5/6ハロモニ@
今週は谷根千(谷中・根津・千駄木)をロケ。
JR根津駅からスタートするが、今回の忘れ物は網に持ち手がついているもの。これを高柳さんという人に届けに行く。
谷根千は森鴎外や夏目漱石のゆかりの地。

雨の中を歩いているとたい焼き屋さんが目に入る。ここは「根津のたいやき」というお店で、羽田孜元総理をはじめとして多くの著名人がひいきにしている昭和32年創業の老舗。一日1000個以上のたい焼きを焼いている。
動物達がたい焼きを食べていると、あかチン国王がよっすぃ〜に「根津で何か面白いものがあるか聞いてもらってもいいチか?」と指示。よっすぃ〜がたい焼き屋のご主人に聞いてみると「この辺りのハトは図々しいから遊べる」「エサを撒いていると手の上に乗ってくる」という答えが返ってくる。
ハトがいる所まで歩いていると、途中でハトのエサを店頭で売っている店を見つけたので購入。
ハトがいる根津神社に到着。今回は参加しているののがエサを手にして「これ食べられるのかな?」と言い出す。動物達がエサを手のひらに乗せると早速手の上に乗って食べるハト。さゆみやミキティには乗ってくるものの、中々よっすぃ〜の手には乗ってこない。しかし、一羽のハトが手の上に乗ってエサを食べると「あなたいい子ねぇ〜。ポロッポー」と言うよっすぃ〜。

再び移動。
雨が止まないため傘を差したまま歩いていると「雨はやだッチねぇ」と国王。れいなが「このロケいつも雨やなぁ」。里沙が「あかチン、雨男?」と聞くと「バレたッチか?今まで黙っていたけど実は雨あかチンよ」と言う国王。
れいなが自販機を見つける。この自販機は見た目が古く、売っているものは乳製品。1リットルの紙パック牛乳も売っているという珍しいもの。れいなが買ってみると1リットルの紙パックが縦に出てくる。
この自販機を置いている牛乳屋の人に「この自動販売機っていつからあるんですか?」とミキティが聞くと「昭和60年くらいから」という答え(ちなみに、ののは昭和62年、絵里が63年、れいなが平成元年生まれ)。
看板も年代物で昭和27年に販売されていた「森永ホモ牛乳」のロゴマークで太陽に目・まゆ毛・鼻・口が書かれた「ホモちゃん」が書かれている。現在は森永乳業の牛乳プリンのキャラクターになっていて、ホモちゃんには24種類の表情がある。
よっすぃ〜も自販機で牛乳を買おうとするが、お金を入れてボタンを押しても出てこない。さっきまで自販機や看板の説明をしていたお店の人が唐突に走り去ってしまう。これには国王も動物達も驚くが、お店の人は自販機を開ける鍵を取りに行ったのですぐに戻ってくる。
自販機を開けると中には売っていないはずのコーヒー牛乳のパックが入っていて、上からゆっくりと滑り落ちている。「あのコーヒー(牛乳のパック)は何ですか?」と里沙が聞くと「あれはバランスですね」と答えるお店の人。

移動再開。
今度は「オーギョーチー 愛玉子」と書かれた看板を見つける。そのお店(飲食店)には「チーワイン」「チーアンミツ」と書かれたメニューがある。「チーって何?」ということで、今回も絵里が聞きに行く。「外のメニューに、上にチーってあったんですけど、チーって何ですか?」と絵里が聞くと「オーギョーチー(愛玉子)のことをチーって言ってるの。下の名前を取って」と説明するお店のおじさん。絵里はその説明がよく分からないため「みんな、みんなも聞いて」と他の動物達を呼ぶ。おじさんはもう一度同じ説明をすると「愛玉子って何ですか?」と里沙。「愛玉子は台湾の木の実」と答えるおじさん。
愛玉子はカンテンイタビという果実から作られるデザート。乾燥させた果実から種を取り出し、袋に入れて30分ほど水の中で揉みだすと水が黄色くなる。この黄色い水を2時間ほど放置すると寒天やゼリーのように固まる。
動物達はこの愛玉子を食べてみる。ののは「(歯ごたえは)ゼリー。寒天までいかない、ゼリーみたい」。このお店ではレモンシロップをかけたチー以外にも、ワインに入れた「チーワイン」、あんみつの観点の代わりに愛玉子を入れた「チーアンミツ」などがメニューにある。
お店のおじさんは愛玉子に黒蜜と黄な粉をかけた「チー黄な粉」を出す。これは動物達に好評。

