竜理長オーケン 鎌倉歐林洞 2018.4.28 17:00~19:10
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。
背もたれ付き椅子の他5席ほど追加席設けられました。
下手側ピアノ上手側ドラム。
D18。
オープニングSE:刑事コロンボのテーマ
オーケン登場。
オーケン:音符柄黒シャツ、竜理長オーケンTシャツ、黒パンツ、えんじハット。
「どうも、こんにちはかこんばんはか。鎌倉に呼んでいただいて、前回弾き語り1人で来たんですけど、今日は竜理長オーケンでやってまいりました。よろしくお願いします」
おやすみ-End-
「香菜、頭をよくしてあげよう、よろしくお願いします」
香菜、頭をよくしてあげよう。
「どうもありがとう。えーよろしくお願いします。竜理長とやってきました。エディが「ありがとう、いいお店に呼んでくれて」言ったんですけど、僕は竜理長のゲストに招かれたんだと、
昨日くらいまで思っていて、どうもそうではないと。対バンなんだと昨日知りまして「えぇ?そうなの!?」そういうことありますよ、長い事やってると。あぁそうかと思って、ちゃんとやろう!
今日くらいからちょっと意識改めまして、あと大阪であるんで、その時はちゃんと、対バンなんだ、負けてなるか!という気持ちで。今日は中庸、真ん中あたりの気持ちで、よろしくお願いします」
「5月30日31日に、オーケンナイトニッポンというライブがございます。デビュー30周年でソロアルバムを出す、予定なんですよ。今年冬に、よくわからないんですけど会社の稟議が通れば。
皆さん稟議って言葉ご存じなんですね。会社ではよくお使いになる?そうですか。稟議が通れば、ディレクターは「通ります!」言ってるんですけど、僕それわからない。もしかしたら
出ないかもしれない。とにかく5月の30、31日に、レコーディングライブを行います。これは、今日の高橋竜さん、高橋竜プロジェクトwith大槻ケンヂ、そしてオワリカラという若いバンド
オワリカラwith大槻ケンヂという2つのコラボで、約10曲両日新曲を演奏して、そのままレコーディングしてCDにしてしまいます。僕はメジャーデビューして30周年なんですけど、とにかく
レコーディングが嫌いなんですよ。もうほんっとやるこがないし、よくわかんないんです音響とかそういうのが。特にマスタリングって作業があるんですけど、ミックスダウン、トラックダウン
というのがあって、トラックダウンはわかりますよね?それを更にCDに落とす工程において、よくリマスタリング版って出てるでしょ。あれ全然わかんないよ。行くでしょ、ずーっとこう
曲と曲の何かを合わせたりするんだけど、ミュージシャンが揃ってね、そこの部分、よく使う言葉なんですけど「髪1本、上げてください」「はい、髪1本ですね」・・・わかんないよ。
髪1本、ヒゲ1本だってわかんないよ。でも、耳のいいミュージシャン、エンジニアの方にはわかるんです。何だかよくわからないので、デビューしたころは行ってたんですけど、ここ20年くらい
行ってない、10年行ってないな。だもんで、スタジオ作業が好きでないんで、これはライブでやってしまおう、ライブレコーディングすることにしました。今オワリカラが5曲くらい、高橋竜さんも
5曲くらい作ってくれたんです新曲を。それを今絶賛作詞中でございます。ぶっちゃけもう6曲できました。僕はね詞を書くのは自分で言います早い方なんですよ。パッと浮かぶとパッとその場で
書いたりするんですが、書けない時ほんと書けなくて、大体1つもそうなんですが、6曲くらいは割と書けるんです、サッサッサ。あと3曲4曲くらいになると、悩み出す。悩み出すと僕は旅に
出るんですよ、いい気なもんですよ。詩人様、作詞家先生。旅に出て流れる車窓の風景であるとか見ながら詞を書くんです。毎回そういう事があってそれで、鎌倉によく行きます。いい気な
もんでしょ。湘南新宿ラインとかに乗ってね、別にそんなのさ、ね?ほんとだよね、サンモール商店街とかで書けよ、そこら辺で書けよ!中野区役所の前で書けよ、犬の像の前で書けよ!
