台風も去り、鴨沢から丹波の間を歩いてみた。
深山橋を過ぎ鴨沢の一つ手前でバスを下りた。留浦と書きとずらと読むらしい。台風で大分水量が復活してお祭りの近くまでバックウオーターはのびていた。釣り人の姿も大勢みられた。
後山川の合流点には釣り人のような格好をした二人連れが釣竿の先になにかをぶら下げてなにか作業をしていた。近くには他の釣り人の姿を見たので先を急ぐことにした。
山梨県に入ると多摩川は丹波川と名をかえて流れる。秋になって奥多摩湖から遡上する大型魚をねらって釣り人の姿のある場所に降りてみると先ほどの二人連れにまた出会った。
水位調査所と書いてある堰の上の小屋でなにやら仕事をしていた。小屋の上から丹波川の水位を調査している珍しい様子を私はしばらく見ていた。台風で水位が上昇しているので調査に来たのかどうかはわからない。
帰ってからインターネットで調べてみたら水文調査について記載されていたので納得することができた。日原川が多摩川に合流する地点にもそれらしき施設が設けられていたような気がする。
丹波までは青梅街道を歩かざるをえないが柳沢峠へは通行止めになっているので大型車には出会わなかった。の部落に下りてみると地元の釣り師に出会った。昨日はよく釣れたが今日はだめだという。橋の上から一枚スケッチしてから丹波に向かった。
のめこい湯に浸かってゆっくりしてからバスで帰った。丹波から水干までは30kmほどだと思うがスタート地点までもどらなければならないので60kmは歩かなければならない。
奥多摩駅 07:30 留浦 08:10 保之瀬 09:40 丹波 12:00 丹波発 14:20 奥多摩駅 15:10