筋肉少女帯みなさんお久しぶりイベント!シンクロニシティ4  2021.8.9 スターパインズカフェ 17:00~19:30

 
出演:大槻ケンヂ(弾き語り)橘高文彦&本城聡章(弾き語り) 内田雄一郎(電子音楽)

会場チケット \5,500
配信チケット ¥3,300

MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


オープニングSE:サーカスの来た日

橘高文彦&本城聡章

橘高さん:白ジャケット。黒シャツ。ジーンズ。クロスペンダント。
本城さん:黒シャツグレーパンツ。



「どうもこんばんは!橘高文彦と」
「本城聡章です」
「今日は最後までよろしくお願いします。配信の人も最後までよろしくね」
青ヒゲの兄弟の店。

「お久しぶりです」
「お久しぶりです」
「橘高文彦と」
「本城聡章です」
「 今日はシンクロニシティ、筋少ちゃんオリンピックみたいものですね。今日は種目別個人で、我々がペアで出ておりますけど」
「金メダルを目指します」
「 あぁ、そうだね。同率で全員金メダルを目指しましょう。29日にはね恵比寿リキッドルームで団体戦がありますので是非」
「是非是非」
「 配信の方、久しぶりでーす。声出していいんだよ配信の人。イエー!聞こえたよ。そっちも!イエー!聞こえた。じゃあ会場の皆さんは、おっきな手拍子お願いします。
拍手ですね。せーのイエー」
パチパチ。
「ありがとうございます。あれですね会場の皆さんはマスクプレイ中ですので、楽曲でもし一緒に歌いたいとこ、ここ普段なら一緒に歌うのにってとこは、心と手拍子で
歌ってくださいね。よろしくお願いします。今日はこのあと内田君大槻君スタンバってますので、まず我々2人あっためときますね。よろしくお願いします。じゃあ本城君
歌ってくれます」
おもちゃ屋めぐり。

衝撃のアウトサイダー・アート。

「ほんとに皆さんお久しぶりです。元気そうでよかったです。配信の皆さんも元気そうだね。見えるからね。うんうん。今月ここで、これ自体が延期公演なんだよね。
さらにね8月21、22日に我々2人ここでまた、2020年の延期公演をやろうと思いますよ。ほんとは1日でやる予定だったんですよ。で、我々アルバムリリースしたんですよ。
配信の人も聴いてくれたね。リリースに向けたツアーだったんだけど、おかげさまで2人で弾き語り始めて新人からちょっとこなれてきたところで去年あたり。ちょうどスタパが
我々初めて最高動員のチケット売れ行きだったんですよ。ありがとうございますありがとうございます。おかげさまでね、この8月の公演2デイズに分けさせてもらいました」
「そうです。名案でしたね」
「 これで国の要請に沿う形で!今日みたい感じでマスクは着用で、でも心で歌ってるの感じますよちゃんと。アウトサイダーアート俺みたい鬱陶しそうに歌ってました。
ありがとうございます。心の秀樹を感じましたよ。なので21と22には、現状通りだとこの先何あるかわかりませんけど、2デイズ整理番号で2つに分けさせてもらって、滞り
なくできることを、楽しみにしていますので、いらっしゃる方配信観てる方も是非2人の弾き語り弾き語り?弾き語り。ロック、フォーク、インスト、カバー色々やりますんで
楽しみにしてくださいよろしくお願いします」

「更には29日ですね。筋肉少女帯これは、振替公演じゃないんだよね」
「そうだね」
「 今年初めての筋肉少女帯、団体戦金メダル目指して戦おうと思います。ただ他に選手いないんで恐らく金メダルだと思います」
「そう」
「29日もこのままの状態でしたら、皆さんスタンディングで初めての景色になると思いますけど、今後のことも踏まえて1回29日勉強しましょうみんなで。よろしくお願いします。
更にはですね、筋肉少女帯ニューアルバム2年ぶりのニューアルバム」
「ほう」
「かっこいいな2年ぶりのニューアルバムレコーディングしてまして、無事録音全部終了しました」
「終了しました」
「あと1か月俺にちょうだい」
「アハハ」
「 今月末にまで完成しますんで。今ミックスして色々ちょっと、やりますんで今ミックス始めてます。今月いっぱいでは、予定ではです」
「予定ではです」
「自分に言ってますけど。マスタリングを今月末に始めようと思ってるんで、先にそれとっちゃいましょう」
「締め切り大事ですね」
「 ちょこちょこ色々やってますんで皆さん情報を、報告したいと思ってますんで、よろしくお願いします。お楽しみに」
「お楽しみに!」
「 とってもいいアルバムですよ。全曲いい曲。バカ外タレってこういうこと言うけどほんとに。全曲いい曲。1年空けた今回関係なく1年空けた分いい部分が出てる。是非お楽しみに」

「では後半戦行ってみましょうか。そうだねもう後半戦」
「そうだ」
「皆さん心で歌ってください。で配信観てる方、思いっきり歌ってください」
「最前列ですからね」
「みんな最前だね」
「最前かぶりつきで」
「皆さん心の中で」
世界中のラブソングが君を。

ラララで橘高さん指導で手振り。聴こえるよみんな。

「ありがとう」
「ありがと!」
「 聴こえましたよ皆さん。俺たち心の声が聴こえるようになったんだこの1年で。じゃあ皆さん心でヘッドバンキング、心でなくていいから。頭も振って、心でシャウトしてください。
聴いてください」
ゾロ目。
「あたまふれますか、あたまふれますか。拍手してね。頭ふれますか!」
パチパチ。
「頭ふれますか!配信頭ふれますか!ふってるね。オッケーゾロ目!ワンツー」
橘高さんヘドバン。
お客さん控えめにヘドバンしてる人も。

