黒谷から秩父まで
2007年04月20日 晴れ

一年ぶりに荒川を訪れることができた。黒谷駅から田舎道をたどり和銅大橋から横瀬川と荒川の合流点を見る。中州に一人の釣り人が見えた。

今回は川沿いの歩きは少しにして羊山公園の芝桜を見るために開花まで数ヶ月待ってのスタートとなった。

黒谷は秩父札所めぐりのスタート地で横瀬川沿いと荒川沿いに多くの寺院がある。秩父橋をめざし田舎道を歩いていると自然に巡礼道に合して岩上堂に導かれた。堂内では巡礼者がお経をあげている姿や絵のグループがスケッチをしている姿が印象的であった。

江戸時代末期から明治に武州一揆や秩父事件が起きたこの周辺は不正なことにはNOと言う気質を育てるなにかがあるのかもしれない。

秩父公園橋の下にある古橋からは秩父の山並みが見え稜線近くは数日前の雪か白く光っていた。

荒川沿いにすすみ羊山公園からのびる丘陵めざしてすすむと白いタンポポが咲いていた。丘陵に登る地図上の歩道は土砂止堰の工事のためか無くなっていた。微かに残る踏み跡をひろいながら登ると山菜採りの人影が見えてほっとする。

山菜採りの人はよくこのあたりに来るのだそうで、公園の手前まで案内してくれた。武甲山が目の前に見え、芝桜はちょうど見ごろを迎え大勢の見物客でにぎわっていた。今年から有料になったとかで300円をはらって園内に入るとそこはうわさどうりの芝桜の原っぱが広がっていた。

黒谷駅     09:20
岩上堂     10:30
佐久良橋    11:30
羊山公園    12:30
西武秩父駅   14:30


同行者 久子
  


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