大槻ケンヂ弾き語り旅019春  2019.6.2 京都紫明会館 17:35~19:30




MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


10分前集合。会館前敷地で待機。
時間まで特に整列なく20番ぐらいまで前の方に。3階まで階段なので焦らずにと説明。
時間が来たら1番ずつゆっくり入場。

電球色のライティング。客席背もたれ椅子。


オープニングSE:刑事コロンボのテーマがちょっと流れて止まり、傷だらけの天使テーマソング


オーケン:白光沢柄シャツ、黒パンツ。黒キャスケット、、シサカラースニーカー。B25、着席。

「どうもこんにちは、ののの歌というのを聴いてください」
ののの歌。

「どうもこんにちは大槻ケンヂですよろしくお願いします。井上陽水さんではなく池の上陽水というミュージシャンのSIGNというのを聴いてください」
SIGN。

「どうもありがとう。 昨日三重県の松阪という所でライブやってきて、楽しかったんですけどそれから今日ここ京都に来て、紫明会館という所ですね。色々事情合ってノーリハで来たんですよ。
だからここに来るまでどんな所かわからなかったんですね。入ってこういう所だと知って、会場によって緊張する会場としない会場あるんですけどここはもっぱら緊張する方ですね。これは、
こういう作り。あぁそう、びっくりしたなぁ。これは何ですか?学校か何か?ロケで使うとこですね。僕映画秘宝って雑誌でずっとパイパニック対談って女優さんと対談をやっててね、柴咲コウさん
から始まって二階堂ふみさんとか吉高由里子さんとか色んな方が、中条あやみさんも来たな。中条あやみさんはロッキンホースバレリーナ僕の小説の大ファンで、七曲町子を演じたいですよ!
言ってくださったんだよな。そういう対談をしているんですけど、たまにねこれ誰が見たんだろな、ちっちゃいコンパクトな多分3,4日で撮ったんだろうな、みたいな感じの映画があるんですよ。
皆目ストーリーがわからない、いい話なんだろうけどどうでしょう、みたいな小作品があるんですけど、そういう映画でロケに使われるとこだなこれは。何度も見た。寧ろ懐かしいわ。多少見たな
って女優さんと、どなたでしょうって感じの俳優さんが、よくわからない会話をするのをここら辺からぐーっとカメラで引く、そういう所ですね。素敵です!これはいいわぁ。へぇ~よろしくお願いします
大槻ケンヂです 。今回は僕へたくそな弾き語りをしてまして弾き語りのCDを2枚出しまして、それもメジャーには流通しないように、こっそり出してるんですけど、自分ごときの弾き語りをいいんです
お客様に聴いていただくのは。筋肉少女帯や特撮のメンバーに聴かれるのは、やだなと思って。あいつら褒めてくれるけど陰でコソコソ言うんだろうな!こっそり出してるんですよ。第3枚目を出して
その発売ツアーにするつもりがそれをエディットしてた編集していたミュージシャンがまぁちょっと事情で亡くなってしまって、出せなくなってしまったんでね。全会場でレコーディングし直す今日も
レコーディングしていますが、恐らく色んな所行ってきたんですけど昨日もいったんですけど、全会場僕の演奏ダメでした。1回もパーフェクトに弾けたことがないので、恐らくMC部分だけが使われる、
楽しみにしていてください。もうそれだけでいいんじゃないかという説もあるんですね。あとで自分のMCを聴いてると、面白い事何も言ってないんですよね。意味のないことしか言ってないことが
わかったんですけど、えーっとですね、色んな所に行ってきました今回」
スケジュール帳見ながら。
「振り返りながら行こうと、まずもう6月になったね。5月の、1日。ゴールデンウイークの頃ですね。弾き語りVS電子音楽柏編と称して筋肉少女帯の内田雄一郎さんと千葉の柏Wuuという所で
ライブをやりました。内田雄一郎は中学の時からの友人ではあるんですけどもう40?下手すると40年経ってんですね。40年も経つと人間というのは変わるもので、一緒に筋肉少女帯空手バカボン
作った彼が今は、これ悪く言ってないですよ。珍妙な、パフォーマンスを始めてご存じの方いるやもしれません。なんかパソコンみたいものをステージに置いて、電子音楽彼が打ち込んだものを
かけるんですよ。それに合わせて長く光るスターウォーズのライトセーバーみたいなものとか、テルミンみたいな音の出る物ないな、何か縁日夜店で売ってるようなピカピカ光るもの、を振り回したり
とか、あまつさえヨーヨーをね、ステージ上でま、妙にうまいんですけど、やったりするパフォーマンスを彼は今してるんですよ。面白いですよとっても。他に類を見ない。ああいうパフォーマンスは
あまり見たことないですよね洋楽でも、そういうのしたことないと。それと、じゃあ彼と弾き語り対電子音楽やろうかということになったんですけど。まぁよかったですよ。異種格闘技戦のような感じでね。
彼はすごいなと思うのが、電子音楽のアルバムを1枚出していて、それに筋肉少女帯いっぱい入ってるんですけど、どれを聴いてもアレンジのし過ぎで筋肉少女帯の曲だと、最後までわからない。
あぁだから多分、聴こえ方が違うんだな。ディスってないですよ褒めてないですよ」
クスクス。間違い気付いてない模様。
「いやほんとに、重要な所だからこれは。電子音楽で言うとさっきSIGNという曲歌いましたこれは、池の上陽水というミュージシャンがいまして本名が羽場達彦と言ってはばちゃん、小学校の同級性
なんですね。彼も亡くなってしまった彼も亡くなってしまったと言うと内田君も亡くなった、辛うじて生きています。その羽場達彦池の上陽水がですね、同じクラスでね、6年2組。小学校の卒業文集が
こないだちょっと出てきたんですよ。それで読み返してみたら、僕の将来の夢は、1つはフォークシンガーと書いてある。だからあながち間違ってないな。それとあとね、TBSラジオのディスクジョッキー
と書いてあってね、僕ニッポン放送でディスクジョッキーを始めてしまった、ちょっとそこが変わってしまったかなと思いますけど、ていう風に見ていたら、池の上陽水羽場達彦君の将来の夢というのが
彼は当時の小学生なのに家にシンセサイザーがあったんですよもちろん単音のね、むにゅ~って音がするだけのシンセサイザーだったけどそれはすごいことなんです。当時の小学生でシンセサイザー
を持っているのはすごいことだったんですね。で、彼の将来の夢がシンセサイザニストって書いてある。シンセサイザニストって職業ないですよね。冨田勲かって話ですけどね。憧れたんでしょうけど
シンセサイザニスト、そうなんだと思って。かっこして電子音楽家って書いてあった。電子音楽家、それは今、筋肉少女帯の内田雄一郎君が、ヨーヨーと共にやってることじゃないか!と思ってね、
たらればでないですけど、池の上陽水がまだ生きていたら、もしかしたらこの5月1日の弾き語りVS電子音楽家、VS電子音楽家、大槻ケンヂ(弾き語り)、内田雄一郎(電子音楽)、池の上陽水(電子音楽)
ってね、あったかもしれません。そうだったら、僕一人が弾き語りなので、相当分が悪かったと。一体、その時池の上陽水は、どんなものを持ってきたんでしょうね。そんなことを考えつつ、今日は
よろしくお願いします」