「ありがとう!本城さんいつもより激しくストロークしておりました」
「あっつい」
「 ずっとね皆さんにも会えなくて、我々はスタジオこもりっぱなしで、こういう機会持てたこととっても幸せに思います。今後ともよろしくお願いします」
ピック投げる。
「ピック投げてもいいのかな?」
「いいんじゃない」
投げる。
「大丈夫だよアルコールで100回拭いてるからさ」
投げる。
「早いもので次の曲でお別れです」
「そうですね」
「今日はこのあとテクノの巨匠そして弾き語り先輩、控えておりますんで最後まで楽しんで帰ってってください」
「今日はありがとう!」
「最後はみんなでセッションも、セッションて言うのかなバンドで」
「また集いますんでその時会いましょう」
「集います。というわけで橘高文彦と本城聡章でした。今日はどうもありがとうございました」
「ありがとう!」
「今日は楽しんで帰ってください」
橘高さん手拍子に合わせる。
「いいねいいね」
「配信の皆さんも聞こえるよ」
気もそぞろ。 

「どうもありがとう」
「ありがとう!」
「橘高文彦と本城聡章でした」

「ではシンクロニシティ恒例はけずに次の人を読んでセッティング中お話をするという。BGMも何もなしで我々のトークを楽しんでいただきます。では、次の種目で
テクノの巨匠内田雄一郎さんですどうぞ」
「どうぞ」
「巨匠、どっちから出ても一緒だって」
内田さん登場。黒キャップメガネグレー不織布マスクグレー�シャツ黒キューピー柄ネクタイ黒パンツ。

「内田雄一郎!」
「内田雄一郎!」
「どもども」
「内田君どうですか最近」
「最近。最近も何も」
「忙しそうだね」
「まぁね。あんまり変わんないんだよね」
「電話したもんね。それなに?あとで使うの」
「いつもながら熱い」
「いえいえ」
「おかげさまで」
「今日初めてちゃんと喋るね」
「そうだねそこ(2階指す)にいたもんね。みんなね楽屋もディスタンスをキープして」
「あんまり会わない」
「まぁ我々普段からディスタンスキープしがちですけど」

「ハハハ」
「楽屋も個数があったらみんなバラバラに行きたいタイプ」
「レコーディングもねテレワーク」
「テレワーク」
「テレテレワークぐらいの」

「使えるものは大いに使って」
「Zoom会議もやったし」
「やったね」
「すごいだろ、すごいだろ」
パチパチ。
「僕リモート出演もやりました」
「そうですね。大変だった」
「あれで去年年末会えなかった。今年入ってレコーディング始まるまで全然誰にも会えなくて」
「あれ?今年レコーディングで初めてみんな会ったんだっけ」
「えっと、橘高さんは違います」
「もちろん弾き語りで。4人揃ったのって今回のニューアルバムで揃ったの」
「そう」
「あれが今年初めてだった」

「へー」
「そんな気全くしないな。俺ら2年ぐらい会ってなくてもそんな気しないな」
「あぁ」
「な。8年ぐらい会ってなかった時もそう思ったもんな」
「ハハハ」
「じゃあパンデミック大丈夫だね」
「まぁ我々はソーシャルディスタンスキープしつつ。でも来てね」
「行くよ」
「なので内田さんは今日は、今日もかな。筋少の曲は今日はなさるの?」
「はいしますよ」
「それ初めて聴いたら何かわかんない曲」
「ううんかもしれない」
「 今回ニューアルバムだからねちょっとヒントを言うとですね、相変わらずそれぞれ作家の色は色濃く出てるアルバムなんだけど、そん中でここ数年の内田君のこの充実した
このテクノ活動」

「テクノ活動」
「何活動?テクノ活動でいいじゃない」
「いい。テクノ活動か」
「 楽曲もデモテープの段階から色濃くいい意味で反映してて、それを筋少元々オリジナルの人だから、当然筋少の曲を出してるんだけど、いい具合で出してて、バンドで
今日筋少の曲を内田君の解釈で。今回のアルバムはもしかしたら逆で、内田君の世界観を筋少でやったらみたいないい感じの曲が何曲かあって」

「へー」
「 君は何とも思ってないのかな。我々プレイヤーとしては、あ、1周して逆になったような新鮮な感じで。なのでとっても面白い演奏ができました。楽しみにしていてください」
「んー」
「お楽しみに」
「そういう考えなんだね。はい、わかりました」
内田さんスマホ開く。
「ドラクエウォークやってるの?」
「いやいやたまたま点いた」
「今からそういう演出あるのかと」
「はい」
「じゃあ準備の方よろしいでしょうか」
「準備、全然してなかった」
「して、じゃあ」
ノーパソ開く。
「そうだよね喋りながらするんだよね。できた」
「もう」
「ハハハ」
「できた」
「これ電源落としたら大変なの?」
「うん。でも電池だから大丈夫」
「 あーすごいね。新しい俺もわかんない。トラブル対策。では!ノリに乗ってる内田さん、テクノの巨匠の熱いライブを繰り広げていただきましょうか」
「はい」
「じゃあギタリスト2人はここで一度失礼します。内田雄一郎!」
「内田雄一郎!」
お二人退場。
「橘高文彦さん、本城聡章さん。ありがとうございました」

