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海外特別篇 #17 マイアスモック (Maiasmokk)


海外特別篇の第17回目は、タリンの旧市街で入った、140年の歴史を誇る老舗の洋菓子屋、マイアスモックです。
 
お店は、タリン旧市街の中心・ラエコヤ広場から北へ少しだけ歩いたところ、精霊教会の目の前の建物の一階に入っています(余談ですが、この精霊教会の説教画のシリーズは素晴らしかったです)。

1864年創業ということで、外見は正直、あまり綺麗ではありません。が、お客さんは沢山入っていて賑わっており、入りにくさはそれ程感じませんでした。
 
入った目の前と左手がケーキと他のお菓子のショーケースで(下写真奥)、入って右手がカフェスペースになっています。システムとしては、トレーを取って、そのトレーにお菓子、飲み物を載せてもらい、最終的にレジで清算するという、お隣のフィンランドでも一般的だったシステムです。
 
お店は沢山お客さんが入っていることもあって、明るい一方で、やや雑然とした雰囲気です。入りづらさが少なくて助かった反面、落ち着きにも欠けるという感じでしょうか。古さの割りには「重さ」「風格」というものを感じません。近くに住む年配の方々が気ままなお喋り、もしくはコーヒーと甘いものを口にしながら読書を楽しんでいる、というケースが結構多いように見えました。観光シーズンだと、光景はまた違うのでしょうけど。
 
トレイをもってショーケースの前に立ってみたところ、通りから見えていたホールのデコレーションケーキが並んでいたショーケースは結構美味しそうだったのですが、切り売りのケーキが並ぶショーケースの中身は、少々古臭いというか、クリームごってり・素朴な造詣の、見るからに甘そうなものが多くて少々げんなり。お店を出ようかと暫時逡巡した後、一番マトモそうなロールケーキ風のケーキ(6クローン)を注文しました。、
 
お茶は、メーカー不詳(というか読めなかった)の「ゲイシャ」という銘柄をイロモノ探究心から選択(20クローン)。お茶は、フィンランド・トゥルクのカフェ・マニュエラ(→#14)と同様、茶葉の入った茶漉しがカップに差し込まれた状態で出てきました。

茶葉は、緑茶に色とりどりの花びらが入り、花の香りが着香されたもの。ケーキにがっかりしたせいか、きっちりメモを取ることを放棄したらしく、「まだマトモ」と書いてあるだけで他に何も書いておらず、また記憶も無いのでこれ以上は書けません。
 
こちらが注文したロールケーキ。老舗が「伝統の味・レシピを守る」ということ自体を否定するつもりはありませんが、あまりに美味しくなくてがっかり。

パサパサながらも重いスポンジに、抑えが全く効いていないクドく甘いクリーム、口腔にへばりつく糖分ざらざらの甘い外皮。ただ甘いだけのケーキ以外食べられなかった(買ってもらえなかった?)5・6歳の頃の自分ならば許せたかも知れませんが、今のRINに許せるものではなかったです。値段の安さを勘案しても、寛容にはなれませんでした。
 
ケーキを一つ食べただけで全体を断じることなど横暴以外の何者でもないと重々承知はしていますが、美味しいお茶とスイーツを重視してカフェを選ぶ方にはお勧めしません。
次に行ったお店があまりに良かっただけに、その悪さが強く印象に残ってしまっているという側面もあるとは信じたいのですが。
 
お店データ
所在地 Pikk 16
電話 不明
営業時間 月〜土 08:00〜19:00
10:00〜18:00
定休日 不明
アクセス ラエコヤ広場から北(港方向)へ徒歩2分ほど。精霊教会の目の前の建物の1階。入り口はピック通りに面している。
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Last Update: 2005/01/17


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