のほほん学校25時間目 2001.4.8
大槻 その他 お客様 曲 の色でお送りします。
えー、2回目の登校となります、のほ学。今回もかなりの満員っぷりでした。
つい椅子に座ってしまったばっかりに、前にどんどん人がやってきて、全然見えません状態(^_^;
スクリーンには特撮の今度発売されるビデオが上映されてました。
いやぁ、発売日が楽しみです。
「こんばんはっ」とオーケン登場。「えー、皆さん元気ですか?」「元気でーす」
「えー、昨日テレビでえなりかずきに会いました。」(笑)「(笑)あいつは作ってるな。」(笑)
「えなりかずきは実はフリーメイソンだね。あやしいねぇ、あいつねぇ。」(笑)
「えなりかずきと古館一郎と、和田あきこと、パパイヤ鈴木と。」(笑)「・・・大槻ケンヂ」(爆)。
「さぁ、例によってロックとははるかに遠いところを」(笑)「蠢いている私なんですけど、
今週は、土曜日に、なんだっけ、いとうせいこうさんの番組で、「朝まで討論会「ドラえもん対サザエさん」」(笑)
「どっちでもいいよなー、やる気がないわけね。テレビ業界のギャラ泥棒としては」(笑)
「ね、ほんとに、いろんな番組出て、「うーん」て顔しながら、特に発言もせず」(爆)。
「テリー伊藤さんの横で、なんか言ってるんだけど抜かれもせず」(笑)
「あれ、いたのかな?最初の頃には、確かにスタジオにいたはずなのに、後半はいないっていう、
あのマジックはどうなっているのか。みなさん、気になるでしょ」「気になるー」
「これはどういうことかというと、中居正広さんの家族会議ってのに出て、前半は私居たんです!
中盤、番組が面白くなったあたりから、なんかこんな人(外人さんがよく「Oh!No!」とかやるポーズ(笑))が
「自殺はぁ~」とか言い出した頃から、もう一人が出て「あぅ~」の辺りから、僕は居なくなりました。
あれはどういうことかというと、ほんとに居なかったんです」(笑)
「えーとですね、あの番組長くて、2コーナー撮ってその後また2コーナー撮るまで3時間の空きがあった。
うん・・・。めんどくさいから帰っちゃった」(爆)。
「いいんです、ロックだから」
「えーとですね、「ここがへんだよ日本人」において、大槻ケンヂ映ってるけど何も喋ってないじゃないか。」(笑)
「私はスタジオで結構喋ってるんです。」「・・・全部カットされている!」(笑)「しかし、面白いことがあって。」
「えー、織田無道が出てきて、霊をどうしたこうした、とここ変の中でやったんだけど、それを俺はいかにも
「うーん、面白い」という風に画面の下の方に四角くなって映ってた。でも、俺はあの時スタジオにはいなかった。」
「えぇ~」「いないいない。いないよ、うん。お前ら素人だなぁ~。」(笑)「テレビを本物だと思ってんの?
あの時はねぇ、全然いない、うん。だから、テレビってのはそういうことするんだね。別に悪いことじゃないけどさぁ。
いや俺もびっくりしたよぉ。あれ?!俺いないのに織田無道見てる!って。それこそが霊現象じゃないかって」(笑)
「あれはおどろいたなぁ。」
「あとねぇ、そういうこと何度かあってね。その回ならまだしも。前ねぇ、何とかって言う番組出た時は、
その番組の、2回くらいあとの回、に俺がいるように映っててね。あー・・・。」
「でもね、ギャラがいいんだよね、テレビって。マジいいんでねやめられないだよね。で、まぁ一曲歌いましょうかイエェェェ!!」
「いえー」「カラオケ!いってみよう。」
「はい、えなりくんいい人だったなぁ・・・。カラオケ何だと思う?」「ドルバッキー」
「今更筋肉少女帯なんか歌いませんよ。うじきつよしがこどもばんど歌うようなもんだよ。」(笑)