って話ですよ。やっぱりそこはね、雰囲気作りたいんで。鎌倉には作詞の小旅行?俺は有閑マダムか。よく来ますね、小町通りにMoaって喫茶店があって、感じのいい曲が流れてるんです。
プープープー-♪プップププー♪ププププッププープープー♪プルッププー♪んぺ、んぺ、んぺ♪そういう70年代の散髪屋さんでFMラジオから流れていたような曲ですよ。
ちなみにこの曲
同じの楽屋でやったんですけど、知らないその曲と言われました。お客さんの中にはピンと来た人もいるかもわからない。誰も来てないんだね!あとでもう1回やるからね!まぁいいや。
やっぱり鎌倉なんでカップルばっかりなんですよ。夏盤の頃かなぁ、中年の女性が1人で入ってきて、ちょっと挙動不審な感じだったんです。「すいません!すいません!すいません!」
4,5回言う。お店の人「はいはい、何ですか!」「今日、何日ですかぁ!」「えっ、今日何月何日だと思いますよ」「ありがとう!」って黙って、カップル誰も帰った。怪しいおばさんと怪しい
作詞家先生モアの中で数時間いた。すると同じCDかけてるんですね。たまにパァーパーパーー♪パパパーんぺ、んぺ、んぺ♪知らないかなこの曲。知らないかなぁ。昔のFMの交通情報
で必ずかかってたんだけど。じゃ、曲行きますゴミ屋敷の王女」
ゴミ屋敷の王女。
ノゾミ・カナエ・タマエ。
「どうもありがとう。じゃ、ご紹介しましょう。誰から出てくるかな、あ、三柴理さんエディー!長谷川浩二さん、高橋竜ちゃん、竜理長ー!」
竜理長登場。
「あ、そうか。はいはい。何の話でしたっけ。竜ちゃん新曲作ってますよ。竜ちゃんの曲はぽんぽこぽんぽこできちゃった」
「嬉しい~。何ですか?」
「
何でだろう。やっぱりわかったのが、個人的な話になるけど筋肉少女帯や特撮割とラウドロックだったじゃないですか」
「うんうん」
「
僕は元々ラウドロックボーカリスト志向じゃなかったというか、そっちでもなかったので、割と竜ちゃんが作るような、何だろう安全地帯感がある、ちょっと語弊がありましたが」
「いやいや、いいと思う」
「いいですか。僕は違ったなと思いました」
「でもねラウドロックってこの年になってわかったんだけど、あれ楽しいのギターの人だけですよ」
「
あの、一言多いで有名な高橋さん、のっけから三言ぐらい多い。そんなこと、いやでもまぁ、あれさ、ラウドロックってボーカルは苦しいんですよ。特に、加齢と共にウワァァァ!って声を
若い頃ってパッションがあるから出したい。俺の声聴いてくれアァァァァ!ってなるけど、四十も過ぎるといやもういいですよ別に、いいですって気持ちになってくる」
「なる。ていうか周りが下げればいいんじゃない?って思うようになるじゃないすか」
パチパチ。
「
高橋竜の穴に、ポッカリ広がりましたね。ここ鎌倉に、すべてを吸い込む、トルネードのように。考えたらラウドロックで楽しそうにしていないギタリストって見たことないです。やだね
ヘビメタでギターの人がいやいややってる。それ一番見たくないね」
「全然イキイキしてない」
「
ほんとはこういう志向じゃないんだよ俺。あぁ~それ、でも今狙い目かもしれませんよ、音楽ジャンルとして。だからバンドに1人俺はこんな音楽志向じゃないんだけどなって人」
「必要です」
「必要ですか」
「それでちょっと違う要素が入るんです」
「あ、特撮では一時期竜ちゃんが担ってたと思いますよ」
「ばれてました?」
「
ばれてます。今日の竜理長の中では誰が果たすのか、それ俺か。じゃあ皆さん揃いましたんで、僕楽屋の方に引っ込んで、また詩作を練ろうと思います。聴いてなくていいですか。
この素敵な北鎌倉を散策して」
