渋谷うたの日コンサート2020  2020.12.1 SHIBUYA PLEASUREPLEASURE 19:00~21:00

大槻ケンヂ/DIAMOND☆YUKAI/ROLLY

このコロナの状況下で公演中止にした5/20の “仕切り直し” の公演です。 キャパシティを50%に設定し直して新たに行います。 ご理解の程、よろしくお願いします。
SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでの「渋谷うたの日」として記念すべき “10回目”の開催です!
 いつの間にか “ホスト役” 『ROLLY・大槻ケンヂ』のお二人が、毎年ゲストをお迎えしてのジョイント・ライブが10年目を迎えました。
今年は“第一回”に一緒に出演している「DIAMOND☆YUKAI」さんを再びお迎えします!!



MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。レポはオーケンのみです。


オープニングSEなし。
オーケン登場。B25。
黒ライダースジャケット、赤臓物柄シャツ、黒Tシャツ、黒パンツ、黒キャスケット、黒縁メガネ、黒マーチンレインブーツ。



ポロポロ弾いて。
「どうもこんばんはーこんな感じなんですね。うたの日コンサート 、今年で10年かな、10回目ということで、今日はユカイさんもいらっしゃいます。あの、笑ったりする
ぐらいはいいと思いますよあまり絶叫したりしなければ」
あのさぁ。

「ありがとー。よろしくお願いします。ソーシャルディスタンスで1席ずつ空けていて、閑散としたムードですけど、お客さんまぁ、さっきも言いましたけど絶叫とかはね、
いささかダメかもわからないですけど、ちょっと笑ったりとかくぐもった声で応援したりそのくらいは大丈夫だと思います。あの」
ジャーン。
「日本印度化計画という曲を歌うんですけど、くぐもった声でフォーフォフォフォフォと応えられてもどうかなと思いますので。色んなコール&レスポンスの方法があると思います。
手拍子で、どうでしょうか」
パチパチ。
「僕がヘーイヘイヘイへーイヘーイみたいなことを言ったら」
パン パンパンパン パン。オーケンもやる。
「ほとんどお遊戯会みたいなんですけどね、ロックも今こういう風にやらないといけないという。日本を印度にと言ったら」
パン パパパパン。
「はい。これをやる度になんつったかな、ミスアメリカあれなんだっけなぁ~くぐもった声で誰か言えない?え?もうちょっと大きい声で。もう何言ってるか全然もう、コミュニケーション
が全く取れませんよね。サンバルカン?バトルフィ、え?一緒に言おう、ファフォルフィファーフェイ、はい、何だかわかりません。バトルフィーバージェイですね、ミスアメリカって
思い出すんですけど、日本を印度にと言ったらしーてしまえですからね。しがちょっと長い。浅香唯さんのシーシーガールくらいしがちょっと長い。浅香さんもライザップでね、すごい
スリムになりましたけどね。ちょっと行きますよ。日本を印度に!」
パン パパパパン。
「はい、ものすごくバカみたいですね。でも今日はそれで張り切って行きましょうね!イエー!行くぞっ、日本を印度に!」
パン パパパパン。
「オーケー!」
日本印度化計画。
サモサなどは手拍子チラホラ。1番終わりで。
パン パパパパン。
「はい、謎のフラメンコ歌手みたいですね。じゃ、コール&レスポンスできますか?ヘーイヘイヘイヘーイヘーイでチャン、チャンチャンチャン、チャンと言ってもらえますか。イエー!」
パチパチ。
「イエー!オーケーヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」
パン パンパンパン パン。
「ヘイ!ヘイ!ホントにコロナ収束するといいですね。心の底から今思い出しました」
2番。
日本を印度に!のあとヘイヘイコールをもう一度。
「ヘーイあ間違えた。ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ。別にギターいらないか。ヘイ!ヘイ!オッケー日本を印度に!」
パン パパパパン。
「いつもより多くかき混ぜております。ありがとー」