「座ります」

「始めまーす。さてギターズの2人が筋少の曲をアコギでやってるように、あたくしは、テクノでやってみます」
星座の名前は言えるかい。

「どうもありがとう。まぁね、アコースティックギターの弾き語りやってる人たちはすぐにねジャカジャンどうもありがとー!やってりゃあ盛り上がるじゃない?
テクノはドカジャンてすぐにはできない。その代わりこういうフェードアウトで終わることができる」
パチパチ。
「うん。いやそんな大したことない、です。ドカジャーン」
パチパチ。お茶のペットボトルをテーブルに置く。
「すいません拍手。拍手だよね今時ね」
小物を鞄からテーブルへ。
「あんまり外に出ない。たまーにヨドバシカメラに行ってこういう物を買ってきて」
カメラ型ファン。首にかける。
ボタン押すと点灯シャッター音。スタッフさんを撮ってみたり。
「扇風機です。でもここ(真ん中スライド)にね、アロマを入れるとアロマの香りが出てきます。弾き語りのように進行しようと思って。いつも考えてるんですよ。
去年とかね、最近の主な活動僕の活動は歌謡曲を聴こうじゃないかが一番多いですね。ありがとうございます。かよきこ!としてメインワークにしていこうと。
歌謡曲を1曲」
喝采。
シャッター音で終わり。
「どうもありがとう。思い出しました。面白い話」
パチパチ。
「この1年半ぐらいの一番面白い話。話しましょう。えーとある林、林というか、木があって飛び石で通れる箇所がありまして、そこを自然はいいなぁと歩いていたら
石段のね、端っこに足を置いてしまいました。すると重力の重みで足がこう(ぐねり)、こういう具合になってしまいまして、すると体重は左の方に行ってしまい、そこを
素早くバランスを崩さないように左を上げてバランスを保とうとするんだけども、体の傾きに追い付かず。それを4回ぐらい足踏みをして、した末に転びました。まるで
ほっほっ、歌舞伎のような状態のあとに、惨めたらしく土まみれになってしまいました。ほーら面白いだろう」
パチパチ。
「怪我はありませんでした」
パチパチ。
「はは、怪我はありませんでした」
パチパチ。
「はい、最近ですね、テクノ童子という森田童子のカバーをテクノでやってみました、というアルバムを発売しまして」
パチパチ。
「発売しまして、ブラスティアーティスツの通信販売買うことができます」
パチパチ。
「と思って、ブラスティヌマゾンでページを見てみたら、ランキングナンバーワン、テクノ童子」
パチパチ。
「やったぁ!ブラスティで売れ売れですよ。でも一番安いな。それよりはかよきこのクリアファイルの方が安いです。今日はその中から1曲、1曲2曲、やりましょうか。
はい、G線上にひとり」
G線上にひとり。

「はいありがとうございますイエー。夏にぴったりの曲ですね」
内田さんパチパチ。
パチパチ。
「いやいいです。次は何やろうかな。今日は来てくれてどうもありがとう。ありがとうございます。ねぇほんとに、金メダルかじっちゃダメだよ。かじんないよ。はい。
ではあの、最後に、テクノ童子に入ってるもう1曲、僕と観光バスに乗ってみませんか」
僕と観光バスに乗ってみませんか。
ミラーボール。

「内田雄一郎でした」

「はい。呼び込むのかな。内田雄一郎でしたー。つづいて!大槻ケンヂ!」
オーケン登場。
白カンカン帽風ハット。紺白柄シャツ。白Tシャツ。黒ニッカ。スニーカー。
「どうもーこんばんは。携帯どっか充電させて」
下手の壁側で白電源コード。
「ここもあるよ。誰だっけ、新田次郎ね」
オーケンスマホで2ショット撮影。ピース。
「それ罫線が入るね。あっしまっちゃうね」
スマホ充電。内田さんセットは後ろへ。
「どうもこんばんは。まだ全然外明るいですけどね。あぁ内田君も久しぶりかな。何で会ったかな」
「歌録り、歌入れ」
「あぁ筋肉少女帯の。どこまで行ったの?レコーディング」
「今トラックダウン中ですよ」
「あぁほんと。全く行かないから、行っても何にもわかんないから」
「 いつもレコーディングテレワークじゃない?筋少って。今回さらにテレテレワークだった。より会わなかったって感じですよ。そういう話をしてました」
「会わなくてもアルバムってできるんだね」
「ハハ。それはでも新人のバンドじゃ無理」
「そうだね新人の頃は。何で今拍手が来たの?」
「へへ。そうだー!って言ったんだよ彼は」
「新人のバンドの、筋肉少女帯新人の頃というか仏陀Lがあってそのあと猫のテブクロ、筋肉少女帯がメンバーずーっと揃ってスタジオ居たのって何のアルバムまでかね」
「そうね、サーカス団とかかね」
「いやもっといたよ。月光蟲の頃だってずっと中野のマルイの裏のスタジオでさ、太田君が「夏がこれで終わっちゃうよ」ぼやいてたの俺未だに覚えてる」
「そんな90年の夏を91年か」
「皆さんはどんな夏を過ごされてるんですか?やっぱりオリンピック出たりしてるんですか。スーパーリンペイ言ってた人もいるんでしょこの中に。知ってる?スーパーリンペイ」
「知らない」
「スー」
後ろに下がるオーケン。
「どうぞ。何オリンピックの話?」
怖い顔して出てきて構え。
「スーパーリンペーイ!」
「あっ形」
「形、すごかった。僕もオリンピック興味ないんですよ。でもたまに見ちゃうじゃない何となく。空手の形が一番おかしかった。おかしいつっちゃいけない」
「いや、想像できます」
「色々笑いどころ笑いどころつっちゃいけない。あれはおかしかった」
「形で採点するんでしょ?」
「でしかもすげー外国のいい男が、クルルンファってのもあるんだ」
「はい」
「クルルンファー!」
形を見せる。
「これ全然誇張してないよ」
「うまいね。やってたもんね。形もやってた」
「形はね。ピンアンその1!」
「へへ、表情もそれじゃないとダメなの?」
「いや、だからオリンピックも空手の形はね、形もさることながら顔芸だね。どんだけすごい顔するかによって勝敗。だってさ、形で国と国分かれて勝負するん
だぜ。そんなの優劣つかない」1:31:49
「トーナメントなの?」
「いや、決勝ぐらいしか観なかったかな。あれは驚いた」
「大変だよね採点する人」
「だから僕と内田君とか採点しようよ。君髪伸びたねぇ」
「そう?1年半も経ってるから」
「あぁそうか。俺今日QBハウス行ってきたよ」
「フフ」
「どうだったんですか、橘高さんと本城さんは。熱かった?」
「いやいつもの熱い、熱かったね」
「ほんとぉ。僕密を避けるため感染予防のためさっき来たんですよ。さっき来て更に本屋さんに行ってたから」
「ものはいいようですね」
「いやほんとだよ。ほんとに」
「まぁそうだよね」
「僕接種2回受けたんだけど、ほら何で感染するかわからないし、何が悲しいって50過ぎたバンドマン同士が集ってて感染する悲しいことない」
「最も」
「と思ってゆっくり来ました」
「へへへ、はい、いらっしゃい」
パチパチ。
「もうこのライブはやっとできたって感じですね」

