シンクロニシティ~偶然とは思えない偶然  2019.5.12 岡山デスペラード 17:30~20:00

大槻ケンヂ(弾き語り)、橘高文彦&本城聡章(弾き語り)、内田雄一郎(電子音楽)



MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


橘高さん上手、本城さん下手セッティング。奥に内田さんセッティング。

オープニングSE:サーカスの来た日

橘高さん本城さん上手から登場。

橘高さんグレージャケットジーンズ、本城さん黄ネルシャツジーンズ。

「どうもこんばんは橘高文彦と本城聡章です今日は最後までよろしくお願いします!」

青ヒゲの兄弟の店。

「どうもこんばんは橘高文彦と本城聡章です。ユニット名はまだありませんが」
「岡山の皆さんお久しぶり!」
「岡山来るの久しぶりですけど今日偶然にも職場の同僚が二方いらっしゃいますので、テクノの神と弾き語り先輩が。俺たちでまずこの場あっためていきたいと。今日は最後まで
よろしくお願いします。ではおいちゃんが歌ってくれます」
ギター交換でスタッフさんが出てくる。
「まだ我々新人でユニット名募集中ですけど、こういうトラブル多々起こる。成長して、岡山ワンマンで戻ってきたいと」
「最初の頃よくあったトラブルですよね、ギターを持ち替える所がわからない」
「入ろうと思ったら譜面が違う」
「多々あったんですけどそれを乗り越えて。それでは岡山皆さんと共に歌いましょう」

おもちゃやめぐり。

「続いて橘高文彦君が」

「おかやまー(小声)」

境目のない世界。

「アコースティックでもこんな感じだぜ!岡山にこういった形で再び戻って来れるとは。去年から弾き語りで。そもそもは大槻さんが40過ぎてからギターを始めて。一応注意しておくと
俺24歳ですからね。同じ職場ですけど年齢差ありますね。それで続くのかなと思ったらあぁギターもお上手になって。お上手になったよすごく。楽しみにしときなねみんな、とっても自由で。
いやあれねすごいんですよ、二人でやってて長年俺たちやってるからリズム合うんですよ。でも言うても二人で合わせないといけないから、どうしてもおんなじリズムなっちゃうのかな。
彼は、止めたい所で止められるし、客をいじりたい時に曲中にいじられる。これはねユニットとしてジェラシー感じる。あとはテクノの巨匠」
「そうですね」
「1人でやってるから自由なところでおボケになるし、伝わらないネタが入ったり」
「伝わらない」
「さっき本番前おいちゃんと曲順の段取りしてたら内田君「ほぅ、そうか。君たちは打ち合わせをするんだ」まぁそんな同僚に刺激され弾き語り始めたんですけど。今筋少はすごく大掛かりな
バンドになって、全国津々浦々行きたいのは山々世界中行きたいんですけど色んな理由があって。とは言え皆さんが岡山来てくださいって沢山の人がいたらすぐ行きます。そうなれるように
筋少一所懸命岡山これるよう頑張ってる最中。でも弾き語りだと岡山行く?って。とってもいいことで筋少東名阪だけなんで弾き語りだと色んな所に行ける。昨日知った方にも会える、岡山
来れましたありがとうございます」
パチパチ。
「そしたら何という偶然か、同僚が二人」
「同僚なんだけど、筋少っていうバンドで同じ楽屋にいるのと別々のユニットで楽屋にいるのと何となく微妙に空気感が違う」
「何かしんないけど何十年も一緒にいるのにちょっと、アーティストで別れる。ちょっとね俺今日思ったけどなんかね、ライバル心みたいのが。自分でも思ったよ、嘘だろ俺!ちょっとねリハで
本気で歌ってやんの、聞こえると思って。大槻リハ一生懸命やってたよね。筋少時の楽屋の雰囲気じゃねーな。緊張感があったよ今日」
「あったあった。30年やってグダグダなってる雰囲気が一気にピリリとしましたよ」
「岡山ありがとう緊張感生まれたぜ!いいことしかないね。緊張感持って我々あと数曲やって去ろうと」
\えー/
「短い時間でしたが」
「よーし押してやろうかな」
「いやレパートリーはいくらでもあるんですよ」
「30曲くらいやれるよ。ずーっとおいちゃんとリハしてた」
「これも筋肉少女帯のリハだとねすごい時間余ってるのにこのユニットになったらリハの時間足りない足りない」
「リハーサルってやるもんなんだね。筋少はほら天才の集団だから」
「天才はあんまり練習しちゃいけないの、自由さがなくなる」
「そうだね天才は自由だ。何もディスってない」
「ディスってない。僕55なるんだけど55なったらもう適当なこと言って生きていこうと思って」
「おいちゃんが楽しければそれでいいです。では!オープニングアクトの我々は、数曲やって去りたいですけど、ここら辺からどんどん参加型で。弾き語りだと思って
ちょっと見ちゃってるでしょ?さっきの境目聴いてなんとなくわかったよね。もう普通のライブと一緒声出してどんどん参加していいからね。わかった岡山!」
「いいですか岡山!後半戦もやっていきましょうドナドナ!」
ドナドナ。

