オーケン&竜理長ナイトニッポンツアー スターパインズカフェ 2018.10.14 18:30~21:00


MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


下手側竜さん上手オーケン。
後方ピアノドラム。

オープニングSE:刑事コロンボのテーマ

オーケン登場。

オーケン:怪獣柄白シャツ、黒パンツ、黒ハット。

タンゴ。

「どうも、こんばんはよろしくお願いします」
あのさぁ。

「どうもありがとう。今日はありがとうオーケン&竜理長へ。きっとあとで喋ると思うので僕一人の時はガンガン曲やっていこうと思いますよろしくお願いします。あの筋肉少女帯の
ザ・シサというアルバムがもうじき出ますよろしくお願いします。その中から、仙台メトロノームの写楽君と行って。たまに地方のライブハウスにいるんですね、サインを転売するため
なんでしょうね。いつも待っていてサインください大ファンなんです、サイン求めてくる人いるんですよ。駅か、複数でいる、グループなのかもしれない興味を持った。駅か地方のライブハウス。
写楽君も大ファンなんです、サインを求められた。で、オーケンも求められた。お、メトロノームも筋肉少女帯も、写楽君もオーケンも大ファンなのかと。まぁまぁ中にはそういう人もいるなと。
でも残念ながら、オーケンサイン求められた人はうちのマネージャーだった。お前知らないだろって。じゃあネクストジェネレーション」
ネクスト・ジェネレーション。

「くちびるはUFO」
くちびるはUFO。

「えー特撮のロコ思うままに」
ロコ!思うままに。

いいことしかないさ、で終わりました。

「どうもありがとう。色々曲をやってこうと思うんですけど、疲れましたね。今筋肉少女帯のザ・シサのプロモーション中で、色んな番組に出てるんですよ。こないだ篠原ともえさん、シノラー
さんに会いまして、39歳、ウィキペディア情報です。あぁそうかと。20数年ぶりに会って、もっとか。昔タレントさんと知り合いの放送作家とみんなでご飯食べてとかよくしてたんです。
ある時まだ高校生の篠原ともえちゃんって女の子が来て、まぁ元気な可愛い女の子で。「ダウンタウンの番組出るんですー」「ほんとすごいね」その出た番組ですごい盛り上がっちゃって
あれよあれよという間にシノラーとしてものすごい人気者になったので、なんだろうすごくびっくりした思い出がありますね。その時にお会いして思い出したんですけど、「今度中間試験
があるんですー」「現国とか何やるの?」「小論文があるんです」「おれ、小説書いてるからさ、何だったら添削してあげるよ」「ほんとですか!」僕の家FAXでね、ガガガ、ガガガ、何年
何組篠原ともえ、本名だったか覚えてないけど。もう直すとこないちゃんとした小論文だったんですけど、先生としてこういうの入れるといいよ、ガガガ、送り返して。篠原ともえさんの
小論文の赤ペン先生をしたことがある、20数年ぶりに思い出しましたけれども、それを彼女は覚えていませんでした。そんなもんですね。どんどん歌っていきましょうGuru」
Guru。
ラララあり。

「どうもありがとう。もう1曲で終わるはずだったけどできますね。もう2曲くらい、やろうやろう。エディが今日のテーマは大人っぽくということなので、子供っぽい話はしないように。
子供っぽい話も大人っぽい話もないですけど、大人っぽい話と言えば僕最近競馬にちょっと興味が。競馬みなさん行ったことありますか?予想屋さんという人がいて、屋台みたいの
1人1個くらい持ってて、例えば大井競馬場だと何とかちゃんとか名前がついてるわけ。それが10何人いて、千円くらい出すとおじいちゃんが謎の紙を出して、その紙に予想が書いてある。
それが当たるって言うんだけど、今競馬って国営ギャンブルじゃないですか。若い女の人にもカップルにもいっぱい来てもらおうってすごいキレイにしてるの。ネオンとか何とか。
なのに、そこで、そんな、ものすごい、ものすごい!やめましょう。いや何もないですよ。そこでものすごい何ていうか超能力でしょ?それって!超能力を信じてそれを国が認めてるって
ことでしょ!?俺絶対これ斬り込んでやろう、俺そのためにTwitterを開設してね、アカイントポイントとか取ってさ、ドットコムみたいの取ってさ、毎日毎日予想、競馬の予想屋は超能力
じゃないのか、超能力は国も認めたのか。じゃあユリゲラーも認めろとか、関口少年のプライドを返せ!とか。ごめんなさい曲やりましょう。これがいけないんだ。筋肉少女帯のザ・シサ
の中から新曲をもう1曲やりましょう。宇宙の法則聴いてください」
宇宙の法則。