「ありがとうございます。今日はうたの日コンサートが10回目、最初がユカイさんとROLLYさんと僕だったんですね。それから吉澤嘉代子さん大森靖子さん、和嶋慎治さん
トモフスキーさんも来てくださったよな。PANTAさん頭脳警察も。忘れてる方がいたらあとで思い出します。もう色んな方が来てくださって。僕ひとつだけ気が付いたことがあるんです。
この10回、ひとつだけ変わらないことがあるんです。楽屋に毎回毎回お弁当が、用意してくださってるんですけど、これがチンジャオロースの中華弁当。これ10回変わらない!
変わらない。えぇっ!また今年も?3年目ぐらいまではお馴染みの感じでまた今年もうたの日コンサート来た感じだな。4年目ぐらいからいやおいしいんですけど、あれ?またなの?
みたいな感じでそしたら今日10回目、またチンジャオロースでした。今日チンジャオロースをね帰って食べようと思います。皆さんどうしてますか?元気でやってますか?」
パチパチ。
「コロナ禍大変なことになってますけどまぁ逆に色々なもの試すチャンスでもあるんですよ。僕はステイホームになった時にラジオをとにかく聴くようになって、時間帯によるんだけど
特にラジオ日本だな。この番組つかこれ、そういう放送局的なの絡んでないですよね。別にいいんですよね。ラジオ日本聴いてるとターゲットを中高年に絞っていて懐かしい欲ばかり
かかるんです昭和歌謡であるとか、まぁ70年代ぐらい。僕が10歳とかそのぐらいに流行った曲ですかねぇ前後に。僕はとっても、どんどんどんどんそういう曲が好きになっていって、
昭和のフォーク、なんかも好きなんですけど、そういうのやってみようと思うんですけど。フォークもいいですけど、今あんまり聴かないけど僕ら昭和の子供たちは映画音楽というのがね、
サントラ盤とかよく聴いたんですよ。そういうのなんかも懐かしくて聴いてみて、更に歌ってみたいと思います。色んなね、懐かしの映画があるんですけど、今日はこれを選んでみました。
この言葉を聞いただけで一部の人は中高年の人はムラムラ来ると思います。エマニエル夫人」
エマニエル夫人。
ハミング折りまぜ長尺で。歌詞足らないところはエマニエル連呼。

「ありがとう。懐かしい曲シリーズもう1曲」
なごり雪。

「どうもありがとうございます。僕はパンクやナゴムの出で筋肉少女帯でラウドロックをやっているので、まさか人前でなごり雪を歌う日が来るとは夢にも思いませんでしたので、
今日はとっても気持ちがいい。ただ気を付けなきゃいけないのは、なごり雪イルカさんの歌で有名ですけど、カラオケでイルカさんのなごり雪を男が歌おうとするとキーが絶対合わなくて
なごーりーゆきーをー!!ぐらいになるんですね。キングヌー、な感じ。ちょっと違う、キングヌーさんではない。だからなごり雪を男性がカラオケで歌う時はくれぐれも伊勢正三さんの
キーで歌ってください。業務連絡でした何の?えーじゃあ最後に1曲聴いてください。ノゾミカナエタマエ。このあとユカイさんROLLYさん登場いたします。お楽しみに!」
ノゾミ・カナエ・タマエ。


「どうもありがとうございました。じゃ、ご紹介しましょう、ユカイさんいらっしゃいますよね。ダイヤモンドユカイさんですイエー!じゃアニキ任せましたよあとは」

ダイヤモンドユカイさん登場 。ヒョウ柄スーツヒョウ柄シャツ白ハット。

オーケン退場。
「大槻 ケンヂ。どうもハローサムシング。今日はうたの日というロックの三バカトリオに選んでいただきありがとう。今年は色んなことがあってコンサートもほとんどぶっ飛んじゃったけど、
こうしてソーシャルディスタンスだけどできるようになって、よかった!最後までよろしく」