「あれだね、たいせーがシャ乱Qを歌うような真似は俺にはできない。ジョンビーチョッパー(?)が歌うような真似は
俺にはできない。」(笑)「あ!あっ!!作曲内田雄一郎!」(笑)「これで、いいのだーーーー!!」
これでいいのだ、カラオケ。
もー、カラオケ聴いてこんな笑ったことはない、というくらい笑わせていただきました。
本人が歌ってるのに、あんなにダメダメな歌(笑)。
前奏部「人生、いろいろーー!」の後で「メガホンがないメガホンが」(笑)
前半はなかなか調子良かったのね、お客さんもノリノリで叫んでて。私も一緒に歌っちゃったけど(笑)。
間奏部の語りのところからです、崩れてきたのは(笑)。「間奏長いのかなこれ」まだ間奏部。「本来はここで蛇とか回してね」(笑)「長いなぁ」
「あ、セリフだ」「13年の刑期を終えた・・・」で、言い切らないうちに次のセリフ画面に移ってしまう(爆)。
「あれっ?」(大爆笑)
「・・・ありがとう、ありがとうと涙した、これカラオケに向いてないねぇ、握った彼女の手は・・・」
「晴天の星空の下泣きながら思った、つらくともこれで、いいのだ!」と、
最後だと思って気合を入れて言ったらまだセリフが続いてて(笑)。
「テレビの男が言う・・・」(笑)
で、最後、「これでっ!」「いいのだ~」といおうとしたら、カラオケの方が「ジャーン」て終わってしまって、言えずに終了(笑)。
「いえーい。」
「えー、非常に小さな世界でヒーローになったような」(笑)
「えー、そんな気持ちが私を襲っていますけど、やっぱり筋肉少女帯の、えーいろいろありましたが、
もし失敗点をあげるとしましたら、カラオケに向いてないってことだね。」(笑)
「全然わかんないよこれぇ、歌えないよぉ・・・。早く、特撮も入って欲しいね。まだ入ってないの?あーそう。」
「あのさ、CD屋に行くと未だに筋肉少女帯のコーナーに「特撮」ってあってね、あれ悲しいもんだよな、特撮入れて欲しいよな。」
「特撮の方は、新しいマキシシングルのレコーディングが終わったからね。」(パチパチ)
「なかなかいー感じですよ。例えば、温泉場に置かれているマッサージ椅子の気持ちを歌ったのとかね」(笑)
「またダメって感じだよな!」(爆笑)「だって浮かぶんだからしょうがないじゃなーい。」
「あれ知ってる?マッサージ椅子の中で、ぐいぐい動いてるやつの名前知ってる?あれ「もみまり」っていうんだよ。
ほんとほんと、あれもみまりっていうの。だから、「もみまり」って曲を作ったんですけど(笑)。」(笑)
「まぁーねぇ、いっか。俺も。小銭も貯めたしなぁ。メーカー契約が切れないくらいに売れてけばいいんじゃないの?
ぶっちゃけた話さ、それでいいんじゃないの?だってさ、100万枚とか売れたりするとさ、すごい車とか
買ったりしなきゃいけないじゃない。女子アナと付き合ったりしなきゃいけないじゃない?」
「俺だって付き合おうと思えば付き合えるんだ。・・・また、小さな世界で変な・・・強がりを言って(笑)。」(笑)
「はい、やめましょう。皆さん元気ですか?」(元気でーす!)「どうしてましたか!お花見とか行ったかい!」
「お花見行ったかい。俺も行ったよ。その話はまた後でな。」
「えーと、僕コマーシャルに出ました。声だけで。」(見たー)「俺まだ見てないの。なんかね、笑っていいともとかで見れるの?」
「夜?トゥナイト?俺まだ見てないんだよな。ということで見ましょう。」でビデオ流されます。
「あ、早速早送りされちゃった」(笑)「UCCオリジナル♪」ってCMでした。
「あー・・・そうか。ほぉ。」(笑)「これさ、結構苦労したんだよ。何度やってもおんなじじゃない?!