国王と動物達は谷中銀座商店街へ。ここは1981年に「東京都モデル商店街第1号」に認定されたという商店街。
商店街を歩いていると、色んな所に同じポスターを見かける。この「紀藤ひろし」という人のポスターを見た国王が「会いたいッチ」と言い出す。色んなお店で聞いてみると、紀藤ひろしさんはこの商店街では有名な歌手。
他のお店では本人に直接電話をしてくれるということで、里沙が紀藤さんに直接出演依頼。
紀藤さんは谷中の街が好きで、谷中の商店街入口にある「夕やけだんだん」(JR日暮里駅から谷中銀座へ向かう石段。ここから情緒ある夕やけが望めることからこの名前がついた)という階段をテーマにした歌を歌っているということもあり、その階段まで来てもらう。
紀藤さんが夕やけだんだんを降りて登場。その様子を国王や動物達が「紀藤さんが夕やけだんだんを段々降りている」「だんだん!だんだん!」と言う。
来てもらった紀藤さんに「夕やけだんだんで『夕やけだんだん』が聞きたいです」とリクエストするミキティ。カラオケ(カセットテープのプレーヤー)付きのマイクで『夕やけだんだん』を歌ってくれる紀藤さん。「ひろしー!」と叫ぶ動物達。

忘れ物を届けに高柳さんのいるお店に向かう。到着して呼び出すと中から高柳忠志さんが出てくる。さゆみが忘れ物の網を渡す。この網は煎餅を焼く時に使っているもので、高柳さんのお店は創業大正2年の「谷中せんべい」。
網の上に焼く前の煎餅を並べて、オーブンのようなものに入れる。二度焼きすることでパリッとした歯ごたえのある煎餅になる。
忘れ物を届けたので帰る国王と動物達。国王はなぜか去り際に「高柳さん、ジャンプ!」と言い出すと、手を振って見送っていた高柳さんがジャンプ。「なにやらせてる」と動物達に言われる国王。


ハロモニ@中国学習
今回は「中華街にはパンダの干支の像がある」というので小春とミッツィ〜が横浜中華街に調べに行く。
写真を見せて「この像があるらしいですよ」と言うミッツィ〜。小春は「これパンダじゃないよ。タヌキだよ」と言う。
「パンダ!パンダ!」と言いながら走り出すと、「パンダまん」という饅頭を売っているお店を見つける。あんまんや肉まんみたいなものに黒い目や耳が書かれてパンダっぽい「パンダまん」はチョコカスタードクリーム入りで270円。このお店でパンダ像のことを聞くが、お店の人は像のことは知らず。

再びパンダ像探しを開始。…かと思ったが、なんと笹味のジェラートを売っているお店を発見。もちろん食べてみる。「どんな味?」と小春が聞くと「どんな味…笹です」と答えるミッツィ〜。このお店でもパンダ像の情報が得られなかったので、中華街に詳しい人のいるお店に移動する。

中華街に詳しい謝成発さんにパンダ像のことを聞いてみると「この中華街には無いですね」という答えが返ってくる。「え?それじゃ、これはどこにあるんですか?」と小春が聞くと「神戸じゃないですか。南京町の」と謝さん。

数日後。
取材テープが届く。「誰が(取材に)行ったんでしょうねぇ」と言うミッツィ〜。「そうだよねぇ」と小春。
南京町にある神戸中華街。ここに干支の像があるということで、ネズミから順に数えていく。すると、12の干支と一緒にパンダの像がある。
中華街振興組合の曹英生さんに聞いてみると「干支は中国から日本に伝わったものですけど、中国でも干支は12支。パンダはイノシシが伝わらなかったからパンダを持ってきた」
どういうことかというと、日本から中国の石造を作っている職人さんに「イノシシの像を作って欲しい」と依頼したものの、中国にあまりいないイノシシのイメージを職人さんに理解してもらうことが出来なかったため、しかたなくパンダの像を作って送ってもらうことにした。しかし、イノシシ年の人のことも考えて、再びイノシシ像の依頼。その時には写真などを送ってイメージを理解してもらって、ようやくイノシシの像を作ってもらうことに成功した。そのため、神戸の中華街には後から作ったイノシシも含めて13支の像がある。ということらしい。
映像を見終わった小春とミッツィ〜は「へぇ〜、そうなんだぁ」
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