渋谷うたの日コンサート2021
2021.9.16 SHIBUYA PLEASUREPLEASURE 19:00~21:10
大槻ケンヂ/橘高文彦 & 本城聡章/ROLLY
SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでの「渋谷うたの日」として “11回目” の開催です!
いつの間にか “ホスト役” 『ROLLY・大槻ケンヂ』のお二人が、毎年ゲストをお迎えしてのジョイント・ライブが、11年目を迎えました。
今年は “第11回” となり「橘高文彦 & 本城聡章」さんをお迎えします!!
また、当日のライブは “生配信” を予定しています。
乞うご期待です!!!
会場チケット6000円、配信チケット3500円。
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。
オープニングSE。
オーケン登場。上手側。B25。
紺地花
柄シャツ、黒Tシャツ、黒ワイドパンツ、黒ハット、黒スニーカー。
SIGN。
腕まくりして前奏。
「どうもーうたの日コンサートへようこそ。」
香菜、頭をよくしてあげよう。
「今日はギターズもROLLYさんも出ますのでお楽しみに」
少し速い。
後半は語り風。
「どうもこんばんは渋谷うたの日コンサートへようこそ。今日は僕大槻ケンヂそして筋肉少女帯の橘高文彦本城聡章両名のギターが登場してROLLYさんも登場するんですけど
まぁコロナ禍とか色々ありましてどうせ、全員揃ってからあれこれ喋るだろうから、自分のコーナーではさっさと曲をやれと釘を刺されましたんで、パッパッと曲をやっていこうかなと
思いますが。今年は2021年まぁ色々ある年ですけど、未だこういうような状況でありますけど、オーケンは結構頑張っていて、アルバムを2枚、1枚は出しました。もう1枚はもうじき
出ます」
パチパチ。
「ありがとうございます。もう出た方は特撮のエレクトリック
ジェリーフィッシュ、もうじき出るのが筋肉少女帯の君だけが憶えている映画というアルバムです。今ジャケットの方を
メーカーとやり取りしていて、でも中々来ないんですよね。もしかしたら真っ白なジャケットになってしまうかもしれない。それはそれでね筋少のホワイトジャケットというのでいいんじゃ
ないかと。あとでかでかNowPrinting書いてあるのにしようかな、色々考えています。今日折角弾き語りですから、特撮エレクトリック
ジェリーフィッシュの中から1曲歌います。喫茶店
トークという曲です。そしてもう1曲筋肉少女帯11月3日発売の君だけが憶えている映画の中から1曲OUTSIDERSという曲をやります。これはかつて僕が電車というバンドをやっていた
時に小畑ポンプさん佐藤研二さん石塚ベラ伯宏とやっていた時にベラが作った曲ですね。とても思い入れのある曲で筋肉少女帯でできて嬉しいと思います。じゃ、喫茶店トークと
OUTSIDERS聴いてください」
喫茶店トーク。
OUTSIDERS。
「どうもありがとうございました。君だけが憶えている映画の中からOUTSIDERS。僕の楽曲聴いてくれてる人はあれっ電車にそういう曲あるな。もしかしてカバーセルフカバーなのかな、
気にされていた方も。まさにそうです電車の曲を筋肉少女帯でまぁ僕ひとりですけどセルフカバーしました。楽しみにしていてください。そして君だけが憶えている映画の中からもう1曲
やります。難しいんです頑張ります。えーとね頑張る頑張る。筋肉少女帯の楽しいことしかないという曲なんですけど、筋肉少女帯ではバンドサウンドでやってるんですが、ソロで弾き語り
でやると調子に乗ってるフォークおじさんにものすごく見えるかと思いますが、そこも面白みと感じてもらえればと。行ってみよう楽しいことしかないー!声が裏返りましたもう1度、行ってみよう
南こうせつさん的に行ってみよう、楽しいことしかないー!」
前奏。
「おぉ、もう1回行きます。よし」
楽しいことしかない。
1番終わり。
「これあの手拍子のやつじゃないですか、よっ、行くよ!」
手拍子。2番終わり。
「お客さんこれ拍手が裏になってますね。多分僕がどっかで間違えた。もっかい行きましょうワンツースリーフォー、いや表とか裏とかわかってないんですけどね。ワンツースリーフォー
ごめんもう1回。ワンツースリー、別にカウント要らない、行きますよ」