3曲ほど。
再来年還暦、オーチャードホールでオーケストラで歌う夢を語られました。

ROLLYさん呼び込み。黒スーツ黒ハット。白マスク。スマホでタイマーセット。
ユカイさん勘違いでオーケンも呼び込みそうに。スタッフさんに呼ばれてユカイさん退場。

ROLLYちゃん。
月まで飛んで。

「大槻ケンヂさんとダイヤモンドユカイ先輩に登場していただきましょう。大きな拍手で。それと同時にこちらの会場はウイルスの蔓延を防ぐためにプレジャータイム、換気タイムを
設けさせてもらいます。思う存分プレジャーゾーンをさすってください」
オーケンユカイさん登場。ユカイさんサングラス。
オーケンジャケットなし。ヤイリギター。

「反応がすごいよ今日」
「さっき間違えちゃったごめんね。3人でやるんだと思ってさ、何で大槻出てこないんだ」
「あるある、あります」
「恥ずかしい」

「大丈夫です今お客さんね、シュシュシューってして。すいませんねお金を払って演奏まで聴いてもらって」
「普通に笑い声は出てるんですね」
「笑い声出しちゃいけないことに?」
「いやいいんだけど、最初筋肉少女帯でやった時に笑っちゃいけないんじゃないか、こんな(ブルブル)なって」
「でもね。でもでもストでもないんですけど、生まれてからこんなにすごい目に遭ったことがないから」
「ない!」
「ある意味すごく、ちょっと嬉しかったりするの」
「ああ~」
「僕のひ孫、ぐらいが出来ておじいちゃんな、教科書載ってるコロナ禍あれ体験したで。おじいちゃんそれはほんとうのことですか」
「それは何?どうして?」
「孫はアンドロイドになって」
「あぁ、AI的な」
「もはや人間じゃない」
「そうかもうそうなってるんだ未来の孫は」
「ある意味嬉しいですね僕は。そんな言ったらあかんわ!ごめんなさい。憎いコロナ、憎いあいつ、オレンジ色の」
「オレンジ色の」
「オレンジ色の肉が好き」
「それを知ってるのは年代わかっちゃうね」
「こないだ30代半ばの人に番組でね、お土産を持ってくみたいのがあって、じゃあナボナだろう、ナボナ持ってったんですよ。用意してもらって。そしたらナボナって何ですか?って。
えっお菓子のホームラン王だよ!?えっ何のホームラン王ですか?いやぁ驚きました」
「もう話が通じないよね」
「ナボナが通じなかったらチョコバットも通じないかな」
「チョコバット?」
「あぁチョコバット」
「ナボナより遥かに品質としてはいいんだけどお菓子としてのレベルは下がる、チョコレートじゃなく準!チョコレート菓子」
「え?チョコバット?」
「三立パンて言ってこんな乾パンみたいなやつにチョコレートが塗ってある。今も売ってるんですけど三立、カニパン」
「カニパン知ってます」
「カニの形したパン。あれカスカスじゃないですか。牛乳と一緒に食べないと口の中パスパスになってしまう」
「そうだっけ?」
「あからさまに普通のパンよりも水分量が少ない。あれ全部作ってるのが三立製菓」

「どこにあるの?」
「三立パンはどこにある」
「モコモコアイス知ってる?」
「はい」

「いやー知らない。どんなんですか?」
「蓋を開けるとね」
「モコモコモコっ」
「アイスがね上がってくるんだよ」
「えっ知らない。それYouTubeで再生回数ガンと上がるやつじゃないですか。3人でやりましょうよ」
「限りなくヘビの花火に似てる。ヘビの花火のアイスクリーム版だと思えばいい」
「へー。ドンパッチっていうのは?サンプラザ中野君さんが宣伝してた。口の中でドンパチドンパチ破裂する」
「危ないね」
「別名あったんですよねー。コッキーポップ、ロッキーポップ」
「コッキーポップは黙っていては友達になれない」
「日本ではドンパッチだけど外国の名前。チキチキマシンが外国の名前」
「じゃああれは?チョコベーって知ってます?」
「ちょーこべー」
「あぁみんな知ってる」
「お客さん結構」
「それチョコベーだっけ?」
「チョコベーです」
「夕方になると現れる」
「都市伝説的なね」
「お菓子詳しいねみんな」
「あの、そんなに話長くなるなと」
「言われたのにね。もうそろそろ最後の曲ですって。最初のリズムが」
「そうですね」
「やってないから呼吸が」
「ゲストなんだけど割と色々やらされるよな」
「そういうのある。ゲストなのに色々やらされるコンサートあるたまに」
岬めぐり。
「岬めぐり」
オーケンボーカル。お二人ハモリ。ユカイさんハープ。

