大槻ケンヂソロ・デビュー20周年記念シリーズ! 1 !!
「MIDNIGHT PLUGLESS CAFE」HQCD(Hi QualityCD)化再発売記念ライブ  2015.3.5 StarPine'sCafe 19:00~21:15

大槻ケンヂアンプラグド・ユニット 大槻ケンヂ(Vo)長井ちえ(Ag)宮脇てつや(Ag)朝倉真司(Per)かわいしのぶ(Bs)


MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


オープニングSE:ふりそでーしょん。

オーケン一人で登場。最初は弾き語りのようです。

オーケン
:白ピースメーカーシャツ。黒ハット。黒Tシャツ。黒革パンツ。数珠ネックレス。


オンリー・ユー。
吉祥寺のあの狭いディスコティックで。

ロコ、思うままに。

「はぁいど~も~。テンション上げて行きたいと思いますけどね。へへへ、今楽屋でどういうテンションで行くか話してまして。先日水戸華之介さんと
我々は、ミュージシャンなんだから。まぁ確かにトークでお客さんを引っ張っていくタイプのボーカリストであるけども、笑い乞食になってはいけない。
笑い乞食とは何かというと、ケラさんが言った言葉で、演劇で言う言葉らしいんですよ。演劇というのは難しくて、シリアスなものでも笑いが起きることが
あるでしょ。そうすると役者演出家というのは笑いを求めてしまう。どんどん笑いのシーンを増やしてしまって、いつの間にか、なんだろう平田オリザとか真面目に
やろうとしてたのが、コント集団みたいになっている。それはそれで成功する場合もあるけど。笑い乞食になっちゃだめ、寧ろ、笑い貴族であれ。ということを
言っていたんですけど、考えてみたら笑い貴族って何だろう。貴族のように、笑わせてくれるのを待つ人だなと。笑い貴族になるんで、みなさんが笑わせてくださいね。
面白い顔をしたりだとか。そういう話をしたんですけど、ソロデビュー20年、二十歳ということで、その時点できゃりーぱみゅぱみゅかけてウケを狙っている。
笑いを取りにいくぞと思ってね。はぁいどうぞよろしく~!最近は、テンション上げていこうと思うんですけど、このあとすごいミュージシャンも出ますよ!
よろしくお願いしますねっ!できないですけど。今日は1曲だけね、ずっとやってるとFOKになっちゃうんで。下手な弾き語りを、素晴らしいミュージシャンが来てるのに
僕が弾き語り、1曲で終わらせようとしたのに、素晴らしいミュージシャンに「ちょっとまだ化粧時間かかるから、ゆっくりやっててね!」言われたんで
もうちょっとやります」