でもね、コマーシャルってクライアントさんとか、広告代理店とか、えらい人がいっぱい来るもんだから。
一回「のむーんだったら」って歌ってそれでOK出すと、「なんだよ、それでOKかよ?」って怒られるの。
なもんだから、何度も何度もやらされるの。「うーん、のむーんだった、らー」って上がりませんかね。」(笑)
「あがんねぇよ、かわんねぇよ、って」(笑)「30回くらい録ったかなぁ。でね、ロングバージョンもあるんだよ。
「のむーんだったらーーーー」・・・酔っ払いみたい。」(笑)
「そんな感じで、のんびりと暮らしてますが、最近面白いビデオを見て、今度キネマ旬報っていう映画雑誌に
映画のコラムをやることになって、第一回目がアランドロン主演のエアポート80っていう映画について書いたんだけど、
読んだ人いますか?」・・・シーン。「悲しいよねぇ。誰も来ない井戸に、石を置いているような」(笑)
「小さな世界でヒーローになったと思ったら、また奈落に落とされる」(笑)
「誰も見てないのぉ?あ、ごめん2回目だ。すいません、まだ載ってませんでした。」
「えー、第3回目に書こうと思ってる、「オーケンの変な映画見ちゃった」ってコーナーで、今までに見たバカな映画について
書いていこうと思ってるのね。俺が初めて見た洋画でバカな映画はエアポート80でね、これはほんとに
イカした映画でね、機長がジョージケネディ、人間の証明で、復活の日なんて映画で大統領とか刑事役とかやったりして、
これはいいとして、パイロットがアランドロン、スッチーがエマニエル婦人をやったシルビアクリステル、
そんなコンコルド乗りたくねぇよ、絶対インチキだよな。」(笑)
「でまぁ、コンコルドがジェット戦闘機に追われるんですね。でミサイルが飛んでくる、それをどうやって避けようかとすると、
ジョージケネディが、熱感知ミサイルを照明弾で呼び寄せよう!って。どう考えても、質量も重量もコンコルドが
はるかに大きいんですよ。絶対に、そっちは追いかけていかないと思うんだよね。滑稽な話だなぁと思ってたら、
ジョージケネディが席の扉をこう「がらっ!」って開けるのね。」(笑)「格子戸をーくぐりぬけー「がらっ!」ってあけて、
照明弾をぽーんって打つと、熱感知ミサイルがピーーーって」(爆笑)
「今でこそバカ映画なんて言葉があるけれど、80年代においては、まだバカ映画っていう概念はなかったんだよね。
映画ってモノは文化の最上級にあるもので、しかも外人が作ったものはもっとすごいとこにある。
すべての映画が教訓なり、感動を与えてくれる。でそういうものはないと思われてたんだよね。で俺もそう思ってたんだけど。
これは・・・笑っていいんじゃないか?っていう。エアポート80が初めてみたバカ洋画映画だったんだけど、
2本目にみたバカ映画がメガホースっていう映画で。70、あ、エアポート80も、日本で公開されて80年だから80。
現題はエアポート79なの。1年騙されてたっていう」(笑)
「それでね、メガホースも76年に、秘密部隊みたいなのがあって、それが悪いやつらをやっつけるって映画なんだけど。
今日その映画の後半部分を持ってきました。メガホースが相手を殲滅して、やっと輸送機で逃げようとする。
ところが、隊員の一人が置いてけぼりになってしまう、彼は、残党の残っている荒野に一人、さぁ!いったいどうするのか!
緊迫のメガホース、見てみましょう。」
えー、もうお腹よじれるほど笑わせてもらいました。まさかバイクからあんなものが出てあんなことになるとは(笑)。
オーケンがところどころで入れてくれる突込みとか解説がまた面白かったです。
どの場面か想像してください。
「これが、メガホースね。」
「これ、どう見てもバイクのヘルメットだよなぁ。」(笑)
「これねぇ、16・・・いや、15歳くらいの時にみたんじゃないかなぁ。」
「全員バイク乗り捨てなんだよなぁ」(笑)
「さぁ、これで置いてけぼりにされてしまった。この映画見た人いる?・・・いる!ほぉ・・・」
「あ、飛行機が出てしまう。」
「まさか!」(笑)「えぇっ?!」(爆笑)
「こいつ絶対ホモだよねぇ。」(笑)
「ああっ!」(笑)「あああぁっっ!!」(笑)
「こいつらみんな「バカ」だよねぇ」(笑)
・・・文字だけじゃさっぱりわかりませんな(^_^;
さて、第2部は「タングショー」の公開録音です。
のほ学ではよくやってるみたいですけど、私は初めてみたので新鮮でした。社会科見学みたい。
急にオーケンも声のハリが変わって、お仕事してる人!って感じがしました。単にラジオだからか?
「新宿のロフトプラスワンから公開放送でお送りします、いえーー!!」(イエーーー!)
「ここは後でカットしてね」っていうようなお話が聴けて、すごくお勉強になりました。
すいません、素人なので・・・。CM出演料が、あんな金額と聞いて、もうほんとびっくりでした。
いーなぁーーーげいのーじーん・・・。
でも、こんな苦労話も聞けました。
「バンドって儲からないんだよー。
あ、ライブは年何回やれって決まってるわけじゃないんだよ。
ライブやる度に百何万と赤字が出るんだ。
だから、たまにテレビの仕事とかすると、ポーンと儲かっちゃうから、
本人はいいんだけど、周りがどんどんそういう仕事ばかりやろうとしちゃうんだよ・・・。」
面白かった話を2つほど書いておくか。ラジオ前の話だったかもしれないけど。
アンチミニモニのコーナー(笑)。
「何が「おいしい牛乳飲むのだぴょん」だバカやろう!
