第3回 ○○屋に逝って山登りしよう

ついに企画モノ始まって以来、初の旅企画!といつつも結局食ってるけどね(笑)

そもそも○○屋って何?
と言われそうですが決して翠屋鶴木屋ではなく名古屋です。

そして山登り・・・?名古屋になんてあったっけ?と言われそうですが
とは・・・その前に皆さんは名古屋と聞くと何を連想します?

シャチホコ、ミソカツ、えびふりゃー、煮込みうどん、ういろう、豪華な結婚式、語尾にみゃー・・・etc

まぁ普通ならこんなトコロでしょう。
しかし!真の名古屋の名物喫茶マウンテンなのです!

マウンテン・・・つまりとはココを指します。でもってマウンテンに逝くことを山登りと言います。
「行く」ではなく「逝く」なんです!誤植ではないのです。

誰かの言葉を借りるなら「訳分からん!」なんで真の名物なのかって?

それは・・・マウンテン(以下「山」)のメニューが普通じゃないからです!

たとえば甘口いちごスパ!!!
甘いんです!スパゲッティーなのに!!!

といきなり強烈な例を出してしまいましたが本当にこんなメニューが存在します!!!
他にも甘口抹茶小倉スパ鍋スパなど怪しいメニューが多々あります。
ちなみにちゃんと普通のメニューもあります。ただしココのメニューってどれも量が尋常じゃなく多い!!!

そうそう勘違いしないでね!
山ってゲテモノを出す店や挑戦者求むな店ではなく一応はタダの喫茶店です。変わってるけど。

さてとここからは実際のレポートです。

いつもの参加メンバー紹介
pusai・・・俺ね
murakumo

いがちゃん

Ruler
たったの4人です。だってこんな企画募集したって来ないだろ。

2001年3月2日

午前5時30分
ついにこの日が来てしまった・・・
天気も良いし絶好の旅行日よりでは無く・・・神が拒むがごとく雪!最悪だ!!!
いがちゃんと共に傘を握りしめ駅に向かう・・・
駅でmurakumoを拾う。ちなみに俺達はこんな朝早くの電車に乗るため徹夜である。まぁ俺は少しは寝たけどね。

6時ちょい過ぎ東京駅でRulerと合流
なんと、わざわざ高崎から午前3時半の始発で東京に来てくれた・・・招集した俺が言うことではないが「よくやるよ・・・」

今回は格安旅行にするため青春18切符を使った。これなら1日乗り放題で2300円!
コレなら、その日の内に帰れれば往復2300円で済む。
ちなみに新幹線特急には使えないので鈍行と快速で行く。
名古屋までは実に6時間もかかるのだ・・・無謀だね。

午前6時32分東京発沼津行きに乗り込む
4人でボックス2つを占拠、良い身分である。俺はいがちゃんと占拠。murakumoはRulerと占拠。何とも妙な組み合わせである。
やることも無く、うだうだうだ・・・では無く俺は徹夜?明けでハイテンション!
いがちゃん相手にしゃべりまくっていた。それを横目にmurakumoとRulerは熟睡。
話のネタもつきてきたんで1人企画のため絵の練習をすることにした。
暫くして結構自分でも納得のいくのが描けた。
そのときだ見事に描いた絵にお茶をこぼした・・・俺の苦労はなんだったんだ!
何ともついていないというか行き先が不安だ。
それから数時間後、窓の外には海が・・・内陸部生まれのためマジ感動。
しかし目に飛び込んできたのは海岸沿いを走る霊柩車!なんでやねん!
やっぱり先行きが不安だ・・・。

午前8時44分沼津着
次の乗り換えは8時47分沼津発豊橋行きだ。
ここで不吉な予感が的中!!!
2番線4番線を間違え乗り遅れる!!!
ボケているんだ俺!!!っていうか時間が無いのにトイレに行くなぁ!
おい!Ruler乗り遅れたからって開き直ってソバ食うな!!!
ここで次の電車を調べるともうすぐ特急が来るな・・・。
しゃぁないので切符も無しに特急に乗り込む。18切符では特急にゃ乗れないのだ!
まぁ車掌に見つからなきゃ良いわけだな。
乗り込んだは良いが、やっぱり車掌に見つかる・・・ココは殺るか!?
しかし、いい人だったので見逃してくれる。でも次の富士で降りてねだって。
どうせなら最後まで乗らしてくれぇ!!!

