渋谷うたの日コンサート2019
2019.5.29 SHIBUYA PLEASUREPLEASURE 19:00~21:45
ROLLY/頭脳警察/大槻ケンヂ
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。レポはオーケンのみです。
ROLLY
「このあと大槻ケンヂさん頭脳警察さんです」
退場しようとするROLLYさん。
「段取り完全に忘れてました。紹介するんでした大槻ケンヂさん!」
「あたふたしました皆さんこんばんは」
「そのままでというわけにはいかんしな」
「ROLLYさんとはどこだったかでどしゃ降りの雨で」
「去年ですよ横浜のどっかグラウンドみたいとこで」
「相鉄、どしゃ降りの雨の中でライブをやって以来ですね楽しかったですね」
「このうたの日コンサートも9年目来年で10年目」
パチパチ。
「あっもうそんなに」
「あっという間の10年」
「へぇ~。もう9年もやってると演出も凝って、相鉄のように雨がザーッと全員土砂降りずぶ濡れになるって」
「結構面白い」
ROLLYさんの機材コードが絡む。
「すごいですねそんな情景見たことない。絡んじゃったんですね。三茶のノアでも見ないですよ、面白いわ」
「このあと大槻さんのアコースティックが」
「はい、やらせていただきます」
「40何歳でギターを始めた」
「僕ね、9年前なの、ギター買ったのは。だから、考えてみたらこのイベント始める直前くらいにギターを買ってるんです。ギブソンB25を初めて買って、
そこから練習してROLLYさんと」
最初はエレアコじゃなかったかな?
「ですから皆さん、ギターは今から始めても大丈夫ですよ」
「9年間でイングヴェイマルムスティーンぐらい弾けます。速弾きに命を懸けて」
「これをいつ抜くか、いつ電源を落とすべきか。自分で」
「はい、それでは大槻ケンヂさんよろしくお願いします!」
大槻ケンヂ
「9年間なんだったんだろうって。ののの歌」
ののの歌。
「こんばんは大槻ケンヂですよろしくお願いします。香菜、頭をよくしてあげようー」
香菜、頭をよくしてあげよう。
「どうもありがとう。今日は頭脳警察さん。深夜放送で聴いていたのが、まだパンクって言葉あったのか、パンク以前から歌ってらした、深夜放送でふざけるんじゃねえよ
聴いてぶっ飛びました僕。小学生だったんじゃないかな。なんだこれ!と思って、筋肉少女帯の最初のライブ高校1年生くらい新宿JAMで有頂天と一緒に初デビューライブ
やったんですけど、その時に筋肉少女帯は頭脳警察のふざけるんじゃねえよをカバーでやっています。同時に、ハードロック好きの方だとわかってもらえると思うんですけど、
頭脳警察はやったんですけど、レインボーってね、リッチーブラックモア」
少し拍手起こる。
「
ありがとうございます。レインボーのオールナイトロングってね、あの曲も何故か一緒にやって、あとヒカシューの20世紀の終わりにって曲をやったんです。だからパンクとメタルと
ニューウェーブ混在して何がやりたいんだ、と思うんですけど今の筋肉少女帯考えたらパンクとメタルとニューウェーブ融合してるバンドなんで、やってることは変わってないなと。
最初にやったんですけど、その時にふざけるんじゃねえよは僕が歌ったか、筋肉少女帯の初代のドラマーが歌ったか思い出せないんですよ。今度筋少の内田君に聞いてみよう
とおもうんですけど。僕9年前からギター始めて、たまたま9年前に亡くなった同級生がいましてね、その人の追悼記念みたいので歌ってきたんです。そしたら卒業文集ってお店の方
が出してくれて、中野区立ヒノハラ小学校、池の上陽水って同級生、それとナオトって初代筋肉少女帯ドラマー、もしかしたらふざけるんじゃねえよを歌ったかもわからない、その人の
載った文集が出てきたんです。それによると僕は将来フォークシンガーになりたかった。意外に間違ってないところだなと思っています。あとTBSのアナウンサーになりたかった。