「宇宙の法則でした。じゃ、僕個人では最後の曲です香菜、頭をよくしてあげよーう !曲順変わったけどこれで最後だからみんな用意しといてね。よろしくね。ワンツースリーゴー」
香菜、頭をよくしてあげよう。
語りっぽいところも。曲増えたからか駆け足の香菜でした。

「次は竜理長ですどうもありがとう!」

オーケン退場。竜理長登場

All You People。
in sonia

「ありがとございます、竜理長です!」
「 思い出すの大変ね。大変だったんです熊本まで車で行ったんですよしかも機材積んだハイエースですよ?それでギャラ等分だから割に合わない」
「まず熊本で1200キロ。」
「14時間、すごいでしょ。九州回ってきました久々。昨日京都やって終わって帰ってきてちょっと寝て、今」
「ここにいるの信じられない」
「もう電池切れます」
「だてにコンボイ好きじゃないね。できると思ってるから組むんでしょ」
「実際できてる」
パチパチ。
「あ、今日のお客さんいいお客さん。褒めてくれるよ」
「 最近誰も褒めてくれない。大丈夫でしょって。病気とか気にして気を付けてるから病気しない。すると長谷川さんは体が強い、無理しても大丈夫だみたいなことで
ヘドバンみたいな曲が来る」

「さっきオーケンが公表してた筋少の新譜で、なんかまたすごいの叩いてて、びっくりした。ゾンビリバーって曲」
「それ正式タイトル?俺仮タイトルしかわからない」
「あれは橘高メタルになってた」
「だいたいそういう酷い曲は」
「君が先叩いたから全部合わせました。面白い!」
「 ずれたらバレるじゃない。俺1人だったら今日のアレンジ~って言えるけど。キメフレーズにしちゃった、なんてことしてくれるの」
「ライブで楽しいじゃん」
「楽しくないわぁ」
「箱男みたい面白いパターン叩いた時さ、暇だから箱運んでる仕草とかするようになっちゃって全然楽しくない」
「たまにほんと暇にしてる曲あるもんね。俺叩きながらすごい恨んでる。ずりー!よく「弾けよ!」とか言ってる」
「音楽ってものがあるから。何でもいいから弾いちゃったら大変」
「休んでるのずりー」
「体が違うもの。小さい頃からピアノを練習してきてね、あれだよ雪降って雪だるま作るのにさ親父がバケツで2個雪持ってきてくれてマンションのベランダにぼこんぼこんで雪だるま
なるじゃない。それに寒い所僕が目と鼻付けてあぁできたって風邪ひいちゃう。そんな人だよ」
「虚弱体質だね」
「大事に大事に生きてる」
「だって六本木生まれ?」
「生まれ育ち」

「都会っこだもんね。俺は生まれたのは東京だけど育ったのは横浜なので周り田んぼだらけ」

「田んぼどころか土がない。校庭土じゃないのよ」

「えっその時代から?」

「そうだよだから俺土だめ汚い。幼稚園芋掘りするじゃない。汚い早く帰りたい。そんな子供で。君も強いじゃない毎日走ってるでしょ」

「毎日じゃない」
「ブログ見てるとキロ数決めてるでしょ。体脂肪が13とかすごいよね。俺99くらいあるよほとんど脂肪」
「99はないでしょ」
「そういう体重計乗ったことないから。走らないもん。駅でも階段使わない、なるだけエレベータあるかなぁ。だって転んじゃうんだよお医者さん行ったら
下半身70代。よくないと俺も夜歩くの作曲者だから夜歩かないとってお散歩行くの。マンションしか住んだことないまず1軒家ないの。エレベータ下りて
外出ました。いっきなり転んで、今日辞めます。長谷川さんとツアー行ってさライブハウスからホテルで俺よく転んでるでしょ、手繋いでもらって、こないだも
ズボン1個ダメにした血だらけで」