「えぇ?出てっちゃうの?」
「ぶっちゃけミュージシャンは対バンの聴いてないです。あ、たまに聴いてる人いてやだよねあれ。来てさ、「全部観たけどよかったよ」「えぇ~何で観たの?」これミュージシャンあるある
だよね」
「満面の笑みで言う人いますよね」
「いる、座ってく人いるよね。じゃ、それやりますか、ここで観てますか」
「気になるんで」
「じゃ、3人の演奏聴いてください」
オーケン退場。
ピアノ始まったけど止まり。
「え、今から用意なの?」
「皆さんこんにちは。竜理長です。1曲目は元々ラウドロックだった曲聴いてくださいサンフランシスコ」
サンフランシスコ。
。
「ありがとうございます。ピアノ爆発しましたね」
「元の曲が爆発してる。かき回してる途中でばーんてなる。とてもなくおかしい、歌詞にも合ってない気が。何で爆発するんだろうね、爆発したかったんだね」
「この話前もしましたね。マグネシウムのお金余ってたんじゃない?」
「今日はご機嫌で。昨日に続き」
「ほんと、ありがとうございます皆さん!」
「竜理長オーケンツアー2日目ということで。頑張ってやったんです柏で
。家に帰ってから音源を聴いたり。寝ようとしてもアドレナリン出ちゃって寝れない。素敵なピアノだったんで。
大体寝たの6時半頃。で何か9時頃起きて、でもやっぱり眠いかなと思いながら来たんです。このピアノに会ったらもう目が覚めちゃった。俺もう大阪まで寝られないかも。ほんとね、
人間アドレナリン出ると寝られない。俺色んなホールでやったりしますけど、コンサートホールでクラシックやる時はいいピアノなんですけど、こういう竜理長とかバンドでやる時は
中々グランドピアノないんですよ。またスタンウェイって昨日に引き続き。昨日より大きいんですけどね。また塗装がものすごく素敵で、音がね、僕の感情がドレミじゃなくて全部表せ
られるピアノ、もうどうしようかと思ってるの、興奮してるんですよ!今日の竜理長最高だと思う。皆さんきっとね、いい経験なると思いますよ、楽しいと思うな。興奮してるんだけど、
君たちは平常心」
「比較的」
「まぁそうだね」
「ニュアンスが違うでしょ」
「ピアノもいいけど部屋の鳴り方もいい」
「いいよねー」
「普通モニターで返してもらうんですけど返さなくてもちゃーんと聞こえる。ちょっとすごい。いいとこだね」
「日本のライブハウスみんなこうなればいい」
「そうだね」
「言っとくけど寝れないよ?」
「そうだ。早く死んじゃうね」
「大阪のあと寝れると思うよ。昨日今日こんだけいい思いしちゃったら、超えるの中々ない」
「竜理長オーケンでやらしてってよかったほんと、こんなピアノでやれるとは」
「そうだよ感謝して?」
「長さんに感謝するの?」
「違うか」
「そうだね。竜理長は長さんがOKしてくれたから」
「いいねぇ汗かかないねぇ竜理長、素晴らしい」
「昨日の音源聴いたけど、大汗垂らしてハァハァ言いながら叩いてるようなドラムだったよ。でもパッと見たらこうやってたね」
「つまんないわけじゃないよ。涼しい顔してね。でもねぇピアノが暑苦しい音出すからね、乗せられるんだよね。ていうか今日のエディさんも、調子こいてるよ、かなり。お客さんラッキー」
パチパチ。
「色々仕掛けるよ」
「え?大人なんだから、仲良くやろうよ。ゴールデンウイークですよ。ビビッてきたの、この辺混むっていうから」
「スイスイ来たね」
「早めに着いちゃってダレるダレる」
「曲行こう。次はスージークリームチーズの曲やります」
All You People。
。
「楽しそー」
「楽しいよ。ピアノってさぁ、持ってくわけ行かないから」