間奏。
「これ楽しいな」
海岸線~♪
「ごめんこれ手拍子無理だわ。ごめんごめん」
大サビ。
「どうもありがとう大槻ケンヂでしたー」
「じゃ、ここで紹介すんだっけ。次は橘高文彦本城聡章おふたりでーす」
オーケンと入れ替わりで橘高さん本城さん登場。
着席譜面台。
橘高さんパイソン柄ジャケット。黒シャツ。黒パンツ。クロスペンダント。黒革靴。
本城さん黒スーツ。ピンクTシャツ。黒リストバンド。ストレート外はね髪。黒革靴。
「本日はお招きありがとうございます。橘高文彦と」
「本城聡章でーすよろしくお願いします」
橘高さんガットギター。本城さんタカミネギター。
かき鳴らし。
「改めましてこんばんは橘高文彦と」
「本城聡章です」
「最後までよろしくお願いします」
ドナドナ。
「イントロおいちゃんがカウント出すんだと思ってずっと待ってた」
「ちょっとごめんね俺すごい忘れ物した」
取りに行く。
「すごい忘れ物したの。へーすごいですね。どうも皆さん改めまして橘高文彦といないですけど本城聡章です。我々筋肉少女帯というバンドやってまして、
そのギタリスト2名なんですけど、普段はエレキでガンガン、特に俺なんかメタル野郎なんで頭振り回してやってますけど、約3年前ぐらいから2人で。そもそも
今日思い出したんですけど、俺がROLLYさんとさ、ウルフルケイスケさんと」
本城さんメガネかけて戻ってきた。
「イベントがあって大阪と高槻2本お呼ばれした。3人でセッションするんだと思ってたら、それぞれソロコーナーをやって最後に3人で長々とセッション」
「なるほど」
「俺バンドのメタル野郎じゃん?ひとりで呼ばれてROLLYさんはボーカリストでもある。ひとりの時間俺はオケを作ってひとりでヘドバンしながらひとりメタルやった。
その時にROLLYさんケイスケさんひとりでやって素敵だなと。その前からかな大槻君も弾き語り始めて、色んな所に歌を届けると。あぁこれは素敵だなとちょうどその
タイミングでおいちゃんにさ弾き語りのユニットで色んなとこ行かない?って始めたのがそもそもだったのを、今日お招きに預かって明確に思い出しました。なので今日
このユニットでここに立ててるのはROLLY先輩大槻ケンヂ弾き語り先輩のお陰なんで我々若輩者ですが最後まで一生懸命やりますんでどうぞよろしくお願いします」
「お願いします」
橘高さん黒タカミネギター。
千年の監視者。
「ありがとうございます。実は俺たちこういうイベントとかでお呼ばれするの初めてなんですどうもありがとうございます」
「どうもありがとうございます」
「今まではワンマンか筋肉少女帯関係の内輪のイベント」
「そうですね」
「本日ついにデビューできた気分です」
「お初にお目にかかる皆さん」
「そうだね」
「今後ともよろしくお願いします」
「初めまして。そして応援してくださってる皆さんお久しぶりですよろしくお願いします。では、我々ユニットロックバンドですからロックらしいのを弾き語ったり今みたい
しっとりやったり。アレンジを変えて筋少の曲をやっています。次の曲はスタジオと趣を変えています聴いてください。本城君が歌ってくれます」
「じゃあ聴いてください君よ俺で変われ」
君よ俺で変われ。
「我々実はですね2020年春からツアースタートしてまして、10本かな、今のところ5本程消化した状態で2021年ですけどまだまだ延期延期一番酷いとこ酷いって言っちゃだめ
一番多いとこ5回延期して、大阪今のとこ来年の春に、2020年のツアー終える予定ですのでどこかもしよかったら遊びに来てください」
「よろしくお願いしまーす」
「弾き語りのCDなんかも作っちゃおうと思って出してますのでよかったら聴いてください。本日はお呼ばれして幸せでしたありがとうございました。橘高文彦と本城聡章でした」
ゾロ目。
「どうもありがとう」
「ありがとう」
2人ともピック投げ。
「それではお待ちかね、先輩、ひとり先輩の、ROLLY!」
ROLLYさん黒ベルベットスーツ。不織布マスク。赤水筒。
「本日はご来場あまことにありがとうございます。本日はお日柄もよろしく絶好のうたの日コンサート日和となりました。素晴らしい2本のギターコンビ橘高文彦さんと本城えー
たか、えーと、たかあきさん!違うな、本城聡章さんにおーきな拍手を。苦しいのでマスク外していいですか失礼します。マスク外しましたはい」