「サンキュー岡山!」

「みんな段々あったまってきたね。我々オープニングアクトの役割はほぼ成功。まだまだ行くぜ岡山!」
ゾロ目。


「また筋少の方でも岡山戻って来れるように、我々二人でもすぐ岡山来ます。アデイインザライフ!」
アデイ・イン・ザ・ライフ。

「ありがとうございました。橘高文彦本城聡章でした。このあと内田雄一郎さん登場します。このイベントでは呼び込みます!ネクスト、テクノの巨匠内田雄一郎カモン!」
内田さん登場。黒白チェックシャツ、ジーンズ。

「これはこれは」
「やあやあ。君たちサイコーだよ。全然、フォークな感じがないよね」
「もうねフォークは捨てた」
「捨てたってかならない」
「ええー。すごいロック魂を聞かしてもらいましたうよ」
「岡山のみんなが俺たちを。いつもだな。内田さん昨年ソロアルバムをお出しに」
「あっそんな話を。もう昨昨年ですね」
「ほんとぉ?そんな?ファンの人のが詳しいいつ出した?一昨年だ」
「筋肉少女帯の曲をテクノでやっちゃってこんな風にしたら作ったやつらが面白がるだろうと」
「何でそんな憎たらしく」
「そこがモチベーションなの」
「なるほど。1人でコツコツにやにやしながら。そうだ、音が仕上がった時に1回音を貰ったのよマネージャーから。そしたら内田君が珍しく「まだ聞かないで!」珍しくおおこりになって。
「ちゃんとしたのを聴かせようと思ってるからそんなの聴かなくていい!」」
「できあがって、ははっ、笑ってもらえればそれで充分だったので」
「ははん?」
「はは~ん」
「パードゥン?」
「雰囲気だけおフランスなのに英語なの」
「俺たちさバンド歴長いからわかるけどさ、セッティングの完了がいつなのか」
「もう完了してる」
「あっいいんだ。わかったここにお茶がきたらオーケー。覚えておきますぅ」
「ありがとう」
「お茶が来たぜ!」
\イエー!/
「お茶が来たってことは俺とおいちゃんは用なしだ!では」
「そんなわけで」
「お楽しみください内田雄一郎!」
「テクノの巨匠です」
「橘高文彦エーンド本城聡章!ありがとうございました」
橘高さん本城さん退場。