「いえい。山本コータロー&ウイークエンド岬めぐり」
「岬めぐりの前は走れコータロー」
「走れ走れコータロー♪」
「大ヒットやった。国民の全員が歌ってたね」
「間奏の時にさ、各馬あけて全員揃って・・・結構早い。これ覚えて言うとヒーローなれたんだよ」
「僕の時代はパイポパイポ」
「しゅーりんがんのぽんぽこぴー」
「みんな覚えたもんですな」1:38:49
「今鬼滅の刃って蟲柱胡蝶しのぶとか」
「みんな読めるんだもんね」
「記憶する楽しみでしょ。我々がじゅげむとか走れコータローを記憶した時の喜びと似たような喜びを今感じている」
「いい喜びですね」
「出た時諸刃の刃って子供に言ったらばかにされたもんな」
「お父さんおーくれーてるー」

「おーくれーてるー、懐かしい言葉」
「古いけどな」
「おぉもう来た」
花・太陽・雨。
ユカイさんボーカル。

「よかったですね。12弦ギターが入ると」
「花太陽雨、ジュリーと」
「ショーケン、井上堯之さんとね」
「あれ岸部一徳さんも」
「もちろん」
「今コーラスで言うと、ユカイさんがジュリーで」
「ショーケン、萩原さんのパートを歌いました。岸部一徳さん」
「岸部一徳さん、あぁ嬉しいな」
「将来は役者なるかもしれないね」
「将来はって、3人とも割と映画とか出てる方だと思いますミュージシャンにしては」
「そうだ。ROLLYさん仮面ライダー出てるでしょ」
「僕?」
「ごめんユカイさんだ。指差しながらROLLYさんって」
「出てそう」
「仮面ライダー出たことない」
「絶対出てそうだけど」
「出してほしいよね」
「どこにも出てるもんね。しかもどこでもROLLYなんだよ」
「1匹いたら30人いるみたいな」
「あれ、仮面ライダー」

「僕あのあと数年前に。ユカイさんが出たやつ面白い。全仮面ライダーが出てくるやつ」
「だけどね仮面ライダー呼んでもらって嬉しかったんだけど、ショッカーなんだよ」
「俺も」
「ショッカーがよくないですか」
「俺は死神博士が大好きで、やらせてくれって言ったらそれはダメだって」
「まさかショッカーの戦闘員の役では。イー」
「あれもいいけどね。俺はショッカー首領3世。死神博士とかの三代目」
「いい」
「最高じゃないですか」
「変身さしてくれって頼んだんだ」
「あれ変身したかな」
「変身もやるんですか?って監督にぶつぶつ言われて。俺へんしんってやったら今そういう変身しないんだよね」
「しない」
「もっとハイテクな変身なんだよ」
「今すごいですよ変身するのに電車に乗ったりするらしい」
「それももう10年くらい前ですよ多分」
「今どうなってんの」
「想像もつかない」
「出た時はどうだったの」
「出た時はビルドエグゼイド。もうイケメンの俳優さん達が」
「イケメン多いよね」
「イケメンな若い俳優さんと」
「共演しましたよ」
「ディルド?っていう役が」
「いや違う」
「ディルドって棒の」
「いや、俺悪いやつ、カイザー」
「カイザー!って先がこう曲がってるディルド」
「いやディルドじゃないってば。ディルドではないです。仮面ライダーディルドってのはないです」
「バロムワンだから」
「超人バロムワン」
「まだやってんの?」
「やってない。やったらヒゲゲルゲ。ひーげー、ヒゲ生えてるだけの悪いやつ」
「超人バロムワンはルパン三世の後番組だった」
「へーさすが大槻さん」
「そう覚えてる。家の母親がルパン三世好きで。ケンちゃんルパンあるんじゃない?つって」
「ルパンあるんじゃないって言ってる時のお母さんちょっと峰不二子」
「全然不二子っぽくないんだけどルパン観ましょって点けたらルパンじゃなくてぞ~るげ~ってのが始まって。何賢二これはって怒られたんだ」
「アハハ」
「これね、配信もしてんですよ。色んな人達が観てるんですよ」
「そうか」
「キャリアのある3人が意味のある話さっきからひとつもしてないって言われてますよ」
「そうだと思いますハハハ。やります?」
「やろう」
「あぁこれ嬉しいと思ったんだ」
横浜ホンキートンクブルース。
ユカイさん、オーケン歌。ROLLYさんギターソロ。ユカイさんハープ。