マスクはポッケへ。スマホ。
「20分コースですねお客様。素晴らしい演奏家のあとに演奏するのは大変緊張しますがどのような曲演奏すればよろしいでしょうか」
メモ。
「まだ決めてないっていうんだから厚かましい男やにー。それじゃあエレキギターの魅力を感じてもらいます。桜は10年コロナは2年になりましたがさすがにそろそろコロナからは
脱出したいですね。それでは10年桜で始めましょう」
10年桜。
「スケキヨ。スケキヨと言いますと犬神スケキヨでして」
ROLLYちゃん。
「これをやりながら次に何を演奏するか考えておりました。拍手するほどでもございませんが私の身の上話を聴いてもらいましょう」
コロナで月収2万円など挟みつつ歌。
「タイマーが、顔認識しない、06412やっぱり決めた犬屋に決めた。今12分経過です。これは全世界に配信されております下手なことは言えないんです。1991年にワタクシすかんち
というバンド、筋肉少女帯さんは私よりだいぶ先輩でございましてね、先輩の胸を借りる気持ちでやっております。今の拍手するところです」
パチパチ。
「ありがとうございます。91年にダウンタウンのごっつええ感じでこの曲採用されましてその印税で細々ともう30年ほど暮らしております。とてもラッキーな人生だったと思います」
恋のマジックポーション。
「またこれが認識しない。元の顔と全然違うからかな。あと3分、楽しい時間はあっという間に過ぎるでございます」
月まで飛んで。
「ROLLYでございました。ちょうどお時間になりましたので、お待ちかねセッションに入る前に、今日は皆様感染対策いただいて誠にありがとうございます。今から少し換気させて
いただきます。こちらのホールプレジャープレジャー、つまり換気、換気タイムでございます」
ドア開放される。
「換気しながらご紹介いたしましょう。日本一の名ギタリストのお二人です。橘高文彦さんと本城、たかあきさん」
「としあき」
橘高さん本城さんオーケン登場。
「聡章さんでございます。そして大槻ケンヂさん。この4人で演奏できる喜びに震えております」
「写真撮る」
オーケンスマホ。
「いつも楽屋で中華弁当が写り込んで」
「君入んなくていいの」
「あそうだね。まままお3人でせーの。あとで撮ろう」
「本日は配信されております。マイクになるべく近付いてお話」
「あぁそうだった、言われてた」
「そうだった」
「換気してますね」
「換気もしてるんですね大変だなぁ。割とこういうお客様が密にならずのライブに慣れてきて」
「そうだね席が空いてるのも最初の頃はちょっとびっくりしたんだけど普通の光景」
「写真撮るよ」
「撮るの?」
オーケン席から自撮り。
「いい写真でございます」
「年を取ると決まり顔が決まらなくなるね」
「ハハハ」
「ハハハ」
「まず曲行きましょうか。これはばちかぶりというバンドの曲ですけど」
「少々お待ち。40秒ぐらいかかります」
「僕が昔パンクバージョンでやってフォークバージョンでもシングルのカップリングに。その時の演奏真心ブラザーズ」
「ほう」
「そうだった。それを今日このメンツですごいなぁ」
「そこにROLLYさんがいると筋少のメンバー内田君かと。ありがとうございますROLLYさん」
「付き合いが古いね。他人とは思えない」
「親族のような」
「行きましょうか。ワン、ツー」
オンリー・ユー。
オーケンから。ROLLYさん、橘高さん、本城さん歌。
渋谷のあのコンサートホールで。
「どうもありがとうございますオンリーユーでした」
「いいね4人でやると」
「いいですね。そうだ、ROLLYさんいるんだけど業務連絡で、筋肉少女帯ジャケ写さっき送られてきて。君だけが憶えている映画のジャケ写が送られてきて、ほぼほぼ
決まりましたので」
「全く見てないけどね。いいです信頼してます」
「タイトルいいですよね君だけが憶えている映画、あぁいい」
「不穏な感じにしようと思って。で今日来たら楽屋でROLLYさんが君だけが憶えている映画、僕だけが憶えている映画ありますよ」
「会場にいる皆さんも配信を観てる皆さんもあると思うんです自分だけが観てて誰も観てなくて話が合わないけどあの映画は子供の時すごいトラウマになった。三島由紀夫の
音楽とか寺山修司の映画とかね、子供の時観てしまうとすごいショッキング。芥川龍之介の地獄変とか安部公房原作三人の顔」
