2005. 8.31

さいたまスーパーアリーナ
「四月の雪」-再会-

( 私は200レベル25列、向かって右の2階席にいました)


 

イベントに参加して

私はあの中にいたのだろうか!
さいたまスーパーアリーナのあのもの凄い数のエネルギーとパワーの前で押しつぶされずいたのだろうか!
録画した映像を見ながら身じろぎもせず歓声も上げずじっと座っていた3時間を思い出そうと必死になってみる。
しかし思い出すのは夢の中に漂っていたようなぼんやりと断片的で細切れで幻のような世界。
でも、記憶喪失に陥りながらも私はたしかにあそこにいたしありったけの気持ちを込めた拍手もしていました。

3時。
ハート型のステージには巨大スクリーンが2つ設置され、画面では雪が舞っています。
オープニングを飾ったのはLoveholic。
ペ・ヨンジュンの登場を今か今かとじっと前を見据えて待つ家族(ファン)。
その時スクリーンに映し出されたのはスタッフジャンパーを着た照明監督キム・インス…。
映画の一コマが写されていると思いこんでいて、まだ気づかない私たち。
それが本物のペ・ヨンジュンさんだと気づいたときの歓声。
ニクイ登場の仕方、花道を通るペ・ヨンジュンさんのいたずらっ子のような登場にしてやられた、と笑いがこみ上げる。
いつから花道の下で待機していたのだろう。
5分前?10分前?それともそれよりずっと前?
私たちのことをジッと観察していた?
最初からしてやられました。

そしてハートのステージに立ち、流暢な日本語でした長い挨拶。
「こんにちは、ペ・ヨンジュンです、家族の皆さん会いたかったです。
こんなにたくさんの方がお越し下さり、非常に嬉しく、感謝していますし
またお会い出来て嬉しいです。皆さん、とても会いたかったです。
ここで皆さんと出会えたことは、素晴らしい思い出になると思います。
家族の皆さん、いつも応援してくださってありがとうございます」

ここで例の「あぁ~」が聞けてまた大歓声。
ペ・ヨンジュンさんが泣きそうな表情になると会場は歓声と拍手でいっぱいになる。
そして東京フィルハーモニー交響楽団の演奏をバックに「四月の雪」のメイキング映像が流れました。

その後ペ・ヨンジュンさん、ソン・イェジンさん、ホ・ジノ監督のトークショウが行われました。
ヨンジュンさんは黄土色のようなジャケット、明るい茶のサングラス、多分ジーンズのラフな格好。
司会は朝岡聡さん、キム・テイさん。
そのときの質疑応答は記憶が飛んでしまっています。
撮影の苦労話が殆どだったと思いますが、印象的だったのはヨンジュンさんがコンサートのシーンで彼の本当の家族を招待していてそちらに気を取られ小さい頃の学芸会のような気分だったと答えていたことです。
それとソン・イェジンさんが人妻の気持ちをどうやって表現したらいいかホ・ジノ監督とペ・ヨンジュン先輩に教えて頂いて演じたと答えのに対してペ・ヨンジュンさんは違う違うというように一生懸命手を振って、自分には経験がないよと慌てた様子に会場は大爆笑でしたた。
また、「皆さんの愛をもらったのでこれから10年は健康で役者として頑張って行けますと」言ったヨンジュンさんに拍手。
10年といわず、20年、30年と頑張って欲しい。
その時私は…、考えないことにしよう~~。
ホ監督は口数の少ない方で少年ようなの心を持った方のように感じられました。
イェジンさんはとても可愛らしく綺麗でスクリーンに映る彼女をうっとりと眺めていた。

その後「S」 「ウン・ソンミン」「 Loveholic」によるミニコンサートが開始。
そしてIMXの孫社長の挨拶。
社長の挨拶に会場は割れんばかりの拍手。
司会者の方が社長は人気あるんですねと驚いていました。
孫社長には家族一同お世話になりヨンジュンさんとの日本の架け橋にいつもなって頂いているのです
ボソボソっと人柄の良さが伝わる社長の挨拶でした。

そしてペ・ヨンジュンとソン・イェジンへの質問コーナー!
ヨンジュンさんは光沢のあるシャツに黒いスーツ。素敵!
司会のキム・テイさんがとても優しく気遣いのある司会でこの時キムさんの計らいでヨンジュンさんにお誕生日おめでとうを会場全員で言うことが出来ました。
私・・・・拍手だけ。。<声など出ません
その時カメラで会場を撮るヨンジュンさん。
砂粒より小さく写ったかな。

質問は楽しいものが多かったのにこれも記憶の彼方に飛んでいってしまっている。
3日間の休みがあったら透明人間になって男の人が行けないところに行きたいと笑いをとったヨンジュンさん。
温泉好きなので女湯にはいりたいってことなのかな…。

