
服装、装備はしっかりチェック
-
●日程
-
1996年5月22日(火)
-
●服装
-
室堂周辺の標高は2,450mです。100m上がれば0.4度気温が下がるのは理科の時間に習いましたよね。ですから、平地より大体8度は気温が低いと考えてください。
僕が行ったときには、平地で18度位でしたので、室堂周辺は10度前後と思われます。ただ、山の天候は変わりやすいですし、周りは一面雪です。そのせいもあって、体感気温はもうちょっと低く感じます。また、風が吹けば急に寒くなります。
結局、僕の服装としては、下はスキーウェア。これは当然ですよね。上は、Tシャツに薄手のシャツ。バスの中や施設内は暖かいので、これで十分です。外に出たときには、その上から厚手の毛糸生地のシャツを着ました。ちょっと涼しい感じですが、運動するのでこれくらいがちょうどです。これ以上厚着をすると、運動したときかなり暑いでしょう。寒がりの人はもうちょっと着たほうがいいでしょう
ただ、再三お話ししているように、山の天気は変わります。また、立山のスキーはゲレンデではありません。国立自然公園の中にスキーひとつで入り込むわけですから、防寒着を余分に一枚リュックのなかに用意しましょう。
-
●装備
-
今回のルートは、弥陀ヶ原からバスで室堂へ行き、スキーで下るルートでした。簡単な楽しめるルートでしたが、それでも、装備については以下の事に注意しました。
スキー、ストック類はしっかり縛ってひとつにまとめる。これはバスに乗るときにもそうですし、担いで登るときのことを考えても絶対に必要です。今回はあまり歩いて登る場所は行きませんでしたが、基本的には歩いて滑られる場所まで行き、担いで登る。そして滑るわけですから、軽装備が基本です。山スキーの達人は、リュックに板をくくりつけて歩いています。そんなつもりで行きましょう。
それから、今回スキー靴は手提げバックに入れて持っていきました。雷鳥沢まで行くときには、これではもたないと思います。できれば、リュックにくくりつけていきましょう。今回のルートでは、普通のタウンシューズを履き、スキー靴は持って歩きました。そして、いざ滑るときにはスキー靴に履き替え、タウンシューズはリュックに入れて滑りました。
それから、万一のことも考え、水と非常食も用意しました。そんな事はないとは思いましたが、自然の中にちっぽけな人間が入り込むのですから、遭難もありえます。準備するに超したことはないでしょう。
-
●雪質
-
感覚的には、普通のゲレンデの3月ごろを想像してください。この頃は、もう新雪がほとんど降らなくて、暖かい日には溶けてしまったり、雨でちょっとゆるんだりしますよね。この日はそんな感じでした。
もしかしたら、気温が下がったときなんかはバリバリに凍るかもしれません。