「砂の女とか」
「小学生の時観ても誰も観てない。大人になってやっと気が合う奴が現れて。それがこういう風に話が合う人こうやってステージ上にいる」
パチパチ。
「いや、具体的にROLLYさん挙げてくれたのが『海から来た犬』」
「小学校の時1回だけ観た映画で、何か事件があって特番があったけど時間が余って15分ぐらいのロシアの短編映画」
「あるあるそういうの」
「海から流れついた犬が船員さんと友達になるんだけど犬が散歩に行ってる間に船が行っちゃって次来るまで岬で何年も待ってるっていう」
「これね、検索したら出てきたの。75年のロシアの映画。監督Aラブロフ出演ウラジールミニョフとタチアナシェスターコアですよ。全然わからない」
「言えてないじゃん」
「すごいいい映画でテーマソングがタララ~♪」
ギター付きで演奏。
「いい曲だ」
「1回しか観なかったけどメロディすごい憶えてて大人になってからすかんちのさよならの贈り物て曲のイントロに使いました」
「ダハハ。そこまでつまびらかに開けっ広げに。橘高さん本城さん何かありますか?これは俺だけしか憶えてない。俺はね映画秘宝て雑誌で俳優さんと対談連載してたので、
例えば柴咲コウさんのバトルロワイアルなんて大作もあったんだけど大概低予算の映画で。死ぬほど知ってるそういう映画。披露上映会で俳優出演陣の方がお客さんより
ステージに多くいたとか。芳本美代子さんみっちょん、みっちょんが実はカンフーの達人で」
「ほう」
「ていう何つったかなカンフー女将みたいな映画知らないでしょ」
「知らないよ」
「タイトルも覚えてないもん」
「ささやき女将は知ってるけどね」
「かつてのロマンポルノの女優さんがみんなで出てくるママさんバレーの映画とか知らないでしょ!」
「知らない」
「ゾンビが家政婦で手伝ってくれる映画とか知らないでしょ!」
「知ってたとしても言いにくいよ」
「
そんな映画でもちゃんとロケバスで朝ロケ地に行ってカット!って言ったらみんなでケータリングでサラダ取ってカレーも食べ放題、食べて午後も撮影してると思ったらね」
「そうなの。それ言ったらロックも一緒ですね。死ぬ思いして作って君だけが憶えている音楽ってありますもんね」
「それある。カセットでしか持ってなかったけど今聴けないから」
「CD化もされてないやつね」
「そう」
「
俺ある1個。高校の時にね何で回ってきたかわからない、学生バンド、だからおいちゃんたちの友達かも。女性ボーカルでシナロケの曲とかを今にして思えばシナロケだった」
「それ僕のバンドじゃない?」
「いやでないと思う」
「僕のバンドユーメイドリームとかやってたよ」
「ともだちのままじゃいられない♪」
「やってない」
「すずきなおとの友だちのバンド、筋少の最初のドラム」
「わかんないよ」
「そのバンドのカセットがすごく僕にヒットして、当時KISSと同じくらい聴いてたよ」
「君だけが憶えている音楽だねそれ」
「
カセットって曲が始まるまでのノイズとかそんなんまでひとつの作品ですね。誰かが間違えて録音ボタン押してしまった!みたいな」
「あった」
「それそれ。それも込みなのね。途中でボフッって音入ってたり」
「あって声とか」
「
デジタルの世界になる時にカセット処分しようと思ってこれは置いとこうと思ったんですけどもっといい音質のものが手に入ったので無残にも消してしまった。今思うとカセットの
音質がよかったような気がする」
「
いやぁいくらでも。そういうのばっかりだったなぁ。なんか次の曲に繋がるような気がしますよ。レトロというか。これあの、まぁ長くなるからいいや。君だけが憶えている怪獣とかも
あるんだよね」
「あー。ひとりひとつだけ好きな怪獣を言う、のだけやる」
「ヤメタランスって怪獣好き。みんながやる気がなくなっちゃうって怪獣、帰ってきたウルトラマン」
「僕はねウルトラセブンのペロリンガ星人」
「ふたりは?言って」
「うーん、ピグモンなんて」
「あーいいですね。ピグモンとガラモン同じぬいぐるみ」
「ちょっと待ってピグモンていたよねってあまり詳しくないですね」
「違うんだ今ROLLYさんがいるから、ちょっと悩んだんだけど君たちロックの話をしろよと言おうか」
「ハハハ」
「
どっちにしようか迷ってお茶を濁してしまったの。ピグモンぐらい憶えてますよ別に。じゃあおいちゃんも言いなさい」
「君たちガラモンの話しろよ」
