元祖天井裏伝説! 昭和~令和
福岡INSA 2019.7.21 17:30~19:50
出演:大槻ケンヂ、Zun-Doco Machine(水戸華之介+内田雄一郎)、MC栗田善太郎
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。
ステージに椅子4つ
CROSS FMのジングルのあとで蠅の王様キノコパワーボースカ100万ドルぽえむ天井裏高木ブーミックス。
客席後ろからタタタと栗田さん登場。
「お待たせしました、長い長い出囃子聴いていただきありがとうございます。長い雨も止みまして、元祖天井裏伝説supported by CROSS FM MUSIC
AMP
ということで、MCの栗田善太郎ですよろしくお願いします」
韓国語書いたキャップ、読める人お一人、読めるけど意味はわからない、教えてくれないという掴み。
「今日トークとライブやりますけど、後日オンエアさせていただくので、わーっとなれば、当日すごい盛り上がったんだな。割と今日長いです。トイレは出てまっすぐ。皆さん年齢も年齢で
しょうから。2時間の映画観るのも中々つらい。僕なんかもそうですけど、うまくドリンクとか取ってください。注意事項は以上です。まずはトークから、大槻ケンヂさん水戸華之介さんです」
ステージ上手から登場。
オーケン:カラフルエクレア柄シャツ。黒パンツ。シサカラーナイキ。黒キャスケット。
「どうもよろしくお願いします」
「そもそも数年前親不孝通りで、弾き語りのライブを」
「そうなんです」
「広島と福岡でやられて僕福岡のライブ見て翌日にMUSIC AMPの収録で、その時に話が盛り上がりまして、水戸さんとかといつか一緒にできるといいですねと」
「そこ全然知らなくてね」
「僕も今日把握してなくて、今知ったぐらい」
「誰も説明しない」
「とにかくオーケンと博多で何かやってくれ」
「ラジオでイベントあるから呼ばれたよ、あぁそうなんだ」
「最初全然かみ合わなくてね」
「誰がどこで何をするの?って」
「僕もそんな感じ」
「でしょ?みんなふんわりして」
「この空間にね、リーダーがいないの」
「いない」
「空間全部?裏方も含めて」
「だって未だにこの後の流れよくわかってない。トークが終わってそこからライブにどういう形で入るのか」
「それよりもお題がなんだっけ」
「昭和から令和、元祖天井裏伝説」
「それは何も説明してないじゃない。長嶋茂雄 私と野球 みたい」
「間口さえ広げとけば何とかなるかなって」
「ぼんやりしすぎてどこから話始めれば」
・上下関係
「最初ラジオに出た時は、博多はいい所だから始まって、ただ東京の人間から見ると、山口も入るねこっちの人のロックの人は異質だという話をした」
「そう見えますか」
「そう見えちゃうんですか」
「上下関係があるじゃないですか、先輩後輩」
「逆に、何故ないの?」
「ええ?東京でもあるの、あるとこはある」
「ナゴムがなかった?」
「いわゆるビジュアル系の括りの、Xとかあの流れの人は未だに、強烈な、縦社会」
「あれは関西の風土を受け継いでの縦社会なので、関西メタルから始まるから、東京スタイルとは違う。俺の見た東京スタイルは、ナゴムとかその前ニューウェーブ、礼儀を弁えてない感じ」
「そうね」
「だって君らケラのことすごい侮ってるじゃん」
「なんでよ!侮っちゃない、紫綬褒章!天皇陛下に会ってるんですよ」
「一応ケラさんってさん付けしてるけど、俺なんかが鮎川さんって呼ぶスタンスと」
「違うわ」
「ケラさんのさんの中に侮った」
「親しみですか」
「これはね、日本の芸能含むロックは、言うたら言葉あれですけど、ヤクザ型なんですよ。放送できないですかね」
「大丈夫ですよ。反社会的なってことですよね」
「反社会的だけどヤクザです」
「親兄弟みたいなこと」
「そうそう。上下関係から来る統一性というのを重んじることによって統制する社会だったわけですよ。ところがそこに愚連隊というのがいてね、横一線なの」
「つまり、ケラと俺横一線だよねっていう話を今してる?」
「そうなの、ほんとにそうなの」
「どんだけ天皇陛下に会おうが、横一線だよねって」
「うん。できること言いましょうね」
「あとあとね。今日編集で切る気マンマン」
・昭和から令和
「タイトルをつくすってイベンターに考えてくれって言われて」
「誰が考えたんですか」
「僕が」
「じゃあ進めてくださいよ、昭和令和」
「アンジーと筋少のメジャーデビューが昭和63年なんですよ」
「昭和だったの?」
「1988年」
「
平成元年がちょうど1周年なわけ。デビューして何年目かって思い出せば平成25年なんだ、すぐわかったの。それを去年気が付いた」
「終わっちゃった」
「ずっと西暦で書いてるから、ずっと平成何年?って聞いてたの窓口の人に。去年30周年だったじゃん、ふと聞いたら平成も30年って言うじゃん」
「
昨日今日気付くってこと多くて、さっきですよ。今日選挙じゃないですか。僕生涯ノンポリ党で興味ないんだけど、楽屋で水戸さんに「選挙なんてずっと行かないんだ」ってたら、政治とは
何かってことを、この慌ただしい30分、そしたら10分くらいで、なんかわかった!そういうことか!そうだね、政治って重要なんだね」
「ポリティカル講座が10分間で」
「うん」
「教えるのが上手なおじいさん」
「池上彰かと思った」
「ロック界のあのおじいさん」