「嬉しいな。僕の周りはこういうどブルース好きが多くなくて、やる機会が滅多にないこういう曲」
「さすがに僕もここまでのブルージーな方を」
「誰が選んだかバレちゃったじゃねーかよ」
「いいじゃないですか」
「でもこれいわくつきな歌でね、元は藤竜也さん」
「作詞藤竜也さんですよね」
「歌ってた。間奏はセリフなんだって、任侠ものみたいな。そのあと原田芳雄さんが気に入って歌って、原田芳雄さんが好きだった松田優作さんが歌って
世の中に広まって。そっから色んな人がカバーして。宇崎竜童さんから」

「ユカイさんもやってる」
「俺もやってる。山崎ハコさんとか、ジャズのシンガーの人とか」
「原田芳雄さんバージョンが、ひとりのさけっ、溜める感じがいいです。全然真似できなかった、全然似てなかった、びっくりした」
「次の曲は」
「あぁ行きますか。僕のリクエストですよ」
「これもいいですね」
「いい曲だと思ってたけど、やる機会がなかったね」
「阿久悠さん作詞で、ペドロアンドカプリシャス、五番街のマリーへ、生涯に1回くらいはこんないい曲かけたらと思うくらいの。やりますか?何か?チョコベーの」
「生涯に、各人お客さんにとっては人生を変えたような曲作ってるんです」
「あ」
パチパチ。
「だから30年間もみんなこうやって。このうたの日コンサート10年目!」
「素晴らしい」
「すごい」
「第1回目のゲストがダイヤモンド先輩、10年目も」
「ありがとーう。でも10年前のこと全然覚えてないんだけど」
「あっ、という間でしたけどね」

「10年前のそのコンサートも全く覚えてないという」
「さっき楽屋で弁当は一緒って」
「弁当は一緒」
「喋ってたよね。言ってたよスタッフ、毎回ネタにしてるんです」
「毎回忘れてるんだそれ」
「あの時はダイヤモンドさん月亭可朝のなげきのボインを演奏したいから」
「あぁ!」
「 リハーサルの時に、ボインはおとうちゃんのためにあるんやで~♪その次どうやった、そこまでしか知らなかった」
「そうそう」
「その後やってくれると思ってた。やりたかった」
「やらなかった残念ながら」
「あれ?こないだコロナ禍になる直前に3人で」
「NHKの番組。実はこの3人結構やってて、ダイヤモンドさんはこのグループ」
「グループなんだ。アリス的な、アルフィー的な」
「コーラス三声でハモリまくるガロの再来というかキャンディーズの再来というか」
「俺のやってたすっぴんって番組があって、二人が来る、ロリケンって二人で、息もあってるってことで、中々できないことをやろう。コーラスを3人で一生懸命やる、コーラス
グループになろう」