「すいません」
「是非是非」
「カネゴン」
「いやあ観てない感じ」
「メジャーどころ」
「僕だけが憶えているロックバンドとかミュージシャン、外国のとか。こんなの俺しか聴いてない。ROLLYさんいっぱい」
「山ほど」
「いくらでもある。そういうのしか聴いてない」
「メンバーひとりひとりが全部スポーツ選手のユニフォームを着て」
「あぁ知らない」
「オールスポーツバンドってアルバム」
「知らない!」
「ハハハ」
「それ日本?」
「外国の」
「あぁ知らない」
「知らない、へー」
「ジャケットそれにすればよかった」
「君だけが憶えている、ビレッジピープルみたいになっちゃう。おいちゃんありますか、あるでしょ」
「カネゴンつったじゃん」
「アースリングは知ってる?80年代ニューウェーブで男女で男の人の名前がジョン、女の人の名前がヨーコ」
「知らない」
「なかなか」
「マジ、観たもん」
「ほんとに?」
「ふたりなの?」
「多分ふたりのユニット」
「ジョンとヨーコ、なかなか勇気ありますな」
「いやほんとだよあとで検索してみて」
「何も出てこなかったら怖いね」
「いや出てくる出てくる。橘高さんはありますか?ヘビーメタル界隈ではいるでしょ」
「ROLLYさんだったら知ってるよ、エイプリルワイン」
「もちろん」
「もちろんだよね」
「知ってる、僕も知ってる」
「何でおいちゃん知ってるの」
「知らない何?」
「カナダのロックグループじゃないすか」
「モンスターロックに出たんじゃない」
「そう」
「キャッスルドリントンの」
「その後どうなったかわかんないから俺だけが憶えているロックバンドと思ったら」
「もちろん」
「悪目立ちするバンドじゃなくて」
「しなかったんだね。割とオーソドックス」
「じゃそんな思い出も含めて」
「はい」
「おいちゃんの方から」
「めちゃやりにくい」
「おいちゃんリクエストだね」
「じゃあ聴いてくださいおもちゃやめぐり」
おもちゃやめぐり。
本城さんから歌。
「突撃ヒューマンは憶えてるなぁ。特撮じゃないでしょ」
「舞台劇なんです」
「8時だよ全員集合みたいこういう会場でやってぐるぐる回す」
「たのしい幼稚園か何かの付録で付いてくる、これでヒューマンを呼ぼう、ヒューマーン、ロックの話をしろよ?」
「どうぞどうぞ。お好きなだけどうぞ、メインホストさん」
「全員集合みたいステージ上で舞台劇をやるんだよ、突撃ヒューマンてヒーローものの。これが映像全然なくて、仙台でやったヒーローショーのフィルムだけが
あってそれが仙台の記録映画かにちょっとだけ出る」
「ROLLYさん知ってるの」
「それはテレビで観てました」
「関東ローカルってことはないんだ」
「完全に知ってる」
「ライダーマンは」
「もちろん」
「ライダーマンの立場は絶妙でしたな」
「よかったぁライダーマン」
「仮面ライダーに憧れてるけどまだ普通の人間だからちょっと弱い」
「ライダーマンだけ口が出ててバイクも普通のバイクなんだよね」
「ヒーローバイクじゃなく」
「そこがリアルですごいよかった。ギターで言うとセミアコというか」
「ちょっとよくわかんない」
「箱もの感がある、そうですか。レインボーマンは」
「もちろん。インドの山奥で修行したんだね」
「あれはすごかった。川内康範先生作った、おふくろさんの。ロックの話しましょうか?」
「ロックの話しようか!」
「じゃあ橘高さん」
「僕のリクエスト」
「そうかロックの話なるねこれは」
「僕が是非やりたい、レイジーという大阪出身アイドルグループ、のちのって言ったら変だね、レイジーというグループ解散したあとにラウドネス。リードボーカル影山ヒロノブさん」
「あとネバーランド」
「ネバーランドでAORポップスという3つの道を歩んだスーパーバンドです」
「ネバーランドのキーボード」
「ポッキーさん」
「ポッキーさんは今アニメの音楽家として」
「ランティスの社長さんですよね」
「レイジーというのはものすごい音楽家を産んだスーパーグループですな」
「
すごい。でもデビュー当時はレイジーは本格的なロックバンドをやろうとしたんだけど、やっぱりポップス寄りというか歌謡曲で売り出そうみたいな」
「大阪の公録番組でディープパープルのバーンのすごくうまく演奏する高校生だった」
「そうなんだ」
「ハローヤングね」
「かまやつひろしさんが審査員で来ていてあまりに素晴らしいんでデビューをさせよう」
