オーケン、ナッキー&竜ちゃんアコースティックライブ   2013.3.10 7thFloor 18:00~20:30

大槻ケンヂ NARASAKI 高橋竜


MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。

左側竜さん、右側ナッキーセッティング。

オープニングSE:コロンボのテーマ。

オーケン
:黒パーカー、黒ハット。メガネ。

「どうもこんばんは、今朝4時に起きて映画の撮影、と思ったんですけどミュージシャン起きられませんね。
最初に僕弾きますね。あ、メガネ直しました。眼鏡市場行ったらすぐ直してくれました」
テレパシー。

「ではご紹介します、竜ちゃん高橋竜さんですー。えっと、おらのギターをお貸しするんですよね。1曲しか歌わないと
思ったから弦替えてこなかった。」
竜さん「皆さんお久し振りです。しばらく会わないうちにメガネがないと字が見えなくなりました」
メガネケースから黒縁メガネ。
「メガネ作ったさー。ほんとに度が入ってる」
「これ100円ショップ」
「100円?」
「じゃあまず歌いますか」
空飛ぶ円盤に乗ったよ。
「あれ?最後に最初と同じでピポパポパーってやらないの?」
「忘れてた・・・」再演奏。
「今更やっても、いやー竜ちゃん久し振りです。花粉症大丈夫ですか?」
「だめです」
「ダメねぇ。ほんっとダメ。どうしたらいいんだろ。何が怖いって、どんな症状ですか?」
「涙が。悲しくも楽しくもないのに」
「そうね。概ね無感情だから。いいんじゃない。何もないのに泣いている。不思議だねぇ」
「不思議だねぇ(笑)」
「僕は鼻も何もダメなんですが、くしゃみ、ハクションってする度、よくくしゃみで骨が折れたって。我々もアラフィフですわ。
春までにハクション!ワー!ぎっくり腰くらいはやるような。だから今くしゃみをする時何かに掴まるようにしてる。
柱に掴まるようにして、どうなんだろうか」
「それがいいんじゃない?」
「今日もマイクを握り締めるか。どこかに力を逃がすといい。今日はMCポイント全く決めなかったから、このままだと
1曲ずつ話すことに。どうしましょう」
「曲行きましょう」
「行きますか。じゃあ2曲続けて」
「2曲続けられないんじゃ?続けられますね」
「タイトルはどうしますか?言いますか?歌い出して、「あっあの曲」なんて」
「どっちでもいいと思います」
「それ言うとMCは?面白トーク?それともおやじがごにょごにょ。どう思う?」

「えー、ごにょごにょで」
「お客さんつーのはどういうのが?爆笑トーク?」
「そんなスキルがないので」
「いやいや。僕はあれですよ?芸能人時代はごきげんよう大賞にノミネートされたんですよ。今のキャリアに何の
必要もないですね。徹子の部屋なんて3回も出ちゃったなぁ」
「世の中に無駄なことなんてないです」
「くしゃみしてギックリ腰なったって、意外に徹子の部屋で「なんかぎっくり腰になったんですって?」違うか」
「今水飲もうと」
「飲みなよ。一緒に向き合って」
水飲み。

「アラフィフくらいのライブだとごにょごにょ言って水飲んで「おいしゅうございます」とかあるよね。それになっちゃった。
いいでしょう。じゃあ行きますか。花太陽雨と流星を聴いてください」


花太陽雨。
竜さんからボーカル。

流星。

「どうもありがとう。花太陽雨はPIGですね。流星、これは竜ちゃんが作った曲じゃないですか」
「そうですね」
「それ以外喋ってくださいよ」
「そうですね以外喋った方がいいですね」
「最初ナッキーなしで竜ちゃんとやった時もそうですねしか言わなかった。「そうですね」「いいんじゃないですかぁ?」
いいことですよ。肯定話法、肯定してくれると嬉しいです」
「否定すると何か意見言わないといけない。だってそれはって言うと「何?」って「別に・・・」そうですねって言っておけば
意見言わなくて済む」

