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Leaf


海外特別篇 #24  スルッカ (Sluka)


海外特別篇の第24回目は、スルッカ。ここもウィーンでは有名なコンディトライです。自分が持っている版の『地球の歩き方 ウィーンとオーストリア』では「ここのケーキがウィーンでいちばんおいしい、とウィーン在住の日本人複数が太鼓判を押す店」と紹介してあったので、是非一度訪れてみたいと思ってみていたお店です。
 
お店は市役所の南隣。ウィーン中心部からは少し離れていますが、1・2番のトラムや地下鉄2号線で簡単にアクセスできます。

お店は、とくに華美でも高級という訳でもなく、清潔で庶民的、という印象。やや座席が詰まっているので、人が満杯だと落ち着かないかも知れませんが、自分が訪れた時は2度ともそれほど込んではなく、ほっこりすることができました。外周のソファーを取るのが良いかと。
 
お茶はポットサーブ、カップ(というよりは耐熱のグラス)でのサーブ、どちらでも頼むことができるようですが、ポットサーブだと写真のような感じ。茶葉が入ったでっかいお茶パックみたいなのがステンレスのポットに入っています。

ですが、お茶の味としては可もなく不可もなく、といった程度。
 
モンブランは、メランゲ、生クリーム、栗のペーストという割とノーマルな造り。味としてはやや重めです。甘さが抑えられているので、この1つぐらいならば良い感じで食べられるかと。
 
チーズケーキは、見た目から予想されていたほどフワフワなものではなく、ややほろほろとした舌触り。味は僅かに濃い目。レモンが効いていて良い感じでした。

「絶品!」と唸るような物ではなく、奇を衒わない自然な美味しさです。
 
こちらはポピーシードのケーキ。上はアプリコット。真ん中はややあっさり目のお味のスポンジです。その下のポピーシードの層(写真の黒い部分)がアクセントとしては面白かったです。中欧の国ではこのポピーシードを餡のようにして、それだけをクレープで包んだお菓子があるのですが、それはかなり気持ち悪い甘さであるケースが多く、正直苦手にしています。

しかし、このケーキのポピーシード部分は、重いものの「濃い」というレベルで済んでいて、マズイという物ではありませんでした。ざらりとした舌触りも、このように少量だけケーキに入る分には面白いものと感じました。
 
ということで、試した3点のケーキは総じてバランスの良いものでした。良い意味での「ホームメイド」という感じで、限界まで研ぎ澄ませた妙味とはまた違った方向性の、ほっこり安心できる物だったと思います。という訳で、「ここのケーキがウィーンでいちばんおいしい」という『地球の歩き方』の紹介文には個人的には同意できませんが、好かれる理由は分かるかなぁ、という印象です。

前回のオーバーラー(→#23)とはかなり方向性を異にしているので、比べてみると面白いかも。
 
 
追記(2005/09/24)
2005年の9月に再度訪問。今回は、チョコレートのトルテと、フルーツをたっぷりあしらったベリーのムースのタルトを注文してみました。

チョコレートのトルテは、ちょっと間違うと「スーパーで売ってそうなチョコレートケーキ」になってしまいそうな見た目ではありましたが、ふわふわのスポンジと、甘さ抑え目のチョコレートクリームとがバランスよく配されていて、なかなか美味しかったです。しっとりとした食感のトッピングのチョコレートも良い感じでした。
 
フルーツ一杯のベリーのムースのタルトの方は、ほわほわの口解けの良い、酸味も甘みも抑えられたやさしいベリーのムースに、新鮮なフルーツがぎっしりと配されている、という感じ。日本のちょっと美味しいケーキ屋さんでもよく見かけそうな一品。

今回、当初の目的はこの「スルッカ」では無かったのですが、十分に満足して家路に着くことができました。
 
 
お店データ
所在地 1区、Rathhausplatz 8
電話 +43-1-405-7172
FAX +43-1-406-8896
営業時間 月〜金 08:00〜19:00
08:00〜17:30
定休日
アクセス U-Bahn(地下鉄)2号線 Rathhaus(市庁舎)駅から地上に出て、
市庁舎方向へ徒歩約5分ぐらい。市庁舎の南隣の建物に入居。
ウェブサイト http://www.sluka.at/
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Last Update: 2005/09/24


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