いつも素通りしている美唄も、少し寄り道をしてみると炭鉱の跡が点在しています。




  三井美唄炭鉱互楽部

   旧映画館で、現在は民間企業の倉庫となっています。






  三井美唄炭鉱厚生館

  鉱業所の従業員保険施設として建設され、その後は
  労働会館となりました。
  かつては、冷泉を沸かした温泉があったそうです。
  この温泉は沼貝炭鉱が奥の沢でボーリングした時に
  ぶつかったものでパイプを引いて使用していました。
  現在は集会所、老人会館に利用されています。



 図書館で昭和16年当時の写真が掲載された本を見つけました。
 著作権の関係でUPできませんが、正面玄関左側は1階建てだったようです。



  三井美唄鉱業所跡乃碑

  昭和3(1928)年8月、三井財閥が日石光珠炭鉱を
  買収して三井美唄炭鉱が誕生しました。
  山奥の炭鉱から国鉄美唄駅へ直結する鉄道を完成し、
  近隣の小炭鉱を買収。
  昭和14年には従業員数2600人、出炭量は80万トン
  を突破しました。
  昭和38年7月閉山、その後この碑が建てられました。




  三井美唄炭鉱事務所

  三井鉱山美唄鉱業所の事務所で、現在は民間企業
  の事務所として使用されています。





  (左)三井美唄炭鉱選炭施設跡 全景
  (右)選炭場跡
  (左下)不明

 


  三井美唄炭鉱の選炭工場跡
  道央自動車道の美唄トンネルの山上にあります。
  いつも通っていたのに気が付きませんでした。

  施設の近くまで行こうと登って行くと、用途不明な
  穴を見つけました。
  のぞいてみると少し傾斜があり真っ暗・・・。
  中からドヤドヤと人が出てくるような感じがします。




三井美唄炭鉱第2坑選炭場跡



道道135号線沿いにある三井新美唄鉱の選炭工場跡。
美唄ダム方向左側に見える非常に存在感のある建造物です。
美唄周辺の炭鉱を買収していった三井財閥が、昭和16年に新美唄炭鉱を
経営下に収めた頃の施設です。




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