5/14ハロモニ
今週は
コントから。
駅前のベンチにチルチル(なっち)とミチル(りかっち)が座っている。
そこに幼稚園児の里沙と絵梨香(美勇伝)がやってくる。絵梨香が「サンタクロースは本当にいるんだもん」「赤ちゃんはコウノトリが運んで来るんだよ」と言うが里沙が「いないよ」と否定する。
「おとぎの国ってあるんだよ」と絵梨香が言うと「無いよ。それは絵本の中のお話なの」と言う里沙。「ある!」「無い!」と言い争う園児の所に「あるよ。おとぎの国はあるんだよ」「本当にあるのよ。だって私達おとぎの国からやってきたんですもの。ね、チルチルお兄さん」とチルチルとミチルが近づいてくる。
「信じられない」と言う里沙、「私信じる。だって絵本の中で見たもん」と言う絵梨香。里沙が「絵本の中から出てくるわけがないじゃない」と言うと「出てきたんだよ」とチルチル、「私達は絵本の中から出てきたチルチルとミチルなのよ」とミチル。
「そんなわけないじゃない」と里沙が信じないでいると、「君もこの金の卵を見ればきっと信じるだろう」とチルチルが金色のものを手にする。それを見た里沙が「うわぁ、それハトのウンチじゃん」と言う。「何言ってるの?金の卵よ」とミチルも手にする。チルチルが「おとぎの国を信じている君ならこれが分かるだろ?ほらほら、よ〜く見て」と言うとミチルと一緒に絵梨香の顔にハトの糞を顔につける。
絵梨香が「…臭〜い」と言って園児が逃げ出す。「青い鳥の金の卵なのにね」とミチル、「おとぎの国って本当にあるのになぁ」とミチル。「でも、ここがおとぎの国かどうかはまだわからないしなぁ」とミチルが言うと「うん。間違いないとは思うんだけどなぁ」とチルチル。
そこに今度はマッチ売りの少女(美勇伝岡田)が登場する。「マッチいりませんか…?誰かマッチ買って下さい」と言う。その姿を見て「やっぱりおとぎの国はあるんだよ」とチルチル、「間違いないわ」とミチル。
「マッチいりませんか?マッチ買って下さい」と言いながら近づいてくるマッチ売りの少女。「いらないよ」「マッチは必要ないから」とチルチルとミチルは言うが、「せめて…一つだけでも」となぜか指は3本立てて頼むマッチ売りの少女。
「いらないってば」とチルチルが言うと「そうですか…。それじゃ、なっち、いりませんか?」となっちの写真集を出す少女。「それもいらない。必要ないから」とミチルは言うが「いる!いるよ。おおいに必要。…いいねぇ」と写真集を見ながら言うチルチル。「マッチになっち。いいねぇ。かわいいじゃない」と笑顔のチルチル。
そこに売店のおばちゃんがやってくる。その姿を見てチルチルとミチルが逃げるように去っていく。
マッチ売りの少女がおばちゃんに「マッチ買って下さい」と言う。おばちゃんは「ちょっとアンタ、勝手に商売しちゃアカンやろ」と言う。
少女「マッチ買って下さい」、おばちゃん「ちゃんと許可もろたんか?」、少女「マッチ買って下さい」、おばちゃん「だから、駅前で勝手に商売したらアカンって言ってるやろ!」、少女「マッチ、買って下さい!!!」、おばちゃん「なんだコラ?歯向かう気か!?」
そこに警官のれいなが駆け寄ってきて「どうしたんですか?大きな声を出して」と言い争いを止める。おばちゃんは「ちょっとおまわりさん。この子が勝手にここでマッチ売ってるんですわ」と言う。れいなが「あなた、ちゃんと許可取ってるんですか?」と聞くが、少女は「マッチ、買って下さい」、おばちゃんが「さっきからずっとこれやで」。
れいなが「あなた、名前は何ていうの?」と聞くと「マッチ売りの少女」と答える少女。「う〜ん、そうじゃなくて・・・、苗字は?」とれいなが聞く。「マッチ売りの」と少女。「名前は?」とれいな、「少女」と答える少女。「んなわけないやろ!」とツッコむおばちゃん。
