8月に入り暑い日が続くが、小河内ダムの右岸に続く周遊道を歩いて上流をめざした。
以前釣りに来たことがある水久保沢・天神沢の奥多摩湖の入り江は禁漁区になっている。一昨年釣行記を掲示していたらその沢は禁漁区だよと指摘されたことがあったので表示看板を注意して確認したが入り江は禁漁区であるが上流の沢は禁漁区にはなっていない。
真新しい水洗トイレのあるふれあい広場までは6.5km、2時間あまりのコースであった。 そこで対岸をスケッチするが暑いので色をつける気にはならなかった。
水位が5mほど減少しているので小島が現れている場所で休憩してもう一枚スケッチをした。土砂止めの工事をされた沢を過ぎてからビジターセンターへと向かう。
ビジターセンターの前を流れる沢は何度かヤマメを釣りにきたことのあるいい釣り場であったがいまはどうなったのであろうか。麦山へのドラム缶橋は渡らず三頭橋を渡って深山橋の側の食堂で美味しい手打ち蕎麦と缶ビールで喉をうるおした。
地図によると右岸に遊歩道の記があるので行ってみることにする。2kmほど進んだところで崩落していた(渡りきってから撮影)が木の根につかまってなんとかそこを通過する。諸畑橋の駐車場で青梅から来たという人に出会った。私には一目みて山歩きの達者なきのこ師のように思えた。
しばし立ち話しをしダムからここまで歩いてきたことを告げると、帰るところなので乗せて行ってくれるというので有難く奥多摩駅まで便乗させていただいた。 私が多摩川を河口から歩いてきたことや、付近の谷をイワナ釣りで歩いていることを話すと、マイタケ採りのあれこれについていろいろと教えていただいた。
暑い中を歩いてきたが湖畔を通る静かな道で、きのこ師の話も聞くことができ実りの多い一日であった。なをその方の話によれば青梅街道はおいらん淵の先で山崩れのため柳沢峠への通行ができないとのことであった。
奥多摩駅 07:30 小河内ダム 07:50 ふれあい広場 09:40 深山橋 13:00 諸畑橋 14:00 奥多摩駅 14:30