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Leaf


色種 (Tea. Pi. O.)

Tea. Pi. O.オリジナルの青茶のブレンドです。10g 50円という値段からも明らか
だと思いますが、高級茶葉のブレンドではありません。茶葉は、水仙種らしい
やや濃い色のものがメインになっていますが、台湾系の、コロコロに丸められた
緑がかったものも少しばかり混じっています。茶葉からは、青りんごを思わせる
フルーティーな香りが立っています。

淹れてみると、水色はやや暗い、薄い橙色。香りは、茶葉から薫っていたもの
とはうってかわって、水仙種の茶葉のような焙じ茶に似た渋めの香りと、甘い
ミルキーな金萱茶のような香りとが混ざり合っています。1煎目を入れた直後
は後者の方が前面に出てくるのですが、時間が経つにつれて段々と後者が
強くなります。また、浸出時間を増やしているからということもあるのでしょうが、
煎を重ねてもミルキーな香りはなくなっていきます。2種類の香りがバランス
よく調和した1煎目の香りは、なかなかに良い感じです。とくにミルキーな香り
は、それなりの水準の金萱茶と比べるとやっぱり違いはありますが、好感の
もてる、意外と良い香りです。

一方、お味の方は、どっしりとしたインパクトの強い渋さがメインです。1煎目に
はミルキーさから来る甘い風味もそれなりに混ざっていますが、2煎目以降には
あまり感じられなくなります。特筆すべきほどの味わいはありませんが、1煎目
の風味は、コンパクトにバランスよくまとまっていると思います。ただ、2煎目
以降では急速にバランスが悪くなるような気がします。1煎目の風味が、せめて
もう1煎持てばよいんですけどね。

10gあたり:50円。(2002/09/05)

for Relax ★★★★☆☆☆
for Waking Up ★★★★★☆☆
for Work ★★★★☆☆☆
for Enjoying Taste ★★★☆☆☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★☆☆☆


TW 132 名間金萱 春茶 (緑碧茶園)

「緑碧通信」のおまけのサンプル。台湾の中部、南投県の海抜500メートル程度
の名間地区で作られた金萱種の青茶です。2002年の春に生産された茶葉。
金萱種なので特有のミルキーな香りを期待して開封すると、何故か茶葉からは
486 名間翠玉 夏茶・良品
のような花の香りが。少々意外でした。

水色は、ごく薄い若干緑がかった黄色。お茶として淹れてみると、ミルキーな
香りは出てきましたが、期待していたほど強くは無く、また花の香りと混合して
香ってきました。2種類の香りの個性が浮き彫りになっていれば良いのですが、
この茶葉の場合、どっちつかず、という感じで印象はあまりよくありません。
味の方は、香りと共通の甘みを含んだ、しっかりとした味わい。重厚、とまでは
いきませんが、486 名間翠玉 夏茶・良品487 名間四季春 夏茶・良品と比べ
ると、比較対象が比較対象なので、味わいは一番深いかと思います。後味は
すっきりしています。

値段から言えばそれなりに楽しめる茶葉、という印象を持ちましたが、金萱種
のウリであるはずの乳香の質があまりよろしく無いという点で、高い評価は
付けにくいです。ちょっと中途半端。

50g袋:650円。(2002/08/17)

for Relax ★★★★☆☆☆
for Waking Up ★★★★☆☆☆
for Work ★★★★★☆☆
for Enjoying Taste ★★★★☆☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★☆☆☆


486 名間翠玉 夏茶・良品 (レピシエ)

2002年のレピシエの福袋にて入手。台湾の中部、南投県の海抜500メートル
程度の名間地区で作られた翠玉種の青茶です。487 名間四季春 夏茶・良品
同様、2001年の夏に生産された茶葉です。487 名間四季春 夏茶・良品と比
べると、かなり濃厚な花のような香りがします。茶葉の色合いもやや緑が強く
なっています。