「怪しいなぁ。交番まで来てくれる?」とれいなが少女を連れて行こうとする。「マッチ、買ってくれますか?」と少女が聞くが「いいから来なさい」と交番に連れて行くれいな。少女はカメラ目線で「マッチいりますか?なっちもありますよ。私、あっちに行きます」と言うと交番に行く。
「まったく、変なのばっかり出てきやがって。なんなの」と言うおばちゃん。そこに「おーい」の声が。「またあのじいさんや…」とおばちゃん。
今度はゼペットじいさん(麻琴)が「おーい。どこに行ったんだ〜」と登場。おばちゃんは「あの〜、あなたはたしか、ピノキオを探しているゼペットじいさんですよね?」と聞く。ゼペットじいさんは「そうじゃ。おーい。こういちはどこだ〜」と探し出す。「ピノキオじゃないんですか?名前変わってますやん」とおばちゃん。「そうじゃった。ピノキオじゃった。ピノキオ、帰ってきておくれ。…もう、ギャンブルはやらない。酒も飲まない。浮気もしない。キャバクラにも行かない。それに…」と言うゼペットじいさん。
「最低やな。おじいさん、そんなに…」とおばちゃんが言っていると、おばちゃんの首筋に何かが当たる。振り返って「あんた、誰?」とおばちゃんが聞くと「僕はピノキオ」と鼻が当たったピノキオ(あさ美)が答える。ゼペットじいさんが「お〜、まさひろ〜」と言うので「ピノキオ言うてるやん」とおばちゃん。「ピノキオか。おじいさんと一緒に帰ろう」とゼペットじいさんは言うが、「やだ!僕は人間になるまで帰らない」と言うと走って去っていくピノキオ。「待ってくれ〜、たかゆき〜」と言いながら後を追うゼペットじいさん。
「さっきから全然違う名前言ってますけど。ホンマ大丈夫か、この街は。まったく」と言っていたおばちゃんだが、突然「…うちもやりたい。うちはやっぱりあれやな。12時やで、もうすぐ」と言うと「行かなアカン。あ〜!」と倒れこみ、履いていたサンダルを片方残して去っていく。
今回はロケ企画。
りかっち以外のミキティ、里沙、さゆみが警官の格好。「以前、女優の勉強をしたのを覚えてますか?女優になるためには色々やらなくてはならないことがありますが、今回は『なりきる』をテーマにモーニング娘。きっての個性派女優に集まってもらいました」と言うりかっち。「個性派よりナチュラルで行きたい」と言うミキティの横で「いや〜ん。いや〜ん」と言っている里沙とさゆみ。
ここで友近さんが呼び込まれる。「撮影許可もらってるの?ゲリラ的にやってるんちゃうの?」と言う友近さんを講師になりきり企画。
まず最初のシチュエーションは「駐車違反を取り締まる警官」。警官のなりきりで必要なのが「最初の一言」「車の持ち主のいいわけに対する切り返し」「最後の一言」
まずは友近さんのお手本。第一声が「そろそろレッカー車呼ばなあかんな」、車の持ち主が来ると「お宅の車?私が何でここに立ってるか分かってるよね?」と言い、「一瞬停めてただけなんです」「急ぎの用で…」と持ち主が言うと「一回巡回してきて一時間くらい停まってますよ。一時間が一瞬ですか?」「みんな、そう言うんです」と切り返し、「あなた、借金とかあります?借金とかあると返さなきゃってイライラするでしょ?でもお金返すとスッキリするでしょ?だから、お金払ってスッキリしましょう」と書類に記入させる。
次はミキティ。「かっこいい車だなぁと思って。レッカーで移動させちゃうのは勿体無いかなぁと思って」「(お腹が痛かったんです。と言われて)一時間もですか?」「(会社にバレると…。と言われると)私も上司にバレるとまずいんで」