「田原総一朗並だったよ。うるさいっって言われる」
「去年30周年でそこからのということでこのタイトルに」
「平成ってピンと来てないんだよね」
「令和もそうですけど」
「令和はもう諦めついたとこで来てるから寧ろ受け入れられた。平成の30年はずっと昭和のままで。まだ血気盛んだから変わったタイミングで、平成になってなるものかと」
「そしたら終わっちゃって。馴染まないで終わりました、博多がどうだったか知らないけど、昭和の東京っていうのは、魔窟だったんですよ」
・魔窟東京
「子供の頃新宿の東口前に行くとフーテンがフラフラしてんだよ」
「俺が漫画でしか見たことないフーテンが」
「髪の長い与太者がそこらに寝転んでるの、怖かったぁ」
「もちろん福岡だっていただろうけど絶対数が違った。その上新宿という場所に集まった」
「
新宿怖かったぁ。俺西武新宿線ってとこなんです。下りると歌舞伎町なの。歌舞伎町はサメ肌みたい光物スーツを来たパンチパーマがいて、今じゃ信じられないけど月に一度、そういう
皆さんがパレードをされるんですよ」
「院長先生の巡回みたいな」
「30人くらいが並んでパレード、組ごとに。高円寺もあった、でも5人くらい」
「でもそういう方面で言えば九州の方が本場感あるじゃない」
「修羅の国ですからね」
「だって、マシンガンとか出るから」
絶対放送できない東西大御所パンクバンドのケンカでお友達同士が抗争に発展しそうだった話。
「音楽やればいい、オブラディオブラダとか平和なやつを」
「80年代ライブハウスってそういう雰囲気だったのを我々が変えた、バンドブーム世代は非常に仲がいい。たまに喧嘩するのもいるけど。うすうすそういうのが、楽屋でケンカしなくて
よくね?って」
「バンドやってる福岡の人は怖いイメージがありました」
「俺とはめじがだいぶ柔らかくした」
・昭和はすごかった
「昭和はすごかったんですよ。まず、たばこが基本でしょ」
「コンプライアンスのこの字もない」
「セクハラパワハラ、駆けつけいっきとかしてたでしょ。今、してみたいなぁ!」
「パワハラで言ったら九州の方が。そもそもパワハラを発明したのは九州じゃないか」
「発明発見されたんだ」
「福岡3大名物くらいでしょ。辛子明太、もつ鍋とパワハラ」
「そうですよ」
「どうぞお持ち帰りを」
「来てくださってる方もみんな昭和生まれでしょうから」
「いや、令和生まれ。令和生まれは投票率0%だって」
「孫が令和生まれとかいるかも」
「三世代ですもんね」
「
我々若い頃の明治生まれに相当するわけでしょ。我々明治生まれは頑固でいかんみたいのを言われるわけでしょ。昭和生まれはすぐパワハラ」
「博多にすごい複合施設みたいのできたじゃないですか。僕が有り余る資産で」
「貯めてるからね」
「ちょこちょこ貯めましたから」
「老後2千万なんてへでもない」
「へでもないです。そこを、博多昭和パークに。園内全喫煙OK」
「セクハラパワハラOK」
「
飲み会があって、遅れてきたやつは駆けつけいっき。さーけさえ入ればいっき、いっき。すごい歌だな信じられないよ。飲めぬ下戸には蹴り入れて」
「スモーキンブギも」
「すごい!俺も思ったの聴いてて」
「喫煙の歌だけど未成年だからね。あれ紅白出てんだよ」
「
ほんと?あれドリフから売れたんだよね。全員集合で突然流れてかとちゃとかが踊り出すシーンがあった。衝撃的に覚えてる。そこから誰か仕掛けたんだね」
「ツナギで、紅白史上一番安いステージ衣装だぜって」
「戸惑うじゃないですかそこで生きてきたからコンプライアンスって言われて」
「
今お前って言ってもダメ。若い子引くんだよ。二十歳そこそこの子の飲み会で、「あたし彼氏にお前って言われたら即別れますから」「えっ、マジかお前」」
「すぐ言う」
「俺彼氏じゃないけど。気を付けて見るとテレビでもお前って言ってない」
「昔のドラマ地上波じゃできないからBS系に」
「ネタにもなってるけど、ジュリーの歌で、聞き分けのない女の頬をひとつふたつ張り倒して」
「ひでー歌だな!」
「ここまでで長尺のハラスメントを」
「その歌幼稚園の謝恩会で歌ってますから」
「アッハッハ!」
「今だと避難しなさいくらいの」
「大人の文化があったからですね。全世代で聴いていたけど、今は子供向けの音楽に。それはそれでムーブメントがあるでしょうけど」
・政党設立
「それはすごくあって、レディガガが、ターターハハハハ♪みたいな」
「ジュリーはあんなに歌えたのに」
「あとアイドワイドピース、すごく売れたやつ、ブンブンパーしか言ってない。結局何言ってもコンプライアンス違反しちゃうから、子供の歌みたい意味のない事をサビで言うしかないって風に
これからなってくと思う。今の吉本もあるけど何でも炎上して叩いて吊るし上げて、そのうち誰を叩いてるかわからなくなる、すぐ飽きて。屍累々何もなくなってくでしょ、ああするとみんな
何も楽しめなくなってると思う」
「全人口学級委員みたくなってるよね」
「日本学級委員化計画」
「星新一や筒井康隆が昭和の時代に書いたSFみたい、そんなわきゃないだろうってことが今行われてる。どんどんつまんないことになると思うので、僕は、どうでもいいじゃん党というのを
作ろうと」
「さっき政治に目覚めた、つい数十分前に」
「選挙が終わらないと僕らもラジオで全然喋れないんですよ」
「今厳しいからね公平性、テレビでもどうでもいい党まで全部やらないと」