「いい感じなってると思いますよ」

「いい感じって聴いてみたら惨憺たるものだった。でもマジでやったよね」
「あれやりました帰ってきたヨッパライを完全コピーで、あれ面白かった。なげきのボインやんなかった?」
「やってない。大槻はいつもおいしいとこ持ってく。帰ってきたヨッパライ一番似合ってた、ボーカルだったじゃない」
「え?」
「ボーカル」
「老人会会話になってますよ」
「俺ウクレレとかやらされて」
「あぁそうだ。でも率先していっぱい楽器持ってきてくれるから」
「やらざるをえない、弾いてくれないから」
「俺10回目の時はギター弾いてなかったですよ」
「そうだよね」
「そうだ思い出した」
「10年前は千年コメッツ」
「ちえさん。元気かなぁ」
「それから男40にしてギターを始めて、とうとう弾き語りをワンマンコンサートするまでになった」
「ありがとうございます」
「すごいよね」
「いやぶっちゃけバンドは経費がかかる。ひとりでやると経費かからないし収益が高いやめなさいそういう話」
「さすがオーケン企画」
「コロナ禍は悪い事ばっかりじゃなくて、配信でね、感染の危険性が全くない安全な滅菌された四畳半の和室で」
「四畳半」
「リアルタイムに体験できる、ということは収益も増えましたよ」
「画期的なことだよね」
「200人しか入らないライブハウスで50人くらいしか入らなかったとしても配信で2万人くらい観てくれたらウハウハよ」
「ほんとだよ。2万人くらい観てるかな」
「いや全然。まぁやりますか?そんなこんな、五番街のマリーへですね」
五番街のマリーへ。

「やーいい曲ですね。この前にジョニーへの伝言があるのか」
「木綿のハンカチーフと赤いハイヒールの関係性ですね」
「そうそう」
「男の側から見たのと女の側から見た」
「この男の側から未練がましい感じ最高なんだよな」
「 ほんと男ですよね。別れた女は今も自分の事を思っていると思っている。だからこっそり見に行って幸せにしていたらそっとしていてやってくれ」
「何様だよ」
「女の人はすぐ上書きされて忘れてますから」
「そうなんだよなー男だけ後ろ振り返って」
「女々しい。僕子供の頃女の腐ったやつがもう1回腐ったやつと言われていた。ということはものすごい男らしいやつ」
「いいね。納豆みたいもんだな」
「発酵」

オーケンB25ギター。
ユカイさんハープから。
おそうじオバチャン。
オーケンコーラス。

なかなか終わらないやつに。

「イエー」
「名残惜しくてね」
「これは配信の向こうの人にこの楽しさ伝わってるんだろうか」
パチパチ。
「会場はねすごい楽しい感じなってます」
「どんな状況で観てるか想像すると」
「自由だよね」
「ここに来るためにはある程度清潔にしなければ。毛玉のジャージで観てるんでしょ?」

「うん」
「毛玉のジャージとは限らないよ。ネグリジェかも」
「ピンクのここがほつれたやつでも」
「Tシャツもね、よりにもよってみたいな。Sって書いたスーパーマンのやつとか」
「具体的だね」
「中野のブロードウェイで『コンビニ用』って書いたTシャツあっていいなと。配信観る用とかね」
「生真面目な方で配信でもちゃんと清潔にして着替えて観てらっしゃる方も」
「あぁそういう方も多いでしょうね」
「ROLLYはどうやって観るの?」
「僕はお釈迦様のように横になりポテチを食べながらこの辺(頬)にカスいっぱい」
「一番だめなやつじゃないですか」
「日清のバターココナツとか」
「俺もそう」
「うまく逃げたね。配信観る?」
「自分のアーカイブでたまに観たりしますよ。人のはね、お友達のミュージシャンとかが送ってくれてねURL的なものを。今度ユカイさんにも贈ります」
「内緒にしなきゃいけないんじゃない?みんなお金かけて」
「招待枠ってのが」
「あるんです。必ず観るじゃないですか。どんどんそのスケジュールが大変になってく」2:17:49
「わかる」
「観て感想言わないと」
「たまにログインができないってあって、連絡してないから観なかったやなやつで終わっちゃう。配信あるあるで」
「期限があるからね。今回のこれもいつまでなんだろう、今日1日でしょ」
「いつまでだろう」
「1週間くらいかなだいたい」
「それを逃すと観れない。感想言わないとね、お友達に」
「適当なこと言ったらまずい」
「そこ人間性問われるとこなんです」