「そして一人になりました。いつもなんかSEで出てくる、んですよ。もう1回やろうか、仕切り直し。ただSEを忘れてしまった。鳴ってる感じで」
手拍子でお迎え。

カーネーション・リインカネーション。

「折角二人が盛り上げてくださったのに、これからだらっと。ひとりでやってると何か、と思って光るものを。用意しますよ」
光り物登場。
「100円でこんな受けるとは。こんなことやってると時間が。あれ?どこ行った?うーん、しまった!段取り間違えた!曲が終わりましたジャーン」
歓声SE。
「拍手来なかったら寂しいと思って用意した。ありがとうございます。あぁ、岡山!岡山だよ。まず岡山で言っておかなければおいけないことがあって。88年から9年になる大晦日の日に
岡山ロックンロール、イベントがあって。さっき調べた、CCBとか。それにね筋少出たんですよ。割と、町が寂しくて、大晦日の夜、もうその頃エディは辞めることが決まっていたんですけども。
そんな微妙な雰囲気の中、やることがなく、エディが「映画観ようぜ」映画がこれまたビーバップハイスクールしかやっていなくて!観ましたよ。そんな思い出の岡山。ところが岡山昨日
早めに来まして、町歩いて。いい所じゃない。道ひろ~い、電線な~い。ロフトとか巨大なイオンとか、あれはもうゾンビがいっぱい。何でもあるね岡山。住みたい。昨日は19000歩歩きました。
これは現地調達、そろそろ電池換えないとね」

「まだ岡山話あるよ。ほんとダラダラしてるね。オカヤマー!とか言って。申し訳ない。岡山駅の向こう側に、イタリアンレストラン探して、ゴルゴンゾーラクリームスパゲティが、1950円て
スゲー値段。ものすごくおいしかったです。満足して駅の方座っておりましたら、とても古い型の電車が止まっていて、人乗ってるんですけど、全然発車しない。20分くらい経って発車していったら
ものすごい音がして、ディーゼル車だった。へ~って、だから架線がないんですね。しかも!総社行き!そうか、あの電車に乗れば、鬼首村に行けるんだ!漏斗口に突っ込んで死んでる人がいっぱい
いるんだってワクワクしました。と、バカなこと考えて、帰りにコンビニ寄ったらとてもいい声の青年が「いらっしゃいませ~」体育会系な、昭和40年代かよ、青年が応対してくれまして、名札が『横溝』」
あぁ、ほんと喋ってるね。さて、皆さんは、筋肉少女帯をよくご存じの方だと思います。なので聴いても平気かなって曲を、知らない人が聴いたらなんだそれって。作ってる時は真面目に、こうあるべき
だな、これはダメだな、思うようになりました。少女の王国ムード歌謡バージョンです。段々と僕の後ろにスーツの5人組が見えると思いますよ。いってみよう」

少女の王国。

「えっ、ボタン押してないよ。」
\ヒューヒュー/
「ええ?もうやんないよ。このシリーズだけでもういいですよ。こんなのフロッピーのお客さんの前で、ぽかーん。作ってる時真面目にやってて、まぁいいや。ふざけすぎたね。ちょっと真面目にやろう」

「先日森田童子追悼イベント出てきて、童子マニアの方と土門は誰だったのか 。その時の童子さんの曲を、やってみようかと思います。G線上にひとり」
G線上にひとり。

「折角盛り上げてくれたのにね」
歓声SE。
「オカヤマ!」
MC「センキュー、ハロー、コンバンハ、オゲンキデスカ!スバラシイ」

「人のMCをパクってみました。次は誰を。今のはスコーピオンズさんね。大昔に中野サンプラザ でやった、オゲンキデスカ。どっちやろうかな。よし、光るもんがたりねーぜ。あれ持って来い!」
オレンジのライトセーバー登場。時々消えるのでスタッフさんが点けに。

「あれ?バットってどうやって持つんだ?めーん。はい、内田雄一郎でした。 今日はかなりふざけぎみでやりました。また新しく作っております。少女の王国みたいのは作りません。えー?
頑張ります。最後もふざけて行こう。ハイ!オカヤマ!」

魅せられて。

歓声SE。「キミタチサイコーダヨ」
「どうもありがとう ございました。こういう時ギターだとジャカジャカジャンやればいいんだけど。かわりにこれやればいいんだジャカジャカジャありがとー!はい、内田の出番終わりました。
いいよね?アーユーレディ?次の演者の方お呼びします。大槻ケンヂー」

オーケン登場。

オーケン:白目玉柄シャツ、ジーンズ。黒キャスケット、シサカラーナイキ。

「ごめんおもちゃ片付ける」

「そこら辺で今日お祭りやっててさ、割とこういう人いたよ」
「お祭り出られるかな」
「全然出られる。営業やったりいいイオンモールで」
「イオンモールで少女の王国やったらやばいよ」
「少女の王国ねぇ、よかったけどなんか、ディスられてる」