「NHKを、ぶっこわせ」
「あれ面白いですね!面白いだけだけど。あれは編集はどっちがやってんのかな」
「NHKであれが流れるだけでも勝利じゃないですかあの党にしたら」
「僕は編集にすごいこだわっていて、ぶっこわ、で終わるじゃない。素晴らしい間なのよ。よくできたハリウッドのコメディ映画の切り方だから、天才だなぁ!笑わせようとしてるでしょ絶対」
「大槻さんがもし政党作るんだったらうまくできるなと」
「なにそれで炎上するとかあるでしょ。面白がってるだけほんとは他人のことなんてどうでもいいんですよ、怒っちゃいない。実際に、宮迫さんがどうなろうとどうでもいいの」
「実生活に関係ないもんね」
「
変な正義感が燃え上がってカーっとなっても、いやまてよ自分の人生に関係あるか、どうでもいい、と思うのが僕は」
「それがマニュフェスト」
「お願いしまーす」
「それはね、当選しない」
「政治評論家水戸華之介さんによると」
「ちょっと厳しい戦いになる」
「戦略を与えてください」
「パワートゥザピープル歌おう」
「パワートゥザピーポー♪裕也さんお亡くなりになりましたけど、みんな面白いおじいさんしか覚えてないけどやっぱりすごい方でした。初めて会った時に山内テツさんとベロベロに酔っぱらって
たんですよニューイヤーロックフェスの楽屋で。「おお筋肉、俺とテツが初めて会ったのは、お前がミックジャガーとケンカしてるのを俺が止めたんだよな」テツさんもベロベロでえへへえへへ。
しばらくして裕也さん「ん?マークボランだったか?」すげぇぇ!って思った。レベルが違う」
「全世界規模でケンカすんなよ。どっちともしてるからどっちだっけって。あんなにジョンレノンを愛してるのに、どうしてピースが出てこない」
・80年代ライブハウス
「ライブハウスそのものも変わった。二十歳くらいの子は、ご両親からライブハウスは行ってもOK。中学高校の時。クラブはダメだ」
「クラブね。ソフトテニスクラブとかかと」
「ここも禁煙だったりするし」
「昔の東京のライブハウスは魔窟みたい、魔窟がいくつもあるけど。渋谷の屋根裏って、センター街今バスケットボールストリート。キャバレーの上にあったんですよ、ビルの3階か。当時はパンクス
の殺したお客さんの死体が白骨化してそれがどんどん上がってきて屋根裏の窓まで到達するって言われてた。いやほんっとなんだよー!未開のジャングルみたいもんだよね」
「
今だからアハハ聞いてるけど、昔聞いたら間に受ける。80年代カタルのルーズと友達になって、東京の情報はそこから得ていた」
「カタル君は嘘言ってたの?」
「今となってはどこまでホントかわからない」
「彼らも盛ってた」
「
盛ってる感はある今覚えば。でも全部間に受けてた。あぁ東京のライブハウスは血の川が流れるんだ、鉄パイプ持って行かなきゃいけないんだ。そんなとこでライブできるか」
「
さすがに白骨は嘘だったのね。確かに屋根裏の前行くとわーって騒乱になってて、鞭を持ったパンクスとネクタイを鞭の代わりにしたサラリーマンがこうやってインディージョーンズみたいに」
「戦っていた」
「
それは見た。あと筋少がデビューした時のギターのひろしさんって奇形児ってバンドやってたのね。いい人なの。(モノマネ)僕らのライブテープに録ってもらおうって下りて行ったの。
屋根裏のドアバーンて、怖いパンクの人ちょうど出てくるとこだったのライブ終わって。あっちもん?ってなってどうしようと思ったんだと思うけど、いきなりひろしさんバキャーン殴られて。ァアッ。
ライブ録ってもらおうと思っただけなのに」
「
赤坂君てライブ取材してる人がバンドやってて、パンクスであえてシールドを短くして使うんだって。うわーって前に出るから取れるじゃん。音出ねぇ!なんだこれ!赤坂君が刺して、また音出ねぇ!」
「それは、わざとでしょ、ギミック」
「ギミックじゃない、最終的に音出ないことに切れて前の客ギターでぶん殴る」
「一幕なんだ」
「そのライブハウスのパンクの一番偉い人が出てきて、「楽器を大事にしろ!」」
「アハハ!」
「殴られた客ではなく」
「楽器は大事ですよ」
「東京で聞いた博多のバンドは」
「当時博多って言うとめんたいビートですよ。ARB、モッズ、ロッカーズ、ルースターズ。近田春夫さんがルースターズを応援しててラジオに呼んだんですよ。盛んに話し掛けるんだけど、ぶっきらぼうに
「わかんないっすね」」
「出た」
「しかも近田さんだから「あれ聴いたよあれがなんとかでなんとかで」「そんなことないっすね」もう放送事故なのよ、すごかった、あれはね忘れられない。その後に石井聰互監督の」
「ロッカーズ出た奴」
「陣内孝則さんダントツ芝居うまいんですよ。町田康さんは、キチガイ兄弟の弟役、これしょうがない」
「台本書いてあるから」
「
こないだ町田康さんお会いしたの。若い頃会ってるんですよ渋谷のラママで。もう怖くて怖くて。パンクスが道を開けるんですよ。アキレス腱固めでゴロゴロ転がってたモヒカンのパンクスとかが
わかんない、やってたの」
「何があったらその状況が生まれる」
「どっちかが足を持って、前田藤原みたいな」
「お互い力の入れ方がわからない」
「
町田さん入ってきたら、サーって道を開けて、女の子が「町蔵だ!」言ったら「誰が町蔵やねん!・・・わいや」すんごいかっこいいの、間が。町蔵時代歌ってらっしゃったんですよ。「何でこのギター