「そうね。あっテクノ童子すごいよかった」
「あっほんと」
「よかったです」
「ありがとうございます」
「なんかその、アイランズの頃のクリムゾン、すっげーよかった」
「まぁね。出ちゃうよねそういうの」
「何度も言うけど三浦さんみうちゃんとやっててさ、歌謡曲を聴こうじゃないか、面白いよ」1:34:05
「あぁほんと。そんなに面白がってくれますか」
「有頂天のジンが出た回は、多分宇宙で一番僕が面白く観た。有頂天の何十年も前の思い出とか」
「エイチメンの話とかね」
「おおよそ世界人類の人々が、知らねぇよってことを俺だけが知ってるよ!優越感でとっても楽しかったよ」
「優越感で楽しい」
「感じています。じゃそろそろやりますか」
「そろそろ引っ込みますか」
「はいありがとうございました。電子音楽内田雄一郎さんでした!」
「はい大槻ケンヂさん」
去り際にカシャ。反対からカシャ。止まって撮られるオーケン。
もう1回来るか待っていて油断しお水飲んだところをカシャ。あっ。

B25。

「どうもこんばんはーオーケンです。すいません、メガネを取ったら見えなかった」
譜面台近づける。
「シンクロニシティへようこそ。筋肉少女帯の曲をまずやりますネクストジェネレーション」
ネクストジェネレーション。

「どうもありがとうネクストジェネレーションでした。こんばんは皆さんようこそおいでくださいました。そして画面の向こうの皆さんもようこそご覧いただいて
おりますありがとうございます」
ハミングバード。

「今日は目の前にお客さんいるということで、僕お客さんを前にしてやるのは大阪でやったOYZNOYAON以来じゃないすかね、はい。あの拍手する時もう少し
大きくしてもらえますか。多分画面を観てる方にいるの?いないのはっきりして感が出てる大きくしてもらえたらと思いますけど。真心ブラザーズとフラワーカンパニーズ
と怒髪天、一緒にやりましてフラワーカンパニーズは僕はずっと若手だと思ってたんですけどね。もう圭介君50になるって聞いてえ゛ぇっ!親戚の子供が甥っ子がもう
小学校入学してたぐらいの。驚いてしまったんですけども。そこでやりまして妙にウケた曲をやろうと思います。筋肉少女帯以外のファンの方々に妙にウケた曲です。
改めて聴くと面白いですねこの曲。枕投げ営業!」
枕投げ営業。

「枕投げ営業でした。ありがとうございます。改めてましてお久しぶりでございます元気してますか。ナオン、ナオンノヤオンは出てないです。オヤジノヤオンの方はね
すごい暑かったんです大阪城音楽堂だったかな野外のとこで。皆さん来てくださってま、中高年の方が多いです僕と同世代とか。皆さんマスクでシャツで、あんまり暑いんで
ほっかむりみたいタオルで、反核集会にしか見えなかったですね。もう完全にそっちよりの集会にしかみえない。所でやってまいりました。僕はノンポリですんで安心して
ください。オリンピックも特にどうでもいいって感じで、でも意外に、観ました?皆さん。観ない方もいらっしゃるんですよね。観たら観たで面白かった。スーパーリンペイは
すごかった。スーパーリンペイ!ってね。言いたいだけなんです。久しぶりに人前に立ったらとにかくスーパーリンペイが言いたくてしょうがない。クルルンファ!はい。
それはいいんですけど今日皆さんの前に配信でもですね、久しぶりに会うということで、ちょっと御髪を整えてこようと。ま、QBハウスに行ってきました。僕長い事
ロックミュージシャンの仕事していますよ。そうするとDJであるとかね、ダンサーであるとかアーティストの方に会うんですけど、まぁ!QBハウスで髪を整えるって人に
会ったことがないですね。ほんっとにないです。ひとりとしていない。みんな美容院とか行ってやがるのね。生意気だね。美容院なんて僕多分生まれてこのかた行ったこと
ないと思いますね。ずっとその前は散髪屋さんに行っていたんです。久しぶりに会ってこんな話でいいですか?」
パチパチ。
「いいですかはい。テーラータナカ、タナカって散髪屋さんに小中学生高校生まで行ってた。待つとこにゴルゴ13FMが流れていてずっと待ってるんですけど、僕ほんとに
気の小さい子だったんですよ。常に何かに怯えていたんですね。だからこそ釈迦とかの曲が生まれたんじゃないかと思うんですけど。ほんとに心が弱い少年で、ある時
床屋さんに行ったらまぁ散髪屋さんに行くのもドキドキなんですよね。話しかけられたらどうしよう。理髪師の人に野球の事とか聞いてくるんでどうしようと。待ってる人の
中に僕小学生、大学生ぐらいの人がいて、チラッとこっちの方見たの。あっなんか見られたと思って、結局小一時間待ったんですけど、ずっと何度も何度も僕の方見るんです。
僕は殺されるんだ。殺されるんだこの散髪屋さんタナカで殺されるんだ俺は。と思って怯えたんですけど、僕のこっち側に時計があって、その人は遅いな遅いな何時だろ、
待っているだけだったんですね。すいませんこんな話で」
パチパチ。
「すいませんこんなリスクっていうのが色々高い中でね、来てくださってこんな床屋の思い出を話されてね、配信観てる方も貴重なお時間をねぇこんな散髪屋さんの話で
すいません。この話だったらいくらでもできますんで、またいつかしましょう」
パチパチ。
「皆さんあの、コロナが収束したらあれをしようこれをしよう、言ってますけどそんな甘いもんじゃないですよ。コロナが収束したら、大槻ケンヂにつまらない話をずっとされる
んですよ。楽しみだね!」
パチパチ。
「さ、筋肉少女帯のニューアルバムが、いつ出るとか言ってました?出ます。出る予定ですので、アルバムのタイトルを今日決めようかと思ったんですけど、散髪屋さんの
話が長くなったので、曲に行きます。香菜、頭をよくして!もうちょっとしてもいいんだよ」
パチパチ、
「いやいいです。大体わかったコロナになってステイホームでわかったんだけど、もうちょっと話がしたくなったなというところで曲に行くと、普通のミュージシャンぽくなるんだ
なということがわかったので曲に行きます。香菜、頭をよくしてあげよう!」
香菜、頭をよくしてあげよう。