「手つかないから」
「多分折ると思う。なるたけ歩かないように、あんよがダメ」

「次は竜ちゃんが作ったボシャテンション。ゴスペルの大御所が作った男女の、楽しくなって歌い出しちゃうやつね。そのゴスペルグループに曲を提供したのね」

「韓流おばさん殺しって言われてる曲。竜理長バージョンで」

Sweets。


「Sweetsでした。特撮のね、何だっけ」
「オムライザー」
「僕が曲作ってオーケンが素敵な歌詞を。これの前にMCがあったら今海外のインバウンドの人に、一番売れてるのスイーツらしいから、スイーツのビジネスやったら
いいと思いますよって台無しなこと言おうと思った」
「インバウンドって?」
「外国から来る人」
「スイーツ流行ってるの?」
「スイーツが一番売れるんだって」
「スイーツ大好き。体脂肪99になるため大変なんだよスイーツいっぱい食べなきゃ」

「竜理長はJIROKICCHIで定期的にやってて今までやった曲なんですけど、今日は新曲あるんですよ!竜ちゃんが作った曲なんだよね」
「名曲喫茶オーケンに出た時にとこぶしさざえイセエビ、変拍子。5と6なんです今回は、高田馬場、5文字の何か、御徒町だね。御徒町高田馬場」
「そんな説明?」
「ダメ?交互に出てくるわけじゃない、御徒町御徒町御徒町・・・高田馬場高田馬場」
「歌詞だって君が作ってるんだから」
「歌詞は、56歳の男が今までの人生振り返ってまだこれからがんばるぞみたいな歌詞にしました。なぜかというと御徒町と高田馬場だから」
「全然わかんない」
「5と6で。我々まだ56じゃない」
「今53だよね3人とも。今タメ」
「みしば~」
「今いいよ。1年のうちちょっとだけ俺先輩に。その間セッションないといばれない。56なんか昔定年だもんね」
「56でこれできないかも」
「これは大丈夫だよ」
「大変だっつーの」
「メタルじゃないっつーの」
「そういう大変じゃないじゃないっつーの。5拍子は足元すくわれるからね。歌があるからまだ。これがフュージョンとかプログレになると譜面で作ってるでしょ。
ドラムは音程ないからわかんない、ひたすら数える」

「御徒町おかちまちまちおかち、わざと嫌がらせでね」
「二人ともすごいプログレだもんね、経験してる」
「嫌な人いますから、気付かないフリしてる」
「プログレやる時点であれだもんね、ヘンなこと言った?あれって言っただけ」
56。

「ありがとございます!」
「目が疲れる!疲れるけど短い。ギリかも、ずっと息止めてるみたいだもん。譜面上で今やってるとこ見てるとアウト。次御徒町なったりするじゃない。そうすると
間に合わないから先先先」

「それはねピアノの先生にやらされた。譜面見るとどんどん隠されるの」
「その先生はおかちまちまちおかちとか言わないの?」
「クラシックでこんな拍子ないもん。長谷川さんは先生習わなくてもそれやってる」
「譜面習わなかった」
「ピアノ弾けるんだよね」
「ん?」
「橋本一子さんってジャズピアニストに習ったんだよね。実は竜ちゃんも弾けるよ。ポールマッカートニードラムもできるしギターもベースもピアノも。今の曲も録音してきたもん」
「こんなピロピロ弾けない。コードじゃんじゃん」
「 逆にポールとかジョンレノンみたいの弾けないの。味があるっての?あの人がやっての話だね、できない。イマジンとか他の人歌っても大して感動しない。人の気なの。ビートルズ
って鼻歌みたいだもん」
「まぁそうだよね、英語だからかっこよく聞こえる」
「いやいや、あの人が歌うからすごい」
「そうだな」
「オーケンなんかもろそう。オーケンみたいに歌おうと思ったらもうおしまい。気なんだよ」
「頑張ろう」
「そんな頑張ってる俺らをもっと見たい人は、今月26にワンマンがあります!」
「今回は秋なので竜理長キノコ狩りと題して。やる曲今日ご披露しますんで」
「 バカマツタケってできたでしょ。長くなってごめんなさい。松茸高いじゃないですか、バカマツタケってほとんど味一緒で人工で」
「でも松茸は味より匂いじゃないの?香りか」
「そんなことに金出してることがおいしい」
「きのこだと俺は大黒しめじが、すっごくかわいい、おいしいの。えのきも好きだよ」
「歯に詰まりますね」
「一言多い。その中からおかあさんといっしょという番組で生まれた曲で」
「見てた見てた」
「ちょっと前だけど」
「最近見てたらやばい」
「子供に人気なの」
「ちゃんとやるー」
「それを竜ちゃんがメタルにしたの」
「それで2バスなんだ」
「竜理長あまり2バス出てこないからたまにと思って」
「一つくらい踏まない現場あってもよかったのに、どこ行ってもこうなるんだね」
「みなさんが求めてるかなと思って。ではどこどこきのこ聴いてください」
ドコドコキノコ。

「長谷川浩二!三柴理!