タンゴ。
最後はじゃら~ん♪と優しく終わり。

「はぁいどうもありがとうテンション上げてね、タンゴという曲を、噛んでますねいきなり。今回は僕のソロデビュー20周年のイベントとしてミッドナイトプラグレスカフェ
というアルバムがHQCDというのでもう、再発されましたね?ありがとうございます。聞き比べた人いますか?僕聞き比べてみたんだけど、ミッドナイトプラグレスカフェが
恐らく一番わかるんじゃないかな。アコースティックの音色というのは結構、他のだと加工してるのでわからないけどアコースティックは生なので一番HQになった甲斐が
あったんじゃないかなぁと思いますね。あれはまだ僕がポルシェとか乗ってた頃かなぁ。男と言うのはいくつになっても、ソロデビュー20年、プロデビュー26年目ですけど
色々スタッフさんに頼んでツアー回ってるんですけど、放浪、さすらうっていうの?男ってさすらいというのに夢を抱くんですよ。小林旭が歌ってるさすらいって曲があったり
しますけど、さすらってみたいなと。二人で行くのは煩わしい一人は寂しいどうすればいいか、あぁギターがあれば。ギター2本車に積んで色んなとこに行って歌ってみたい
なぁと思って。ギター2本積める車か。僕ペーパードライバーになって10年目くらいなんですよ。最後に乗った車が走行45キロってね。違うな、走行30何キロだ。
猫ひろしが東京マラソンで走るよりも短い。売っちゃったんでそれ以来電車とかバスとか乗ってるんですけど。ちょっと車いいなぁと思って。でも正直車の運転得意じゃない
んですよ。でも今の車ってものすごいんですよね。あ、みなさんじっくり聞いてくださってますけどそんな大した話じゃないんで。適当でいいですよ。今の車知らなかった
けどさ、緊急自動ブレーキ、車がぴたーっと止まる。えっ?みんな知ってたの?あれだな!久保田利伸さんが「あっChara?」あれか!久保田利伸の印象しかなくてね。
そういうことかわかんなかったんだね。昔愛川欽也がラジオで「くぼのぶ!くぼのぶって呼んでいい!?」って呼んでるんだけど、未だかつて久保田利伸さんをくぼのぶ
って呼ぶ人に会ったことがない。愛川欽也をあいきんと呼ぶのかまぁそれはいいですけど、あと知ってます?パーキングアシストシステム!知ってんだ、すごいね!
何、ディーラーの人?すごいんだよ、何笑ってんだよぉ!あんたたちが俺を笑わせんだろ!?俺は笑い乞食じゃねぇんだよ。手を離すと車がくるくる、車はくるくる言わないや
ハンドルがくるくる回って駐車してくれるのあるのね、びっくりしちゃって。すごいんだよ、オーディオもCDが入らないのもあるんだよ。俺の時代MDだったんだから。
それで、緊急オートブレーキがあって、バックビューモニター。さらにパーキングアシストシステム。これが重要なんですけど、ずばり言って縦列駐車は結構あるんです。
でも並列駐車もある方、普通の車庫入れね、サポートしてくれるのはないんですよ。僕は普通の車庫入れも駐車して欲しいんですよ。怖いから、ぶっちゃけ。間違えて
橘高さんの車にぶつけたら大変じゃないですか。それが12月の20何日だったら、ドライブに連れて行こうという時に、僕がぼかーんなんてやったら、「君は何で、車ぶつける
ことはいい。しかし、俺とファンとのそういうのは!サプライズが!」なんて怒られて。両方できるの探したんですよ。さすがですね、唯一できるのがメルセデスベンツだけ。
相当調べたもん、うん。もう1回言うよ?縦列並列のパークアシストシステムと、緊急ブレーキ、グレードにもよるんだけど、スバルが一番、いいや車の話は。でさ、ベンツかと。
笑い乞食の俺がベンツかと。でも笑い乞食のこの俺はね、昔独身貴族気取りでポルシェを買って、ファンのみなさんにディスられたという辛い過去があるんです。
好きなアーティスト様がさ、素敵なポルシェ買ったらさ、さすが大槻さん、みんなやんややんや言うと思ったんですよ。男性の皆様も殿ーナもね、姫ーナ殿ーナもさ、
サブカルでもポルシェ乗れるんだ夢を抱けると思って、買った最初に掟ポルシェ。を乗せたんだよ。掟君が裸で来て、大変だった毛を落とすな!大変だったんですけど、
まさかの「大槻さんらしくありません」らしくもねぇよ。これね、稲妻レッグラリアットの木村健吾さんが、妙に歌がうまくてね、らしくもねぇよってレコード出したんだよ。
そんな言われようですよ。俺は木村健吾か!って。そんな俺が今度ベンツ買ったらどんな言われようかと思うんですね。社長気取り?いや僕オーケン企画の代表取締役
社長は社長なんです。うーん、でも俺は思ったね、消去法でいったら残るのはメルセデスベンツ、しかたないよ、仕方なくベンツ買うんだよ。その時はーっと思ったんだよね。
お前、ナゴム魂を忘れたのか?ね、確かに。だからナゴムの人達、ポルシェでさえディスられるのにベンツ、勘違いもいいところ。今問われているのは、セーフティかナゴムか。
セーフティオアナゴム。いやほんとにこの問題に関してはね、緒川たまきさんに聞きたいよぉ!もう1曲やります」