「1曲電車の歌を歌います。これを歌うとサイドストーリーがわーっと僕浮かぶんですよね。アウトサイダーズ」
OUTSIDERS。


「アウトサイダーズでしたありがとうございます」
ギター置いてスケッチブック。

「筋肉少女帯ニューアルバムタイトルをずっと考えているんですが、なんかいっぱい湧いてきて、決まらないんですよ。どれもこれも自分の中でいいなぁというのがあって、
ちょっと今日皆さんで、あとメンバーより先に今言う感じ。メンバーにもまだ言ってないから、それ問題あるかな。あとで橘高君に早口で怒られたりすんのかな。あとにした
方がいいかな、どうしようかな。誰かない?あとにしとこうか。なんか言われるとあれだからね。みんなで見て決選投票的なことすればいいか」
スケッチブック床に置く。
「じゃ、コール&レスポンスができない時代ですけれども、クラップならできると思いますんで。しあわせなら手をたたこ♪」
パンパン。
「ほんとに幸せなの?ねぇ本当に?」
パチパチ。
「そうか。筋肉少女帯に会えて今は束の間みんな幸せなんだね。束の間が余計だよね」
パチパチ。
「ほっ。ごめん全然合わせられなかった今。ほっぽってやられてもどうやって合わせればいいのかわかんないよね。昔よくやりましたねみんなで。じゃ、なんかさ飲み会
でも仕事終わったでもさ、じゃ一本締め!よー!はっ。懐かしいなぁそういうのな。ギターください。やりますやります」
ハミングバード。
「今コール&レスポンスが難しいのでコール&クラップというのをやってたんですけど大阪でもやりましてなかなか皆さんうまくなってきた。今日来てるコアな皆さんは、
もう大丈夫ですよね」
パチパチ。
「配信の向こうの皆さんも、もう大丈夫ですよね。日本を印度にと言ったら、若干飽きてるかもしれませんが、パーパパパパ、ですよ、ね。誰でしたっけ、太陽戦隊サンバルカン
でしたっけ。違ったっけ。そこだけ声出していいよわかる人。なんだっけ、バトルフィーバージェイか。バトル、アメリカじゃないのかなぁ。バトルアメリカ!(パパパ)」
・・・。
「日本を印度に!」
パーパパパパ。
「もう1回日本を印度に!」
パーパパパパ。
「日本を印度に!」
日本印度化計画。

「日本を印度に!」
パーパパパパ。
「あの僕的にもこの曲飽きてはいるんですけど、やっぱり一見さんにはねこれなんすよね。これとダメ人間なんすよ。どこ行ってもうけるのでもう、なごり雪みたいもんだと
思ってください」
2番。おっ吉祥寺で見た~♪
「ヨガのポーズで、どうしたんでしたっけ?え?せーの」
パンパンパパパパン。
「モールス信号か。タクシーをトメター!あれわかんなくなっちゃった。ファラウェイトゥナイフィーバー、ナチュラルハイ。トビマストビマスはい日本を印度に!」
パーパパパパ。
「ギターいらないじゃないか」
ヘイヘイコール3回。
「ご唱和ください日本を印度に!」
3番。

「最後の言葉がー。一緒にやりましょう。いっせーのーせ」
パパンパパンパンパパパンパン。
「はい訳すとカレーはなんて辛いんだ。ファラウェイ、なんでここ弾けないんだろ。ファラウェイ、エキサイター!ナチュラルハイ、トビマストビマス」
手拍子。
「トビマストビマス日本を印度に!」
パーパパパパ。
「しーてしまえ!ありがとー」

「あのオヤジノヤオンの話で、久しぶりに真心ブラザーズに会いました。昔真心とサイパンに行ったことが、まぁ番組で。昔はちょっと付き合いがあって、僕ばちかぶりの
オンリーユーって曲をパンクアレンジでカバーしてますけど、あれシングル持ってる方いますか?シングルって懐かしいですね。CDシングルね。チョコレート盤なんて言ったね。
そのチョコレート盤のカップリングでオンリーユーのフォークバージョンが入ってまして、っその伴奏は真心ブラザーズがやってくれていたんですね。今日はだから昔一緒に
真心ブラザーズとやったオンリーユー今日はひとりで弾き語りますオンリーユー」
オンリー・ユー。
吉祥寺のあのライブハウスで。