そっちは叶わなかった。初代ドラマーの文集、20年後の自分てみんな書いてるんですよ。筋肉少女帯の初代ドラマーになる人変わってたんでしょうね、将来自分は大成功して
国民のヒーローになる。しかしヒロポンの吸い過ぎで死ぬって。えぇっ!昭和すげぇ!だれかこれ止めろよ先生。ヒロポンて吸うものなのかな、色々ありますまぁ色んなことがあります」
「今日は何をやろうと思ったんですけど、頭脳警察さんとやるということで、その頃後追いなんですね、後追いで聴いたんですけども、今からやるバンドの曲はその頃ちょうど出た
ばっかりで衝撃を受けたものです」
ジャカジャカ。
「ザ・スターリンで、ワルシャワの幻想」
ワルシャワの幻想。
タンゴ。
「
どうもありがとう。あの、さっきのヒロポンの話は広めないでください。ちゃんとしてますから、黒歴史だと。今弾き語りやってるんですけど、筋肉少女帯あと特撮というバンドやってます。
特撮の方が今年動きます」
パチパチ。
「それと大槻ケンヂミステリ文庫というのやっておりまして、通称オケミス、こちらの方やりたいと思うんですけど、誰もいないでしょ。どうすんだって話ですよね。カラオケでやります」
パチパチ。
「ポエトリーリーディングの曲なので、まぁそれもありかな。何だったらね桑名正博さんの月のあかりをフル尺で今から歌ってもいいんですけども、ものすごくやりたいですそこはぐっと堪えて
大槻ケンヂミステリ文庫のポエトリーリーディング聴いてください。ぽえむ」
ぽえむ。
「じゃ、お招きするためにちょっと、あっためておきましょう!日本を印度に!もう1回日本を印度に!」
\しーてしまえ!/
えぃっ!と気合いが入ってました。手拍子起こる。
「手拍子が、フォークシンガーになりたくてすごく嬉しいですね」
「ぇっ!ちょっと恥ずかしいですね。恥ずかしい、岬めぐりとか歌い出しそう。歌ってもいいんだけど、まぁ、自由にしてください!」
続き。
「オーケー!エビバデー!コール&レスポンスー!」
ヘイヘイコール。
「あのこの、頭脳警察すかんちの感じで、レゲエ調に行ったりしないんで安心してください。ヘイ!ヘイ!日本を印度に!」
3番。
「どうもありがとう大槻ケンヂでした!」
\オーケーン!/たくさんの声
頭脳警察
ふざけるんじゃねぇよ。
PANTAさん「ROLLY、オーケン!」
お二人登場。
「さっき名前呼ばれた時トイレ行ってて慌てて出そうになった」
「どうもROLLYです」
「大槻です」
「ぽえむよかったね」
「えっありがとうございます」
「全員寝てんじゃないか」
「頭脳警察のほら二枚組のアルバムで朗読してたじゃないですか、あれすごくよかったですへへ。朗読いいですね、ポエトリーリーディング」
「頭脳警察の楽曲は1曲ごとに映画のような」
「ハハそうだね。ここは話さなくていい?」
「1回やりますか」
銃をとれ。
「銃をとれって歌うとスティーブンスピルバーグのね、プライベートライアンで途中で仲間の兵士がやりあってるのを助けないといけない、もう怖くて見過ごしてしまうあいつみたいな気持ち」
「ははは、このセッションのリハーサルやった時に、トシさん出てらした時にそのプライベートライアンの話が出たんですよ」
「大変だ、プライベートライアン観てくれ」
「そんなことありましたっけ。でリハの時に何か戦争映画の話になって、僕とPANTAさんとROLLYさんでフルメタルジャケットが出た、そのあとのもう1本が出なくて3人とも思い出してんだけど
タイトルが出ない」
「ポーズを」
「あれあれ出ない」
「ウィリアムデフォー」
「ウィリアムデフォー!」
「監督まで出た。オリバーストーン戦争3部作まで出てんのにタイトル出ない」
「加齢ですか」
「ROLLYオーケンPANTAさんでポーズだけは。で、トシさん帰ってきて、練習しよう。あぁ出てこない検索したい」
「検索すると30万個脳細胞が死ぬんですよね。なんとか自力で思い出さないといけないんですけど思い出せなかった」