OUTSIDERS。

「どうもありがとう~。発明家の方でね、ガラガラバッグあるじゃないですか、キャリーバッグね。あれにエンジンをつけて走る。あれにギターをつけてガラガラ行って
たまに疲れたら乗って、だったら許してくれるかな、そういう気がしています。問題はもし、そのエンジンの付いたキャリーバッグが、ベンツ製だったらどうしようか。
ということですね。はぁ。」

おやすみ-End-。
歌い出したと思ったら。
「な~が♪はっ!そうだ、この曲元々はデュエットなんですよね。今日素敵な女性が来ているので、一緒にちょっと、歌ってもらおうかな。じゃあ、お招きしましょう。
長井ちえさーん」

ちえさん登場。
「長かったですか?」

「いや楽屋が楽しくて寂しい」
「寂しいって言うなよ!いちご大福食べました?」
「まだ。カレーを食べ過ぎて」

「カレーか。俺にカレーを食わせろだね」
「俺に!」

「じゃあステージの話全然聞いてなかったですか?」
「何話てんの?って聞いてみたら、「どうも車買うらしい」噂はちょっと聞いて。あれ?違う?」

「ぶつからなくて、縦列も並列もハンドルがくるくる回って駐車してくれるのが今、あるんだよ」
「ほんとに?」

「ほんとに!試乗してすげえよ。くるくるってきゅい~駐車してくれるの。ただ、コンピュータ制御なんだけど、縦の方が簡単なんだって。普通の駐車よりも。
縦列はできるけど、並列はまだ、たまに失敗するんだって。たまに失敗されたら困るよ。」

「すごい熱弁ぶりですね」

「縦列並列と俺の欲しい安全機能が全部あるのがベンツだけなの」
「昔は、ポルシェか」

「ポルシェ買ってらしくもないってディスられたから」
「そのポルシェを日産の1000ccの車で環七で追い抜いたからね」

「赤帽さんによく抜かれた。言うてもさ、オーケンがベンツでらしくもねぇって、おらぁ社長だからさ、いいんじゃねぇかと思うんだけど、やっぱりらしくもないから
今のところは、ガラガラバッグにエンジンが付いて走るってやつ。疲れたら乗ればいい」

「それいいね。縦列とか」

「縦列ね。さぁやりましょう。行きます」
おやすみ-End-。
オーケンのギターでちえさん歌。オーケン鬼にされて~♪部分歌。間奏ちえさんギター加わり。

「今ね、冷や汗がだらだら出てね。違う歌詞を開いて歌い出しちゃった。こんなこと、あるよね?あ゛~びっくりした。まぁまぁ」

「カウントで入る約束だったよね」

「えっ?」
「ワンツーで歌い出しなのに(目配せでせーの)」

「そうだ!言われてたよね。歌いにくいことするなと」
「一緒に歌うはずなのに歌い忘れたのと」
「そこで、そこで!」
「紙をめくって大変だったのね」

「だからさ、自動演奏システムっていうの早くベンツでできればいいのに。ヤマハかな。さぁもうひとかた、ちえさん来てくれたのでお呼びしましょう。
宮脇てつやさん~お久し振りです~」
宮脇さん登場。下手側。
「お久し振りなんですが、てっちゃんにはすごいお世話になってて、僕が弾き語りするわけなんですが、最初に曲をコード譜で起こしてくれた方なんですよ」
「そうそう!」
拍手。
「あとFOK46ってエッセイ書いた時に、じゃ~んスカスカジャンジャンっていうリズムは、じゃーん新宿渋谷って言うと」
「八分音符と十六分音符だっていう。そんなこと言ってましたっけ」
「はい。そのくだり、新宿渋谷を教えてくださったのも!てっちゃんなんです」
「ありがとうございます!」
「ちえさんにも色々」