「かまやつさんが噛んでんだ」
「そう、かまやつさんプロデュースだよ。それで東京に行ったら当時ベイシティローラーズとか全盛期だったんで、日本でロックバンドはあまりなかったんで、まずはポップスで、
売れたらあと好きなことやればいいじゃないかということでレイジー先輩一所懸命まい進しました。大阪が誇るミュージシャンですね」
「筋肉少女帯も誰かひとり社長になって当たってくださいよ」
「内田がなろう」
「うっちーが。いいな」
「何専門レーベルにしようかね」
「なんだろうねぇ」
「いないメンバーの話をするな」
「言いそうになって止めた。楽屋で」
「なのでそんなレイジーの中からポップスバンドとして歩んだ中で、これがあったからラウドネスに繋がった、俺が言うことじゃないけど。ぐらい大ヒットした素晴らしい曲。これを是非
この4人でやってみたい」
「うれしいな」
「じゃ、心を込めて、ミッシェルの気持ちで。では聴いてください赤ずきんちゃんご用心」
赤頭巾ちゃん御用心。
橘高さんROLLYさん歌。
「最高」
「最高」
「幸せですありがとうございます」
「これ高木ブーさんのお誕生日記念イベントで影山さん歌ってるの見たよ」
「生ミッシェルさんね」
「高木ブーさんがウクレレでコーラス入れて、すごいよかった」
「素敵だね」
「俺も思わず楽屋で影山さん、赤ずきんちゃんよかったです、言ったもん」
「次は僕のリクエストだけど大槻さんもこのグループのこと好きだと」
「
グループのことはそんなに知らなくて。当時日本のロック集めたコンピがいっぱい出た時代があって、その時この曲も入っていて、何て不思議な曲だ!」
「僕は高校1年か2年の時にヤマハのコンテスト、大阪で言うハチハチロックデー、それ観に行ったの。出演したバンドがこの曲演奏したの。1回聴いただけで心の中にこの曲が
染み渡ってしまって完全にこのアルバム、あんぜんバンドのアルバムA。ほとんどの人があんぜんバンドのことを言うと安全地帯と間違えるけど違います。あんぜんバンドは長沢ひろ
さんがベースボーカル。長沢ひろさんはマンナンライフの蒟蒻畑♪あと色んなコマーシャルソングの帝王」
「そうなんだぁ」
「僕1部で最後に月まで飛んでというのやりましたけどあれもあんぜんバンド。僕の音楽の中でとても」
「あんぜんバンドとは会いました?」
「あんぜんバンドと四人囃子は埼玉の浦和ロックンロールセンター、ROLLYであんぜん囃子やってたことあって」
「
そうなんだ。四人囃子は佐久間正英さんもいてね、森園勝敏さんが鷺宮高校って割と近所の高校で、当時から鷺高には森園さんがいる」
「すごい人が」
「そうそう、あったのよ」
「森園さんとCharさん、あそこの高校にはすごい人がいるって言われたらしい」
「
いいねあそこの高校には。僕と内田君の中学はあとね佐野元春さんとブラザーコーンさんがたままた出てるの。だから何か、普通の中学なのにそこ行ったら芸能でできんじゃないか、
越境して入ってくるやつがいたって。全然そんなことないけどね。あっ行きますか?」
ROLLYさんのAh~にハモリ。
「いいですねこのグループコーラスがいいんですよ」
「これパーマネントで行けますね」
「僕今怖いんで黙ってたんです」
「ハハハ」
「そこもまたよかったでしょ」
「そこも含めて」
「レツゴー3匹の長作みたい、黙ってた今」
Ah~
「今違う音程行ってみた。自由に動いてみたら」
「私入ってみていいですか、あーぐらい」
「どっからでも」
「コーラスってね音符でどこ歌うってんじゃなくてね、自分がどこに立ってるかっていうのを確認する」
「清水国明さんのスタンスでいいの?赤とんぼ、みたい。岸部一徳さんで」
「3人がきちんと出来てたら立って」
「探せばいい。あー」
Ah~
「いやいい。いいね、いいね!じゃああんぜんバンドの不朽の名作13階の女」
13階の女。
コーラスから。ROLLYさんオーケン歌。
「
いいですねぇ。これまた写真も撮りたいね。絶対忘れるんだよね毎年毎年ね。中華弁当が足元に写ってる写真しか残らない」
「撮ろう今」
「まずギター置きますね」
オーケンROLLYさん側に移動してスマホで撮影。
「立体的な感じでよかった」
「結局中華弁当のとこでも撮ったりしてね、あるあるだよね」
「一応中華弁当ショットも撮ろうよ」
「保険で?ほんとに」
「数年ROLLYさん10年くらいやってる?」