「そうなんだよなーそれ結構今重要なんだよなぁ」
「そんな悩むことないんじゃない?これから配信問題あるかもね」
「一日のスケジュールが大変なことも」
「あるある」
「恐ろしいです」

「恐ろしいですね。来年ぐらいには状態がよくなってまたびっしりのとお客さんで観てもらえるといいですね」
「ほんとだよね。やっぱライブって配信では味わえないよね」
「そりゃそうですよ、振動がないもん」
「ライブの空気感、さっき楽屋で」
「VR?本物ではないですねそこはやっぱり。これからライブ観に来る人ものすごいコアな人」
「貴重になってくるね」
「そうねぇ」
「選びに選び抜かれた本当の好き者の方が来られることに」
「変態の方々ですね」
「大変の変態です」
「ここに来てる人も多分」
「すごく音楽好きだと」

「変態ですよ」
「変態だよね。人間はみんな変態だから」
「変態ってものすごい褒め言葉で、インテリジェンスのなせる業ですよ」
「そうですね」
「言葉巧みだな」
「どれだけどんなことを考えながら観ているか」
「人間的な広がりみたいな、狭まりみたいな、それが変態だよ」
「 あの~ちなみに3人何も意味あること喋ってないですよ、これ。このキャリアの長い3人が。何一つ視聴者の方は役に立ってない」
「深く愛して長く愛してですよ」
「骨まで愛してですね」
「骨まで愛してくだすって、我々その生き血を吸ってこれから老後乗り切ろうとしてるんですから」
「昭和だよね」
「グラスの底に顔があって」
「ダンダンダビ~ドゥビドゥバ♪」
「男は黙ってサッポロビール」
「懐かしのCMを喋るとこなんですか?」
「わかさだよ、やまちゃん」
「やまちゃん」
「あったね」
「コンコンチコンコンチ」
「レコード針は1か月に変えてるよ。常識だよな~」
「それって東京でもやってた?」
「長岡のレコード針の会社、やってたと思う」
「ナボナはお菓子のホームラン王です。森の歌もよろしく。ほんと全然何も喋ってないすごい逆の意味で。すごいと思う」
「何の意味もないってことだね」
「主催者側はもういい加減にしろって限界を超えたようなのでこの辺で終わらしてもらいます」
「そうですね。箱でこういうダラダラどうでもいい話は共有意識があって楽しいんですよ。配信で観てる人は何を喋ってるんだこいつら。ほんとだよ、時短営業ですよ」
「オーケン企画でしょ」
「やりましょうよ。最後の曲ですか?」
「これ懐かしいね」
「名残惜しい」
「ド定番で最後は。ユカイさんありがとうございました今日は」
「ありがとうございました」
「いや皆さん10年目これ続いていくでしょううたの日コンサート、永遠に不滅です。ボンボヤージュ」
「ナボナはお菓子のホームラン王です」
「オレンジ色のにくいやつ」
「クイーントリックス。変なこと言うた?」
「誰がカウント取るんだこれ」
「行きましょうワンツー」
夢の中へ。
オーケンから歌。

「どうもありがとうございましたー」
「どうもありがとう」
「ありがとうございました」

「これ幕が閉まるといい感じでしたね」
「しまらないね」
「しまらないですね」
「じゃ皆様、うがい手洗い忘れずに」
じわじわ立ち上がり。
「イエーイ、ダイヤモンドユカーイ、ROLLYー」
「大槻ケンヂさんでございました」
ROLLYさんマスク。
「ソーシャルディスタンスでお送りしました」


追い出しSE流れてからも結構長く拍手続いていましたがスタッフさん出てきて終演報告。また来年もと。