横歩取り８五飛ＮＯ.４
第１図はＮＯ.３の第１図から▲３五歩に△７三桂と進んだ局面。ここから▲３三角成△同桂▲３四歩△４五桂▲３三歩成△５七桂成▲同玉△３五角（第２図）。いっけん、王手飛車が決まり先手が悪そうに見えるが、ここで▲５八玉とするのが好手。▲４六飛と両取りを防ぐのは▲３三銀とされて面白くない。よって、第２図以下、▲５八玉△２六角▲３二と△同玉に▲６六角が攻防の一手。（次に▲２三歩の狙い）ここで△３三歩と受ける手もあるが、攻め味がなくなる。そこで△４四角と受けて、以下▲同角△同歩に▲６八銀とした局面（第３図）は、難しい形勢だとおもう。
また、第１図から▲３三角成△同桂▲３四歩△４五桂のときに、▲６六角と打つ変化もある。
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