大丸用水堰(是政ダム)
南部線南多摩から多摩川の右岸を大丸用水堰までは歩いて行くと左手は丘陵がせまってきて堤防もなくなってしまう。
堰から先はサイクリングロードもなくなってしまい大栗川の合流点まで杣道になっていた。夫婦連れが野蒜を摘んでいるのにであっただけでひと気のない踏み跡が続き大栗川の浅瀬には鯉が産卵のために大量に上ってきていた。
大丸用水堰まで戻りスケッチを一枚描いていると対岸から子供たちがやってきて階段状の魚道で水遊びをやり始めた。もしかしたら足を濡らさずに対岸に渡れるかもしれない。
魚道の幅20cmほどの手前の壁を登りダムの水面までゆき、1mほどの飛び石を跳びはねて向こう側の壁をそろりそろり下って対岸までずっと続くコンクリートのブロックに出ることができた。
多摩川で橋を渡る以外に足を濡らさず対岸に渡れる最初の場所だとおもう。海から33kmの表示を確認してから京王線の中河原に出て帰宅した。