「その日やりましょうってワンツースリーフォー、スリーくらいで俺がプラトーン!」
パチパチ。
「よく出た」
「さすが一番ヤングだねこの中で」
「だから頭脳警察のお二人には聞きたいこと山々」
「内田裕也とひとかたならぬお付き合いしていて、皆さんご存じかと歌の世界はね、誰かの真似してるのかと。ワシワカンナイ」
「声をステレオに分けてんです」
「こういうようなエピソード山ほどあるけど終わんないから」
エピソードコミック雑誌なんかいらない。
「すごい映画ですね三浦和義さんまで出てくる」
「あの人はねロックミュージシャン革ジャン着てなきゃいけないと」
「コミック雑誌なんかいらないをやる内田裕也さんのモノマネをよくやる、じーさん!じーさん!観た人だけがわかる」
「都知事選も出たんだよ」
「ぱわーとぅざぴーぽぉ。やめてくださいよ、何かに巻き込まれそうじゃないですか」
コミック雑誌なんかいらない。
「日本のロックの歴史に燦然と輝くスタンダードナンバーですよね」
「俺にはオリンピックなんていらない。好きな人は頑張って」
「2020年東京オリンピック」
「でもチケットあったら観に行くんじゃないですか」
「行かない行かない。でもわかんない」
「会いたい人、でもテレビでいいか」
「呼ばれたら、出るでしょ?」
「呼ばれるわけない。呼ばれたら出ますけど呼ばれるわけないと」
「わかんないよ」
「わかんないわかんない。頭脳警察だってまさかの、いやいや、わかんないですよ人生何があるか」
「筋少紅白とか出るわけ?」
「年内におどるポンポコリンとだんご3兄弟とおよげたいやきくんと黒猫のタンゴ合わしたくらいのヒット出します」
パチパチ。
「それでオリンピックの開会式呼ばれちゃうわけですよ。そしたら出るよ。でも条件としてROLLYと頭脳警察も」
「その時は一緒に出るよ。出てズボン脱ぐ」
「ズボン脱ぎますか」
「アスリートだもん」
「下に競技用のパンツをはいてる。PANTAさんの伝説、ジャパニーズロックの歴史学ばしてもらってる。頭脳警察の皆さんが日劇カーニバルで全裸になられたと。全裸になられたまでしか
載ってないんですが、別の本では全裸になってどのようなアクション繰り広げられたまで書いてある」
「前のステージありまして、罰ゲームみたく俺がやることになって。ほんっとに申し訳ないことしたと思うけど」
「何十年目の反省ですかそれ」
「1,2回目でやるとダメなんで3回目に。隣にショーケンが来て引くに引けなくなって」
「ショーケンさんがおられた」
「煽ったわけじゃないけど。それで露出してしまった」
「下着も」
「写真週刊誌がないもんだから、慌てて撮ったものぶれてんだね、いいぼかしになった」
「平凡パンチのグラビアとして」
「そう」
「えっ!そうなんですか?あと頭脳警察はアンドレカンドレという名前だった井上陽水さんとツアーをしてるんですよね」
「
ホリプロにいたんですよ。でかいR&B歌う女が来たんです大阪から。まさか頭脳警察がホリプロにいるなんて思わないから、アンドレカンドレ盛り上げるために頭脳警察とモップスで」
「鈴木ヒロミツさんの。トシさんはモップスを観に行ってたんですよね。もう歴史の、時系列がわからない。モップスは頭脳警察よりも」
「先輩ですね」
「同期って」
「年上ばっかりだったんだよ。今年下ばっかり」
「上は今デビューしてこないと」
「Charはレコーディングの時に一緒に。裸になって」
「みんな裸になるんですね」
「裸の付き合い」
「ジャックスは」
「先輩だね」
「ジャックス先輩、モップス先輩」
「チャボは同い年」
「こないだチャボさんとライブやらしてもらったんですけど、よくわからないとんかつ君て僕にあだ名をつけて、一日僕はとんかつ君て呼ばれた。不思議でしょ」
「RCサクセションと一緒に回ったけど全敗で、負けてばっかりだね。自分たちはコマーシャリズムに背を向けて反資本主義みたいエンターテイメント。それ180度捻ってようこそ!バーン!
