ち
幼いころから 眺めるばかり
それが今 自分をのせて回っている
観覧車
この時を どれほど待ち続けた
か
夢はかなう・・・・きっと・・・・