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Leaf


海外特別篇 #07 マリアージュフレール パリ本店


※今回はかなり辛口です(ん? いつも?)。
 RINの感じたままですが、閲覧にはご注意ください。
 
マリアージュ・フレールのパリの本店です。パリ本店、というぐらいなので目抜き通りのシャンゼリゼ大通りや(フォションやエディアールがある)マドレーヌ広場界隈のようなショッピング・ストリートの近くに居を構えているかと思いきや、市庁舎の近くからリヴォリ通りをちょっと北側へ入った、狭い通りに面した、こじんまりとした佇まいです。
 
お店の入り口は、マリアージュのパンフレットで見る見慣れたものです。
中に入って左手がグッズの売り場、少し奥に入った右手が茶葉の売り場、入り口からまっすぐに奥へいくと、サロンになっています。
マリアージュには、都合3度ほど訪れたのですが、訪れる時間には注意したほうがよいかもしれません。訪れたのはオフシーズンの11月末でしたが、それでも3時とかにいくと、茶葉売り場に人が入りきらないぐらいの人だかりで人酔いしました。とくに茶葉を相談しながら買いたいのであれば、開店直後の10時半ごろに行きましょう。
 
お店の奥にあるカフェに入ったのは、14時30分ごろ。3時前だったら空いているかと思いきや、店内は遅いランチを取るお客でいっぱいでした。
それほど広くないスペースに、これまたそれほど広くないテーブルが多く詰め込まれており、お世辞にもノーブルで快適とはいえない作りです。また、店内もやや騒々しく、日本のマリアージュのサロンとはかなり異質な雰囲気です。高級感なんてものは、まったく存在していません。
あくまでRINが訪れた日(注:この日は土曜日です)のその時の印象ですが、昼間っからオッサン方がビール飲んでくだを巻いている場末の酒場とそう変わらない雰囲気でした。茶葉を売るショップのほうには、まだ古き伝統ある佇まいが織り成す、趣というものがそれなりの雰囲気を作っていましたが。
 
男性の店員は日本でも御馴染みの白いよれよれのスーツ(白衣?)、女性(が数人居たのですが)はなんとド私服。一人は水色の派手なセーターでした。彼らがまたドタドタ階段(上写真奥)を上ったり降りたりしてくれるため、もともとあるかどうかも分からない情感はさらにぶち壊しです。店員の頭数が多いうえに狭い店内、さして急がなくても良いはずなのですけどね。
また内装もイマイチ。中途半端なアジアン・テイストはまだ許せるにしても、壁紙がめくれてたり継ぎ目が堂々と目立つところにあったり(→右写真)と、興ざめ要素が満載です。
 
この日のRINは、ここによる前にエスカルゴの専門店でフルコースのランチ(旅行中2回の贅沢のうちの1回でした)を食べていたので、マリアージュではお茶だけと決めていました。
しかしメニューを見てその決心が少し揺らぎました。お茶は最低価格が1ポットが7ユーロからで、高いものは天井しらず。しかし、食事と一緒にお茶を頼んだ場合、お茶の代金は7ユーロ引き。つまり、安いお茶ならば(というか高級品を除いて殆どはこの値段)、タダになるという設定です。
一瞬、何か食べ物も取ろうかと思いましたが、中途半端なモノを食べてランチの幸福感を失いたくなかったので、お茶だけにすることにしました。
 
結局、選択したのは、ジエルのセカンドフラッシュ FTGFOP1。お値段は8ユーロ。お茶1ポットで1000円と考えると、これもかなりの贅沢ですね。ところが、です。

お茶は、ご存知アールデコ・1930・マリアージュフレール(注:ポットの名前です)で提供されるのですが、何故か、紅茶が全く温かくなかったんです。冷めた、という意味ではなく、最初の1カップからすでに熱くありませんでした。全く、何のためのアールデコ・マリアージュフレールなんでしょうね。自分の保温性を一分も発揮できない、ポットが可哀想でした。
 
ということで、ごく自然のなりゆきとして、お茶の味は酷いものでした。冷めてるだけならまだしも、それに加えて薄い。とにかく薄い。「水質の違いで日本ほど濃くはではない」とかではなく、そんなレベルを超越した、ぬるいお湯を注いですぐに茶葉を抜いたんじゃないのかと疑ってしまうような薄さでした。一応、写真では水色らしきものがついていますが、味もなにもありませんでした。さっぱり美味しくない白湯に8ユーロ。今考えても泣きたくなりますね。

本店でこの程度のお茶しかサーブできない(人を置いておく)のであれば、ダージリンの高級茶葉の買い占めなどやめてもらいたい、もしくはパリでは使わず、日本に全量送ってくれと思いました(このジエル自体はさして高級な茶葉ではないですけどね・苦笑)。

※注 翌日、茶葉を購入しにもう一度訪れた時、茶葉を売るほうのエリアの店員は非常に教育されており、また親切でサービスも良かった(100g以上入ってれば何グラムでもいいだろ?と言わんばかりの山盛りにしてくれました)ため、この考えは撤回しました。買い占めはじゃんじゃんやってもよいので、サロンでは出さないでくれ、と。
 
茶器、ケーキスタンド、カウンターの向こうのお茶を並べておく棚、etc……。パーツの1つ1つは全部日本のマリアージュのサロン(RINが行ったことのある神戸店・京都店との比較ですが)と全く同じなのに、統合すると、まるで別のものになっているな、という印象でした。ちなみに、詳しくは書きませんでしたが、店員のサービスもお世辞にもよく無かったです。何から何まで完璧なサービスだった、エスカルゴ屋とは天と地ほどの差があり、はっきり言って気分を害しました。

(RINはそうではありませんが)日本のマリアージュに好意をもっている方ほど、サロンは使わない方がよいかと思います。あとは、繊細なお茶は飲まない、とかですかね。
まあ、淹れる人が違えばまた、味も変わるのでしょうけどね(ちなみにこの時、お茶を淹れていたのはやや太めのアフリカ系の男性でした。行かれる方があれば、ご注意を)。
 
お店データ
所在地 30, rue de Bourg-Tibourg 4e
電話 01.42.72.28.11
営業時間 10:30〜19:30
定休日 無休
アクセス メトロ(地下鉄)1・11号線 Hotel de Ville駅から地上に出て
北東へ徒歩4分ほど。
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Last Update: 2003/01/20


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