「ヨシキじゃないと」
「4台だか3台だか持ってるんでしょ。テレビ局で弾く時も楽屋用と本番用と。どんだけ~?調律師大変」
「個人的な話なんですけど、長谷川さんも大きく分ければ横浜出身なんだけど、もっとアーバンな横浜で。僕の方は戸塚ってもっとこっちの方なんですよ。だからね、中学の時歩き遠足で
鎌倉まで来た。まぁすげー時間かかるんですよ、終電逃して渋谷から帰るくらい。そのくらいの距離感で、オーケン関係のところでは今までで一番実家に近いとこでライブやってます。ちょっと
嬉しい。この道の前とかも死ぬほど通ってる。免許取ったら絶対来るから、戸塚の人は」
「戸塚通ってきたよ今日。大仏って認識しかない」
「大船観音?あぁ鎌倉の大仏か、そんなメジャーなの忘れてた」
「大船の観音様は怖いよ。中入るとちっちゃいおんなじのがいるから。鎌倉の大仏様は立派」
「何で建物がないか言ってましたね」
「昨日大槻のマネージャーさんが、大仏殿が何故鎌倉はないかって言われて、まず大仏殿を知らなかった。なんだその殿。大仏が入ってる部屋ですよって言われて、教えてもらいました」
「竜理長は今度東京7月21日に高円寺JIROKICHIでライブやります。今日初めて見た方など、いらしてください」
「更に今やる曲も次やる曲もCDに、今日売ってますんで。僕のソロアルバム竜ちゃんが参加してるのも売ってますので、是非お買い求めくださると、寝られないかも。うう売れたぁ!
次の曲は雰囲気に合うと思うよ。長谷川さんが作ったコージーカフェってオシャレな曲。最後に夜もがくを聴いてください」
KOZY CAFE。
夜もがく。
「オンドラム長谷川浩二!オンピアノ三柴理!竜理長ありがとうございました!」
「ベースギター竜ちゃん!じゃ、オーケン呼びましょう」
「大槻ケンヂー」
オーケン登場。
「いや、熱演されてましたね。僕は散歩してきました。いいとこですねぇ。ちょっと歩いたら鶴岡八幡宮の裏の方、どっちが表かわかんないけど、なんだね。いいとこだわぁ。老境はこういう
とこに住みたい気もするな」
「鎌倉でもねムカデが出るんですよ」
「その一言じゃないかな。ぐっと堪えるという。昔から言われてたでしょ」
「ずっと言われてた」
「でしょうね。ライブのMCで言ったんだっけ?先生にボコボコにされたって」
「そうそう、のほほん学校で」
「高橋さんはこんなに素敵な歌を歌うのに一言多いって。中学の時?それを言わなきゃいいのにって一言言って、いつも温厚な先生に胸ぐら掴まれてボコボコにされた、それを、
覚えていなかった」
「忘れちゃいました」
「すごいねぇ素晴らしいと思います。いやぁエディ」
「ん?うぐいす鳴いてたよ」
「うぐいすも鳴いてるしトンビもいっぱい飛んでる」
「飛んでた飛んでた」
「ほんとに来るんだよ」
「えっ誰に?」
「鎌倉あるあるで、江ノ島ちょっと離れるけど江ノ島あるあるで、お弁当とか食べてるとトンビがビューっと急降下して取ってっちゃうんだよ」
「そうなんだぁ。トンビあんな間近で見たの初めて」
「小町通りなんか行くと頭上、あれカラスじゃないですよね、よく飛んでるのは。誰に」
「手みたいに羽がまっすぐなのトンビ」
「鎌倉長い事住んでるトンビ掴まえられる人がいらっしゃる」
「えー何のために?」
「トンビにお弁当を取られないために。鎌倉においては食べ歩きは危険なんです。でも人間というのは頑張るからトンビが来た瞬間にパッ!」
「掴まえといてお弁当食べて、ダメだぞ、じゃ行きなさいって感じ?」
「トンビ掴みの名人がいるって」
「嘘でしょう」
「嘘です」
「長谷川さんの嘘の癖が映ったの?」