音が出へんねん!・・・シールドが抜けとる」その度にどっかん笑いが起こる」
「あぁ狙って」
「
うん。すごいいい男じゃないですか。笑ってた女の子キャー、かわいい。あぁこの方はモテるなと思った。いいなと思った話。イヌの町田康さん、セッションやったんですよ中島らもさんのリハで
町田さんの前で歌ったんですよ。「歌、うまなったな」イヌの町田町蔵に歌うまくなったって言われる何それ!ダイヤモンドガァァアァア歌ってた人よ」
「歌うまいって概念があるの」
「歌うまなったなって。でも「恐縮です!」」
「言わなきゃね」
「東京の話の方が面白いっすね水戸さん」
「博多どんな感じだったんですか」
「それね、言えないっすよ」
「言えない感じだ」
「ここだし、今も生きてるしみんな。死んだら言うけどね。もう何年かだと思う」
「六本木で博多の先輩が博多の後輩を一本背負いで投げたって」
「うん、言えないです。何故なら生きてるから」
「東京のタレントさん今地方で仕事するようになりましたので、地方の番組もコンテンツ作らなきゃいけないから東京のタレントさん使うように」
「地元のタレントじゃないんだ」
「ナベプロさん吉本の芸人さんが来るように。出身の方が、モー娘。の中澤さんとかもこっち住んでるから」
「掟ポルシェさんも」
「はい、彼は北海道出身で」
「俺がいた頃芸能人とかいなかった」
「東京人の素朴な疑問なんだけど、博多華丸大吉さんていうのは有名だったの?」
「俺がいた頃はない」
「福岡吉本ができたのが80年代終わりか90年代。落研でほぼ1期生」
「落研なんだ。俺大学落研」
「福岡の看板ならざるを得なかった」
「数年ずれてたら俺がNHKの朝やってた」
・楽屋で10分
「水戸さんね、フロムナウですよ、これから。楽屋での10分間でね、53歳まで政治を知らない人間にあれだけ政治とは何か教えてくれるってすごい!と思った。まさに楽屋で10分でわかる!
10分でわかるはいっぱいあったので、楽屋で10分でわかる水戸華之介のなんとか教室、ここで毎回ロケしたい」
「とりあえずYouTubeから、ユーチューバーとして」
「毎回楽屋来て、「水戸さん、最強の昆虫って何ですか?」「それはなぁ」」
「俺ね、結構知らないことでも知ったかぶりで喋れる」
「じゃ、水戸華之介の楽屋で10分、最強の昆虫って何ですか?」
「逆に何だと思う?」
「知らないもう!」
「まぁクワガタとかカブトムシ。同サイズにした時、アリ最強」
「うわー」
「同サイズかぁ」
「まぁアリは力あるよね、バカの」
「アリは力あるよね。小学生だとしてもかなりバカの」
「ここオンエアですよね。オンエアするやつ」
「俺小学教師だとしても、隅の方にいるバカ」
「
アリさぁ、玉入れとか来てくれないかな、今度の合同体育祭、運んでくれたら強いんじゃないかな。アリがスタッフにいたら、楽器搬入とか楽じゃないですかぁ」
「エレベータなくても」
「搬入口が大通り面してて困るって話聞くんすけど全部解決じゃないすか」
「アリ最強っすよね。呼び込みのにーちゃんとか絡んでくるじゃないっすか、アリいたら最強っすねー」
「人型じゃなくて、こんくらい大きくなってくれれば、このくらいでもいいな、おむすびぐらい」
「これくらいのアリいたとして、噛まれて指ちぎれるよ、恐怖じゃね?」
「いうこと聞いてくれるんですよ」
「設定を都合よく」
「わかった、アイアリですよ」
「AIアリ」
「よくわかった!さすが水戸ちゃん」
「OKアリ、ミュージックかけて」
「
平成令和と、これから何でもAI使われます。AI塩おむすびって面白くない?色んなものにAIを付けるってこれからNASAとかで行われる」
「そんな予算ないけどね、今やNASAも」
「AI塩おむすび」
「それ何がいいの?」
「逆に、どんないいことがあると」
「えっと、塩加減をAIが判断してね、遺伝子情報から察知して、あなたの塩加減これ」
「ロック、ロックの話戻しますけど、ロックバンドAIメンバーこれから1人いればいいんじゃないすか」
「今やってるアニメーションはAIが曲を作る。それでヒット曲を生んでいくのと、人間が作るのとどっちが評価されるんだろうねってことをやってます」
「それが歌詞にまで及んでくると」
「その世界は詞もメロディも、共感を得られるように」
「まぁ不可能じゃないよね。新しいものを生もうとしなければ」
「作詞する人がしないようなデータベース持ってくるから、異様な詞を作るかもしれない」
「全体の5%他が使わないのを混ぜれば、新しく聞こえるってAIが判断するから、何%までそれOKか、不可能ではない。最終的に俺たちが書く詞よりいいかもしれない」
「詞がいいかどうかってその人の判断だもんね」
「ロックって絶対負け認めないじゃん。他のジャンルの音楽やってる人、彼らはオーディションあったりする。勝ち負けがはっきり付くわけよ。勝ち負け付かないじゃんロックって。
だからゆるいんだと思って。対バンの方がうけたとしても、どっかで、あいつらハンサムだからね~とか」
「それ水戸さんの所感なんですか」
「そういうの自分で付けて負けを認めない」
「アニメの世界であるとか」
「そっちのが厳しい」
「
アイドルさんとかとこないだも一緒にやったんですけど、きっちりしてんすよ、きわきわの世界。ロックってルーズであることが味噌だスパイスだってやってきたもんだから、まぁ若いうちは
ルーズなのもいいですよ。50も過ぎてルーズはねぇ」