「 どうもありがとうございましたオンリーユーでした。じゃあジャケットのタイトルはこのあとみんなを招いてやろうかと思うんですけど、ジャケ写ってどうしようかな。オーケンの
著作シリーズってね、おまけのいちにちとかLOVEとか、新興宗教オモイデ教の絵を使ったりステーシーの絵を使ったりしたんですけど、もうちょっとネタが尽きたな。サブカルで
食うとかを表紙に、ちょっと違うと思うしな。何か面白い案を考えたいと思っていますよ、よろしくお願いします」
パチパチ。
「僕の方は13日にオーケンナイトニッポンというイベントをやるんですけど、こちらの方はデュオタカハシ、タカハシヒョウリ君と高橋竜ちゃん2人でやってますんでそれをお招きして、
アーバンギャルドのおおくぼけい君もお招きして4人で、みんなオケミスに関わっているのでオケミスの曲を中心にライブやろうかと思ってますよろしくお願いします。特撮の
方はエレクトリックジェリーフィッシュ、まだ発売したばっかりなんですね。5月ですもんね。ボストンというバンドは5年に1枚とかしか出さない。僕年に2枚アルバム作ってるんです。
褒めませんか?」
パチパチ。
「今画面上は花火とか上がってるんでしょうね。ちょっとわからないですけど。特撮の方はエレクトリックジェリーフィッシュというアルバム発売して、僕noteをやってるんですけど
昨日自作音声解説、僕が声で音声を解説する、そういうものをあげております。自作音声解説エレクトリックジェリーフィッシュ 特撮というのをやっております。もしよかったら
聞いていただけると、もう聞いてくれた方います?あぁありがとうございます。あれ作るの楽しい。そして筋肉少女帯の方は今月末ですか。あの、いらっしゃる方いますか?」
パチパチ。
「それはねお互いに言っとくよ。体を鍛えておこう。8月の最後と言っても夏の筋肉少女帯のライブですよ。長谷川さんの2バス思い出してくれる。・・・おぞましいパワーを使いますよ。
特に膝、腰!いや全身!でも意外にバンドの方がね、ダメだっつって柔らかい曲ばかり逃げる、あるかもしれません。ワダチ5連発とか。ワダチきついんだ俺キーがな。まぁ
あるかもわかりませんので。よろしくお願いします」
パチパチ。
「こういう時代なんでせめて会える時に会って楽しみましょう。なかなか事情があってまだ直接には会いづらいという方はどうぞ配信の方で楽しんでいただけたらと思います。
じゃあ最後にこれを歌います。ノゾミカナエタマエ」
ノゾミ・カナエ・タマエ。

「ありがとうございました。じゃあ、お招きって言うのかな、お招きしましょう。まず先ほど会いました内田雄一郎さん。立ち位置はここでいいのかな。イエイ」
内田さん登場。
「じゃあ今日初めて会います橘高文彦さん本城聡章さん。ふーみんおいちゃん」
本城さん橘高さん登場。
「あぁ今日お初に、おはようございます」
「おはようございます」
「密を避けて遅くやってきました。お二人は元気だったですか?」
「元気ですよ」
「元気よ」
「どんな話したんですか?」
「いっぱい」
「例えば、話題的に」
「んとね大槻君の生い立ちとかずーっと」
「僕の生い立ちかあ。散髪屋さんの話した?」
「そうそう、ね」
「あのね皆さん、内田さん背後にいるの」
「フラフラしてます」
「座ってます」
「今日ね白板持ってくればよかった、ホワイトボード。筋肉少女帯のニューアルバムのタイトルを、今日皆さんメンバーも含め発表しようと思ったんですが、
なんかイメージが溢れて溢れて沢山浮かんじゃって決まらないの」
「さすがだね」
「意見を聞こうと思って今日は書いてきました」
スケッチブック。
「あっそうなんだ」
「手書きの」
「なんだけどこういうのでものすごく僕フリップ芸の人」

「そうだね」
「いいですか。ウケを狙うんじゃないからね。アルバムタイトルを考える」

「これまじめな話だよね。フリじゃないよね今」
「フリじゃない何で、人聞き悪いなぁ」

「そうだね失礼しました」
「何だよいくよ。まず」

チェキ売りの男たち

「ほら」
「ほらね」
「ありがとう。ふってくれてありがと」
「日本の芸能界アンダーグラウンド全ての総意を」

「さっきおいちゃんと50枚くらい撮ったんですよ」
「そうね」
「あぁ今日俺何でチェキ撮らなかったんだろ」

「今撮りな」
あっ、と充電してたスマホ戻してポッケに。
「自由か。ライブハウスって何するとこなのか」

「充電はしてよかったよな」

「フリップ芸やるとこでもない」
「チェキ売りの男、まこれダメでしょう。次はね考えたんだけど、これ真面目に。見えないかな」

世界ちゃん 世界線をこえて

「言います「世界ちゃん 世界線をこえて」どうだろうか」

「うん」
「あのさずっとFutureとかLOVEとか短かったでしょシサとか。今度蔦からまるQの惑星みたく長いのにしようと思って。覚えてください2番。
3番がこれ気に入ってるんだよな」

コントロールシステム

「あぁ」
「ほぅ」
「内田君どう?ちょっとクラフトワーク」
「へっへっへ。コントロールするスィステムね。うん」
「ないならいいよ。次行きますよ。うーん、ちょっと、こないだ影山ヒロノブさんお会いしてね、高木ブーさんと影山さん赤ずきんちゃんご用心歌った」

「ほんと?聴きたい」
「すごいよかったブーさんのハモリすごいよかった」

「ブーさん赤ずきんちゃんハモるの?」
「バッチリ。ブーさんの娘さんがレイジーの追っかけだった、それで。それでじゃないんですが、赤ずきんちゃん的に」

お姫様のように扱ってあげたい

「何恥ずかしそうに笑ってるんですか。これ言った途端うふふ、いやん」

「皆様のお姫様魂が」
「あげ、たい」
「お姫様のように扱ってあげたい 筋肉少女帯。変態か」
パチパチ。
「ハハハ、アハハ!そのタイトルは全く想像つかなかった」
「次が」