「あたし何も、頼まれたことない」

「ええ?教えてもらいましたよ。ちえさんにはマイナーとメジャーだけは間違うなって。気持ちが悪いから」
「最初アルファベットだけで弾いてる時代があって」

「そうそう。そんなこともありました。じゃあお二人とも絶大なサポートで、あたくしが弾いて」
「ギター持ってる!」
「全員で喋るのやめようね」

「なあに?自動でね、車が止まる時代ですから、縦列並列両方来てくれた、両方アシストしてもらって、じゃああのさぁお願いします」
あのさぁ。

「ありがとうございます。縦列さんも並列さんもありがとうございます。じゃあてっちゃんとちえさんが揃ったのでもうひとかた、お招きしましょう。
朝ちゃん朝倉真司さんですー」
朝倉さん登場。
「もう~朝ちゃんも久し振りですね」
「お久し振りです」
「アウェーインザライフ、筋肉少女帯のね、あれにも参加してるんですけど、でも僕はあれですよ、よく観てますよ朝倉さんを。ももクロのライブで。
労働讃歌って僕が作詞した曲も、ももクロで叩いてくれてるという非常に不思議な空間がね、ありますけどもここで、ものすごいHQCDに関する
ものすごい発表があります。あたくしね、このメンツ、あれなんですよプライベートアンプラグドって沖縄に行って録音しました僕のアコースティックアルバムの
まさにメンバーなんですけども、一堂に揃ってお招きしたらできると思って。もう一つミッドナイトプラグレスカフェ、アルバムが再発になったんです。
ワタクシ自分のCDほとんど聴かないんですね。ミッドナイトプラグレスカフェっていうのを、聴いてなかった。どういうものだろう。で、プライベートアンプラグドと
ごっちゃになってました。ずばり言ってプライベートアンプラグドの中身がミッドナイトプラグレスカフェで、それがHQCDになるんだと。だから、
ミッドナイトプラグレスカフェというのがHQCDで再発になったんだけど、俺はその中身をプライベートアンプラグドだと思ってたの。」

「ひどいね」

「ヒドイんだよ。だから、みんなをお招きして、って」
「根本的に勘違い」
「でもいいじゃないこうやってみんな揃ったんだから。楽しいことですよ。よかったと思います。だからその頃の曲を久し振りにやりたいと思うんですけど
ボクね、さっきおやすみ-End-って曲をやったんですけど、プライベートアンプラグドの中におやすみという曲があって、その歌詞を開いてたんです。
そうなんですけど、久し振りに、てっちゃんが作ってくれた曲で。あぁやるの久し振りですね。嬉しいですお願いします」
おやすみ。

犬を手離す。

「座ろう。MCの時は座ろうあぁ~。このメンバーで色んなとこ行きましたね。どこ行ったかなぁ。どこ行きましたっけ。一番遠いとこは」

「沖縄」

「沖縄はね」
「博多も割りと」
「何回か」
「えっ?ほんとに?」
「京都も」

「博多行った?」
「行きましたよ」
「初めて奢ってもらったのが中洲の屋台。奢ってもらったというか5千円だけ出してくれた」
「ほんと?」
「京都でホントに奢ってもらったけど、ちょっと多めに出すって行いをしたのが中洲」

「おれね、わかったんだけど奢るって難しいんだよ、タイミングが。今筋肉少女帯と人間椅子でコラボの作ってんだ。おらぁ全然行かないんだよ。
わかんねぇからよ」

「それだれ?」

「わかんない、江戸っ子。悪いからさ、気を遣ってさ、弁当、スーパー弁当をみんなで、と思ってさ。「弁当は!弊社が!」って言おうと思うんだけど
なかなか難しいんだよ」

「言わないで置いとくって」

「そう!それも考えた。言わないで出しとく、それも考えた。すぐ来ちゃったんだよ」
「メンバーが?」

「お弁当屋さんが。それでマネージャーなりが「お代は~」って。そこに割って入るのもさ、「ここは俺が!」」
「お弁当とかじゃなくてもっと特別なものを。お弁当とかじゃないよ」

