横歩取り先手８七歩保留型ＮＯ.４

第１図はＮＯ.３の第２図より△３四歩と受けたところ。第１図以下は▲８三歩△７二飛▲３四角△同金▲同飛（第２図）。次に▲２三歩と▲８二金と▲８四飛の狙いがある。第２図以下、△７四歩なら▲２三歩△４五角で飛が逃げれば△２三角とされてしまう。△４五角には▲２二歩成と強く行き、以下、△３四角▲３二金△５二玉▲３三金として先手がやや良い。第２図以下、△７一銀では▲８四飛として次に▲８二金を狙う。この攻めはいかにも重くて、後手は攻められているようでもいい勝負なのである。

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