「ウィーアー竜!」
「理!」
「あぁ長」
「やってよかったね。俺の大好きな旧ソ連の歌みたい。きのこの歌探してたの、そしたら出てきて、おぉかっこいいなぁ。そしたら竜ちゃんがメタルにかっこいいな。
バラライカとか入れたいね、うちわみたいな。コサックダンサー入れたいね。あれすっごく疲れる、長谷川さんできるかもよ」
「できない」
「今度筋少ステージでコサック」
「やーだ」
「26日竜理長キノコ狩りよかったらいらしてください」

「竜理長CDデビューもしてまして、それに入ってる筋少のサンフランシスコを竜ちゃんがアレンジしたの聴いてください」
サンフランシスコ。

「竜理長でした。じゃあ竜ちゃん呼びこみましょう」
「誰を呼んで欲しいかと問うならば!」
\問うならば/
「恥ずかしい。大槻ケンヂー」


オーケン登場。
「よろしくお願いします。どれくらいぶりかな」
「4月」
「年内に何度かやってるんだ」
「春が来て秋が来て」
「キノコ狩りするんでしょ?」
「君がいっぱいキノコの曲作ってくれたから」
「ええ?キノコパワーしか作ってないよ」
「そんなばかなぁ。だって遠足でキノコ山行くでしょ」
「あぁ、最後の遠足だ」
「きいいいのこ人間」
「ああー!そうだわ。寧ろキノコ嫌いなだけど。多分それは昔見たマタンゴが強烈に印象残ってて。あ、エディに貸した殺しのドレス見た?」
「見たどころか感動の嵐」
「ステージ上で」
「何故そこで貸す?」
「イラストにしてもらおうと思って」
「マイケルケインが主演なのね、好きだから。さらに音楽すっごいよかった」
「音楽で映画見ないからなぁ」
「俺は音楽がつまらなかったり入ってなかったりあて所下手だったりすると映画に入れない」
「あぁ~出ない。車泥棒の映画で、リメイクもされた、バニシングポイント。アメリカの映画でカントリーが流れて不思議ないいムード出してたのに、監督の
旦那が死んで権利持ってた奥さんがいて全部どうでもいい音楽に差し替えちゃった。見直したら全然その映画つまんなかった」
「でしょ。音楽は重要なの」
「今度川崎のチッタでゾンビのゴブリンが演奏したやつゴブリンが来て映画かけて生演奏するって。見たいみたい」
「よくあの曲で出てきたもんね特撮で」
「僕が出囃子に選んで。いっつも忘れるイエスの曲、燃える朝焼け、は竜ちゃんが持ってきたんだっけ?」
「俺はそんなことしてない」
「ジョジョの不思議ななんたらでフルでかかって結構有名になったんだよねそんな、イエスが有名になったって」
「一般人に知れたってこと」
「ほとんど楽屋でMC聞こえないんだけど、ちょっと聞こえたのがSweetsが日本で一番売れてる曲なの?すごくまた説明すんのかよって」
「すごい自分のいい方に間違え」
「スーパーポジティブ」
「ナオトインティライミより売れてる。メトロノームの写楽君とナオトインティライミ風にしようって。二人とも知らなくて、今度僕の思うナオトインティライミのライブをやろうって。
何?Sweetsが売れてるの?嬉しいな」
「そういうことです」
「僕ら改めて有名になっちゃう」
「オリンピックに向けてね」
「オリンピックに向けてなの?ふーん。じゃあお願いしますよセッションで。僕とエディは今年メジャーデビュー30周年なんですよ」
パチパチ。
「僕は12月に大槻ケンヂミステリ文庫略称オケミスというプロジェクトでアウトサイダーアートというアルバム出させていただくことになりまして、そのうちの半分の曲を!
高橋さんが書いてくださいました。ありがとございます」
「こちらこそ」
「みんないい曲でありがとございます。今日はオケミス、アウトサイダーアートの中から高橋さんの竜ちゃんの曲多めにやっていきたいんでいいでしょうか!それもひとつの
きのこ狩りとうことでしょうか!」
「そういうことだと思います」
「聴いてもらいましょう、退行催眠の夢」
退行催眠の夢。