「僕は三人のMC聞けなかったんですけど、長谷川さんがうそつきだって話になってたんですか?」
「いやわかんない、知らなぁい。まともなこと言ってるんだけどみんなうそつきうそつき言う」
「例えばどんなエピソードが?」
「いや覚えてないです」
「ついいましがたやってたんでしょ?」
「自分で言って、嘘ですってすぐ言う」
「今日うそついてないと思う」
「そうだ」
「びっくりしなくたっていいでしょ」
「ドラマーでうそつきってあんまいない、やっぱボーカルですようそつきって」
「ドラマーで喋る人あんまいない。ボーカリストはMCしなきゃいけないしね」
「MCをしてるとそんなにライブでネタない。日々そんなツアーとかしてネタってないじゃない。ついつい話を膨らませるようになる。そういうのお客様は喜んでくださるので
ついついこれホントの事言わなくていいんじゃないかなって。だんだんだんだんちょいちょい嘘を入れてくるようになる、なるんです。なるうちに息を吸うように嘘がつける。
サイコパス化してくんだよね」
「みんなそう」
「みんなそう」
「例外はない」
「とくにおためごかしないい事言う人って大概そう」
「例外なし」
「大槻さんライブではいいですけどね、ラジオで嘘は」
「あ、そっか」
「そっかじゃないよ」
「嘘ってかね、盛っちゃった。わかんないんだよちゃんとした情報伝わってない」
「ちゃんとした情報把握してないのにも関わらず、言っちゃうからダメ」
「そこなんです。言い訳するわけじゃないんだけど申し訳なかったと。結局、タレント的活動してたこともあったじゃない?今もたまにやりますけど、タレントさん芸人さんて
盛った話されても嬉しいわけ話題になるから。ミュージシャン兼タレントさんはそれをミュージシャンの現場にも持ってくみんな喜んでくれると思って。するとミュージシャンは
ミュージシャンだから、盛られた話は嬉しくない。そこでいつもしまった!ごめんなさい!っていう風になるのが、たまにテレビラジオやるミュージシャンあるあるですね」
「でも相手方事務所がちょっとまずかった今話題ですけどね」
「それ俺何も言ってないよ。そこは今」
「大槻メンバーお願いしますよ」
「いやいやほんと色々なことがありますよね。MCでネタがない時はどうしますか」
「今日はSweetsツアー2日目だから、甘いものを食べてくださいねって」
「今日はライブのあとに下の歐林洞さんのところで紅茶とワインとケーキ。ライブハウスだと1000円だか500円だか払ってドリンクをね、缶ビールとか飲まされる、だって
そんな感じあるね。ワインですよ。我々もね、始まるまでバスローブでいたんですけど、もちろんですよ。僕の知ってるミュージシャンにほんとにバスローブの人いますよね」
「います」
「俺も知ってるー。金髪の人?」
「
いやいや、そういうの怒られる。タレントさんや、芸人さんはそういう話されて、やめーやそういう話、って言いながらも嬉しいわけ。ミュージシャンはどこまで言われたら嬉しいか
そうでもないのかの線引きがすごく難しい!」
・・・。
「竜ちゃんは、先生にボコられた話はOK」
「全然OK。じゃ、甘いものの曲行きますか」
「まだ歌ってないじゃないですか。ちょっと待ってくださいよ、お水を。いいお店ですね。あっニューヨークハンバーガー」
「ハンブルグ」
「じゃあ、Sweets」
Sweeets。
竜さんと交代で歌。
「ありがとうSweeetsでした、素晴らしい。僕が作詞、竜ちゃんが作曲して、特撮で。竜ちゃんのヌーヴォイミグラートでもカバー。ほんといい曲で、ただ僕この曲半分やること
