ラジオ少年 並3ラジオ
(実装編)
1.部品の確認
キットの中身はこんな感じです。
まず初めに欠品が無いか確認します。
同封の回路図を眺めながら確認し、組み立ての
イメージを膨らませてください。
一部、回路図と違う値の抵抗やコンデンサーが
入っていますが気にしないでください。
値が少々違っても全然大丈夫です。
わたしがラジオ少年の頃、隣に住んでいたラジオや
アンプを作るのが得意なおじさん(師匠だった)曰く、
「せ~ちゃん。少々違ってもなんでもない。」
以来、せ~ちゃんは師匠のお言葉を信じ・・・。
自分もその年齢になっちゃったよ。
(師匠元気かな・・?70歳超えてると思うけど)

袋に入ってる部品は紛失しないように
タッパーに入れておけば安心ですし、
あとの作業も楽になります。
2.部品の実装

穴あきシャーシーには青いフィルムが貼ってあります。
ぺろんと剥がしましょう。
あっ!その前に、ボリューム(以下VOL)の「回転防止の穴」を開けましょう。
わたしの場合、フィルムを剥がし搭載を始めたときに穴が無いことに気がつきました。


穴を開けた状態です。・・・が間違えました。
左のように取り付けるとVOLの端子とシャーシーが接近し過ぎ、配線もやりずらくなります。
上の図のように、穴は下側に開けてください。
寸法は目安です。現物合わせで行ったほうが確実です。
(この作業はフィルムを貼っている状態でやりましょう。)
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今度こそ実装ですよ。
ビス・ナットはしっかりと締めてください。いい加減にやると、後々トラブルのモトになります。
シャーシーへの実装は「軽いものから載っける」です。
真空管ソケット、電解コンデンサー、バリコンと
取り付けていきます。


シャーシー内も忘れないでください。
立てラグ、卵ラグ、出力トランス、FUSEホルダー、スピーカ端子、アンテナ端子、ACコードのゴムブッシュ・・・
を取り付けます。
なお、出力トランスは電解コンデンサと友締めしてください。

次に重い部品(チョークコイル・電源トランス)を載せます。
ゆっくりやりましょう・・・。
さて、全ての部品の実装が終わりました。 その辺を片付けて、ちょいと休憩しましょう。
(コイルは撮影のため取り付けています。配線段階で取り付けた方がコイルを傷めません)