「ただの人生の負け犬だもんね」
「じゃあこの世代から変えましょう」
「無理無理、50何年も生きてきたのに、今更ちゃんとしろと言われても。若い世代に頑張ってもらわないと。俺未だに日が昇ってから寝て昼に起きる、治らない」
「それは関係ないでしょ。日が昇ってから?」
「大体中近東の人と同じ時差で」
「バンパイアとか、ポーの一族」
「年取っても治らないんだ」
「この後人生100年時代、我々なかなか死ねないですよ、生かされちゃうあの手この手で」
「今はそうだけど、俺ら80とかなった時、国もお金ないよ」
「国お金ないですか!」
「姥捨て山復活じゃないかな」
「安楽死の会とか」
「銀行がなくなるって聞いたんだけど。フェイスブックが新しい電子マネーを、現金いらないって」
「中学生が聞きかじった感満載だよ」
「僕のお年玉どうなっちゃうんですかね。あのね、内田さんが、ほんとはね呼ぼうって言ってた早い段階で。もう1時間経っちゃった」
「いつ呼ばれるんだろうと」
「内田さぁん」
「内田さんどうぞステージへ」
内田さん登場。
「折角こんな、全員呼ばないと」
「いつ呼ばれるかと聞いてたけど、途中で飽きてきて。お前!」
「お前の辺でもうゲームやり始めたんだ」
「そうそう。こんばんは。でも面白かったよ、昭和の話。虫の話よく聴いてました」
「うっちーは虫最強何だと思う?」
「ええ?観点がわからないよ」
・平成を語る
「平成はね、映画で語られると思う。アーノルド・シュワルツェネッガーのコマンドーって映画があって、あれがほんと平成感満載、バカ丸出してやつ」
「たまたまランボー3見たんですけど」
「ランボー3はその後ですよ。コマンドー酷いですよ。シュワルツェネッガーが上半身裸で丸太を担いでチェーンソー持って出てくる、それだけで。音楽がもう、取り返しがつかないくらい
ダサい。どっぱーん、テケテケテケ、ファン、ファファーン♪平成は印象がないとはいえかわいそうだなというのは平成の音楽取り返しがつかない事態になってるじゃない?」
「でもさ30年あるじゃん、結構な幅で。どこを取って平成と呼ぶのか」
「その映画の辺て初期」
「TKがブイブイ言わせてたのも平成」
「ビーイングとかも?」
「ですね。CDバカ売れ時代」
「90年代半ばが一番CD売れた」
「バブルが88年ちょうど入れ替わり世代ですね」
「実はバブルの頃って俺らデビューの頃だけど、アナログからCD入れ替えの頃だから、一番売れてない。平成に入ってCDラジカセが普及して、完全に移行してのピークがTKの時代」
「なるほどハードも含めてCDお手軽に買える」
「CDラジカセのお手軽感と、TKにこだわるけどこんな感じが」
「ラジオでこれ伝わらない」
「ジュリアナ東京風の踊りですね」
「全曲そんな感じじゃん、合ってた」
「こないだDJKOOさん、イベントで一緒になって、すごい売れた曲なんだっけ」
「ほぼ全曲売れている」
「うぉーおおおおお」
「サバイバルダンス」
「一緒にやったんですけどこれ売れるわと、今知った」
「今?おじさんの感想じゃん」
「その頃コラボさしてくださいとかプロデュースさしてくださいとかなかったんですか?」
「
小室さんとヨシキさんのV2ってほんっと謎のユニットあったじゃないですか。あれ何か加われなかったかなぁ~、うーん。V3、うん」
「関わりたかった」
「
うん。あれの時日本で一番でかいドラを持ってきてくれって、ヨシキ全然リハこなかったんだって。でドラだけが置いてあった」
「なんだその村おこしみたいな」
「ドラを叩く役とかで一枚加えさせてもらえたらさ」
「いいね、V4どうかな。これで結構もらえるわけでしょ。ドーンとやってニコー。あなたこうやってなさいよ」
「
バブルの時はみんな気が狂ってたから、スプーン曲げの清田さんなんかスプーン曲げてポルシェ貰ったって言ってた」
「そういう話聞きたい」
「ないの我々は!」
「
これね、みんな勘違いしてるんだけど、バンドブームってバブルに乗れなかったやつが集まってバンド組んでんの」
「あぁそうだね」
「
お客も含めて。バブルだからって全員が全員クリスマスにホテル予約できない右往左往ってわけじゃない。どの時代にもそういうの乗れない奴らというのはいて、その中の
バンドブーム、お客さんも含めて。そんなシャンペン開けた記憶ない。バブルと関係ないとこで盛り上がってるから」
「今と同じ、月75万、老後2000万とか」
「この方はね。この方は麻生が何言おうが。僕は身に染みてますけどね、2000万無理だよって」
「
バンドブームの時にじゃないやバブルの時に、タレントさんをかじってたでしょ、あれはほんと儲かったよ。バカか!ってくらい」
「芸能方面はそうかもしれませんね。普通のラジオ局でもタクチケ出放題」
「そうだよ。ハイヤーでね、高円寺のミスドの前まで迎えに来てくれた。マックの前で待っててさ、黒塗りのハイヤーが「大槻様でしょうか」「あい」って、乗せられて行ってたりしたよ」
「電車で行けよって」
「ほんとだよ、俺もそう思った」
「今そことせめぎ合いしてる感じですよね。その価値観のままの人もいっぱいいらっしゃるから変えられないところは変えられない。僕ら以下はだいぶ諦め世代」
「弾けた後の世代」
「いいことなんて一度もなかったなって」
「もっとめでたい話しましょうよみんなで!ぱーっとした話を」
「そろそろお時間が」
「ドラ持って来い!」