ポロポロ指弾きしながら。
「僕は筋肉少女帯や特撮というのをやってるんですけどそれはいわゆるハードなラウドロックなんです。ギャーと叫んでるんですけど、1人になるとどちらかというとしみじみ歌いたいタイプなんです。
今、カラスが見えました。歌ってる最中カラスがそこバーン!って突き破ってきたら、超怖いね。オーメン的なあれだねまあいいや。しみじみ歌いますおやすみEndという曲です。大槻ケンヂと絶望少女達
の曲です」
おやすみ-End-。

「Guru」
Guru。
ラララ短めで。
「どうもありがとう!」

「そうなんです今日は一応この旅の最後なんですよラストなんでねありがとうございます。柏Wuuでセッションして、色々楽屋とステージで面白い事あったんだけどもそれはまたにして。翌日、柏の帰りに
競輪行きましてね、凝ってるんです最近。競馬競艇競輪の順に、ちょっとやばくなってくるってて話が。競馬は馬じゃない?馬に人が乗って競艇はボートに人が乗って。競輪てのは自転車でしょむき身でしょ。
ダイレクトなコール、レスポンスはない、コールがしやすい。まぁヤジがすごい。ちゃんとやれコラー!勝利者インタビューみたいの脇でやって、酔っぱらったおっさんっても僕より全然年下なんだろうな、
ちゃんとやれぇ!競輪選手のスルー力ってすごい。一切無視する、あの感じはすごいね。鍛えられてるんだと思う。最後に女子のトーナメントかがあって人気の選手が勝ったの。いかついやつらが酔っぱらって
最後勝利者インタビュー、女の子出てきた。そしたらねぇ、なんだろうな、痛シャツっていうのかアニメなシャツで痩せたちょっと雰囲気やばそうと思った気の弱そうな男の子がね、突然ひろこー!ひろこー!
叫び出したの。応援してるのかなと思ったら優勝した子はひろこじゃないの。やばくね?と思った。あとあとで知ったんだけどどうも人気の子で負けちゃったんで。あまりの剣幕に周りの怖そうな人ですよ
墨も入ってるしね。下手すると特撮にいるかもな人たちもえっ、引いたんだよ。ひろこひろこー!までよかったんだけど、死ねー!叫び出した。そばにいたおばさん、がね、

ツマミ出せぇっ!