水色は薄い黄色。香りは、茶葉自体がもっていたものとは若干種類が違うの
ですが、蒸せるような、濃密な花の香りが前面に出てきて香っています。そこ
には、ミルキーさや柔らかさといったものは殆どありません。一方、味は、口を
つけた一瞬にややインパクトがあるので、どっしりとした感じなのかと思いきや、
意外とあっさりとしています。レピシエはパンフレットで「透明感のある味わい」
と評していますが、なるほどその通りの飲み口です。

この茶葉にも、特筆すべきほどの味わいはありませんが、濃厚な香りは後まで
引かず、味の方は口当たりから後味に至るまで、まろやかさやくどさが殆どなく
さっぱりとした清涼感だけが残るため、リフレッシュには良いかと思います。
仕事時の気分転換にはよいかも。

100g袋:900円。(2002/08/17)

for Relax ★★★☆☆☆☆
for Waking Up ★★★★★★☆
for Work ★★★★★☆☆
for Enjoying Taste ★★★★☆☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★★☆☆


487 名間四季春 夏茶・良品 (レピシエ)

2002年のレピシエの福袋にて入手。台湾の中部、南投県の海抜500メートル
程度の名間地区で作られた、四季春種の青茶です。2001年の夏に生産された
茶葉です。486 名間翠玉 夏茶・良品と比べるとやや明るい黄緑色の茶葉で、
香りも仄かに甘い、柔らかな優しい香りです。

水色はその薄い黄色。お茶を抽出した直後に茶葉の香りを嗅ぐと、新茶の
煎茶(日本茶)のような、ほのかに甘く柔らかな感じの香りがしました。お茶の
方もまったくどぎつさはなく、ほんの少しミルキーさを含んだ、優しい香りです。
味の方も、クセが無く、非常にまろやかで後味もさっぱり。唸るほどの味わいは
全くありませんが、それでものんびりと落ち着くにはよいと思います。

浅蒸しの、口当たりの優しい日本茶が好きな方なら、違和感なく楽しめるのでは
ないかと思います。普段遣いにしたいお茶です。

100g袋:900円。(2002/08/17)

for Relax ★★★★★★☆
for Waking Up ★★★★★☆☆
for Work ★★★★★☆☆
for Enjoying Taste ★★★☆☆☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★★☆☆


412 黄金桂特級 (レピシエ)

2001年のレピシエの福袋にて入手。福建省産の青茶。その名前は、特徴的な
黄金色の水色と、桂=キンモクセイの香りがすることに由来しています。

水色はその名前の通り薄い黄金色になりますが、香りはキンモクセイのあの
甘く蒸し返すような香りではなく、甘くはあるものの、もっとすっきりしたキレと
爽快感のあるものです。飲み口も、まず最初に前面に出てくるのは軽さ・キレ
のよさ、続いて存在感のあるしっかりと味わいがやってきます。

どちらかといえば、重量感やインパクト、「うまみ」はあまり豊かではないので、
腰を据えて味わうお茶というよりは、気軽にごくごく飲むお茶かと思います。

100g袋:1200円。(2002/04/27)

for Relax ★★★★★★☆
for Waking Up ★★★★☆☆☆
for Work ★★★★★☆☆
for Enjoying Taste ★★★★☆☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★★☆☆


鳳凰水仙 (Tea. Pi. O.)

Tea. Pi. O.で3種類取り扱っている水仙種の茶葉の1つ。広東省汕頭地区・鳳
凰山で生産される茶葉(鳳凰茶)です。武夷岩茶にも「鳳凰水仙」という銘柄が
ありますが、それはこの鳳凰茶を武夷山に移植、根付かせたもののようです。
ということで、このTea. Pi. O.の茶葉は武夷岩茶の鳳凰水仙ではありません。
まあ、10g あたりで80円という値段から既に明らかな気もしますが。

西岩水仙とはまた違った、焙じ茶の香りがより強くなったような、香ばしく強い
香り。味わいも、その香りに負けない、渋みをベースにしたどっしりとしたもので
す。揚げ物系のお菓子とよく合いそうな感じですね。深みや妙味は欠けている
ように感じますが、気軽にごくごく飲む分なら問題ないかと思います。煎を重ね
ると、3煎ぐらいで甘みがまさってきます。

10g袋:80円。(2002/05/09)

for Relax ★★★★★☆☆
for Waking Up ★★★★★☆☆
for Work ★★★★★☆☆
for Enjoying Taste ★★★★☆☆☆
with Sweets ★★★★★☆☆
Total ★★★★☆☆☆


西岩水仙 (Tea. Pi. O.)