今度は里沙がチャレンジ。車から少し離れた所に白い線を引く里沙。車の持ち主が来ると「これダメですね、タイヤ曲がっているし」「一時間前から見てるんですけど、それだけ見ているとここに線を引いてしまいたくなるんです」「(次回から気をつけますので。と言われて)じゃ、今回だけここに記入してください」
さゆみの場合は運転手役の人が怖い職業の格好。「ここで取引があるからよ」と言われて「逮捕しちゃうぞ」と言い、書類に記入させたいがために「お願い、書いて〜」とかわいく頼むさゆみ。
今度は(服の)ショップ店員。
「ショップの店員さんってどういうイメージがある?」とりかっちが聞くと「すぐ近寄ってきて話しかけてくるイメージ」と里沙、「邪魔」とミキティ。
友近さんが服を持ってきて「逆にね、こういう方が似合うと思うんですよ」と言う。
ここでのなりきりポイントは「お客さんへの最初の一言」「お得感があるセールスポイント」。そして「鬱陶しさがポイント」
まずは友近さんのお手本。お手本を見せた後に「言いたいキーワードを言う。『私、これの色違いを持ってるんですよ』『お色目』とか。言いたいだけやねん」
最初は里沙から。客が「イメージチェンジをしたい」と言うと紫のシャツを取り出して「吉澤ひとみさんってよくこういう服を着ていますよね」、その後からは売りたい服を勧めたいがために「私も持ってますけど、こちらどうですか?」とかなり強引。「強引さは必要ですよね」と友近さん。
次はさゆみ。男性客に「気になるのがあったらお手に取って見て下さいね」「春ものを探しているんですか?」「(Yシャツを持って)このポロシャツはどうですか?」と言ったり、勧めたい服(ポロシャツ)のサイズが合わないと「今合わなくても夏になると痩せるから」と強引に勧める。
ミキティの場合は男性客に「優しい顔をしているから今年はワイルドに。女性は守られるより攻められる方がいいですから」と言いながら服を着せる。しかし、ここでもサイズが合わずに小さいので強引に着ている姿を見てミキティの笑いのツボにはまる。
今度はアナウンサー。
友近さんが登場して「テレビせとうち入社6年目の友近です。楽しい情報をわかりやすく伝えるんじゃけん」と言うと、「かぶってますけど」とミキティ。
りかっちが「憧れの女子アナってことなんですけど、何かダサくないですか?本物のアナウンサーさんを呼んでいますから」と言うとテレビ東京の大江麻理子アナウンサーが登場。大江アナを見て「人の前とかに出てないですよ」と言うミキティ。「それも計算なのよ」と友近さん。
お昼のニュースでのお店リポートで、りかっちがスタジオにいて、中継でお蕎麦屋さんをリポートするという設定。
大江アナからは「視聴者の方がその場に行った気分を味わえるように。私を通して疑似体験してもらえるというのが大切ですから」とアドバイス。
一方、友近さんは「今のはキレイ事。さりげなく自分が前に出る」ということでまずは友近さんと大江アナがお手本。友近さんは目線でアピール、補足説明でアピール。自分の情報をアピールして自分が前に出る。「横で見ていて、実際にいるなぁ。と思いましたね」と大江アナ。
ミキティは大江アナと一緒に。「天性のものがあるね」と友近さんが言うくらいに見事に「自分が前に出る」を実現させる。
今度は里沙とさゆみ。二人で同時に自分アピールに務めるので言葉が被ってしまい、前に出るどころか鬱陶しさまで感じさせる。りかっちが「新潟屋に来ている新潟さんと道重さん」と間違えて「あの、にいがたじゃないんですけど」と里沙につっこまれる。