ないんです。昨日柏であまりやることがないので、ケーキを食べるっていうパントマイムをやるという、こと言ったんですけどそれ忘れました。もう最後のたんたんたんたん♪
あっパントマイム!曲中にパントマイムなんてなんだそれと思いますけど、結構やる方いらっしゃるんですよ。デビッドボウイなんかもやってたんじゃ。戦場のメリークリスマスの
中でもやってます。あとジェネシスの」
「ピーターガブリエル」
「DVD観たけど腰の曲がったおじいさんで、お盆みたいのを持って出てきて、それを置いて去ってく。思わずね、映像に「何やってんの?」」
「Sweeetsの時もやってよ。ケーキが来てすごい嬉しくて、食べようと思ったらトンビがスパーン!あーって段々盛り上がってトンビーってパントマイムお願いします」
「ちょっとトンビのこと考えてしまって、ストリートファイターⅡってゲームがある、それに、腕の伸びるダルシムってね、キャラがいるんだけどあの人鎌倉の人なんだな。
ダルシム使うと大概勝つんだけどね。ダルシムはトンビを掴まえ始めてるうちに、そのためには腕の関節が伸びればいいんだ。ダルシムって腕が伸びるんですよ。鎌倉ダルシムって。
あと、ゆらゆら揺れてるじゃないですか。チェッカーズで言うと鶴久さん高杢さんなんだな、あぁこんな気持ちなんだと思って、高杢鶴久ダルシムを考えてた。高杢鶴久ダルシム
って思いながら」
「大阪ではそれお願いします」
「言っていいんですか?オンマイクで言っていいんですか」
「パントマイムで」
「チェッカーズの高杢さん鶴久さんダルシムが、甘いもの買って食べたいんだけど、みたいなパントマイム」
「お願いします。練習してきてください」
「さっきラウドボーカル4050超えて歌いたくないって言ったんですけど、皆さん最後盛り上がってくるじゃないですか。ァアアアアア!」
「そういう人はいるよ」
「カルメンマキさんの気持ちに」
「あぁそれやった方がいい。腕伸びるより」
「どこでいれたらいい?」
「それは、明日一日空くから、竜理長のCD聴きながらどこが合うかなってフェイクを確かめてきて。大阪じゃあ黒っぽく行ってくださいよ」
「あの、ほんとにできないのがフェイクってやつで」
「あら」
「あれは法則があるの?」
「竜ちゃんに聞いてください、先生」
「あれはねエリッククラプトンのギターと一緒で何通りか用意してあって適当にはめてるだけ」
「えっそうなの?」
「自分でインタビューで言ってて、パーラリーとかパリラパリアとかペケペケ何通りかあってそれ適当に組み合わせてるだけだよ、言ってます若い時。結局そういうこと」
「じゃあ作っとけばいいんだ。スイーツヘッヘッヘー♪甘い、甘いこれどう?甘い、甘い、アマーイ!あま゛ーーーーい!!最高潮に。曲台無しね」
「歌い終わってソロが始まって静かになるから、うーん甘い、から始まって。頼むよ明後日やってくれよ」
「甘い、あまあまあま、あまーーーーい!」
「一緒にミュージシャンの気持ちわかるから」
「ミュージシャンそんな気持ち?俺わかんねぇわ。驚きました。曲行きましょうか。これ筋肉少女帯のパノラマ島へ帰るという曲なんですけど、筋肉少女帯が再結成した時に
アレンジしまして。この曲僕が作曲したらしいんですけど」
「そう、作詞作曲」
「覚えてないんだけど、多分たまに、ちゃんと歌わないで作ったあるあるで、家でぼそりぼそり歌いながら作るの。ものすごくキーを低く作っちゃって」
「あぁ竜ちゃん竜理長で歌って」
「四半世紀作った時上げたの」
「これでも上げたの?」
「そう。最初はだれも~♪低ーく歌っちゃって、そんな思い出ありますね。あと楽器とか弾かないで作ると息継ぎがない曲作っちゃう。譜面見ないで作ると息継ぎないよ!