Tea. Pi. O.で3種類取り扱っている水仙種の茶葉の1つ。西岩水仙といえば、
本来は福建省武夷山で生産される武夷岩茶(正岩水仙の方が正しい名称?)
ですが、これは福建省安渓産となっています。3種の茶葉の中では10g 100円
と、真ん中のお値段の茶葉です。

カップ(茶杯は持ってないんです(^^;;))に注ぐと、乳香ではないんですが、甘
みの強い、フルーティーな香りが漂います。同じ水仙でも、先の老叢水仙とは
随分違うんものなんだなー、と思いながら口をつけると、ちょっとビックリ。

甘く芳醇な香りとは似つかない、ボディの強いどっしりとした味わいに驚かされ
ました。その味わいのベースは渋みなんですが、ダージリンの1stフラッシュな
どとは違って苦味がない渋さなので、飲みにくいということは全くなく、すっきり
さっぱりです。煎も重ねるごとに渋みが薄まり、よりバランスのよい味になって
いきます。3〜4煎ぐらいでは、まだ十分に深い味わいが楽しめます。

余韻は、ふくよかさでちょっぴり老叢水仙に及ばない気がしますが、それでも
しばし幸せに浸らせてくれるだけの持ち味はあります。
これもTea. Pi. O.のとおりなんですが、朝の目覚めに合いそうですね。

10g袋:100円。(2002/02/27)

for Relax ★★★★☆☆☆
for Waking Up ★★★★★★☆
for Work ★★★★★★☆
for Enjoying Taste ★★★★★☆☆
with Sweets ★★★★☆☆☆
Total ★★★★★☆☆


老叢水仙 (Tea. Pi. O.)

Tea. Pi. O.で3種類取り扱っている水仙種の茶葉の1つ。本来は福建省武夷山
で生産される武夷岩茶ですが、これは福建省安渓産となっています。3種の中
ではこの老叢水仙が単価としては一番高いです。といっても、10g 120円なん
ですが(^^;;。

左能典代さんの『中国名茶館』によれば、老叢水仙という茶葉は、
1) 50年以上を経た古木であること。
2) 茶樹の群れの根っこと、別の茶樹のそれが地下で繋がっていること。
3) 岩韻(岩茶に特有な後味)があること。
の3条件を満たす必要があるそうです。

この茶葉がこれらの条件を満たしているかどうかは別として(武夷山産でない
時点で、満たしていないんですが)、なかなかに特徴的な美味しさをもっていま
す。焙じ茶のような香ばしい甘味と、その甘味を引き締める僅かな渋み。これ
らが、なんともいえない奥ゆかしさを作っています。Tea. Pi. O.のお茶リストに
あるとおり、食事時にぴったりだと思います。でも、甘いもの(とくに洋菓子)に
はちょっと強すぎるかも知れません。

でも、なんといってもスゴイのは、後味の良さです。「飲んだ〜」という充足感と
全然しつこさや雑味の残らない、清々しい清涼感。余韻のおかげで、ついつい
もう一煎飲みたくなる感じです。そのおかげで、仕事の手は止まっちゃいそう
になっちゃうんですが(−−;;

10g袋:120円。(2002/02/27)

for Relax ★★★★★★★
for Waking Up ★★★★★☆☆
for Work ★★★★☆☆☆
for Enjoying Taste ★★★★★★☆
with Sweets ★★★☆☆☆☆
Total ★★★★★☆☆


トップテイスティング・レポート > 中国茶(青茶)