「あの退行催眠というのが世の中に広く知られるようになったのはおそらく1950年なんですね。アメリカで、また始まったかと思われるね、UFOが出ましてベティヒルとバーニーヒル
夫婦が宇宙人にさらわれた、と言い出して、何故言い出したかというと空白の時間がある。UFOを見て気付いたら家にいて何時間も経っていた。その時間何をしていたんだろう、
退行催眠術で、ドンドン時を遡ったところ、夫婦ともども宇宙人にさらわれたと、さらわれたと言ったんですよ!」
後ろに向けて。
「長谷川さんぼっとしちゃいけませんよ。いつ、トスが投げられるか。トスパストスパス、トスってどういうの?トスとパスはちがうの?」
「トスはバレーボール用語」
「トス、パス♪知らない?お客さんの中わかる方いますか?サインは、Vだ。いいですそここだわらないで」
「質問だけどUFOの前に退行催眠ってあった」
「心理セラピーです」
「おかしくなった人をよくするために。どんどん生まれた前に戻る、だよね」
「前世療法」
「俺ね、前世出してもらったの。室町時代かに」
「ちょっと待ってください、ツッコミどころが」
「具合悪くて頭痛で、気功師のとこに行ったの。西洋の医者は頭痛薬渡されるだけじゃん。気持ち悪くて吐いちゃう、弱いの薬。気功師のとこ行ったら奥さんが、出してあげるって。
何を出すんだろう、前世出すんだって」

「えー!エディの前世!見てみたい、エディの前世、見てみたい!」
手拍子。
「言ったことないんだ。俺ね、即身成仏失敗した人なの」
「えー!!」
「遮断して絶対人と関わらないように、山に籠って、自分で楽器を作ってずーっと弾いてたんだって」
「その楽器は何なの?」
「わかんない、吹くものじゃなくて竪琴なのかこうやって。ある日解脱したいと思って即身成仏ってあるじゃない?」
「お坊さんがミイラになる」
「山形県に3体あるって。即身成仏やろうと思ったんだけど、ギリギリのとこで「おなかすいたーーー!」」
「わー!」
「大失敗したっていう、前世が出てた」
「そのさ、僕は退行催眠も前世療法もそんな信用しないの。なんだけどそういうことやる人ってのは、うまい!データを吸収して物語を作って。人って物語を作ってあげると
納得して治癒するんですよ。額に傷があるとかなんとか。まさに!エディのキャラクターとかなんとかを全部まとめて、物語にして提出してすごいと思う」
「頭痛治ったんだよね。それ以来頭痛悩まされることない」
「へー!」
「山に籠ってる時はおむすびとか届けてもらったんだって。親族じゃなくてね」
「取れるし」
「出ましたよ」
「エディの求道的なところと、楽器に卓越したところと、おなかがすくところ。全部物語にして。みんなで行きましょうそこ。各自の前世を」
「もうおじいさんおばあさんなって辞めちゃった。息子がやっても全然効かねぇの」
「いい話を聞きました。我々も50代、ジャンルは違いますが、シャルルアズナブールってシャンソン歌手が94歳で亡くなったんだけど今年、直前に日本に来て20曲歌ったんだって!
すごくね?それを聞いてすごくめげる人なんですけどやってやろう!って思った。94歳の時に来日してやるよ!住んでんだけど」
「野方から来日」
「その頃野方もないかもしれない。内田君行ってた学校が吸収合併でなくなっちゃった。内田君、めったにオーケンに話し掛けないのにさ、なんか近づいてきて楽屋からこうやって
あれ?うっちーなんだろう、「大和小学校が」「そ、そうなの」わかるでしょ?突然話し掛けてくるからびっくりしちゃった。というわけで、94歳になってもかくしゃくとして、オーケン&竜理長
やりたいですね。そういう意味も込めて聴いてください。これも大槻ケンヂミステリ文庫アウトサイダーアートの中から竜ちゃんが作ってくれました、美老人」
美老人。
前半竜さん煽りで手拍子。