「さっきのコマンドーの話、今日僕インスタグラム見てたらフジロック公式インスタグラムがあって、あと1週間で始まる今こんな準備してるよ、結構上がってて。パッて見たら池畑さんがチェーンソー
持ってる写真が。何か作ってるんだって」
「力持ちだからね。多分池畑さんが一番強いと思うわ」
「みんな言うんですよ」
「
キースさんは最近古武術を始めて。大東流合気柔術を。ほんと言われたんですよ楽屋で、「ちょっと手首持って」って、スッと外されて。「これ合気柔術ですか?」「いや、大東流のね」」
「最強誰ですか」
「池畑さん」
「九州代表ですよね、みんな疑わない」
「そこが、令和の違い。昔は自分の知ってるロッカーの中で誰がケンカで一番強いか。今この時代に言ったら何話してんですか?言われる、意味がわからない。そこが違いますよ」
「若い頃の武勇伝も今NGだもんね」
「米津なんとかって人、Lemon歌ってる、彼は強い。この構えはね、骨法。レモンの~♪多分、俺だけわかった。これは東中野にある喧嘩芸骨法」
「多分ね、米津さんは骨法を知らないと思う」
「伝わったんですよ、何かで」
「これ、ライブやんないんですか?」
「一旦ね、ドリンクやらトイレやらあると思いますので」
「内田さんが、出てきて」
「一言も喋らずお水を飲んだとだけ皆さんに見ていただけたかと」
「ふふふ」
「では一旦おさがりいただきますのでお待ちください」
~休憩5分~
Zun-Doco Machine
誰だ。
「こんばんはズンドコマシーンです。うっちーと4年前ですかね、始めたテクノユニットです。ずっと東京でのみ活動しておったんですけど
、オーケンに誘われて初のツアーということで。
今日はね、コンビフライ定食で言うとクリームコロッケくらい。メインのトークの部分はエビフライに含まれている。ドモホルンリンクル的な、ちょっとお試しで使ってみて、よろしかったらまた
改めてご注文くださいくらいの」
「なるほど」
「うっちーとは長いんだけどアンジーだった頃はあんまり話してないんだね。大槻とばっかりで。というのも俺結構警戒していたので。髪もじゃもじゃでメガネかけててって人は博多には
いなかったので」
「ああ~」
「もしかしたら筋少でこの人が一番怖いんじゃ?」
「あぁ、よく怖がられていたね」
「無口なので余計。すっごい警戒してたよ」
「上下関係ないから」
「とりあえず黙ってるけど、うちに帰ってすっごい俺の悪口を呟いて。アンジー解散してそこから何かのきっかけで。俺どちらかと講釈たれで、に対しての聞き上手だよね。俺の人生出会った
中で指折りの聞き上手。俺の講釈どこまでも上手に聞いてくれる、車の中とかで。いつも会場行くのにうっちーに乗せてもらうんですけど、ほぼ俺がずーっと講釈たれている」
「でも、水戸さんが知らないこと、コンピューターの話とか、質問上手」
「褒められた!」
「質問されるとうーんそれはね!で答えを導き出すと」
「でもねそんな聞き上手なうっちーだけど、唯一話を遮って俺をんっとさせるのは、スーパーカーがすれ違った時。あっポルシェなんとかだ、話の途中なのに」
「いや、みんなびっくりしない?ポルシェごときではしない、カウンタックとか」
「だろうねー知らんけど。では試供品、とりあえずこんな曲お試しください」
途中からサンバ調になりお二人ジュリ扇持って大はしゃぎ。内田さんマイクスタンド倒しちゃう。
「来年はズンドコマシーンでも正式にツアー出ようと思ってます」
「えっ」
「うっちーにはまだ言ってないけど。博多とかでもやるつもりですよ」
「いいね」
「昨日岩国でやって、あんな感じのとこでやるのもいいね。その前にですけど来月もまた来ます。水戸華之介withボジャテンションアルバムを作ったので、そのデビューのツアーで。
今日もチケット売ってます。帰りちゃんと買った方がいい、あぁもう終わっちゃったってなるから、君らの年だと。すぐカレンダーにマジックで丸を書いて」
「水戸華之介withっていうと水戸さんが前で後ろにコーラス隊がいて、クールファイブのように、イメージを間違えて捉えていけない」
「グループで行く、大勢の人が歌うパワー、自分でやって気付いた。文字情報だけで見てもピンと来ないかもしれない」
「異種格闘技戦だと思う、ぶつかり合いなんだよね」
「アルバムを聴いて少しわかるかな、ライブをね、体験だと思う。新手のアトラクションみたいに」
「僕も何曲かトラック作ってますんで」
「是非ライブ来ていただきたいと思います」
セクシャルバイオレットNO.1。
アストロボーイアストロガール。
爆破音で終了。
「まさか爆破するとは」
「顔が真っ黒だね」
「引き続き、大槻ケンヂ君」
オーケン登場。
「爆発したんだ、すごいなぁ」
「アコースティックライブの前に」
「
爆発してごめんね。山口から博多出て6年半、もしそれがなくて東京出てたら、多分ナゴム入ってた、やっぱり引き寄せられてたと思うどこかで」
「絶対ケラさん声かけてたよ」
「逆に僕や内田君が山口博多の方に生まれてたらどうなっていたか」
「うん、ダメだろうね」
「そうだよな」
「対応できないってこと?」
「生き抜けられなかっただろうね」
「うん」
「それはそれで、小動物なりに、危険を避けるのあるよね」
「博多もサブカルシーンみたいのあったんでしょ?」
「あった、と思うよ?ニューウェーブ系いたもんな。オーケンぽいのはいたような気がする」
「どこにもいるよ。今もね僕みたいな男の子、って(笑)いるからね」