「えっ」
「よかったけどね」

「そんな意図は全くなく」
「そうですか?ならいいですけど。お茶か!」

「お茶回収。あと電気を消さないと」
「いいですよ点いてても。まぁ消えてた方がいいかな」

「消そう消そう」
「これ曲によってどの曲でどれを振るとか決まってんの?」

「いえいえそんな、行き当たりばったりで」
「少女の王国の時はどれを振ってたの?」

「あれは直立不動で歌わんと」
「あ、クールファイブ的なことだったんだ」

「途中でね声に深いエコーがかかって、ありがとうございます」
「よく町を歩いてるとああいうのが響いてる、昼カラで」

「頑張って作ったからいいけどあれを販売するのはどうかなと」
\えー/
「毎回あれをやらなきゃいけない」

「昔ねぇARB石橋凌さん、ARBのトリビュートアルバムに僕も参加して、さらば相棒あれをカラオケで会社の部長と社員が歌ってるって設定にしてやり過ぎたことがある。その後
ARBの方に会った時すいません、謝った。いやいいよ、言ってくれたけどね」

「やり過ぎたかな」
「いいよ、やり過ぎはないと思う」

「すいません」
「そんな、君が僕にそんな謝り方したのは初めてだよ」

「ええ?」
「はい。岡山どうですか」

「岡山ラーブ。君はしょっちゅう来てるね」
「昨日岡山電車乗ったのね」

「鬼首」
「じゃないけど。結構満員だったんだけど、コンビニのそうめんを持った人が入ってきて、その人が結構人のいる電車の床にべたって座って、そうめんをパカって広げて、それを
見るに見かねた女の人が、座ってたけどバッて立ち上がったのよ。出て行こうとして、わーっと思って、男の人も「あああ食べなきゃいけないんです」女の人は「いいです」出て行こうと
した時に言った一言が、何してるんですかとか、こんなところでおかしいですよ、じゃなくて「薬味落ちてますよ!」岡山すげぇ、出てこないよそのフレーズは」

「すごいね。堪忍してつかぁさいとか」
「薬味落ちてますよ、大喜利でも出てこない。電車の中でそうめんを食べてる男の人がいて、さて何を言う」

「その女性はやっぱ薬味が好きだったんだね。ネギが大好きだった」
「ああ~」

「ネギが落ちてることが許せなかった、でしょう」
「適当に喋ってますか」

「はい、じゃあ引っ込みます。内田でした~」
内田さん退場。
「がんばれー」


ぽろぽろ少女の王国ぽいアルペジオで馴らし。
「香菜、頭をよくしてあげよう」

香菜、頭をよくしてあげよう。

「今日は 、あとでみんな揃うと思うんで、その時喋ります。曲をやろうと思います。筋肉少女帯香菜、頭をよくしてあげよう聴いていただいたんですけど、筋少の歌やりますね。枕投げ営業!」
枕投げ営業。

ののの歌。



「ありがとうございます。今のはなんだっけI stand here for you僕のソロアルバムですね、筋少やってたかな、まぁまぁ忘れましたけれども。昔出したソロ5タイトルズ、オンリーユー、I stand here for you
わたくしだから、スケキヨ、アオヌマシズマこれが再発になりました。今日、おまけのチェキ付きで売ってます。そして、ここでもやりましたけど、筋肉少女帯、特撮とは別に大槻ケンヂミステリ文庫オケミス
やっておりまして、そちらのアウトサイダーアート、チェキ付きで売っております。そのアウトサイダーアートの中から、去り時という曲を聴いてください」
去り時。
アルペジオ演奏。

Guru。
ラララからピック弾き。

「昨日岡山で飲みに行きまして、入ったところの扉が背中にあって、がらっと開くんだけど、みんな閉めるんだけど閉まらない。必ず風が吹いてるところで、その度に人入ってくるともう!って。もう!
もう!その動きをね、30回くらい。肩が痛いって、だからどんなこともコツコツやっていれば大きなことになる。いい教訓なんじゃないかな。薬味が落ちてますよ!日本を印度に!」
\しーてしまえ/
「おー!はー!」
日本印度化計画。
1番歌って。
「今日はどうもありがとうございます。皆さんのお気持ちはわかります。折角筋肉少女帯、筋少全員揃ってんだったら」