「何がいい?」
「お弁当は普通に経費で」

「取らねぇよそん時は領収書。肩を揉んだりとか」
「ちっちゃい!」
「筋少のレコーディングしてるから、また来てない、「さっき見たよ?」メンバーが外に出るとメンバーの車を俺が磨いてる。「あぁ、やってるよ!
おつかれっ!」」
「それは経費がかからない、オーケンさんが動くだけ」
「ウォッシュなんとか代は。なかなか難しいな。そうだ、大きいところを見せるよ何か」

「豆腐の南禅寺はかっこよかった。」

「俺ね、南禅寺で」
「南禅寺事件ね」

「南禅寺騒動、南禅寺の乱、年号覚えたいよね」
「俺はいかなかったの?」
「俺はいないの残念ながら。女子チームだったの」

「打上げかな?みんな記憶が曖昧じゃないですか。南禅寺で女子チームが湯豆腐食べた。僕はちょっと外の空気を吸いに、なんてこと言いながら
お金を払った」
「かっこいい」
「それかっこいい。寧ろ頻繁にやりたい。やりたいのは芸人さんの話で言う、後輩が居たら挨拶に来てくれて、帰りにもうお支払い頂いてますよ、ってのを
やりたい。でもいてくんないんだもん。たまたま居てよ」

「たけしさんがさ、ゴールデン街で、芸人だって言ったら全部つけて。俺が全部払うって。百万くらいになっちゃう月もあるってのがあるんだって。
オーケンの店で」

「俺は純粋なミュージシャンとも言えないから。あ、笑い乞食が来たら、全員奢ってやってくれ。いい話だなぁ~。ステージで笑いを取らないとしょうがないような
やつが来たら全部俺が」

「このメンバーで色々なところにいって、色んな歌を演奏したんですけど、鉄板な曲というか、結構アウェーな時もありましたね。あった、あれ銚子音楽祭って出たね。
寿司を本番前に食べるって、いや終わってからだろ!でも寿司ががびがびになるから、みたいなひと騒動が。まぁ色々アウェーな感じのところもありましたが
どこに行っても鉄板だというのを今日久し振りに。ご存知の方はご一緒に。アニメ一休さんの、ははうえさま」
ははうえさま。

Sweets。
花火。

「あの~演奏が終わると僕が拍手したくなるという。素晴らしいです。光栄です。プラグレスカフェとかプライベートアンプラグド聴き直してわかったんですけど
僕筋肉少女帯や特撮をやって、幅を広げるじゃないですけど、アコースティックもやってみよう。本来は僕がやってく感じだから例えば三上寛さん的なね、おど!
みたいなのであるとか、おかあさん、あなたの名前はもう、遠藤ミチロウさんですよね。そういったような、生きてるって言ってみろ!そういう情念フォークっていう
んですかね、そっちの方向に行くのかと思ってたんですけど、たまたま縁あってこのお三方来てくださって、オシャレなアレンジを施してくださって、それで、ちえさんね
俺のこういう甘い、スイーツみたいな甘い歌、女子の方々うっとりさせることを煮崩れさせる!って言うの。煮崩れてる?」
ハハハ。
「反応が」

「ね。煮崩れてる?」
ぃぇー。
「こんな反応初めてだね」
「いやいや。割とどっちかといえば、おど!おどのせいで~、のはずが、スイーツふったりっは~♪こういうアーバンな方向?に行ったのは、お三方とアコースティックを
やることになったから、こういう路線が出来だしたんだと、そう思いますね。あの時に情念フォークの方が3人来ていたら、みなさんこうやってずっと、大変ですよ。
それはそれで全然ありだと思うけど。うわぁぁあ!おどぉぉ!違う意味で、煮崩れて。はい、次の曲なんてのは、どっちの方向もちょうどうまい具合に僕のおどな、アングラな
方向とアーバンな方向ってないか、煮崩れの方向と混ざってますね。聞いてください、蜘蛛の糸」
蜘蛛の糸。
テレパシー。