「ただ、うっちーみたいのはいなかった。さすがにあそこまで針を振り切った人は」
「じゃあ生きていけないかな、死ぬ」
「ではでは」
ズンドコマシーン退場。
「ありがとう」
着席で。
「よろしくお願いします。Guruという曲」
Guru。
ちょっとヨレヨレしました。
そのままかき鳴らしで次の曲。
「テレパシー」
テレパシー。
「ありがとうございます。今日はズンドコマシーンと一緒ですけど、筋肉少女帯は曲、を作ってるところです。歌詞も書いてるところで、内田君の曲にも歌詞を書いて、ここどうかなぁって
ちょうど内田君がいたので相談できて、その場で歌詞を直したり、あぁとてもいい曲になったと思います。特撮の方ではスリーストーリーズ新曲が3曲入ったシングルを音源を、会場限定で
発売いたしますのでよろしくお願いします」
「もう一つ大槻ケンヂミステリ文庫オケミスというのをやってるんですけど、そちらの方がちょっとツアーがありまして、博多には来ないんですけど、特撮筋肉少女帯オケミスの中で一番
オケミスが博多に来る可能性が高いと思いますので、来た時にはよろしくお願いします」
「何をやろうかな、俺にカレーを食わせろとかダーメダメダメとかなくていいですよね?セクシャルバイオレットNO.1なんだから、あれには敵わないから。僕はね普段はぎゃわーって叫んで
るんですよ、弾き語りになるとこういうしっとりとした曲ばかりやりたくなる傾向がありまして、これも大槻ケンヂと絶望少女達というので歌いましたおやすみEndしっとりしていますが聴いてください」
おやすみ-End-。
「どうもありがとうございました。一応やっときます日本を印度に!」
\しーてしまえ/
日本印度化計画。
2番でヘイヘイコール。
「でもセクシャルバイオレットのあと全てが虚しい、ヘイ!ヘイ!爆発しないんで。はー」
踊るダメ人間。
「ご一緒にー」
サビ入ってすぐ終わりに向かう。
「あの、水戸さん、うっちーあの、これで終わりますんで、よいとこで来てくださいねー。オーダメ人間として」
アルペジオで最後。
「それでも、生きていかざるを、え、な、いー!じゃあ出てくるか?ズンドコマシーン!ごめん、俺の弾き語り曲順適当なの。ごめん、終わった」
ズンドコマシーン登場。
「びっくりした」
「びっくりした」
「ダメ人間1曲目って」
「すごいとこ伸ばしたのかと、まだ1曲目?」
「曲順とか、弾き語りだと好きにしちゃうから、ごめんなさい。あぁかわいい服」
「でもドクロ」
「でもドクロなんだ。死を纏ってる」
「今日はあれでしたね、放送できるどこが使えるのか。なんとかなんのかな!」
「炎上さえしなければ。燃えるものやってないけどね、燃えようもない。無難にして欲しいね」
「そうなって行くんだろうな~過激な曲とかもだめなんでしょうね」
「また放送禁止みたいの復活すんじゃないですか、姿を消していた放送禁止あまり言わなくなったけど蘇るんじゃ」
「高校の頃学校の裏でタバコ吸ってた、なんていう話もダメなんでしょ」
「ダメでしょ。もうタバコ吸ったらダメ、死刑、来年から。タバコを吸うなんて、悪魔のような」
「そうだよね、なるわ。なんかクリーンな曲しか歌えなくなる」
「もちろん。掃除をしましょうって歌」
「くだらね~」
「みんなで使う公共の場のそうじをしましょ~♪」
「だから、お金をもらって清掃してる人の職業奪うとか言われて」
「しまった、炎上した今。掃除の歌歌ったばっかりに」
「総叩きですよ」
「これは困った。じゃあ、お片付けしましょう。おうちの中の」
「それは、ガキ扱いか」
「また炎上した」
「全てそうなるんじゃないかなぁ」
「ほんとブカブカブンブンみたいな」
「そうそう」
「スッチャカラッチャボンボン♪」
「それは、言葉というものに対する冒涜だよ」
「しまったまた炎上したどうしよう」
「
バンドでドラムが歌ったりしたら大変じゃない?ボーカルの仕事奪った。ある時逆になるかもね、どうでもいい」
「どうでもいい党」
「横一線に並んでこうやってタバコ吸いながら。昔Gメン75とかそうだったもんね」
「昔のドラマ刑事部屋のシーンとかみんな吸ってるよ」
「
最近酔っ払いとかもいかがなものかって感じになってきてる。酒を飲んで酔っぱらってるのは、そんなもの素の自分じゃない、かっこ悪い、冗談じゃないってなるかもね」
「それは嬉しい」
「我々まぁねぇ飲まない人だから」
「みんな自分のことしか考えてないんだね!」
「それ、どうぞおやりなさい」
「じゃあ飲んで歌ってる人とか苦々しく思ってたの?」
「真面目にやれよ」
「ええ?英米の、ジョージチャケルスじゃなくてえっと、ローリングストーンズのギターの人」
「キースリチャーズ、チャの辺しか合ってない」
「ジョージチャケルスって何の人だっけ、まぁいいや」
「アコースティックでもちゃんとやりたい人だから、オーケン含む人おちゃらけて、おーいリクエストあったらやるよー、なになにー、おーすごいの知ってるねぇー」
「
酔ってるからやってるわけじゃないそれ。お酒の力借りなくたって、それくらいのことやりますよ。じゃあ何ですか、お酒を飲んだら人は、リクエストを募るんですか!」
「言ってみたらいいじゃん~それできるかな~。途中でやっぱできないやぁ~」
「それは」
「お客がまたあとで、『アットホームないいライブでした』なんだアットホームって。アットホームがいいなら家にいろよ!なんだその褒め方!」