何時か忘れた富士に到着
もともと乗る予定だった電車に追いついたので乗り込む。
さすが特急速かったぜ!ちゅうか俺達って運がいいな。
しかし、次の乗り換えまでに約2時間半はある。暇だ・・・上がったテンションが下がらない俺。
っていうか俺以外はみんな死んでいる。しゃないココは隣でボケてるいがちゃんで遊ぶか。
俺「ねぇなんか書くモノもってない?」
さっそうとペンを差し出すいがちゃん。
俺「ありがとう。ちょうど顔に落書きする物探していたんだ。」
いがちゃん「・・・」
無言で俺を締めてきやがった・・・当たり前か。
暇なんでとにかくコレを繰り返す・・・。
その後、何とか起きていたmurakumoと語り合って暇をしのいだ?
途中、浜名湖の綺麗さに感動。さすがに今回は霊柩車は走ってなかった(笑)
そういえば途中に卒業シーズンらしく袴っ娘が乗り込んできたな・・・。
やっぱイイネ袴はストレートに言ってしまえばそそる!
よし今度は馬車道企画か(笑)
ん・・・考えて見りゃ俺も卒業だな・・・っていうか卒業できるのか俺!

午前11時39分豊橋着
乗り換えの電車は11時47分名古屋行き。しかも快速。
時間的に余裕もあったし乗り遅れることなく無事に乗り込む。
しかしだ関東に比べこっちの快速電車は速いな・・・どうやら時速120kmでているそうだ。
快速とは言え1時間弱・・・暇なんでいがちゃんでも突っついていよう。
見事に反撃される。また繰り返し・・・懲りないな俺。
暫く、いがちゃんを突っついていたが飽きたので少し寝ておこう・・・って30分も寝れんな。

午後12時34分名古屋到着!!!
天気は晴れ。んっ晴れだと!ちょっと待て!俺は家を出る時は傘を持ってきた・・・周りは傘なんて持ち歩いていない!うわっ!なんか俺たちかなり浮いている!!!
しかしだファッションの最先端、名古屋と言われているくせに周りは意外と地味な格好しているな・・・俺達また浮いてるよ

地下鉄に乗り込み決戦の地、山のあるいりなか

午後1時ちょい過ぎ山に到着!

いよいよ店内へ!
く、暗いぞ!店内は暗かった・・・何とも怪しい雰囲気。
こんなトコに客来るのか・・・っていっぱい居るじゃん。まぁ地元でも人気?店らしいし。

とりあえず奥の個室に居座る。
周りを見渡すとどの客も変な物ばかり食っている・・・オイオイ

メニューに目を通す・・・なんちゅうかメニューの数が恐ろしいほど多い。
何を注文するか悩む・・・壁には『本日、甘口いちごスパあります』・・・うわっ!
そうこうしているうちにやる気のない店員登場。速く決めないと・・・・。

でもって俺たちの注文した物は

甘口イチゴスパ
甘口抹茶小倉スパ
なべスパ
ピカンテピラフ激から
イタリアントマトパフェ
チョコレートパフェ

最後の一品を除いてみんな変わった物(ゲテモノ)を注文・・・やっぱ名古屋に来たからにはね。


最初に現れたのはピカンテピラフ激から

基本的にmurakumoが頼んだのだが味見として貰う。
ん・・・うまいぞコレ。
少し甘みのかかったトマト味のライス。
くどくも無くまろやかだ・・・でもってピリッと・・・

どころじゃない・・・つうか凄ぇ辛い!じゃなくてイタイ!!!
なんと辛すぎてイタイのだ!!!でも旨いから食う・・・でもイタイの繰り返し。
しかも量が多い!何人前だよこれわ!!!
さすが山だ簡単には登らせてくれないらしい。

次にやってきたのは今回のメインとも言える皿

甘口スパ!しかもいちごと抹茶同時にまさにダブルヘル!!!

俺の前に甘口いちごスパがやってきた。
しかしなんだコレは・・・本当に食い物か!!!
暖かいらしく湯気が出ている。おいおい・・・クリーム乗ってるジャン。溶けるって。

勇気を出さずに食う

ん・・・うまいぞ!