ハイジが立った

「うん!」
「ハハハ」
「想像つく」
「ハイジが立った 筋肉少女帯。でももう30年もやってネタに走ってる場合でもない」
「ハイジ立ってるよっていうことだね」
「そうだよ。点数を付けるなら」
「点数、失格」
「6番」

君の生てきたことは間違っていない

「おう」
「君の生きてきたことは間違っていない。ちょっと吉田拓郎さんぽいよね」
「ちょっとベストセラーになる」
「じゃいいことじゃないですか。この年にもなると自分の生きてきた人生全部間違いじゃないか、いうのあるじゃないですか。あれおいちゃんあるの?」
「いや今はないですよ。昔はあったかな。昔はこんなでいいのかなと」
「橘高さんは」

「そんな日々でしたずっと」
「過去はそうだったと」

「あぁそうね考えてみたらそうね。昔は毎日悔いてたけどね」
「ね」
「昔も含めて全てを肯定する」

「今まで全てをね」
「おいちゃんこれ何番目」
「6番。次7番目」

やっと、お迎えにあがりました

「これいいなと思って」
「ハハハ」
「ほう、ハハハ」
「いいじゃん」
「何となく今回オーケンの方向性見えてきました」
「え?こういう時代だしさ、あんまりドグラマグラとかそういうのやめよう」
「そうね」
「ドグラマグラもいいか、いいなぁ」

「ここで」
「こんだけやっといて」
「お迎えでごんすにすれば」
「お迎えでごんすって何でしたっけ内田さん」
「手塚先生」
「あぁ手塚治虫の漫画。やっとお迎えにあがりました。今日女性層狙って今回ね」
「じゃあ8番目」

僕らが森に住んでいた頃

パチパチ。
「住んでたね住んでた」
「いいですねなんか」
「これは、広げたんです。僕若い頃の写真あまりにかっこいいんで森に住んでいたって言われてるんです。それを広げたんです筋少全員に」

「ありがとうございます」
「集落で」

「そうね。複数になるとさ、森に住む」
「コミューン。集落ですね」

「ひとりで住んでただとイメージ変わるね」
「誰か頭おかしくなって全員斧で殺されたりとか、あと熊に全員食われたり」

「そうね」
「今回少女漫画感ありますね。大島弓子みたいなね」
「ハハはい」
「やっとお迎えにあがりましたなんてさ、大島弓子、かっこいいね。次行きましょう」

無意識下で会いましょう

「これもいいなと思ったんだけど、ガッと来たんだけど、ちょっと俺スピリチュアル系入ってんな今回」

「あぁ」
「ちょっとスピ系と思われるかな」
「思われてるでしょ」
「いや違うよ俺はスピではないよ。あぁでもそうなのかな。ビリーバーではないんだけど。スピリチュアルはちょっとねぇ」
「マニアックな区分けはよくわからないけど」
「いや全然違うよ」
「知らない人から見たらいっしょくただよ」
「いや区分けがあるだよそこは」
「あるんだね」
「テクノと電子音楽も違うんだろ?」
「ま微妙にね」
「そういうことだよ。ヘビメタとハードロックは違うんだろ?」

「微妙にね。でもいいよ」
「これいいよね。あぁこれもネタで」

メンヘラおじさん

パチパチ。
「言い切っちゃったね、宣言か」
「どうですか」

「いや、堂々としてるよ」
「これオケミスのロマンスグレイの別タイトルで考えてたんだね」
「ジャケットは服部みたいなおじさんが」
「ユニコーンのね」
「ユニコーン、なんか新曲出したね」

「ほんと」
「またアベビ君がジャケじゃなかった?あっオリンピックの閉会式見た?スカパラ」

「スカパラのライブだったね」
「スカパラ出てきてさ谷中君がリアル阿部寛って僕呼んでる」

「カメラ目線ですごかった」
「東京オリンピックなのにどう見てもアテネオリンピックなの」

「ハハハ!」
「古代ローマ人なの」

「なるほどね」
「素晴らしかった。えーとね」

キラキラネームをつけられて

「ヒャヒャヒャ」
「もうこの辺から面白くなって」

「私をスキーに連れてってみたい感じ」
「そう段々バブル臭してきた」
「コピーライターみたくなってきたね」
「そうそう。俺多分バンドやってなかったらコピーライター目指してたことある」

「あったかもね」
「あぁ、これもいいと思う」

でも、もうそう生きてきてしまった

「なんかちょっと伊集院静先生の最新刊みたいだね」
「石川啄木みたいな」
「あぁ種田山頭火みたいなね。でももうそう生きてきてしまった みつを」
「ハハハ」
「みつを感ありますね。まだいいですか。こんなことに時間使って」

「どうぞどうぞ」
「どうぞどうぞ」
「ただの僕のフリップ芸になって。あっこれ好きなの」

君だけが覚えている映画

「君だけなんだ」
「なんか、センチメンタルだし、ちょっと不気味でしょ」

「SF。いいじゃん」
「いいじゃないですか」
パチパチ。
「いい。お迎えにあがりましたの方がよくない?」
「メンヘラおじさんでしょ」
「あっ、メンヘラおじさん やっとお迎えにあがりました」
パチパチ。
「最悪だなそれ。最悪だな、小田急線感出るわ」

