一之瀬橋〜作場平
2005年09月16日 曇り

秋のすがすがしい空気のなか作場平をめざし車で出かけた。河口から多摩川・丹波川とたどってきた旅も残りが少なくなってきた。一之瀬橋から丹波川は片方は高橋川と片方は一之瀬川へと名前を変えて水干まで最上流へと流れる。

おいらん淵に駐車して9月6日に開通したという、地震の崩落現場の下を通り一之瀬林道に入る。一之瀬川は川床まで数百メートルもあるので林道からは水流はまったく見ることができない。しばらく歩くと大常木谷が対岸に深い切り込みを見せている。若い頃、大常木谷を目指したが出会いまで行くことができず、引き返した日のことが思い起された。

竜喰谷出会いが近づくと川床が次第に近づいてくる。竜喰谷は何度かいい釣りをしたことがある思い出の谷である。出会いの滝をスケッチしてから一之瀬部落をめざした。

茅葺屋根の残る集落を通り抜け作場平への登山道をたどった。登山道の側を通る一之瀬川は駐車ポイントから離れているのでヤマメのいい釣り場となっている。

作場平には数台の車が止まっていたがここまで歩いて登ってくる人はほとんどいないと思う。数年前笠取山から唐松尾山をめざし三ノ瀬に下ったときは途中で真っ暗になってしまったことなどが懐かしく思い出された。

帰りは来た道を戻ったが静かな林道歩きで紅葉シーズンにもう一度訪れてみたいと思いながら駐車地点まで戻った。

丹波・のめこい湯に浸かってから帰った。

  おいらん淵     09:50
  竜喰谷     11:00
  一之瀬集落   12:00
  作場平     12:40〜13:00
 奥多摩駅      15:00

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