「この竜理長withオーケンで今度大阪行きますね。JANUSって行ったことないんだけど」
「長谷川さんは行ったことある」
「どんな感じ?ジャニスジョップリンがいたわけじゃ」
「いたんだけど」
「浪花のジャニスが」
「おしゃれーなところです。合うと思うよ」
「なんとなく想像が。京橋にあるとこ行ったことがあるな。竜理長はお酒飲む(大槻高橋)、タバコ吸わない組、お酒飲まないタバコ吸う組。お酒飲む人飲まない人ご飯のペースが
全く違う。昔竜ちゃんとエディでウナギ食べに行った。僕と竜ちゃんはまぁ飲んで、みたいな時にエディは食べ終わっちゃってえーって」
「手持ち無沙汰なっちゃうんだよね。タバコはどこでも吸えないし」
「マリファナも欧米では大丈夫なとこ増えたんだよね。タバコ煙が苦手だから、傍で大麻とか吸われちゃったらコホンコホン」
「くっさいんだよ吸ってる人」
「大麻を?」
「タバコ!ツーンとしてやだね」
「思うの?」
「思ってたの吸わない時は」
「アイコスとかになっていいでしょって。ああいうのも匂いあるよね。それが苦手な人もあるかも」
「ブルーベリーのガムみたいのあるよ」
「何かおいしいもの食べに行きますか。何がいい?」
「お肉」
「何肉?牛?赤身とか」
「あぁ赤がいいね。霜降りとかそういうのは」
「竜ちゃん何が好きなの?」
「海鮮」
「あれ?」
「何でも。好き嫌いないっすよ」
「海鮮、肉&海鮮・・・居酒屋だぁ!居酒屋に行けそういうやつは。和民でいいだろ。そんな感じで次の曲、人体発火現象についての歌で。
ほんとはスポンティニアスヒューマンコンバッションって言うんですけど、悪魔のいけにえを監督したトビーフーパーの映画日本で公開された時に
長いんでスポンティニアスコンバッションになりまして。日本の名前にしてみました、人体発火現象スポンティニアスコンバッション!」
スポンティニアスコンバッション。

「どうもありがとう。スポンティニアスコンバッション実は見たことがなくて。こないだツタヤで借りて見ました。すごい変な映画だった。エディには
おすすめしないかなぁ。あまり好きじゃない50’sのオマージュがあるの。ヤンヤンヤン♪エディの嫌いな」
「嘘っぽいやつ」
「アメリカ好景気かで浮かれたバブルだった。今の映画見ても「50年代はよかった」戦争してたけど勝ってたから。エディも一度ヤンヤンヤンを作ってみたら」
「そういうバンドに入るの?いやだなぁ」
「自分への何か戒め」
「なんかピアノが」
軽々しいピアノに合わせてオーケン歌。
「やだなぁ何でそんなのするの。メガネ曇ってきちゃった。好きなの?」
「エルトンジョンとかになるでしょ」
「あれもダメ」
「ビーチボーイズとかも評価しない、ピンと来ないね」
「大好き。アメリカンな」
「何かって教会で歌い出す、トランペットパーララ。俺あれだめだぁ」
「そぉ?君は薔薇より美しい。パララパッパラ~わらい、な~がら~♪」
「あれは別にそんなヤな感じしない」
「スティービーワンダーのあれ、パッ、パララ♪」
「マイク下がって来ちゃった」
「エディがあがる音楽」
「旧ソ連、ロシア民謡」
「それを好きな人の方が絶対数少ない」
「そんなことないよ。君のお父さんお母さんの世代は歌声喫茶でトロイカとかカリンカとか」
「カ~リンカカリンカ♪それは小学校で授業で習ったよ」
「あれは日本用にアレンジしてる。ほんとのロシアのは、カ~~~~~~!リン、、、カカアリンカくらい遅い」
「ほんとぉ」
「ものすごく速くなって止まるの。速い時ピヤピヤ色んな楽器が」
「ロシア寒くて暖房ないから」
「そう」