「言いたい意見がない人は「そうですね」って言っておけばいいんだ」
「そうすれば毎日楽しく暮らしていける」
「それは違うんじゃないかって思ったことはありますか?」
「そういう時はちょっと黙るんですよ。そうするとあれ?ってされる。黙ってるうちに考えておいてふわ~っと否定意見を」
「すごい勉強になった。そういう論法は長年の経験で培われてきたの?何かのきっかけで?」
「知らないうちに」
「バンドとかやってくと「いや、でも!」って否定話法になってくじゃない。特に若いうちは。だから先回りして彼または彼女が
否定する反対のこと、「今日雨だよね」「いや、昼間は晴れてたよ」というのがバンドじゃん。だから昼間は晴れって言うに
違いないと思って「今日は昼は晴れて夜は雨だった、かな?」って言うように」
「断定はしない」
「そうしてるとすっごく疲れる。そうなったのは、バンドをやってきたからかなぁ。竜ちゃんは10何歳くらいから」

「僕も最初の頃は「いや違うよ」「じゃあ何なの?」「それは・・・」って適当に言ってきたから適当なことばっかり言うように」
「自分には言いたい意見がないんだとある時気付いてから「そうですね」が始まった」
「そうです。いやわかんない」
「そんな」
「これ便利。否定も肯定もしない」
「政治家の答弁みたい」
窓の外を指差し。
「竜ちゃん、あそこのロダンってラブホがある。その横に赤と青のちょっと小さいラブホ、あれ何だと思う?」

「カサなんとかホテル」
「カサデデュエ」
「カサデデュエって読むの?」
「忘れもしない。さて何でだと思う?これはね、何十年前かなぁ僕が所謂DTを捨てたラブホなんですよ」
「それを見ながら今日はライブをやっている」
「そうなのよ。りゅ~うせえ~♪空飛ぶ~円盤に~♪」
「乗ったんですね」
「乗ったのよ。ここ前もやったんだけど、来た時に「ああカサデデュエ!」とても複雑な気持ちで。そもそもO-EASTの
隣だから来る度に童貞を捨てた思い出の場所の横で。だからいつも童貞っぽい曲ばかり歌ってる」

「ずっと残ってるんですね」
「おれB'zくらい売れたらカサデデュエ買い取ろう。1室に女の子がシャワーしてるのを待って正座してるオーケンの
蝋人形を。あれはオーナーの大槻ケンヂさんです。さ、そんな流れからもう一人ご紹介。いいでしょうか、出づらいと
思いますが、NARASAKIさんです!」


NARASAKIさん登場。
「出づらいったらありゃしないです」

「前に小林ゆうさんとナラサキさんとFOK46をやって、47になっちゃいました。早速1曲やっちゃいましょうか」
「そうですね」
「全然MCの場所とか決めてないから歌っちゃおう。合間にだらだら何か。あ、今日は3人でやるのこれ初めてなんです。
のほほん学校以外では。一度代官山で3人でやった記憶があって、また3人でやろうと思って。その時の音源を聴いたら
パーカッションが入ってたんだよ。朝ちゃんが入ってた。俺忘れてて、パーカッションなくてどうしようと思ったら、ナッキーが
いろいろ打ち込んできてくれた。ありがとうございます」

あの子が遊びに来る前に。
竜さんウッドベース。

「これも竜ちゃんが作った曲で。映画のタイトルがいっぱい入ってますね。みなさんわかりますか?SEXと嘘とビデオテープ
って映画あるんです。インドに行った時にね、観なかったんだけど公開してたの覚えてる。今僕の小説縫製人間ヌイグルマー
がヌイグルマーZになって撮影中。今やってるんじゃないかな。小説読んでないでしょ?読んでたらどうしよう。そういう時は
どうするの?あっちが読んでると思いきって、読んでないわけないって」

「あ~、3年前くらいに・・・忘れちゃったみたいに」
「僕の小説悲しいじゃないですか。それまでで。映画化されてよかった、って話ですよ。ナッキー映画観ますか?」
「キューブリック」
「どうしてナッキーはマイクから遠いの」
「2001年宇宙の旅とか今更ですが」
「二人とも盛り上げようとしないの」
「テーマが盛り上がりようないじゃないですか」
「じゃあ盛り上がるテーマ。カサデデュエ」