イェジンさんの詩の朗読がしっとりと流れヨンジュンさんはうつむきながらそれを聞いています。
そして2人は揃って舞台の裾に退場。
2分もの間、拍手は鳴りやまず司会の方も困った様子。
これで終わりだと思うとあまりにも別れがたく必死の拍手に2人は再び出てきてくれました。

実はここで5時半をむかえていたのでもう終わりと思ってしまったのです。
ところがその後まだあったのです、音楽監督のピアノ演奏が。
白いグランドピアノによるチェ・ソンウさん演奏の「四月の雪」

そしてそれも終わり、とうとうお別れのときが来ました。
ペ・ヨンジュンさん、ソン・ェジンさんが再び登場してイェジンさんがご挨拶。
舞台中央に設けられた白い階段をゆっくり上って退場しました。
ヨンジュンさんは1人ステージに残ります。

「私はとても幸せです、皆さんと一緒に作ったこの大切な思い出は一生忘れません。
いつも心は家族の皆さんと一緒です。
『四月の雪』応援お願いします。
また、いい姿でお会い出来るように頑張ります。
家族の皆さん、また会う日までお元気で」

日本語で挨拶をしてハート形のステージを一周、ヨンジュンさんは涙を堪えていましたがハンカチで口を覆うシーンも。
余談ですがハンカチのブランドがエルメスでそれを買いに走った家族もいるとか。
皆さん、よく見ている。
そしてヨンジュンさんはゆっくりと階段を上っていきます。
近くに座っていた方は肩が震えていたことも、途中眼鏡を外して涙を拭いていたのも見えていたようです。
階段の途中でゆっくり振り向いて笑顔で手を振ったヨンジュンさん。
イェジンさんのように階段の上でお辞儀をするか手を振るものと想像していた私たちは見事裏切られました。

ヨンジュンさんは1度もふり返らずに階段を駆け上がりそのまま逃げるように消えてしまったのです。
もう拍手にも「行かないで」の叫びにも答えてはくれませんでした。
私たちは取り残された気分で、でも彼が振り向かないわけを分かっていました。
振り向かないのではなく振り向けなかったのだということを。

スクリーンにはこのイベントのダイジェストが流れヨンジュンさんの
「皆さんは私の家族です、愛しています」
のメッセージが流れました。

当初の予定より30分延長になり終わりました。
どんなときも始まりがあれば終わりがあります。
余韻に浸るまもなく駅に急いで向かいましたがあれから何日かたって日に日に寂寥感に襲われています。

私は多分顔色1つ変えず3時間を過ごしたと思います。
隣に座った若い女性は最初から泣いていました。
私にはそういう感情が欠如しています。
でもこれでも精一杯感動していたのです。

ヨンジュンさんは質問コーナーで映画では号泣していたが普段の生活で号泣するということがありますかという質問に前は泣くということがなかったけれど
この頃は涙もろくなりました、何故でしょうねと言ってました。
感受性が強くなったのでしょうか、舞台の奥が見えるほど前に座った方は階段を駆け上がったあと、しゃがみ込んだように見えたと言ってました。
私たちはペ・ヨンジュンさんを愛しています。
そしてペ・ヨンジュンさんは私たちを愛してくれたのですね。
私たち家族の愛が控え室の扉越しに声が聞こえるほど号泣させてしまったのですね。
彼の言う家族という言葉がこの時理解出来ました。

3万人の家族、会場に来れなかった家族、ますます肩の荷が重くなったかもしれません。
いつか日本を自由に歩ける日が来るといいですね、ヨンジュンさん。
顔がハンサムだということでファンになったのですが今では顔はどうでもいいんです。
勿論顔も大事なのですが。
俳優さんの人間性に惹かれたのは初めてです。
とても大人で、それでいて少年のようで、お茶目で、悪戯好きで、男らしくて、優しくて、強くて…。
たくさんの矛盾を持っている。
彼は鑑のようだと思うことがあります。
彼を素直な気持ちで見ると強く惹かれ、心が少し曲がったとき、彼を偽善者だと見る。
ペ・ヨンジュンの背中には白い羽があるという人がいますが、そんなこと、あるわけなくて半分せせら笑っていたものです。
しかし、あの後ろ姿には羽が見えたように思ったのは私だけではないでしょう。<こういう事書くのはホントは好きじゃないのだけど

人間は欲が深いです。<私のこと
もう会う機会などないだろう、今がチャンスと参加した今回のイベント。
また機会があればいつの日かお会いしたいと思っている私。
ペ・ヨンジュンさんに伝えたいことは一言だけ、「ありがとう」と~。
カムサムニダ。

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