「バンドでやれって」

「ですよね、そう思いますよ。なんだよそれ。おかしいだろ!KISSが全員岡山に来てアンプラグドやって、しかもジーンシモンズがこうやって、ね、カラオケで歌ったら、どうなんだろう。それはそれで
素敵ですけど。いずれ、いずれバンドで来たいと思いますんで、その思いを込めてコール&レスポンス行きますよ!」
ヘイヘイコール。
「ヘイ!ヘイ!オッケー日本を印度に!」
3番に。

「おっ、はー」
踊るダメ人間。
ショートVer。

「ありがとうございます。 短い時間に何曲歌えるか、筋肉少女帯、ソロのののの歌、大槻ケンヂミステリ文庫オケミスの曲をやって、するとやっぱり、空手バカボンではない。空手バカボンでもいいですけど。
特撮の曲、特撮今曲を作っていて。今日も歌詞を。岡山の、薬味が落ちてる。笑って返してますけどね、ほんとに怖かった!10分間くらい一緒の電車でさ、ドキドキするね!テレパシー聴いてください」
テレパシー。

「今日はどうもありがとうございました。短い時間で面白トークも交えつつ、できたかと思います。オンリーユー最後に」
オンリー・ユー。
岡山のあのデスペラードで。

「どうもありがとうございました大槻ケンヂでした。ではご紹介しましょう!橘高文彦!本城聡章!そして、内田雄一郎!」

橘高さん本城さん内田さん登場。内田さんギター持って。

「何を持ってるんだ」
「何か持ってなきゃダメなのか!」
「あれギターねぇな」
「なんだよ。しかし揃いましたね」
「久しぶりだね岡山」
「岡山に来てバンド演奏もせず」
「端折った印度を歌って」
「端折った端折った」
「ダメ人間とってもよかった」
「ダメ人間も端折ったよ。印度とかダメ人間とかあのあたりは端折らないと持たないね」
「コール&レスポンスが半分くらいあったな」
「あそこだけだから聴かせどころ」
「あれをやるためのフリなんだ、なるほど」
「そうそう」
「勉強なりまぁす」
「いやいや」
「完全に仕上がってた」
「お客さんがプロだったね」
「ほんとありがとうございます来てくださって。内田君はそこにいるの?」
「仕込みを」
「色々やってるんだね。これプリキュアかなんかだべ。違うかな。フェアリー?」
「ダイソー」
「ダイソーなの?」
「ダイソーだったよ、貰ったんだけどさ」

「我々言うても50代じゃないかさ。内田君電子音楽で貰うものがファンシーなものばかり」
「そうねぇ」
「どういう人生かわからない」
「全く思いもよらなかったですよ」
「岡山に、筋肉少女帯が初めて来たのは、もう楽屋で全然曖昧な記憶で、ひどいもんだった」
「ケンカしそうに」
「このメンバーで」
「ちょっと待って、シスターストロベリーとか仏陀Lの時岡山って」
「あったよ」
「あったわ!」
「もうエディが辞めるって決まって微妙なね、時期に、大晦日」
「大晦日?ああ~思い出した!ごめんねやってんのに、気になるから。しかも後ろのお客さん見えないね」
「止めよう」
「ロックンロールバンドスタンド、一晩中やってる。出演時間何時だっけ」
「明けて4時くらい」
「行きの電車でコレクターズと一緒だった」
「何のアルバムの時?」
「シスターストロベリー、横関さんがいた。コブラもいた!」
「CCBもいたみたいよ」
「朝の4時の岡山、みんな寝てたよ」
「そうだったね」
「何千人の寝てる人の前で」
「お客さんが寝てたの!」
「キノコパワー!言うて、説得力もない」
「モーレーツ!言った?」
「言ったかな。その後に、待って検索しないで。飲み屋でそれ白けるやつだから。おじさんたちがさ懐かしい話してんのにさ、若い娘とかがさ、「それ違いますよ。今ググったんですけど」
ムカー!いんだよ飲み屋の会話だから!」
「言うのが楽しいんだもん」
「後で帰って確認すればいいじゃんよ!」
「30年前ね」
「あっちの世界ツアーでは行ってるかね」
「あっちの世界は行ってないね」
「行ってないよね」
「あっちの世界ツアーってのは何だっけ」
「おいおいおい」
「何だろうね」
「このメンバーで猫のテブクロが出る前に1回ツアーしてみよう」
「やりました」
「機材車乗って回った」
「機材車乗った?おいちゃん機材車で移動したことあるの?」
「青森から函館フェリーで行ったんだけどね、そこには僕と内田とマネージャーの能野しかいなかった」
「今バースデーの」
「3人だけフェリーで残りの人たちはきっといい電車とかで」
「いい電車って何だろう」
「全然岡山の思い出じゃない」
「岡山!みんなでやったのは倉敷」