「カサデデュエって曲作ればいいじゃないですか。ボサノバっぽく、なんとかデュエ~♪」
「わかる。小野リサ的な。じゃあ今度ボサノバで。人生もうモチベーションがなくなってくるじゃない。カサデデュエって
ボサノババンドを、聞いてますか?ボサノババンドを作って小野リサさんと対バンして、ボサノバって対バンって言わないの?
何て言うんだろうね。対ボサ?対ノバ?して、「リサさん、見えますか?」ってくだりをひとしきりやって、小野リサさんに
嫌な気持ちを、そういうんじゃない。僕の話詳しく聞きたいですか?」
「いいです」
「高橋さんは?」

「曲行きましょうか」
「次の曲は、いいですよ。こういう下世話な話をした後にいい歌を歌って、ボサノバ、カ・サ・デ・デュエ♪では行きましょう。
カサデ、じゃなく、スイーツ」
Sweets。
竜さんオーケンボーカル。

江ノ島オーケン物語。
竜さんピアニカ。
「よかったね。ボッサ、これで営業回れるよ。ボッサライブでこれやったらうけるよ。そのうち小野リサさんに声がかかって」
「そんな会い方したくない」
「どんな形であれ会いたい。あと、X JAPANのライブに出たい。普通のXファンのおばさんにどつかれ「気合入ってんのカー!」」

「俺たち真の意味で破滅に向かってる」
「郷ひろみさんに歌ってもらうってのは。おくせんま~ん♪似てないよね。物まねって人が思うほど誇張してないよね。
なんか僕に質問があるんじゃないかな?」
「あ、あります。運動は何をしてるんですか?」
「運動はね、くしゃみをする時物にしがみつくという。相撲で言うところのてっぽう的あれだよね。ヘクション!バッ!
それで腰を保護するという高度なスキル、はやってます」
「どこを鍛えるんですか?」
「インナーマッスル、体幹を鍛える。四股ササイズって」
「TRF」
「TRFのイージートゥダンス♪ってあれに合わせて踊るDVDが100万枚売れたって。持ってる人いますか?いや、
いいじゃないですか。知らない仲でもない。大体わかりますよ、よく来てるから、田中さんに山田さんでしょ?
センゴクご承知、わかるよぉ。太郎に純一、真之介だろ?マスクにメガネの人も多いからばれません。はっきり言って
TRFのダンスで痩せようを買った人手を挙げてください!あれ?じゃあビリー、ザブートキャンプ。嘘だ、ええ?じゃあ
コアリズム。樫木先生の、いた。じゃああれ、ふぅ~!ディープブレス買った人」

「今日のお客さんは自分の体に甘い連中だ。そういうことか。誰も鍛えちゃいねぇ。それに比べおれはボクシングやってる。
耳を隠すボクシング。もう1個行き始めて、今ジム2つ通ってる。なんで行ってんのかわかんない。ミュージシャンて昼間ヒマなんです。
今日だって3時くらいに来て。行くとこがない。カメラを持って、空、猫、カプチーノを撮る、そんな女子的なことはなくて。居場所が欲しかった
んです。どこどこに水曜の7時に集まれ、っていう中、ボクシングジムは一日中やってる。行きたい時行って帰れる。そういうの
さびしんぼうにちょうどいい。・・・曲行こうかな」
「湧いてると」
「湧いてる?虫が?楽しんでる?俺が?あ、鍛えてないやつら?冗談ですからね。今度僕が鍛えるDVD持ってきますんで、
がんばりましょう。次ののほほん学校全員でそれやりましょう」

「2曲くらい続けていける?いけない。じゃあ、曲の間絶対しゃべらない。次と次の曲の間に僕のボクシング見せるよ。
場所作っとくかな。よし」
僕らのロマン飛行。
ボクシング披露。
地獄があふれて僕らが歩く。