「コサックダンスって、格闘技でもあった。格闘技の進化の中である一定の状況下でその技が通じる場合がある。カ~リンカ♪不自然な動きじゃない。
なんか、地下通路かの闘いで、腕を縛られてるとかあの闘いで。コサック格闘技説ありますよ」
「そうなんだ。今度教えてよ。サンボの裏技さって」
「サンボも、ソ連時代日本はサンボ知らなかった。ペレストロイカであっちにサンボってすごい格闘技があるって知れ渡って、更に軍隊でコマンドサンボってあって
それを修めた格闘家が日本に来た。ボルクハン」
「ゴルバチョフのおかげじゃん」
「そうなの」
「ゴルバチョフの歌あるでしょ」
「知らない」
「ゴ~ルバ♪」
「今度ソ連の曲も。システマってソ連の格闘技が不思議なんだよ。ミカエルさんってすっごい太った人が今一番偉い。合気道みたく謎の格闘技なんだけど
拳立てとかさせられて辛い。それも、ペレストロイカ以降に知れた。今度、ゴルバチョフのおかげって曲、ゴルビ~~♪そういうわけで」

「僕この曲ほんと久しぶりに歌います。改めていや~面白い曲だな」
「すこ~しロシアの匂いするんだよね」
「特撮のウインカーというアルバムに入ってる、ごめんね。ウインカーやりたいやりたいって、もうタイトル忘れてさ、ウインカーって曲だとずっと思ってたついさっきまで。
すいませんでしたありませんでしたそれは。旅の理由という曲です」
旅の理由。

「旅の理由でした。前世ということでいえば、車、近代が出てきますけど僕の前世こんなだったと。彷徨い人。何かあるとどっか逃げちゃってってタイプの、スナフキンに
なれなかったよみたいな」
「俺もオーケンも何かになれなかったんだね。だから生まれてきたんだね」
「長谷川さんは」
「コンボイ」
「知らないよ」
「飛脚じゃない?」
「もうちょっと位の高いのがいい」
「女性ギタリストの長井ちえさんは、「アタシの前世は飛脚だよ」ギターこうやって抱えててた」
「旅芸人かそういうのかも」
「あるかも。日本に限らないから古代ローマのオリンピックに出てますよ。身体能力が高いから」
「走らせたいの?そんなに」
「多分そうだよね、長谷川さんはアスリート的な、あの、ライオンと闘ってた人コロセウムで」
「ものすげー強いの。油塗っちゃって」
「竜ちゃんは、やっぱ芸術家でしょうね」
「 俺ね、幼稚園の時学芸会でこぶとりじいさん花咲じいさん、じいさんやらせたら間違いない。だから、じいさんじゃない?」
「あなたの前世じいさんですって、そいつ怪しいよね。誰でも男はじいさんだよ」
「じいさんまで生き延びれた人」
「あぁ、早く死んじゃった人も」
「長老だ」
「大卒だもんね」
「唯一の大学卒業者だよ。周りにいないよ」
「人間椅子のベースの人」
「研ちゃん上智大学」
「ロシア語学科」
横の壁に寄りかかる。
「ってか背もたれいいね。気付いたぁ」
「ゴルゴ13が、後ろには立てない」
「そぉ?何の話だっけ」
「前世がじじい。あ、人生初電車の中で席譲ってもらった」
「ああ~」
「その若者も僕が来たら何の迷いもなくどうぞ!」
「ああ~」
「ついにそこまできた」
「前世が出てたんだよ、じいさん来たと思われたんだよ。あぁついに」
「悩んじゃった自分の事じゃないのに」
「そういうことのあとにこの歌、人生そのもの。もう最後の曲ですね。これもオケミスに入ってて竜ちゃんが作ってくれたこれはいい曲ですねほんとに!Sweetsと
同じように日本で一番ヒットする。今日は皆さんありがとうございました。聴いてください去り時」
去り時。

「どうもありがとう。竜理長with大槻ケンヂでしたありがとうございました」

~アンコール~

「どうもありがとうございます。大阪でありますので、もしよかったら来てください。またこういうのは東京でできるといいですね。オケミスの方はツアーありますので
よろしくお願いします。2月6日僕の誕生日でオーケンナイトニッポン4?忘れちゃったけどあります。ゲストなんかも考えてます。そんな感じで、まとめの一言」
「竜」
「理」
「あ、長」
「じゃ、最後の最後に1曲、アザナエル」
アザナエル。
2番竜さん歌。

「竜理長ー!大槻ケンヂでしたどうもありがとうございました」


チェキありましたがすぐ売り切れ。