怖かったぁ。そしたらツマミ出されるまでもなく、想像して、ほんとのガチオタ特有の飛び跳ねるようなふぅ~、俺知らない~って感じで逃げてった。あぁ、何にもオチがないんですけど、ほんと、怖かった
っていう。ああいう時、何十年ロックのね、世界にいても、なんにもできない俺がいる。無力さに切ない気持ちになったんだよね。まだ、柏の話しかしてない。そのあと南堀江のKnave、で僕ライブやりました
ねぇ。おぉとっても、いいライブだったKnaveさんお世話になってる来た方にも感謝してるんですけど、Knaveの記憶が何にもない。あれ?やった?ほんと?えっ、あっ、んっ!やったなぁ、やったことだけは
覚えてますよ!あれごめんなさいおいおい思い出します。ほんっとに思い出せないねぇ。そのあと岡山、に移動日で、岡山、、、岡山、、、岡山にね以前倉敷に行ったことがあって、倉敷はデニム、
ジーパンて呼んでるけどジーンズがすごく取り入れられている。デニム生地のお店がいっぱいあって、デニム生地のオーバーオールと、キャップじゃない、キャスケットじゃなくてハンチング、いっぱいあった
んですけどね、もうなんか、それ自体がフラワーカンパニーズの前川君のために作られたようにしか見えないんですよ。大量にあるのオーバーオールとデニムのハンチングが。倉敷というのはフラカンの
前川君のために作られた町だと思うんだよね。僕人にお土産めったに買わない人間なんですけど、その時おっ、前川君に買ってあげようかな!ミュージシャンによって、いっぱい物をくれたりするミュージシャン
いるんですよ。怒髪天の増子さんはよくオーケンさんにあれ買ったよ、送ってきてくれたりとかすごい豆なんですよ。僕一切そういうことしない人間なんでね、そういう大槻ケンヂが突然フラワーカンパニーズの
前川君に、オーバーオール送りつけたら、どうなるかなぁ!ちょっと岡村靖幸ちゃんあの子の前で僕がロングシュート決めたらあの子どんな顔するかなみたいなことだよね!ね!そういうことだよね!
岡村ちゃんな気分なったわ。そしたらそれいる?みたいなムカデとか般若とか刺繍の入ったデニムも売ってたんですよ。で自分は贈り物モードに入ってるわけ。おっ!これ3-10Chainの水戸華之介さんに
送ったら、水戸さんどんな顔すっかな!すごい贈り物モードなので探すわけよ気持ちがね。人間椅子のナカジマノブさん、ノブさん周りのって言っていいのか、ドミンゴスとか、スキップカウズ、なんか
そういうの着てそうじゃん!そんなに知り合いでもないんだけど、ドミンゴスにも送るか!送られた方も戸惑いますよね。送りたいモードが、オーバーオール、なごり雪のイルカさんに送るか!もしイルカさんが
倉敷のオーバーオールを着てなごり雪を歌ったら、それは、僕があげた物です。結局誰にも買わなかった。通常営業です。じゃ、枕投げ営業聴いてください」

枕投げ営業。
2番入る前
「おっまさに京都の話です」

「香菜、頭をよくしてあげよう~」
香菜、頭をよくしてあげよう。
いーと最後よく伸ばしてました。

「どうもありがとう。ここは、すごい、どういう風景か見ていい?」
上手側の窓覗く。
「校庭?こっちは。言って落ちたりしてね。わー!こうなってるんだあっ夕日が。あ、上げないから写真撮っていい?そんな、決めなくていい」
「へぇ~。わぁすごい、こうか。おすまししないで。」
窓側からスマホで撮ろうとしてやめて、中央でカシャ。

