天空の城 ラピュタ


監  督
宮崎駿
脚  本
宮崎駿
原  作
宮崎駿
声の出演
パズー(田中真弓) シータ(横沢啓子)
ドーラ(初井言榮) ムスカ(寺田農)
ポムじい(常田富士男) 将軍(永井一郎)
ほか
見習い機械工の少年パズーは、ある日空から降りてきた少女、シータと出会う。シータはかつて世界を支配したという伝説の王国、ラピュタの王位継承者なのだ。ラピュタの財宝を目的に、彼女が持っている、ラピュタを出現させる力を持つ飛行石をまんまと奪った国防軍。しかし同行するムスカの胸中は、財宝ではなくラピュタの科学力を使った支配だった。空中海賊のドーラ一味とともに、ラピュタに乗り込んだパズーとシータは、最後に滅びの呪文を使う事を決意する。

イギリスの作家、ジョナサン・スウィフトが発表した「ガリバー旅行記」に登場する「ラピュータ」をヒントにした、スタジオジブリの初映画化作品です。  炭坑の街(スラッグ渓谷)はイギリスのウェールズ地方がモデルになっています。

いや〜、相変わらず弱いですね〜、悲劇のヒロインと主人公のナイトというこの手のストーリー伏線には。 ついつい5つ星ですわ(^^;
ストーリー構成だけでなく、キャラクターや乗り物の動き、それから音楽などにも注目してもらいたい作品です。




作  品  の  ポ  イ  ン  ト

少女が空から降ってきた・・・。

ここからパズーの冒険は始まります。


それにしてもパズーって、どう見ても小学生くらいですよねえ。
一軒家に一人暮らしして自活してるなんて、なんてしっかりした子供なんだろう。

俺も少しは見習わねば(^^;
シータがおばあさんから引き継いだ飛行石のペンダント。

そしてシータは同時に、いくつかのおまじないも引き継ぎます。
物探し、病気治療・・・・そして滅びのまじないも。


「飛行石はラピュタへの道を示す」

ドーラ一家と軍隊はラピュタの財宝を求め、飛行石を持つシータを執拗に追いかけます。
人間の欲って本当に怖いものです。


海賊ドーラ一家参上!

それにしても、財宝のためとはいえ物凄いパワーです(^^;
まあ、このくらいのパワーがないと、海賊なんて務まらないのかな(笑)

こんなポジティブな体力バカ達が実にうらやましい(^^;
宮崎アニメの住人は、実に食べ物を美味しそうに食べます。

ドタバタ騒ぎで食べそびれたトーストと目玉焼きで、
少し遅くなったブレークファースト。

「パズーのカバンって、魔法のカバンみたいね。何でも出てくるもの」
何でも入れてるカバンに、そのままダイレクトに食べ物を入れちゃうんですか・・・(^^;
軍隊に捕まった二人。そしてシータは「軍に協力する」とパズーに告げ、パズーは監禁を解かれます。

「お前を助けるためにおどかされてやったに決まってるじゃないか!あたしの若い頃にそっくりだよ。」
家で待ち伏せしていたドーラになじられ、パズーは己の無力さに歯軋りしながら、一緒に連れて行ってくれるようドーラに詰め寄ります。さすが男の子です!

「ママのようになるのぉ?あの子ぉ?」
いえいえ、なりませんって(^^;


「シータァァッ!」 「パズーゥゥッ!!」
爆煙と炎の海の中、シータの悲痛な声が響きます。

こんなシチュエーションで、大好きな男の子が自分の窮地を救ってくれたら、女の子はさぞ感激するでしょうね〜。
ああ、一度はやってみたい(^^;

ジブリアニメは最近、声優に素人や役者をよく起用していますが、このシーンはプロでなければ無理でしょう。さすがプロの仕事をこなしてます。

「信じられるかぁ?あの子がママみたいになるんだぞぉ?」
だからならないってば(^^;


一見竜巻にも見える雲の渦、「竜の巣」。
父さんの言った事はやはり嘘ではなかった!ラピュタはこの中にある!そう確信したパズーは、ドーラを説得します。

「行こうおばさん!
父さんの行った道だ!父さんは帰ってきたよ!」

そしてその先には、空に浮かぶ美しい空中都市がありました。 しかしそれは一面だけの事で、実はラピュタには恐ろしい影の部分も存在していたのです。


旧約聖書にある、ソドムとゴモラを滅ぼした「天の火」。
化学兵器であるラピュタのいかづちは、地表をいとも簡単に焼き尽くしてしまいます。

「全世界は再びラピュタのもとにひれ伏すことになるだろう!」

フスカの真意はここにありました。
そして自分とシータを「アダムとイブ」に例えます。

しかしいくら純血の子孫を残すからといって、親子ほど年の離れたシータと結婚しようだなんて、なんてうらやましい、いやいやロリコン親父なんでしょう、コイツって。

注:俺は決してロリコンではありません(^^;


「来ちゃだめぇ!!石を捨てて逃げてぇ!!」

「あの言葉を教えて・・・ぼくも一緒に言う。」

フスカに拳銃を突きつけられながらも、二人はお互いの手を握り、人々を守るため、そしてラピュタを独裁者から開放するため、身の危険を顧みず、あの言葉を唱します。


そう、滅びのまじない。

「バルス!!」


二人は大木の根により助けられ、ラピュタの化学兵器は崩壊しました。 そして重しの無くなったラピュタは、今度こそ人々の手が届かぬであろう上空に上昇していきます。


エンディングロール中、ラピュタはどんどん上昇していくけれど、どこまで行くんだろうと思いませんでした?
あまりにも高度が高いと、あの鳥や魚たちは生きていけないだろうし。

ちょうどいいさじ加減なところで、ぷかぷかと浮遊し続けているのでしょうか(笑)