「イベントだね」
「多分我々岡山で初めて演奏したのは倉敷なんだよ。倉敷なんとかホールみたいので、我々倉敷知らなくてイベントだったよね、合間に散歩しようって外に出たら、美観地区
えっここ何?さすがほんと金田一耕助の世界!って驚いたんだよね」
「うーん」
「覚えてない」
「倉敷は覚えてるよ、川があった」
「似顔絵で犯人当てる予知能力者みたい。超能力警官」
「川がありました」
「そこに死体は眠っている」
「みんなで離れた旅館に行って雑魚寝した」
「えっ?」
「ん?」
「浴衣来てはしゃいでいる写真が」
「スタッフの慰安も含めて岡山で3泊」
「そんないた?」
「1日温泉行こうってスタッフも連れて」
「あっ!」
「なんだけど俺たち脱走しようと」
「町下りようぜ」
「岡山のなんか島みたいとこだよね」
「島?山じゃないかな」
「浴衣着たの覚えてる?」
「覚えてる。あー!色んな事件があった時だよね」
「それはわかんない」
「あの時が初めてかな。ちなみにそれは何ツアーだと思ってる?」
「いや倉敷が先」
「あれはサーカス団ツアーじゃ」
「あっちの世界ツアーの方が前だもんおじいさん同士の」
「あっちの世界の次は猫のテブクロツアーだよ」
「ちょっと倉敷の話させて!倉敷行った時にイベントだったんですよ、何バンドか出たんですよ。それを、覚えてる人」
「はい。レピッシュ」
「はい」
「レピッシュ。アンジー出てた?」
「トモフスキー」
「嘘だよぉ。トモ君?カステラだ!」
「カステラ」
「じゃ筋肉少女帯とレピッシュとカステラ?俺ケンヂ&ザトリップスが」
「すげー検索してぇ」
「いやいいんだよ!」
「電源オフれ!この中が本物だと思うな」
「謎は謎のままで」
「Siriも嘘つくことがあるんだ」