「11回」
「それは素晴らしい」
「ある年からどうも弁当同じだぞって気付いた」
「そうなの?」
「そのことをMCで触れたら、尚更毎回同じになった」
「もうネタになっちゃった」
「ネタになっちゃった、おいしいんだけどさ」
「毎回同じメニューなんです入ってるのがチンジャオロースと卵の炒めと、同じ人が作ってるんですかね」
「どっかのお母さんが」
「それでオーケンROLLYさんがいて、デジャブが起こる。あれこれ前あったぞ、実際あったっていう」
「同じ景色だからね」
「あったぞってある」
「光景自体がさ。去年はユカイさんが出て、ユカイさん最初に出てくれたゲストだから尚更ループものみたい」
「ダイヤモンドさんのゲストが結構、朝電話かかってきて、あの曲やりたいんだよね~」
「あー」
「練習してたらまた次の日の朝、あれやりたいんだよね~」
「伝説の、あの時ですね。ユカイさんが、ボインは~♪なんだっけ」
「月亭可朝の嘆きのボインを演奏したい」
「それやりたいやりたいって言って」
「関西を代表するヒット曲ですね」
「本番だっけな、ボインは~あ、俺この曲知らねぇわ」
「ええ?」
「ほんとほんと、伝説の」
「伝説の」
「すごい」
「ライブって色んなこと起こるね」
「伝説の事件」
「忘れ物取り帰ったりね」
「そうね。忘れ物取りに行って帰ってこなかった人もいるね」
「あーマネージャー、たちね」
「あー」
「筋少のマネージャーたちはね何か探し物に行って帰ってこなくなる」
「2人ぐらいだっけ」
「ツアーマネージャー含めたら3人くらい」
「3人かぁ、ひどいバンドだね」
「俺たちが悪いんだなきっとな」
「すかんちもこないだライブやりましたねツアーを」
「はい、何ツアー、あっ、すかんちんユートピアツアー」
「忘れないでしょそれ普通」
「こないだやったばかり。武内さん最近ステージ戻ってきました」
「あっほんとに、しまちゃん」
「これがね、独特の空気感になるんです。すごい変わったバンドよ」
「どういうタイミングでしまちゃん出てこられるの」
「全部は参加できないんで後半、第二部はほとんどいます」
「そうなんだぁ、素晴らしい」
「ベースは弾けないんですけどコーラスとテルミンをやる。テルミン演奏する姿を配信で観るとフリートウッドマックのスティービーニックスに見える時がある」
「あぁわかります」
「若い時似てる、今も似てる時がある」
「ポンプさんも元気」
「小畑君にはずっとお世話に、何をやねん」
「いやいや」
「今度ポンすけにお二人、あ、これまだ秘密」
「だいじょぶでしょう、ROLLYさんが言ったから大丈夫。明日ポンプさんから発表が」
「明日」
「まぁいいでしょう」
「あの、ここだけの話ですからね。配信のみんなここだけの話ですからね。ポンプさん怒ったらどうしようこれ聴いて」
「アハハあるよなぁそういうのなぁ」
「一生懸命解禁のタイミング計ってたのに何で橘高君言うかなぁ。俺言ったことに」
「あるある、まさかの怒られる時あるよなぁ」
「それはないです彼と40年いますけど、ひとりでも多くの方に観てもらいたいし配信で観てもらいたいという音楽家の本望ですから、これ宣伝したことにより怒る必要は
全くない」
「ありがとうございます。明日」
「
ロックがもったいぶらせる時代は終わりましたよ。そんなこう、ナウなんとか、ボンボン!ぼわー!みたいな時代じゃない」
「おそらくポンプさんは今日俺たちやってるから、明日にしてくれたんだと思う」
「そうですね」
「ポンプさんの善意だと思うんで、明日ポンプさんの色々チェックしてください。よろしくお願いします」
「なんにも、発表されなかったら逆に怖いね」
「怖い怖い!それ怖いよ!なかったことになってるの」
「怖いわぁ」
「そしたら俺達が何か発表します」
「じゃああの、お客様も色々な方に我々お世話になりっぱなしなので、井上順さんの1971年の大ヒット曲みんな大好きじゃないですか、お世話になりましたを
やってみましょう」
お世話になりました。
ROLLYさんから歌、次オーケン。ギターハミングバード。
「心に残る曲ですな」
「いいですね。昭和歌謡いいな
「筒美京平さん」
「ほとんどの曲筒美京平さん作ってるよね都倉俊一さんとか」
「加瀬邦彦さんなかなかの」
「
最近コロナ禍なってから金曜日にさ、土曜日か、タブレット純さん音楽の黄金時代って昭和歌謡ばっかりかける番組2時間か3時間くらい、毎週聴いててさ。また名前