「えー、花粉症でして。ここで告知させてくださいね。HQCD6タイトル発売になり、ちょっと飴舐めていい?」
飴ぱくり。
「それでですねぇ、飴小さいのにすればよかった。色々ライブがありまして、近々は3月11日新宿LOFT。ありがとうございます。なんかねぇ、一昨日くらいもイベントやって
ちょっとやりすぎかなぁと、まぁ楽しくていいです。3月11日対自核、ソロアルバムですね。20thバンドのライブがあります。その日は、豪華特典が色々ございます」
特典告知。

「20thバンドのメンバーはとばっちりですね。そういうのあってもいいんじゃないかと。そして特撮の方もありますんで来てくださいね。よろしくお願いします」
ちえさん宮脇さんが席を外していて。
「あれっ?ちょっと待とうか。さっき言ったんですけど、僕自走式のキャリーバッグに乗ってこれから現れるようにしますね」
「何をおっしゃってるのか」
「上で盛り上がってて?」
「車を買うって話までしか」
「らしくもないね、って、ナゴム魂がない、ケラさんに怒られるから。外国でガラガラバッグにエンジンがついて、ガラガラって疲れたらそれに乗って走れるという
夢の車があるんだよ。それに乗って、ギターを持って来たら、らしいねって。え?何ですか?」
「電車とかには乗るってことですね?」
「電車の中でそれに乗って移動したっていい」
「電車の中で?」
「4両目から6両目まで。御茶ノ水とかあっちとこっちで大変なことあるじゃない」
「そこで下りて乗ってけばいいじゃない」
「そうですねぇ。とても実のある会話ができましたね。ツイートしたくなる会話が。炎上する余地はないと思います。もう一度、てっちゃんちえさん出てきて。まだ?
出てくださいよ。そこにいて妙に何か幽霊のように」
宮脇さん。
「てっちゃんも何か当時のことは覚えてないって。よっぱらい事件とか」
「どうぞどうぞ」
「あれは京都だか全然覚えてないけど。がーっと飲んで、メンバーと、その後スタッフが遅れてくるんだよ。結構夜中になって、店も閉まっちゃう。酒好きのスタッフが
くわーくわーー!って飲んじゃって」
「急いで飲んだ」
「がーっと飲んで、帰りにみんなでコンビニに寄ったんだ。そしたらてっちゃんがそのスタッフに説教始めたんだ。「ああいう自分を壊すような飲み方よくない!そもそも
あんな飲んじゃいけない!そういうのよくない!」って言うてっちゃんがコンビニの籠持ってて、そこにチューハイの缶がいっぱい」
「あはは!全然覚えてない」
「しかも覚えてない」
「覚えてるでしょ?」
「覚えてる」
「あたしも覚えてない」
「ちえさん覚えてない」
「酔うと忘れる」

「 今日のスタッフが怒られた人だね。「いや~宮脇さんにすげー怒られたんですよぉ。宮脇さん、チューハイの缶いっぱいなんすよねぇ」そんなこともございました。
ささ、ここでもう一方お呼びしましょう。かわいしのぶさんですどうぞ~」
かわいしのぶさん登場。
「かわいさんはポンすけで参加していただきました」
「参加してない」
「 初参加!?もうわかんない!そうだ、ベラポンプアワーだ!そうだそうだ。ポンプさんが打上げでチャーハンを信じられない数頼んで、どんどんチャーハンが
空飛ぶ円盤みたいに。マーズアタックのオープニングみたいに」
「普通のチャーハンが4つ来て、いっぱい来たなと思ったら次にタマゴチャーハンですとかいって。もう3種類くらい出てきた」
「名古屋。ふつ~のラーメン屋さん。そんなどうでもいい、だから人は得てしてどうでもいいことしか覚えていないし、どうでもいいことも覚えてない。はい、今日の名言
でしたね。じゃ、そんなわけで、ベースが入ってもう何曲かやりますか。みんな、狂ったように踊ってくれたっていいんだぜ?いやこないださ、エルビススプレスリーの
テレビでやってるじゃない?すごいんだよ、プレスリーの歌全部意味がなくてさ。あの子とワイキキあはは~♪ロクンロ~♪それでみんな踊りまくってるんだよ?
気が狂ってるんじゃねぇか?頭おかしくね?と思って。監獄ロックだよ?刑務所だよ?悪いことした人がさ、粋な看守の計らいで~♪踊ってんだよ。粋な計らいするなよな!
どうなってんだ少年法、みたいな話も。そんな、エルビス気分で全然そんな曲じゃない!踊ってくれたっていいけど、でも、ニ、三人とか一人だけ立ち上がって
踊りだすと、ものすごいああいうの怖いから止めてね。ごくまれに、火とのライブとか行って冷や汗が出る。あれやめてね。じゃあお願いします。人として軸がぶれている~」
人として軸がぶれている。