いつもね天敵みたいもん」
「ああ~。いいですねROLLYさんも色々今日聞けてね。先輩方の中からモップス先輩を今日」
「1972年と言いますと随分色んなことございましたね。日中国交正常化、あさま山荘、カップヌードルが一躍有名になった。そしてその次の年大ヒットしたたどりついたらいつも雨ふり、実は吉田拓郎さん」
「ねぇ」
たどりついたらいつも雨ふり。
「なかなかいいですね」
「この曲吉田拓郎さんのところに鈴木ヒロミツさんから電話があったらしいんです。お前曲を作れ!鈴木ヒロミツさんは我々世代だと夜明けの刑事でとぼけたキャラクターの人ってイメージですけど結構バンカラな
人で。何回出してもダメ出しをくらうらしいんですね。どうにもこうにもできません、たどりついたらいつも雨がふっているってダメ出しに対しての文句を」
「あぁそうなの!」
「出したらこれ最高!ってなったらしい」
「ツアーやった時に寝台車で鈴木ヒロミツが」
「寝台車!」
「パンツ1丁でね」
「僕ぐらいの世代もパンツになりましたよライブライブで」
「実は僕も」
「すかんちと筋少で初めて対バンした時」
「結成10周年記念日比谷野外音楽堂で、僕もパンツ1丁」
「パンツ1丁だった!パンイチだった」
「パンイチになってそこにシャボン泡立てたバケツ用意していて泡だらけになってギターを破壊してパンツの中に入れたらずりっと」
「あー」
「パンツがずりっとなりまして私も日比谷音楽堂で露出した男。実はありました」
「僕仙台のロックンロールオリンピックで頭脳警察出てた時だよな」
「あの時ね」
「あの時ですねショーヤと間違えた時」
「リハーサルの時女の子のグループがやってたのね。あぁあれが筋肉少女帯か」
「うん」
「打ち上げでその筋肉少女帯の女の子といっぱい話した」
「寺田恵子さん、限界ラバーズ」
「あれ、昨日話した子と違うな」
「寺田恵子さんですよ」
「寺田恵子さんプロレスとか格闘技好きですよ」
「ただ一方的に間違えた。その時は、ニューロティカも出てたな、花道があって」
「あったあった」
「若気の至りでやはりパンイチで、花道を歩いてたらなんか出てたらしいです。それでどうだった?って聞いたら回転してたって言われた」
「映像あるかもな」
「若干引いたかもしれない。えっあるんですか?」
「どっかにあるよ」
「
回転してたらしいんですよチンポコイダー。ゴルフの宣伝で、インパクトの時ヘッドは回転する、というのがあって、まさにインパクトの時にヘッドは回転するんだなと思ったというどうでもいい話。
ちょっと、次の曲の話」
「行きにくい」
「行きにくいです」
「日比谷の話で俺たちPIGとエムか」
「ちょっと待ってくださいPIGと頭脳警察と?」
「EROかな。頭脳警察の時に石投げられた」
「そもそもPIGのことを。なんとタイガースとスパイダースの大スタージュリーとショーケン」
「スーパーグループだね」
「
すごいことですよね、これはすごい。何だろう、B'zとミスターチルドレンが合体、違うなぁ。嵐とV6が合体、よく知らないけど言ってみた。全然知らないですけども。ぐらいのスーパー、ジュリーとショーケン
ですもんね。で、大人気なると思ったらお互いのファンがケンカ始めちゃったりして。あと何だろうアートロック?」
「アルバム改めて聴きますとひじょーにサイケデリックな」
「プログレッシブでね。ちょっと時代が早過ぎたというか」
「当時の日本の方には」