出ちゃう筋少の内田君も歌謡曲を聴こうじゃないかという歌謡曲の配信をやっていて、昭和歌謡バンバン聴いてんだよね俺。いいよね」
「10代の頃聴いた音楽特にティーンの頃は一生の宝物だよね。その頃の曲聴くとトリップするというか戻ったような」
「結局中高時代に聴いたものが一番強いじゃない。だから中高生にどうやった聴かせるかって問題ですよ」
「そうだね全くそうですよ」
「そうだね」
「彼らが聴いてるヒップホップとかラップ、そこを筋肉少女帯やすかんち聴こうねっていう」
「でもねー古い船を動かせるのは新しい技術じゃない、だけど古い水夫は知っているのだ新しい海の怖さを。今の若者の心に響くのは今の音楽なのかもしれないですね」
「そうですね」
「でも今の若者の中でもものすごくひねくれたごくごく少数派の人が筋肉少女帯だすかんちだ人間椅子だ聖飢魔Ⅱだみたいな」
「僕だけが憶えているバンドね。これからも大好きな」
「その小さな小さな優越感で生きてるんだろうね」
「そうだね」
「そんな言い方しちゃいけないよ」
「当人たちが堂々と言う」
「日本のロック界の珍味」
「珍味」
「俺たちゃそのちっぽけな優越感を与えてるんだね、とか」
「何で上から」
「でもエルトンジョンとか今の人とコラボしててさ、頑張ってるけど無理があるような。ロケットマンとか若い人やってるんだけど何だかわからないコンフュージョンみたいのに
なってさ。そういうのやってみたいね」
「ほんと?いいよ君がやるっつーならやってみようか」
「そういう人とコラボしてさ、来年愛知のフェスとか出てさ」
「筋肉少女帯すかんちでそういうとこのイベントぶっこんで行こうよ。この4人でまず行こうか」
「いいと思います」
「13階の女からスタート、ラップフェスの中で」
「13階の女はそれなりに響くような気がするな」
「
でもわかったんだけど全然ジェネレーション関係なく筋肉少女帯やすかんちそういったものが心に響くある一定層というのがいるんですよ」
「常にね」
「常にいるみたい」
「学校で筋少が好きなのが5人だとしたらその中ですかんちは2人ぐらいになっちゃう」
「5人多いっすよまず筋少好き5人が、まずない。学年5人」
「学年?学校?」
「ひとりいたら友達をお前これ聴けってなんとなく好きになったりするから5人くらいいるかもしれない」
「うんわかるわかる」
「昔KISSって俺たち子供の時影響受けたけど、アメリカを代表してアメリカ人みんながアメリカの代表この人たちって言うもんだと。でもさアメリカの人たちあの当時でも
KISSそれほどでもないって人もいるの」
「へー、あっそう」
「やっぱりポップスは強いわけよ」
「ビートルズはすごかったって言うけど、誰だっけフォークシンガーの人がみんなビートルズ聴いてたって言うけど嘘だ俺たち聴いてたのは舟木一夫だよ!」
「そういうことかも。ポップス層が。だから我々5人に支持されたらそっから広がってくから大丈夫ですよ」
パチパチ。
「少なくともここにいる人はみんなそういう人」
「1/5がこんなに」
「そうじゃないとこのコロナうずで危険な渋谷に来てくださる皆さんはよっぽどの」
エコースイッチ。
「好き者じゃ!」
「踏んだ」
「じゃあもう最後の曲行きますか、あんまり、え?あびっくりした」
スタッフさん背後からB25持ってくる。
インド調で皆さんかき鳴らし。
「行ってみよう!日本を印度に!」
橘高さん本城さん1フレーズずつ。
「ご本人」
2番オーケン。
たっぷり間奏後3番オーケン。
「カレーはなんて辛いんだー」
「どうもありがとうー。橘高文彦本城聡章ROLLY大槻ケンヂ、渋谷うたの日コンサートでした」
「ROLLY!」
「ありがとー」
「来年もよろしく」
ROLLYさんで締め。
「なごりおしゅうございます」
「ありがとうございました」
「またこの4人で演奏したいですね」
「じゃあ楽屋で中華弁当と共に写真撮りましょう」
「撮るの?」
「どうもありがとうございました」
「今日は呼んでくれてありがとうございましたROLLYさん大槻さん」
「大きな拍手」
「橘高文彦本城聡章ROLLYオーケン」
オーケン先に退場。
「気を付けてお帰りくださいありがとうございました」
橘高さんピック沢山投げて帰りました。
追い出しSE:What a wonderful world