”春のうららの”と歌われでいる隅田川が昔の荒川であるということはその地に住んでいる人にとっては常識なのだろうが、 私には今回この地を歩いてみて初めて知ることができた。また隅田川は蛇行を繰り返し荒川下流は直線的にすぐ側を併行して流れているのかも知ることができた。
先週たどってきた北千住まで電車を乗り継いで9時に歩き始める。天気予報は昼から雨とのことだったが途中からは薄日も差してきてもうかった感じである。西から降ってくる雨は箱根の山を越えるのが大変なようで雨予報が外れることは何度も経験したことがある。
河口から20kmのところに岩淵水門がある。墨田川はここからはじまり河口まで23kmゆったりと蛇行しながら東京湾へと注いでいる。
青色の現在の水門と赤水門と呼ばれるいにしえの水門を渡った小島に荒川の歴史や戦前行われていた草刈大会の記念碑などが建っていた。堤防の上を歩き京浜東北線と新幹線の鉄橋をくぐってから、戸田橋を渡り埼京線の戸田公園駅から電車で帰宅した。
荒川下流知水館(治水でなく知水)には立寄れなかったので11月1日に再度訪れてみたが地域に住む小中学生は社会勉強のために必ず訪れる場所になっているのであろう。 荒川・隅田川の歴史を充分に知ることができ、よかったとおもう。江戸幕府開闢以来の周辺河川(荒川・隅田川・中川・利根川・江戸川を含む)の整備状況を学ぶことができた。(地下鉄南北線:赤羽岩淵)
北千住駅 09:00 江北橋 10:15 岩淵水門 12:00 戸田公園駅 13:30 同行者 久子