「でも帰ってきたウルトラマンで突然かかったりとかね」
「有名なシーンですね」
「でもあのジュリーとショーケンと岸部一徳さんがいた伝説のバンドPIGとも対バンされてるんですね、すげー」
「僕萩原健一さんとドラマやってたことがあります。外科医柊又三郎というの。非常に他の出演者に厳しい方だったんですけど僕にはすさまじく感じのいい人でした」
「何か気に入られた」
「何か気に入られて屋上でよくギターとハーモニカで演奏したり」
「えっほんとに?すげー」
「
つい6,7年前横浜でライブやった時コーラスがショーケンのバンドの子だったのね。メンバーがショーケンにマスターベーション教わったの俺だ。何で俺が」
「次の曲に行けないじゃないですか。また辿り着いたのが。曲行きましょう。僕がジュリーでROLLYさんがショーケンでPANTAさん岸部一徳。花太陽雨」
花太陽雨。
「歌ってて気持ちいい歌ですよね。その中でジュリー役やらせていただいてありがとうございます」
「まさかPIGを歌うと思わなかった」
「頭脳警察の名曲をやる時にショーケンやりましょうよ、僕いたずら心に言ったんですよ。まさかOKが出ると思わなかった嬉しいですありがとうございます」
「ばっちり」
「花太陽雨はねダイアモンドユカイさん大好き、事あるごとにこれをやろうって言うんですよね」
「それでコメント終わり。ユカイさんを思ってしみじみしちゃった」
「リアルタイムでPIG聴くとトップの声が聴こえるね」
「ショーケンの声ですよね。昔の話を教えていただいたんですけど頭脳警察はバリバリ、今年は」
「50周年」
「50周年!」
「50周年!」
パチパチ。
「半世紀」
「69年ですか」
「19歳の時。1969年というのはすごい年でウッドストックあり、俺達にすれば安田講堂陥落」
「あー」
「
変革の年収束の年と思ったな。68年が一番世界が荒れて、カンヌでゴダールがこんな時に映画なんかやってる場合か!カンヌ映画祭が中止になった」
「へー」
「荒れた時代でしたね」
「ねぇと言われても。僕3歳でした」
「僕69年その年の事覚えてまして、いとこが生まれたんですよ。母親の弟、うち実家電気屋さんやってまして、弟ひろゆきさんが働いてたんですが、事務員として働いていた現代まきはらすずえさん
この2人が大恋愛の末一緒になられて、69年に誕生したのが槇原敬之。すごく覚えてました。いつか彼も結婚してこの曲を歌えたら」
「ぷっ。色んな意味で」
「そうです色んな意味でということです」
「そうです。この歌結婚式で歌うってどんなんだ。シュガーのウェディング、くたばっちまえアーメンレベルですよ。でもこれあれ、思い出した。どなたかの結婚式で歌いましたよ。歌ってるの見た違うごめん、
てんとう虫のサンバでした」
「それよく歌いません?」
「そうですかいつかROLLYさんのいとこの結婚式で歌えたらいいですね」
いとこの結婚式。
「こんな日が来るとはね」
「そうですね」
「楽しい時は永遠に」
「渋谷うたの日ということでBYG一緒になって、もうROLLYとオーケン何年ぐらいになるの?」
「9年」
「来年10年ですよ。10記念一体どなたをお招きしたら。全員出てきて」
「9年の間に氏神さんは」
「氏神さんは出てません。オエドはやってません。じゃあお招きしますか?」
「こういうの必ず氏神さん」
「そんなことはないです」
「筋少じゃない?」
「満を持してものすごいゲストが、ポンプさんとか満を持して」
「ゲストって感じでしょ」
