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海外特別篇 #03 アンジェリーナ(Angelina)


アンジェリーナは、ルーヴル美術館からリヴォリ通りを少し西に行ったところ、チュイルリー公園に面したサロン・ド・テ。ここはモンブランですごく有名なお店です。15時前だったこともあってか、店内は結構広いのですが、主に食事をするお客さんで満員。客層は、ジーンズなど全くカジュアルな人から、しっかりとした服装の方まで幅広かったです。
 
店内は、やや高級感のある佇まい。お店の奥が快適そうなゆったりとしたサロン、手前の道路に近い側が、やや雑多な雰囲気のあるテーブル席という構成になっていました。
気のせいだとは思いたいのですが、きっちりした服装の人が奥へ、適当な格好の人が道路に近い側、という区別があるような気がしました。
RINは1人だったので割と早く席には通されたものの、奥の感じのよいサロンではなく、一番通りに近い席に。少々釈然としない感がありました。まあ、この日はルーヴルを周ることだけしか考えていなかったので、RIN自体あまりよい格好をしていなかったのですが。
  
禁煙/喫煙の区別は全くないようで、そこらじゅうで煙がもくもく上がっていました。隣に座っていた女性も喫煙していたので、正直、席を替わりたかったのですが、それを訴えようも、店員が捕まりませんでした。注文ももとより決めてあったので、何人かの店員に声をかけたのですが、その人たちはいずれも無視。欧州では店員に持ち場というものがあり、他のところには手をださないということは頭では理解していたものの、これはサービス業としてどうなのか、ちょっと首を傾げたくなりますね。で、自分のテーブルの担当と思われるお姉さんを呼び止めようと2度目に声をかけると、「YOU WAIT! SIR!」。後には、「まぁそういうもんなんだからのんびり待っておこう」と構えることができるようになりましたが、この時は、ちょっと不快感を拭えなかったです。

それからさらに数分待ち、いざ自分のテーブルに来ると、とても丁寧な対応をしてくれたのにも驚いたというか、閉口しました。
 
注文したのは、アールグレイ(5.65ユーロ)とモンブラン(6.15)。名物料理とはいえ、ケーキ1個に700円は少々お高い設定ですね。
紅茶はポットサーブ。茶葉は入れっぱなしで、抜いてありません。ポットに内蔵されている茶漉しは目が粗く、少し細かい葉っぱがお茶に混じってしまいます。RINの頼んだアールグレイはリーフタイプでしたが、もし、ブロークンの茶葉のお茶を注文したら、カップの底が茶葉だらけになってしまいそうな感じです。
 
お味の方は、サロン・ド・テとは銘打ってありますが、とくに美味しい紅茶というわけではなく、いたって普通でした。まあ、頼んだのがフレーバードティーなので、そもそも味を云々するべきではないのかも知れませんが。
こちらがアンジェリーナのモンブラン。干菓子のような口当たりから最後は綿あめのようにとろけていく砂糖の固まりに、生クリーム、マロンクリーム、粉砂糖が乗っかっています。
少々マロンクリームが甘いですが、生クリームの部分がそこそこ淡白なので、全体としてのバランスはよいと思います。

でも、かなり大きいので、一つ食べるのは少しばかりきつめです。味がシンプルなだけに、RINとしてはもう一回り小さな方が良かったかも。最後はちょっと苦しかったです。
 
個人的には、アンリ・シャルパンティエの「金のモンブラン」ぐらいの大人向けの味・サイズのほうが好みなんで、ちょっと偏った見方かもしれませんが、結論としては「そこそこ満足」というところですかね。まあ有名なサロン・ド・テの有名なお菓子なので、「話のネタに」ぐらいの感覚で食べに行けば後悔することはないかと思います。

ただ、マリアージュ・フレール本店のサロン(→#07)なんかに比べると、お店の佇まいや漂っている雰囲気はちょっと高級です。気分の良いサービスを受けたいのであれば、そこそこ良い身なりをして行くことをオススメします。
 
お店データ
所在地 226. rue de Rivoli 1er
電話 01.42.60.82.00
営業時間 月曜日〜金曜日 9:00〜19:00
土曜日〜日曜日 9:00〜19:30
定休日 無休
アクセス メトロ(地下鉄)1号線 Tuileries駅から地上に出て西へ3分ほど。
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Last Update: 2003/01/13


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