「筋肉少女帯岡山ついぞ来てませんが実は東京で活動していてね」
「実はね」
「つい先日もザ・シサというアルバムのツアーファイナルか、を収録したBlu-rayの方が発売になりまして」
「ニューアルバムが19枚目。19枚出てるの知ってる?みんな」
「19枚、すごいな」
「知らなかった、いいね今からいっぱい聴けるね」
「クレヨンしんちゃんが26作品」
「ええ!?」
「ロックの話をしろよ」
パチパチ。
「しんちゃんをアマゾンか何かでさ、お母さんいるじゃないみさえ、筋肉少女帯のファン」
「筋少を観に行く」
「それは知らなかった」
「結局ボツったのかな、それは知らない」
「ちびまる子ちゃんはさくらももこさんがたまの大ファンでしょっちゅう楽屋来てて。筋肉少女帯まる子ちゃんに出してくださいよって言ったら、あれは設定が昭和でまだ筋肉少女帯ないんですよ。
だからクレヨンしんちゃんは筋肉少女帯、20何作目だって?」
「ボンボン言いそうになる」
「なる。空手バカボンチックでもありましたね。ミチロウさんもだけど平成が始まって、あ、令和始まって、平成30年あったからね、長かったわ、なんだかんだ言って」
「26」
「27作目に出してもらいましょう」
「秀樹さんのポジション」
「詳しいね。その前のやつかアマゾンで観たんだ、よかったよ。ラスト言っちゃいけない、すごいラストで。もうヘレディタリー継承くらい驚いた。まぁいいその話は。東京で活動中の筋肉少女帯
東京の中野サンプラザで、中野にね、美観地区がありまして」
「川はないね」
「あるでしょ神田川とか妙正寺川」
「サンプラザの前にはない」
「サンプラザで6月30日ですか、やります」
「デビュー30周年のファイナルライブ」
「じゃ、岡山ではいつやるんだって話ですよ。さ、この問題」
「内田君、スマホで検索して」
「いつやるかって?」
「未来スマホとか、未来のこと見てみたいなって。未来スマホでしょこれ」
「筋少 岡山 2050年」
「すぐだけどさぁ。俺ら80?」
「ついに人類の平均寿命くらいに」
「まだまだ伸びるでしょ。あと10年もの間にiPS細胞だかなんだかAIが発達して、僕たち大丈夫だと思う。ロボ筋少「ワレワレハ オレニカレーヲクワセロ」」
「印度なんだね」
「膝も」
「バンバン飛べるように。空飛んじゃう」
「 ダーメで、人間人間歌いきるまで下りてこない。耐空してホバリングしてくるくる回って下りてくる。よく、売れ過ぎた英米のバンドがわからなくなって、ドラム台が回転したり
ビームが、いらないそういう演出。ひところのアースウィンド&ファイアみたい。出ましたか?」
「時間見ただけ」
「そろそろお時間ですか」
「我々全国呼ばれれば、すぐ行く用意できてます」
「誰も呼んでくれないみたいじゃない」
「我々もっとパワー溜めて帰ってこようと思います。31年32年目50年まで頑張るんで、早く帰って来れるように」
「よろしくお願いします」
パチパチ。

「からの流れで」
「50年1曲目これいいね」
「いいですね。じーさんはいい塩梅」
本城さん橘高さんギター。
じーさんはいい塩梅。

「これあの、折角岡山来たんだからSNSだなんだ用に写真撮っときましょうよ。誰かあるかな、俺のでやるか」
「心配だな、誰か」
「スタッフの方いないですか?誰も来ない。また逃げたんじゃない?」
「わかった。俺たちステージの間遊びに行ってんだ。やっと解放された」
「それ新しい。バンドブームの頃そういう人いたよ。某バンドのさ」
沼澤さん来た。
「よかった帰ってきて」
「どういう風に撮る?」
「コピー取りに行ったのかと」
「チェキを売るために大変なんだよ、用意が」
「お客さんはダメな人とかいるから」
普通に撮ったあと。
「思った、バラバラになってた方が。1人目線を外した方がV系感が出る。配置を変えたらお得感が」
場所変えたり色々やりました。

「あれだね、こないだえんそくってバンドが僕の宗教へようこそと最後の遠足をカバーしてくれて6月にCDが出る。一緒にイベントやったんですけどね、なんだろな、
結構いいお金取っていちご狩りツアー、バンドがぼろ儲けする。その感じが出てますね。3曲くらい演奏できる時間を写真撮るのに使った。いちご狩りツアー感出たね」
「あの時間あったら1曲やれよ」
「ほんとだよね」
「いつここからマーシャルが出てくるかみんな待ってた」
「そうだよね。昔はねあったこんなファンイベントやったらドカーン!」
「幕が開いて」
「演奏始める、いやあったあった!知ってるでしょぉ?えっほんと?筋少はやったことがない」
「俺たちはない」
「やりましょういつかね。まずはいちご狩りツアー」
「頑張って」
「1泊10、、、12万くらい」
「安いよ」
「安いの?真面目になっちゃった。安いんだ」
「今乗っただけなの!お安いですねって」
「いくらから」
「岡山に行くか山梨に行くか大違いでしょ。岡山だったらお安い」
「こういうバスツアー色々あって、あるアイドルグループあれだよ、バスはもちろんメンバーとは別、ご飯もメンバー出てこない。ただアイドルファンのおじさん達が黙々とご飯を」
「給食かよ」
「謎のご飯会。ようやくアイドル出て来たら、ベロベロに泥酔してて、それは中止になって。その後お客さんの部屋にそのアイドルが来てずっとゲームを始めてテレビゲーム。
そのまま寝ちゃった。すごいよ」
「それやろうか」
「やろう」
「ええ?」
「部屋で寝るんだぜ俺たちが」
「おじさんが」
「ベロベロになったおじさんが」
「セクシャルな意味じゃないぜ寝るんだ!朝起こしてね」
「普通に睡眠じゃん」
「それで12万ですか内田さん」
「うーん」
「それがいくらかはわかりません。筋肉少女帯の場合は12万」
「そうですね」
「先着3名!」
「メンバーよりすくねーじゃねーか!マンツーマン以下かよ」