結局、ミキティが全部で好評価を得てしまい、それじゃあまりにかわいそう。ということで、里沙とさゆみには特別に「お蕎麦屋さんのロケで出されたのっぺい汁を試食レポート」をやってもらうことになる。
まずは友近さんのお手本。「スタッフに気を使う」「気のきいたコメント」というテーマで、「カメラさん、いいですか〜?」と聞いたり、カメラに移りやすい角度にのっぺい汁を動かしたり、「食べたいでしょ?ごめんなさいね」「やさしいお味ですね」「このお汁で溺れ死にたい」と言う。
次は里沙。しかし、こののっぺい汁には味が無い。そんな中で一口飲んで「…じゃ、具の方を」「まさにシンプルイズベストって感じですね」のリポートは「一口飲んだ時のリアクションは『不味かったんだな』って分かるけど、他は結構自然なリアクションでいい」と評価される。
さゆみは、「すごい暖まります。心の中まで暖まります」「どうですか〜。なんて美味しそうなの〜。ヤバ〜い。」「自然な味ですね。一言で言うと不思議な味ですね。さゆみ、とろけちゃいそ〜」というリアクション。「前に出るというのはいいんですが、視聴者に不快感を与えてますね」と友近さんに言われて「気づいてます…」とさゆみ。
最後に友近さんは「アイドルをやっているから、前に出るというのが出来るんですね。ただ、今日やったこれを世の中で実践させると確実に嫌われます」と言うので、りかっちが「友近さんが言っていたことは半分くらい聞いておくということで」
絶叫!コマーシャル。
「今回はずーっと隣にいてくれたガキさんがついに逃げちゃいました。ここで新ユニットを結成しちゃいたいと思います」と言うとさゆみを呼ぶ。「さゆで〜す」「えりで〜す」「二人合わせて。さゆえりで〜す。キャッキャッキャ」と言っていると「お前達〜!何を言っているんだコノヤロー!」と麻琴が王様の格好で登場。「前回、お化け屋敷でリタイヤした人と、毎回毎回何も告知できない人が何を言ってるんですか」と麻琴。「その格好は何ですか?」と絵里が聞くと「どう見てもキングでしょ」と麻琴。「もぉ〜、寒いプラス痛い」と言うさゆみ。
ウサギが救命道具の浮き袋を身につけ、ピコピコハンマーで頭を叩きながら佇んでいるので、麻琴が「あそこにアホがいるよ」と言う。ウサギがハンマーを振りまわりながら近づき、「誰がアホやっちゅーとんねん。ボケ、コラ、シバくぞ」とカンペを見せる。
ウサギは「新ユニット、ウサも入れて『うさゅぇり』っての、どう?」とカンペを見せるが、即刻却下して、絵里がハンマーで「ばかちん」と言ってウサギを叩く。
カンペでウサギが「今回お伝えするCMがありませんよ。番組のPRをしてもらいましょう。キングにふさわしいマシンを用意してありますよ」…ということで今回は"キング"麻琴が体験することに。
今回のマシンは八景島シーパラダイスの「ブルーフォール」という高さ107mのフリーフォール系マシン。「靴を脱ぐと迫力倍増なんだってさ」とウサギに(カンペで)言われて絵里とさゆみに靴を脱がさせる麻琴。その靴をウサギがニオイを嗅ぎ悶絶。
麻琴はキングらしからぬ絶叫しまくりで告知は「ハロモニ。見てね」だけ。
マシンから降りてきた麻琴は「ん〜、余裕だね」と声を裏返しながら言う。そして、「ハロモニ。はこういうひどいことをやらせる番組です」と告知。
番組の最後は次回の予告。
次回は「ハロモニ。絵心バトル2006」。絵が得意な女性タレントさん、男性漫画家さん(両方ともこの映像では顔が隠されている)をゲストに迎えていろんなイラストを書くバトル。
罰ゲームには今までに無い恥ずかしいことが…。
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