「オッケー、これもすごい久し振りにやります。このアレンジで行くのは久し振りなんじゃないでしょうか。行きましょうBABYBABY~」
BABYBABY。
サボテンとバントライン。

「 ほんとにかわいさんお待たせしてしまった分、爆発してくださってありがとうございます。ほんとにデビュー、ソロデビューが20周年でね、芸歴でいうとデビュー26年目
ですね。そのくらい経つ人間というのはそこそこ成長するんだろうなという風に考えていたんですけど、最近一番心にガーンと感動抱いたというのが、巌流島って
新しい格闘技を始めようって世界各国から集めて全く新しい格闘技を作ろうってイベントが行われたの。番組に関って招待していただいて、素晴らしい血だらけの試合とか
あったんですけどね、一人異種格闘技戦みたいとこで太極拳、の先生が出てきた。年下なんだろうなぁ~40代くらいの朴訥とした太極拳の達人なんですよ。いわゆる
ガチ物ファイトで上になってぼこぼこ殴ったりとかしてもOKな、とこに太極拳!どうなんだろうと思ったらしかもその人武術太極拳、戦う方じゃなくて健康太極拳の人!
相手は実戦空手の人なの。実戦空手対健康太極拳。これどんなことになるんだろう!と思って。カーンと鳴ったわけです。10mくらい離れてるかな、タタタッと走ってきて
ふわぁ~ってあのベストキッドってわかる?これですよこれ!やったですよ!」
ポーズやってみせ。
「おぉ!と思った瞬間実戦空手の人がぱこーん!ええ!?・・・おしまい!6秒でした。6秒ノックアウト。ていうのを見て僕あああ!感動したんですね。人は例えば
他人様のクリントイーストウッドの新作を観たりとかあると思いますけど、僕は健康太極拳に、あの鶴の舞がただパコーンってうわああ!思ったっていう自分が、
いやいや待てよと。デビューする直前22歳の時もそんなやつだったと。そんなのでうわぁって言ってた人間が、今いくつだ?49で来年50だ、それがあんた健康太極拳の
パコーンで未だにガーンて受けてていいのかおれはよ!!おど!!っていう怒りにも似た、自分に対する、悲しみ切なさ憤りですよ。そういうのを感じたんですけどもでもどうでしょう、
今日歌われた歌を見て。おやすみあのさぁ香菜頭をよくしてあげよう」
それ歌ってません。
「ははうえさまSweets。どれもこれも甘やかな、アーバンな曲ですね。確かに俺はパコーンでやっぱり、心が燃えてしまう、中二病を抱えた・・・中野国の人間ですよ。
でも、御覧なさい今日のライブ、振り返り見れば結局、こんな大人な歌を歌っている大槻ケンヂがいるんですよ。成長してんだ俺」
パチパチ。
「フー。この成長を支えてくださハハハダダダ。この成長を促してくださったのは、ほかでもない、健康太極拳の先生です!じゃあ最後の曲です聞いてください今日は
どうもありがとー。サイン!」
SIGN。
後奏で挨拶して退場。
「今日はみなさんほんとどうもありがとうございました~。デビュー20年、続けてこられたのも素晴らしいミュージシャンと、太極拳の先生と、そして、みなさんのお陰です
ありがとうございました」