「そうね。オリンピックで残った外国の人。特に歌は歌わないけど足は速い」
「終わってる感じ?開催期間」
「来年の」
「8月前だからまだ」
「やってる頃か。じゃあオリンピックの人にしましょう」
「雨で」
「雨ではベンジョンソンとか」
「色々オリンピックってスターを生みますよね。すごい記録を出した人もそうですけどそうじゃない人もスターになれるというかドラマがある」
「マラソンの人すごいね」
「それは笑える話ですか?」
「感動したの」
「歴史上最も長い時間かけてゴールした人物として」
「その人ゲストでいいんじゃないですか?来ていただいてその話を」
「クドカンの大河その話」
「いだてん。その話?知らなかった」
「画鋲呼べよ」
「画鋲?クドカンさんかそれもありですね。あっここで瀧君復活ってどうかな」
パチパチ。
「ピエールさん」
「どう復活するのか全然わからない。でもオリンピックだったら猫ひろしでもいい、猫ちゃん。ニャー!」|
「トアエモア」
「ノリがロフトプラスワンみたいに」
「リリーさん」
「ローズ。フラワーじゃない」
「はい、今日はほんとありがとうございました。頭脳警察は近々ライブとか」
「6月8日BYGで。BYGも50周年69年4月1日オープンしたんだって」
「となりのライオンとどっちが古い。あそこ迂闊に左に曲がった2階にジャズ喫茶があったんです」
「あったよね」
「そこが俺ヘビーメタルジャズ喫茶って呼んでて、音量でコーヒーもらうとスプーンが揺れるんです。キースジャレットがかかってる時も。荒れなくなっちゃったな」
「そのBYGチラシがまだ残ってる。フルネーム分かる人いますか?すごいですよビューティフルヤングジェネレーション」
「えっそうなんですか?」
「そうなんだよ驚いちゃった」
「ザバンドのミュージックフロムピンクってあるじゃないですかそこから来たのかと」
「好きでしょ」
「どういうフリですか!じゃあ好きってことに」
「フレッシュヤングマインドってことですね」
「面白いのいっぱいありますよ」
「頭脳警察はそれ以上フルネームないですよね」
「いつもオーケンにバカにされる。筋肉少女帯に字画数で俺が勝ってる」
「字画数は」
「とにかく色々勝ってるね。魑魅魍魎なんてバンド出てくると」
「もうあると思いますよ」
「ロックバンドバカだから書けるやついない」
「たまに頭脳警察書こうとして書けない時ある」
「ひらがな書けない人いるって、みんな打つじゃない」
「すかんち書けないですよ。そういう中で次の歌ですよ。これはもし間違えたらごめんなさい。ヘルマンヘッセ」
「当たりです」
「あぁよかった。ヘルマンヘッセの詩から来たんですね」
「17歳の時本屋に本がいっぱいあった、ゲーテとか詩集が。こういうの読まないといけないかなってパラパラたまたま手に取ったのがヘルマンヘッセ
の詩集でパッと開いたら
さようなら世界夫人が載ってて、体じゅう電流走ったみたいに思って慌てて家に帰って曲つけて。著作権なんて知らない勝手に曲つけて。去年やっと登録申請通った」
「タイトルだけ知ってて中学の時に頭脳警察アルバムを探したんですが発売禁止なったので聴けなかったんですけど、この曲聴いた時に電撃が走ってそれ以来私の心に燦然と輝いています」
「って曲なんです」
「今日はどうもありがとうございました」
さようなら世界夫人よ。
「頭脳警察!」
「大槻ケンヂさんに大きな拍手を」
「皆さんありがとです。ありがとうございましたー」