トップテイスティング・レポート > 最近のスタンス


Leaf   



テイスティング・レポートを読んでいると、統一された基準によって首尾一貫した評価をつけようとは思っているものの、やはり時期・茶葉の位置付けなどによって、少々基準が混乱している時があるようです。ですので、見ていただいている方々が誤解をお持ちにならないよう、最近のスタンス、そしてその以前との違いを簡単にまとめておこうかと思いますです。



まず第一にいえることは、最近の基準は、2001年12月1日付け、すなわちサイト前に書き溜めておいたものと比べると、確実に厳しくなっている、ということです。恐らく、上記日付の茶葉で、今も同じ評価をつけることが出来るものは殆どないかと思います(★5つの上限→下限のように、★の数自体は変わらない可能性もありますが)。
昔の基準はかなり甘いです。

しかし、最近のもの、だいたい、2003年以降ぐらいのものがあてはまるかと思いますが、最近は、それが特別に卓越した「最高の」ものではなくても、「Total」以外の項目では、★7つという評価を以前よりも多くつけているのではないかと思います。これは、基準が変わった、という要素も勿論なきにしもあらず、ですが、RIN自身に多様な美味しさを認める余地が出てきたこと、そしてそれ以上に、飲んでいる茶葉自体が高レベル化したこと、が上げられるかと思います(最近は福袋のもの、水出し用以外は高レベルの物を多く買ってますので)。



第二に、これは少し良く無いことです。
「コストパフォーマンス」の要素は、基本的には「Total」の項でしか考慮していないつもりでした。しかし、過去のレビューにおいては、一部の高価格の茶葉で、若干、他の項目にも反映させてしまっています。

要は、高価格でそれほど卓越した能力・個性を持っていない茶葉に対して、全否定に近い悪い評価をしてしまっていたということですが、現在は、「Total」以外の項目では価格要素は考慮しないことにしています。



これは同じストレートで淹れて飲むとしても、用途が大きく異なる以上、今の私としては、意図的に行わざるを得ないことです。最近は、普段遣いとして飲むお茶と、「ハレ用」の茶葉とをかなり明確に分けています。

一日にポットで2回の頃であれば、茶葉の賞味期限等の観点から必要のない区別でありましたが(どれほど良い茶葉でも一定期間で飲まざるを得ない)、一日で5〜10ポット飲むようになるとどうしても必要となり、それがレポートにも反映されるようになっています。


とりあえず、「何を飲もうかな」と迷いそうになった時、寝る前、勉強中、食前食後、朝起きた時などに飲みたい、「(価格的にも味的にも)気兼ねなく飲める美味しいお茶」というものが理想かと思っています。

その意味では、
・100gあたりの価格が1000円以下。
・(集中している時など)味を確認せずに飲んでしまっても惜しくない・
 後悔しないもの(=「ハレ」用ではダメ)。
・(御飯時にも飲めるような)バランスが良くてさっぱりとしたもの

などが条件となるかと思います。
大量に飲むことを前提としているので、たとえ通常の100gのパックの価格が1200円前後しても、500gの業務用パックが4000円、すなわち100gあたり800円で買える茶葉なら、問題なし、ということです。

(ということで、コスト・パフォーマンスを考える時には、通常の100gあたり
 1200円で考えるようにはしていますが、やはり100gあたり800円での
 評価も部分的に入り込んでしまう場合もある、ということです)


何かをしながら、ではなく、「紅茶の味だけを愉しみたい時」「本当に美味しいお菓子と合わせて最高のティータイムを過ごしたい時」「きちんともてなしたいお客様に出す時」に飲むお茶を想定しています。

その意味では、
・100gあたりの単価という意味での価格は基本的には考慮しない。
 考慮するのは、入手可能性としての価格。
・何気なく飲むことなど、(貧乏性のRINには)許されないと考えるぐらいの
 お味のもの
・自分で飲む分には、ユニークな個性があればなお良し。

という点を重視しているかと思います。

ということで、全く同じ茶葉が2つのお店で、100gあたり3000円という同じ価格で売られている場合であっても、100g単位でしか買えないお店のものと、25gで800円ぐらいで買えるお店とでは、「Total」の評価は若干変わり得る、ということです。すなわち、そのお茶が5000円出しても飲んでみる価値があると思えば、2つのお店での評価は変わらないと思いますが、個人的に100gあたり2000円程度の価値しかないな、と思う茶葉であれば、
100g単位でしか買えないお店では「買わないことをオススメ」し、25gから買えるお店では「25gぐらいなら試してみても良いのでは」という評価がつく可能性がある、ということです。


また、何かご説明を要する変化があった場合には追記します。

(2004.03.10更新)
Copyright (C) 2002- RIN. All Rights Reserved.
Last Update: 2004/03/10


トップテイスティング・レポート > 最近のスタンス