~アンコール~
オーケンから登場。


「今日は新しいスキルを身につけましたね。ほかのメンバーでもやりたいですね。ほんとにありがとうございます。3月11日対自核のチケット今日売ってるそうなので。
良かったら来て下さい。新しいTシャツも、今日は着るのを忘れたので。3月11日新宿LOFTで着ていくと思うので、着て来てくれたら、お揃いだねっ。ペアルックだね。
そのくらいですかね?あ、ショーマストゴーオン、ライブ盤が。あの豪華仕様でご購入された方もいるかもしれません。Tシャツが入ってましたよね。あのTシャツは
取っとくべきなのか着るべきなのか。即効ヤフオクに流すべきなのか。中野国の住民としては考えますけど。そういうわけで、もう一度お招きしましょう。みなさんどうぞ」
メンバー登場。
「ほんとみなさんありがとうございます~。次のライブは自走式キャリーバッグに乗って現れるのを楽しみにしてください。多分、スバル製だと思います。あと言っとくべきは
太極拳の話はしました?した、十ニ分にした。ポーズも見ました?ミッドナイトプラグレスカフェの方が、HQCDになって今回のライブ行われたわけですけど、アコースティック
もこれからどんどんやっていこうと思うんですけど、もう1回言うけど、僕がアコースティックやろうって言った時に違う傾向のミュージュシャンが来たら、また違う方向に。
そういうのが非常に面白いなと。ふと思ったりしましたね。お客さんもそうだよね?これがさ、全員荒くれたうあーうあー!みたいなさ、人ばっかりだったらさ、僕もこういう
スタイルにならなかったね、うん。割と僕ね他のライブ見て思うのが、同年代の、僕なんかパンクロックから来たじゃないですか。いい悪いじゃなく僕のところに来てくださる
お客さんはお行儀がいいんですよねすごくね。変な荒れ方をしないまぁネット上でどうなってるか知らないですけど。SNS上ではどうだか。まぁ礼儀正しいというか、
そういうお客様に恵まれたから、こういう感じになったのかと思いますよ。ほんとこういうライブ、一人だけ立ち上がってうおー!みたいな。いや他のライブでいるからね。
「あの人毎回いるの?」「毎回20年来てるんだよ~」「大変だねぇ!」ありますから。ライブハウスあるあるでしたね。さぁさぁ、もうちょっとだけ歌わせてください。これも
ミッドナイトプラグレスカフェに入ってますけど、オリジナルに近いアレンジでやります。よろこびとカラスミ」
よろこびとカラスミ。

「どうもありがとうよろこびとカラスミでした。ちえさん今日はどうもありがとうございました」

「ありがとう楽しかったです」

「今後また提案します」
「やったー」
「てっちゃんありがとうございます。またコード譜よろしくお願いします」
「ギターうまくなって」
「いやいやとんでもない。朝ちゃんもありがとうございます。今日はドラムも叩いてくださって。前もありましたよね?ありがとうございます。
そしてお待たせしてしまいましたがかわいさんも、今度曲を増やしたりだとか。チャーハンの数くらい増やしたいと。健康太極拳がいいみたいですよ。ほんとに、
今夜はソロデビュー20周年、まぁ言ってしまえば、感動を頂いたって感じかなぁ。お客さんも、よく知らない健康太極拳の人と、比較されてもな、っていう落としどころ
だったんですけども。笑い乞食としては。意外にちゃんと拍手が来ちゃって、困ったなぁ~。じゃあ最後の曲ですありがとうございましたー。猫の、リンナー」

猫のリンナ。
メンバー紹介。
「どうもありがとう~。あの、自走式キャリーバッグで帰ります~」

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