第五弾

今回はこのコーナーでは初めて私が勝った対局を紹介します。
第一図を見てください。先手が私です。この対局は後手の囲いは美濃囲いになっていますが相居飛車の戦型不明の将棋でした。
第一図は７五の歩を銀で払ったところです。ここで後手が△４七馬と寄りました。一見自然に見える手ですが、この手が敗着となりました。
以下、▲５三桂成が必然とはいえ、うまい手です。△５八馬▲５二成桂△６九飛とするのはわずかに詰まないので△５三同銀の一手ですが、▲同飛成と切り△同金に▲８四飛から後手玉が頓死してしまいました。
以下、△９二玉（△９三玉でも▲８二角から詰み）▲８一角△同銀▲８三銀△９三玉▲９四銀成△９二玉▲８三飛成までの詰み。
第一図で△８二玉としていたら、後手の勝ちだったかもしれません。

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