僕が作った曲です。というわけでリメイクバージョンジャズバージョン聴いてください」
パノラマ島へ帰る。
「どうもありがとう。素敵な場所ですね。ピアノの話した?」
「した。綺麗だよね~あんま触んないで」
「下の紅茶とか飲むところさ、素敵ね。俺も小町通りのMoaじゃなくて北鎌倉の歐林洞で歌詞を書いてたらまた違ったかも。ちょっと待ってくださいね、ミンティア中毒で」
「どうですか?どんな話しましたか?意味のある話は」
「しました。実家が比較的近い。歩き遠足でここまで来たことが」
「歩き遠足か懐かしい言葉だなぁ。俺歩き遠足どこ行ったかな、どこだろう、石神井公園だ。頑張れロボコンの撮影見て、あれぇそれ井の頭公園かなぁ。ロボコンの外だけが
置かれてた。どうでもいい話言うと、実家の近所が青島幸男が演じた意地悪ばあさんのロケ地だった野方。勝手に木を切っちゃって大問題に。鎌倉はあれですね、内田君も
大好き僕も大好きな俺たちの朝」
「俺も内田にBOX観なさいって言われて全部観ました」
「え?朝全部?」
「観ないと、これは、って言われて。あの人強制するよね。スタートレックも全巻貸してくれて」
「え?内田君スタートレックも好きなの?」
「初期の。ここがいいんだよって」
「カーク船長と」
「全部観ました」
「話流れちゃうけどウイリアムシャトナーで思い出した。一番最初の、若い頃の梅宮辰夫みたいな、カーク船長とシャーロックホームズの役もやったレナードニモイ有名ですけど、
この二人実はアルバム出してるんだよね。Mrスポックことレナードニモイ、この人は意外に歌うまい。ニルソンの噂の男、なんかいい味で歌うの。に対してカーク船長、ほんとは
カーク艦長ウィリアムシャトナーはどうも歌が下手だったらしくて、すごく不思議なアルバムで、ストロベリーフィールズフォーエバー、ビートルズの曲あるでしょ、オーケストラが
演奏してそれに合わせてずっと朗読してる」
「朗読だったらよくある、マッチョドラゴンみたいのだったらどうしよう。わざわざ歌ったんだけどそうなっちゃった」
「マーッチョドラゴン、おまいのなんとかだぜー♪」
「歌の人はちょっと喋る、喋るのだって得意なんだからそれは素敵」
「当時も話題になったんだってやっぱり。Mrスポックは冷徹なイメージ、感情がないバルカン星人なのに、ものすごく心あるカントリーを歌う。うけたし、ウィリアムシャトナーは映画
では饒舌に喋ってね、なのにこいつ歌わない、って話題になったの。子供の頃それ聴いて育った人がミュージシャンになって、ウィリアムシャトナーを招いて演奏は全部自分らで
朗読を入れるってアルバム作ってる。で、竜ちゃん問題なんだけどさ、俺そのアルバム好きで、そういうのやりたい。今回の竜ちゃんとやる大槻ケンヂ新しいプロジェクトは、僕
ウィリアムシャトナーやろうと思う」
「曲作る前に言ってください。安全地帯みたいのいっぱい作った」
「それはそれですごくよかった。安全地帯であり中森明菜っぽかった。両方入れといた、詞に。さっきは鶴久高杢ダルシム、だったけど今度は明菜、玉置、ウィリアムシャトナー
をやります」
「はい」
「
宣伝しちゃうけど吉祥寺のスターパインズカフェの2Daysのチケット多分売ってます、みなさんいらっしゃってください。録音風景が見れますんで。じゃ、これは珍しい。久しぶりに
やるなぁ。ギターのチューニングがちょっと変わってるんですよね」
「ジミーペイジがDADAGでニャニャニャン♪カシミールのやつやったやつで、流星はほんとはナッキーがゴンゴンゴンゴ♪スゲーデスでやるんで、じゃあギターも下げちゃえと