「悲しいな、ハイエースとかで行くのかな」
「ああ、7人だったら乗れる。俺運転するよ」

「さぁさぁ、実のある話を何もしないまま、楽しかった宴も終わろうと」
「いいね。適当に生きていくのは楽しい」
「適当に生きてたんですか本城さんは」
「適当なこと喋って生きていく、いいですよそれも55になると」
「えっ5になったの?」
「なるのもうすぐ」
「ええああ~。そうかそうだよな。おいちゃん55になったら尾崎とか歌ってよ。55の夜ー!」
「何盗んで走る?」
「何を盗むかだよねぇ」
「55にもなると」
「盗みたいものないよね」
「どこの窓割ろうか」

「55になって校舎の窓割ってる人は、ちょっと違うやつだよね。違う意味合いで割る人はいる」
「ダメ」
「さぁさぁ、今日は皆さん、何がさぁさぁだ」
「まとめに入ろうと」
「何がさぁさぁさぁさぁだよ!ほんとに俺最近地下芸人さんのイベントの司会ぽくなってきた。さぁさぁさぁさぁ、今日もイベントありましたけど、次はビタミン寄席の岡山編の方で」
「さぁさぁさぁ」
「とろサーモンもね、売れちゃったから。かまいたち、かまいたちも売れたからなぁ。かまちの」
「まとめたいの広げるの」
「さぁさぁさぁ、と言う訳で」
「楽しそう」
「イキイキしてるよ」
「じゃ、最後に心を込めて」
「岡山の皆さんに」
「なるほどなと。筋肉少女帯のメンバーが集まった上に、そりゃこの曲で終わるよな」
「これをやりたくて来たのか!」
「僕はこの曲やるって聞いた時ちょっといいの?って思ったんですよ」
「何で一人だけいいもんに」
「誰もアンチテーゼを投げかけなかったからいいんだなと思って、これで行きますよ」
「ブルドック踊るよりは」
「東京ではね筋肉少女帯はみんなでブルドック踊ったり」
「ゴム付きで」
「してるんですよええ」
「東京来てね」
「岡山ではこの曲でお別れです。こんなのの歌詞カードが出てこなくて時間を」
「今あったじゃないの」
「めくっちゃったのか」
「じーさんの隣だよ」
「なんだよこの時間!」
「じーさん歌詞見てたのか!」
「見てたよ」
「何回歌ってんだ!」
「覚えないもん。えっじーさん、消えた消えたよ!時空ポケットかな」
「時空が歪んでる!」
「あった!」
「開いてた」
「さぁさぁさぁそういうわけで、楽しく終わりました。最後にこの曲で、ご存じの方は歌ってくださいね。尾崎紀世彦さんのまた逢う日まで」
また逢う日まで。
本城さんオーケン内田さん橘高さんの順に歌。
「岡山の皆さん!」
本城さん橘高さん客席下りて歌。歌詞の紙持って。


「どうもありがとうございました。一体感がバンドブームの頃の、ああ」
追い出しSE:アデイインザライフ



5タイトルズ、オケミスチェキ付き販売。