「これは竜ちゃん10代の頃作ったんだって?」
「二十歳頃、プログレが好きだったんです」
「 二十歳って言ったら俺高木ブー!とか歌ってたよ。それを思うと。ナッキーは何作ってたの?僕言うから。日本の米は生涯で
3曲目くらい。だっけな。サザサザサザサザサザエサーン♪が先かな。日本の米は高校生だから10代半ばだな。竜ちゃん
最初に作った曲は?」
「 途中までしかないんですけど。ここはロックンロールきょーわこーくー♪ロックンロールで楽しくなれるさ~♪ジャジャジャジャ。」
「え?何?バカなの?」
「中学の頃ですよ。勇気を出して言ったのに」
「どうしてロックンロール共和国を建国しようと?レジスタンスなの?え?」
「途中で終わっちゃったからやっぱり完成できなかった」
「ここはロックンロールきょうわこーく♪」
「ロックンロールで楽しくなれるさ~♪ちゃんとベースも付いてて」
ベース演奏。ナラサキさんが合わせてギター。
「ここまで作ったんです。」
「それは教育テレビから、子供達に箸にも棒にもひっかからないロックンロールを作ってくれと発注で、仕方なく魂を売って
みんなには「こんなの作っちゃった、いいよね?」と言って作る曲だよね。中学生くらいって盗んだバイクで走り出すとか
心の内をぶちまけるんじゃないのか?」

「不満がなかったんですね」
「 それはよ!思春期なのに心に何にもねーやつが作る歌だよ!色んな経験をしたミュージシャンが最後に作るならわかるけど。
わかった。続きを僕が作ってあげるよ。2番は僕はロックンロールだいとーうりょー♪あとは同じで、楽しくなれるさー♪
その後変えましょう。マイナーにできますか?悲しくなるの。だがしかし、大統領は警官隊の銃弾に倒れた」
詩人オウム的な流れで。猫の所でナラサキさんが「マグロウマイ」そこから戻って楽しく終了。わー!ヒュー!
「ひゅーじゃない!相当いい、デス市長超えました。さあ、普通に戻りましょう」

パティー・サワディー。
ボサノバ調でした。
「どうもありがとう。楽しかったライブも最後です。下ではアイドルのイベントが。なんかおトイレが使えないのかな?
キラキラの衣装来た中学生くらいの女の子が、3人おやじがいるところを行ったりきたり、すごいよかった。スタッフに詳しい人
がいて、あれは何とかってグループのなんとかちゃんで、って。なんか、すごくいい感じですね。ロックンロール共和国が
出来上がってきた感じで。君が大統領だ!僕じゃない」

「国民一人で頑張ります。」
「みんなが国民さ。僕はなんだい?」
「じゃ、野党の党首。」
「 与党、野党、ロックンロールでー♪バカじゃないですか。高円寺のSHOWBOATで、何だよこの名前!もっとまともなセッション名
付けろよ!っていうのやってるじゃないですか。何だよ、与党野党大統領、って見たら大槻ケンヂで何やってんだ!って言われ
ちゃいますよ。じゃ与党さん、ロコで締めましょう」
ロコ!思うままに。



~アンコール~
ナラサキさん竜さん登場。

「アンコールありがとうございます」
「皆さん明けましておめでとうございます。今度「帰ってきた謎の高橋竜セッション」というのを偶然だか知ってたんだか、
高円寺SHOWBOATで」

「前回やった中から抜粋して。ビリージョエルの曲なんだけど。僕もよくドコの出身なの?って聞かれると神奈川って言えば
いいのに横浜って言う。自省の意味も含めて」

「今日は一人だと心細いので竜ちゃんと。小学生の頃聴いていたオフコースの曲です」
お二人で2曲。

「それでは、大槻さんを呼びたいと思います。大槻ケンヂさーん」
オーケン登場。

「来月このエッセイは手書きですってエッセイ集出すんですけど、発売記念ツアーでいろいろ回ります。よし、燃えてきたぞ
父さん。譜面台が上がらないな。なわとびをジムでするんだけど、死ぬよ?」

「竜さん今度高円寺のSHOWBOATで。通る度知ってる人やってるよね。ナッキーも燃えてきたんじゃない?」
「燃えてきた!」
「おおー?おい、自分の体を甘やかしてるやつら!鍛えようともせず。のうのうと椅子に座ってる奴らに、叩きつけてやるぜ!
空気椅子しろー!ジェロニモだー!」
ジェロニモ。
竜さんの「ハビバビバ」の掛け声付き。「また来週!」て終了。

「またいつかやりましょうね。ジェロニモで鍛えてやる」
「DVD作りましょうよ。」
「ガスタンクに行っちゃうよ。というわけで、今日はありがとうございました」


アザナエル。
ナラサキさんボーカルから。

後奏でメンバー紹介。


追い出しSE:SIGN


戻る