「下戸でも言いますよ、飲めない人、甘党だって、おはぎ食べながらそういう人だっている絶対!」
手づかみでおはぎ食べてあうあうした人になる。
「よっぽどその方がいいと思うよ。おはぎを食べながらライブするなんて非日常じゃん。ライブってそもそも非日常求めてみな来るべきもので、そんなアットホームって」
「おはぎ」
「おうちで。でもそれが、おはぎをかじって、あっそれは見たことねぇ非日常。俺はおはぎ派だね」
「
確かに、ギター持って、そこに酒があって、「何かリクエストあるかい?」って人と、ギターとおはぎ、手がべとべとでしょ?ねぇ」
「でも、非日常じゃん。餡で手がべとべとでギターを弾いている、非日常ー!見たことがない!ってなるじゃん」
「確かに!おはぎをもったままギター弾いてるやついたら、俺一生言う。おはぎ持ってやばい、あいつあたまおかしい」
「ね」
「やろうよ!あーすごいわ」
「それはそれでちゃんと飲みこんでからやれよって」
「
でももしも、おはぎってどういう時に食べるの?お彼岸。法事か何かで、「ケンジどんな風にやるんだ?」「リクエストあったら言ってよ」」
「飲みこんでから喋れ!言うけどね」
「見てみたい。どんなバンドがやるんだろう」
「食べかけは、ヘッドに挟む」
「タバコを挟むように」
「こっちで食べるんだね」
「弾いてから、こっちを食べる」
「おはぎ刺さってんだ、すっげー。こっちがべとべとじゃないですか。やばいっすよ」
「きな粉まぶした方がよかったかな」
「そうだね。おはぎのあんこかきな粉か、俺はきな粉が好き」
「きな粉も結局あんこ入ってるでしょ」
「入ってる」
「あんこだね。今日の優勝はおはぎ」
「争ってたの?優勝ってことは」
「ん?曲行きましょうよ」
「氷もすごくない?ガリガリかじってるやついるじゃん」
「かちわりみたいの」
「俺はっきり言うけどね、どうも苦手な女の人は氷かじってる女の人やなんだよね」
「いるー?」
「いるのいるの」
「そんな出会ったことない。氷かじりながら歩いてる人」
「そんぐらい氷かじってる人いるの。でもそれは低血の症状なんだって」
「え?低血圧だと氷かじるの?」
「低血圧症の、知らないうちに氷かじってる人たまに見るんだけど、低血圧症なんだって」
「そんな見たことある?」
「ショーヤのコピーバンドとかでいますよ。限界ラバーズ、(ガリガリ)。これはショーヤさん悪く言ってるんじゃない」
「コピーするやつ低血圧なんだ」
「浜田麻里さん」
「浜田麻里も?低血圧なんだ」
「違うってば!」
「はい、じゃ、氷の世界」
「低血圧の人の歌だね」
氷の世界。
水戸さん次オーケンサビは一緒に。内田さんフッフー、キーボードソロ。
「こういうイベントできてよかったですね」
「博多でね。誰も音頭を取らない。完走できたね」
「今度大阪のプラスワンウェストでありますよろしくお願いします」
「何やる?何かやろうね」
「うん、おはぎおはぎ。そりゃそうだよね。わかった、ユーチューバーってこういうことするんじゃない?おはぎを食べながら」
「そしたら一億くらい入ってくる?」
「入ってくる」
「やろうじゃない」
「酔っぱらってお客さんに言うのどういうことかというところから始まって、おはぎならいいんですよおはぎなら!」
「小学生がすっげー見てる」
「そうそう。ミトキンが見たいミトキンが見たい」
「オーケンしゃちょーとミトキンの」
「多分再生回数32回くらい。わかんないですよおはぎチャレンジみたいになって」
「ジャスティンビーバーあいつがやれば」
「ジャスティンビーバーはやりますよ」
「あいつがやれば大概流行るから」
「インフルエンサー」
「世界中の人は6人くらい解せば繋がるんでしょ。6人だか7人だかで絶対繋がる説がある」
「まじすか、へぇ~」
「手繰ったら多分ジャスティンの電話番号とかわかる。おはぎチャレンジやるけど君もどう?」
「もんのすごい炎上でしょう。食べ物を粗末に。ドリフターズからの。おはぎ会社の人が真面目に怒ってきて」
「そういうつもりで作ってんじゃない」
「おはぎに愛を込めて作ってる」
「おはぎだけで1つの話。何の生産性もない」
「やりましょうよ」
「いい曲を」
「氷の世界の時おはぎ思い出しちゃって。あぁオンリーユーを」
オーケンのギターで。
オンリー・ユー。
オーケン次水戸さん、その次内田さん。
博多のあのライブハウスで語り合ったものさおはぎのことを。
最後は3人で。
「ズンドコマシーン」
「大槻ケンヂ」
「くりぜんさんもどうもありがとうございました」
また逢う日まで。
オーケン入らなかった?ので少し内田さん歌。サビは3人で。
SEでSIGNかかり始める。
「どうもありがとう」
「
写真て撮るんですか?みんなで写真を撮るみたいな話しましたが、リーダー不在だから。それはなくなったみたい。くりぜんさんいらっしゃるかな」
「すぐ来て、2秒で来て。これが博多」
「すいません!」
メンバーの写真だけ撮る。
「普通なんか、CDを売りたいために」
「自分が写った的なこと?」
「それをやらないんだったら、楽屋で撮ればいい」
「はい先輩!」
ステージ柵に腰掛け客席入れて撮影。
「大槻ケンヂさーん、ズンドコマシーン!大きな拍手お願いします」
退場。
「今日の模様はわたくし鋭意編集しまして、演奏部分もOKが出ましたら。8時も過ぎてしまって東京方面帰られる方いましたらお急ぎください。ありがとうございました」