意外なことに美味しいと感じてしまった・・・案外いける。
抹茶スパも少し貰ったがこっちも美味しい!
抹茶を練り込んだ生地は本当に風味も良く美味しい。
山最悪のメニューと聞いていたがそうでもないな。
期待はずれかも・・・

しかし食うこと数分・・・うっ!

嫌になってきた・・・腹には余裕があるのだが体が受け付けない。
しかもクリームは溶けるわ、乗っているイチゴは生暖かくなる最悪度を増していく。
タダでさえ量が尋常じゃ無いのに伸びて量が増えている(爆)
食っても食っても減らないし不味くなってゆく・・・こりゃ確かに最悪のメニューだな・・・。

Ruler曰く「アンマッチ」

俺が甘口に手を焼いているときなべスパなる物がやってきた。

まぁ普通の鍋に超大盛りのスパが煮てあるだけの物につけて食う。
うどんをスパに変えただけじゃん。もちろん味は普通、汁の味しかしません。

しかしだ・・・量が多い。まさかなべとは言え個人用の小さいので来る物だと思っていたが
全然違った・・・ごく普通の大きな鍋である。

一応Rulerと2人で食べていたのだが全然減らない・・・ちゅうか増えている!!!
やはり伸びたおかげで増えてしまった。しかも汁物だけに増える量も尋常じゃない!!!

最後はデザートの2品

見た目も綺麗なイタリアントマトパフェ
見た目は綺麗でも中に入ってるのは生トマト(笑)
でもこれって結構うまかったりする。
酸味の利いたソース(ラズベリーらしい)がアイスとトマトにマッチする。
コレはオススメの一品です。
まぁトマトと言う時点でゲテモノには違いないのですが・・・

でもってもう一つは普通のチョコレートパフェ
至って普通
まぁ強いて言うならアーモンドが良い味出していたことくらい。

終盤は回し食いになった。
しかしだ!誰も甘口いちごスパには手を出さない!
みんな口をそろえて
「あんなモノ食えるか」
と大声で言い抜かす・・・。
オイオイ確実に店員に聞こえてるよな・・・。

俺はひたすら鍋を食っていた・・・しかし食っても食っても増える!!!
更に問題が起きた・・・
なんとなべスパ用の汁が薄まってきた!!!
そこで近くにあった醤油を付け足すことにした。

入れた後思わぬことに気づく・・・

コレってソースじゃん!!!

なんとでは醤油の瓶にソースを入れていたのだ!!!
何とも奇妙な味の汁が完成してしまった。
しかしゲテモノ食いの俺としては意外と美味しく感じてしまった(笑)
他のみんなは「不味い」の一点張り。
悪かったな変わった味覚の持ち主で。
しかし、なべスパをもゲテモノにしてしまうとは・・・不覚。

その後何度か甘口いちごスパを摘もうとするが体が受け付けてくれない・・・。
腹には余裕があるはずなのに・・・飲み込むのがこんなに辛いのは初めてである。

たぶん午後15時30分

なんと約2時間半も居座り
結局完食したのはピカンテピラフ激からパフェだけ。
他は無惨にも残りに残った・・・って当たり前か。

なべスパもね醤油があったら完食できたかも・・・
甘口抹茶小倉スパはいがちゃんが黙々と食していたが後一歩
甘口いちごスパは食えたやつ偉い。褒美を使わす。

帰り際、散々悪口を連発していたので店員とかなり不味い雰囲気になるかと思ったら
店のオヤジが

「ありがとうございましたぁ!」

と元気良く答えてくれた・・・あら意外な反応。
いがちゃんとmurakumoは「甘口抹茶小倉スパ15周年記念ストラップ」なるモノを買っていった・・・。」

しかしだ、みんな店からでるとまるでゾンビの様だ・・・
なぜだ!って分かってるけどな。

第1部・・・完

えっ2部あるの!あるけどダレますコノ話は・・・気が向いたらアップします。

いちおうお馴染み最後の結論

リベンジ!マウンテン!

ちゅうことで第2次○○屋に逝って山登りしよう決定!
詳細は後ほど。

Since:2000/12/20
Last Update:2001/03/10
管理者へメールを送る:mailto:pusai@mail.goo.ne.jp
Copyright(C) 2000
pusai Allrights reserved