敵を倒すにはまず相手を知ることだ!と思ってCDやビデオを買って研究したよ。
そしたら、ミニモニ好きになっちゃって(笑)。辻加護はいいよ、うん。どっちが生理きてんのか
ってのが気になるところだけど。そうそう、小学校の時にセクハラまがいな先生がいて、
発育のいい生徒を膝の上にのせて「お前も大きくなったなぁ・・・」って。
辻加護がいいと思ったら、女子中学生が好きになっちゃって(笑)、いいよな?
特に田舎から出てきためいっぱいおしゃれしてきたようなコがいいよなぁ。
こうビニールの袋をたすきがけにしてるような・・・。いいよなー。」
映画雑誌の対談で(相手の人忘れた・・・)
「俺が「こうだと思うんですよ」って言っても「私はこうだと思いますよ。」ってすぐ反論されちゃう。
それで、名画座の話になって、ようやく話があってきて、「よし、のってきたぞ」って思ったの。
「ママチャリで通ったって自慢気に、あ、俺はママチャリで通ったって事にプライドがあったのね。
パンクだって直せるんだよ。それが「え?それくらいですか?俺なんか蒲田から通ってましたよ」って言われて、
大人気なく「むむむ!!」ってなっちゃった。「そうかなぁ?そうかなぁ?」って(笑)。」
なんとかっていう数字の名前のバンドの人たちに会った時の話。
「何て声かけようかなぁ、って思ってて出た言葉か「君たち!!いいよ!!!」・・・いきなり言われても困るよ(笑)。
35の男が「いいよ!」じゃないよなー。向こうも初めは気付いてなくって、「何この人?」って顔されて。」
ちゃんとオーケンは進行を考えてて、この話はあとにしよう、とか、いろいろ相談したりしてました。
曲の時は「休憩にしていーよ」とか。でも、オーケンが気になって動けなかったなぁ。
あとはえいちゃんのトリビュートアルバムの話とか。オーケンバージョン、Sadsバージョンを聴いて、三上寛バージョン
を最後に聴いて、「これがNo.1だよな、どう考えても。」
第3部は電車ミニコンサート(オーケン曰く)。
メンバーは待ちすぎてほろ酔い加減です。曲順も決めていない、そんな和やかな雰囲気でした。
リーダーのBERAさんが曲順決めてました。
パーマの唄Part2
死体のこもれびの時はポンプさんが入りで曲を間違えちゃって、オーケンは、「したこも」って言ってました。
略称を覚えておこう、試験に出るよ(わけない)。
あとは人間のバラードとか、その他まだCD聴いてないので曲名が分かりません。
というか、聴いても分からないよ、きっと。なんかオーケンの歌いっぷりにメロメロしちゃって、記憶が(^_^;
「これで電車ミニコンサート終了。のほほん学校もおわりでーす。さよならー」
で終了。
おまけ その1
その後、電車トーマソの先行発売&5月のほ学チケット争奪戦がありました。
抽選でチケット購入順を決めるって、ほとんどのお客さんが一つの抽選箱に殺到して大変なことになってました。
私も箱の所に辿り着いたんだけど、周りからわらわら手が伸びてきて、なかなかひけなかったり。
おまけ その2 出待ち編
今回出待ちなんかしてみました。いつもライブ後に待ってたんだけど、オーケンに会う前に諦めて帰っちゃうのよね。
今度こそ!と頑張りました。
続々と機材が運び出されてきて、電車メンバーさんも運んでて。3台それぞれの車がどーんと駐車されました。
メンバーさんにサインもらってる人とかもいて、「いいなぁ、CD買ってないよぉ」とがっかりな私。
23時くらいでしょうか、一旦メンバーさんがエレベータに戻っていって、しばらくしたらまたぞろぞろ出てきました。
そこに!オーケンもいた!!サングラスかけてて、ついさっき見た面白いお話をしていたオーケンとは別人のような
オーラが出ていました。すくんじゃって、声をかけるのはおろか、近づけもしなかった私。
かっこよかったなぁ、オーケン・・・。
以上
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