いわくありげ

「どうかな。来ないね来てない。ハヤカワSFの短編集みたいにしようと思って、長いんですけど、大藪春彦みたく」

薔薇の書に 捧げて散れ

「ヒャッヒャ」
「何で笑う」

「かっこいいじゃん」
「かっこいいじゃん」
「散れ」
「絶対プロデューサー角川春樹」

「かっこいいじゃん」
「宇崎竜童さん主題歌つけて」

「何で我々じゃない」
「薔薇の書に捧げて ちれえええって曲に」

「入ってないけどねその曲」
「ばらのしょにささげてちれえええ。なんだよすごく気に入ってたのに」

「別にディスってないじゃんなんも」
「いやいいよ。ジャケは薔薇とルガーとか」
「はっは」
「弾痕がバチー」
「さすが」
「カッパブックスとか」
「次ね」

11月

「あー」
「なんか、発売とか関係なくただ11月かっこいいな。11月ってかっこいいよね」
「暗号みたい。10月だと10月革命の事に」
「あー、なるほどねー」
「私は10月」
「コードネームでしょ。私は10月、知らなかった。まだあるよ、もう少しあるからね」

ベルモンド

「ジャンポールベルモンドが好きでさ、ベルモンド。あれ?」
「素敵」
「もうちょっとコメントしてください」
「どうぞ」
「スラッシュベルモンドって作りますよ」
「ハハハ」
「語呂いいじゃん」
「フランスはヘビーメタルハードロックってあるの?」

「フランスかぁ、イメージないね。でもいるだろうねもちろん」
「聴いたことはある?」

「フランスのって意識は聴いたことない」
「プログレはね、たくさんある」
「イタリア」
「でもいるかもねフランスハードロックバンド」

「そりゃいるだろうね」
「ベルモンド」

「もいるだろうね」
「ジャンポールもね。あともう1個あって」

爆発する図書室

「ハハハハ」
「ほう」
「でもこういうのが出すとほんとに図書室が爆発された事件とかがあったりして、ね、そういうのが不謹慎だ」

「回収される」
「あとね」

流れつき超えていた境界

「超えて」
「スーパーマンの超えて、超人の方にしたの」
「あっ境界ね。チャーチの方かと」
「どっちでもいい」
「ほー」
「あっこないだ死んだボーカルの人、メタルチャーチってバンドの人」
「あー」
「同い年、まぁいいや。さぁ、どうしよう」

「今決めるの?これ」
「すごいね」
「それでね、僕再来週か、配信やるんですよ。その時にうんうん唸りながら決めるっての、やっちゃだめ?だめならだめって言ってくれれば
やんないから」

「何日」
「えっとね20何日」

「後半?色々と」
「それは大丈夫」

「用意する時間が、ギリギリじゃ間に合わない」
「何かあるんですか」

「だからギリギリだと、色々徳間の人が困るからね」
「だって今決めたってお盆で動かないじゃないどこも。知ってるよ俺は」

「そうだね。そのくせお盆明けてさ早く出せ早く出せ」
「そう」

「お前休んでただろ」
「ほんとだよ」

「ずーっと八王子いるんだお盆だって」
「ハハハハハ」
「昔さ特撮のドラマー決めるってオーディションしたのさ。その時にディレクター来なかったのさ。その後に来たんだけど、すいませんあの時
行けなくて、言ったんだけどものすごい日焼け」

「日焼けしてんの?」
「モルジブ行ってきたって。お前もモルジブ焼けじゃねーか。モルジブってどうかな」

「いいよ。モルジブの日焼け」
「あっそんなことよりさ、じゃあ配信で決めさしてもらっていいならば、あとでメール回すからさ」

「お客さんが知ったあとで俺たち知るのね」
「そうだよ。いや参加してくれたっていいよ」

「配信に?」
「コメントしてよ」

「ハハハ」
「なんかふーみんって名前が上がってくる」

「そのタイトルよくないと思います!」
「俺うかつに読んじゃってさ、ふーみんさんおいちゃんさんうっちーさんこんばんは」

「ハハハ。何か投げ銭しようか」
「こんばんは。ふーみんさん投げ銭ありがとうございまーす。メンバーかよ!でも8月ライブ楽しみですね」

「そうですね」
パチパチ。
「是非みなさん」
「さっき思ったんだけどさ、8月にワンマンやるの初めてじゃない?」
「初めて」

「そうかなぁ?」
「大昔にやったことあるけど再結成してからやってないと。死ぬからやめよう」

「そうね夏はやめようって」
「大変だよ、暑いよ。頑張ろうね。お客さんも画面の向こうの皆さんも頑張りましょう。僕のそれ(譜面台)持ってきてもらいますか。
今日は皆さんほんとありがとうございました」

「ありがとうございました」
「ありがとうございました」
「いやほんとに久しぶりにお客さんの前に出ると、なんていうか活性化しますね」

「そうだね」
「色んなものがね。なんか嬉しかったな、ありがとうございます」
パチパチ。
「まぁね配信でご覧の皆さんもほんとにありがとうございます」

「ありがとう」
「いつかコロナ収束したら皆さんでまた会いましょう。僕が散髪屋さんの思い出ずっと語ります。よろしくお願いします。じゃあ、最後にみんなで
歌いましょう。また逢う日までではありません」

「そうだね」
「ちゃんと筋肉少女帯の歌を歌いますじーさんはいい塩梅」
ギターお二人の演奏で。内田さん扇子ヒラヒラ。
じーさんはいい塩梅。

「どうもありがとうございました。橘高文彦ー!内田雄一郎ー!本城聡章ー!」
「どうもありがと!」
「大槻ケンヂー」
「ありがとうございました。またお会いしましょう!元気でね」

「どうもありがとう気を付けて帰ってね。配信のみんなもまた会おうね」
SE:航海の日
「写真撮りましょう。誰か写真撮ってもらえますか。その辺で、お客さん写っちゃうとあれだからね」
ステージ下手奥。オーケンのスマホで。
マイクスタンド倒れそうなところスタッフさんキャッチして拍手。
位置変えて何枚か。

「どうもありがとう気を付けて帰ってね」
「どうもありがとう」

オーケンケーブルとミンティア持って去る。