思ってCに下げて、真ん中三本くらい同じにしないと弾けないから、高いのはCばっかりってのを勝手に発明したんですよ。そしたらあるローディの人が一生懸命チューニング
してたら他のスタッフの人に全然違うじゃないか素人か!ほんと悪い事しました」
「じゃあ久しぶりに歌ってみましょう。これも高橋さんが作曲して僕が詞を書いて特撮で歌ってた曲で、流星」
流星。
「流星久しぶりに。これね、歌詞はねいわゆるエモい、エモーショナルパンクってのかな、やってみようとエモい感じにしたつもりなんですね。思い出しましたそんなこと。いい曲ですね。
こういう素敵な所でお天気も良くて、そういう日に素敵な方々と、だから、そこで堪えれば、笑うから行けない。普通、ステージ上でバンドマン締めにかかったなと。さぁこのツアーも
早いものであとは大阪のみですね」
「そう。興奮して寝られないよ。こんな楽しいツアー久しぶり。オーケンのおかげだよほんとに。去年出たんだっけ?ここに。エディすごいピアノがあるとこあるよ!言ってくれたんだよね」
「絶対エディ向いてるなと思って、是非と思ってたの」
「すごいですほんとに」
「聞いた?ここスタジオだった。楽屋がボーカルブースだった」
「あんな広いとこどこ立てば」
「
レコーディングでボーカル問題出たんだよね。ボーカルブースって1畳くらいでもま、録れる。電話ボックスくらいのとこで録れるっちゃ録れるんです。時々ほんとにそういうとこで
録らされますよね。電話ボックスかよって、壁見て。あー!苛立つぜ♪歌ってんのに壁なんだよね。そうなんです皆さんの聴いてる実は、壁を見ながら歌ってるんです。がっかりさせて
ごめんなさい。沖縄にいいとこあってね、ボーカルブースの前が海なの」
「素敵」
「逆に異様にでかいスタジオ押さえられて、どうしてます?そういう時。衝立立てられてね」
「
一番おかしかったのが、ストリングス生であって、それが結構狭いとこでひしめき合って、次の日歌がすっごい広い部屋で。逆でよかったんじゃない?」
「ほんとだよ。ありますよね。じゃ、最後に1曲、これ、小椋佳さんお歌です。竜理長で歌いたい歌、僕テンションがどういうのかな、僕のカラオケで歌う曲でもいいのかな?」
「あぁ言ってたね、全然もう」
「あぁほんと?めったにカラオケ行かないんですけど、行くと入れます。でも今日はコンサート気分で歌います。ほんのわずかそこ重要。いやいや、コンサート気分ですから。焼酎お湯割り
お願いします。めまい」
めまい。
「ありがとう
ございました。これ、時間的にもう、みなさんアンコールありますか?行っちゃった方が。アンコールありがとう!いいと思います。小椋佳さんのめまい好きなんですけど、
この曲で終わると変だったなと俺歌いながら思った」
「俺もそのことばかり」
「何でこれで終わるのと思った。めまいで終わらなくてよかったね。ポーラ奥様劇場みたいだね」
「このあと皆さん」
「そう紅茶とね」
「もうトンビ寝ましたね」
「ここには入ってこれません。竜理長のCDとTシャツとオーケンのCD、あと50代超えのチェキ!それと吉祥寺のスターパインズカフェの僕と高橋さんも出ます、オーケンナイトニッポン
レコーディングライブのチケットも売ってます。よろしくお願いします。今日はありがとうございました。あやうくポーラ奥様劇場で終わるところ、救われました。Guru」
Guru。
ラララ部分は竜さんが高音でハモリ。
「長谷川浩二三柴理高橋竜大槻ケンヂ、今日はどうもありがとう」
チェキ買えました。
パウンドケーキはマロンとチョコとオレンジ、季節のはアプリコット。紅茶かワイン。
Moaほんとに駅前にありました。