「アップライトだとエディ難しいかな。こっちもいいですか、あぁこうなってるんだぁ。こっちは、階段ないね。面白い、へぇ~。ちょっと僕撮って。これあげるかもしれないから大丈夫じゃない人は」
斜めから1枚。
「面白ぉい。色んな会場がありますねありがとうございます。えっと筋肉少女帯の枕投げ営業、香菜、頭をよくしてあげよう聴いていただきました。今日はツアーファイナルということで、ツアー振り返ってる
わけですけど。倉敷でプレゼントあげようと思ってあげなかった。いつか、いいかもしれないな旅のプレゼントとか突然、ねぇ、そんなことしたことないや。その翌日に岡山デスペラードという所で、
シンクロニシティ偶然とは思えない偶然、カールグスタフユング、空飛ぶ円盤というのを書いた心理学者の言葉から取ったんですほんと偶然と思えないってことで。そこで例の内田雄一郎さんの電子音楽と
橘高文彦さん本城聡章さん通称ギターズなんて呼んでますけど名前はないそうです、2人のアコースティックユニットと僕の弾き語りで。つまり筋肉少女帯のメンバーが全員揃うと。よかったですよこれはね
ちょっとツアーやろうと思いました 。ほんとにね、だったら筋肉少女帯でツアーを組めと。筋少は大変なものですから電子音楽弾き語り弾き語りデュオですか、それで色んな所回れたら。ここもいいかもしんないね。
パチパチ。
「 ここで内田さんの電子音楽異様な光景、内田さんの電子音楽どこでなっても異様な光景。岡山はねみんなで打ち上げやるのか、やんないねぇ。今更メンバーで飯食って何の話が。特にそういうことは、
なかったですね。でもライブ自体はとってもいい感じでしたよ。パッケージで色んな所ツアー回ろうかなと。一緒に、いちご狩りツアーとかね。1泊2日そうね10万円くらいでね。そこら辺のお金感情は橘高文彦
さんがしてくださる。聞いた話なんですけど今ヘビーメタル界ではクルージングツアーというのが流行ってるらしくて。KISSは豪華客船にKISSと元メンバーなんかも乗ってね、昼間はアコースティックライブやるん
だって。夕方グリート&ミーティングみたいのやって、サイン会とかそういうのするんだよ。夜はライブをちょっとやるのかな。それで何日間かわからないけどやってるそうですよ」
へー。
「えっ、これがヘビーメタルってジャンルはKISSもある意味ヘビーメタルですけどラウドロックってジャンルはどうも効くみたいで、少年少女の頃に夢中になったアーティストが結構大人になって自分もそこそこ
小銭はあると。使い道はない何か使いたいって時に、ヘビーメタルクルージングってのがあって、色んなヘビーメタルバンドが一つの豪華客船に乗ってどんな大きさか知りませんよ、毎日昼も夜もライブがある。
いやほんとほんと。XYZ→Aラウドネスのボーカル二井原実さんは、それやったって言ってました。ヤッタ。アレスゴイネ昼モ夜モメタルバンドガ。ただ、二井原さんの物まねがしたかっただけ。いやそうですよ
だからオーケンの大予言ですけども、これ日本も始まると思いますよ。例えばだよ、どんな船が出るんだろうね。筋肉少女帯と、人間椅子と、色んなバンドが乗った船で色んなとこを回るって船が、いずれは
起こると思いますよ。グリート&ミーティングってあるでしょ、ライブが始まる前終わった後に、メンバーと会って乾杯があってお話が出来る、これはね英米の方が全然先なんですよ。日本人はそういうのは
どうなのかみたい感じがあってやってなかったんだけど、エアロスミスとかやってるんですよ。僕の友達は日本にエアロスミスが来た時にグリート&ミーティングに当たって行った!スティーブンタイラーが
小さかった!言ってましたけどね。だからそういうのもねいずれあるのかもしれないね。やってるバンド結構ありますけどね最近。もう音楽というのがほぼタダで聴けるようになったじゃないですか、現状として。
だからわざわざ音楽を買うって概念が若いジェネレーションにはないんですよ。ミュージシャンはあの手この手で小銭って言っちゃいけない、稼がなきゃいけない、ということなんでしょうかね。映画の世界もね
昔からこれはあって、ホラー映画の世界なんかではホラー映画好きのファンミーティングが沢山あってね、アメリカ中とか回るんですよ。そこにホラー映画に出た人が来て、ブースがあってサイン会をしたり
トークをしたりというのがいーっぱい行われているんですよね。ゾンビって映画あるでしょ、ゾンビで頭に斧か何か刺さったやついるんですよね。それしか出てこない彼はほとんど。なんだけどあの斧刺さった
人だっていうんで、呼ばれて自分のブースでサイン会と、斧が刺さった帽子を売ってて。ミーティング終わってもコレ買えこれ買えって言ってくるんですって。その感じが寧ろゾンビだって。ホラー映画は
一瞬出た人でさえお小遣い稼ぎというかそれを収入にしている方もいるんですよね。格闘技の世界もそれが始まって、もちろんリッチなんでしょうけど世界中でかつて見た格闘家、もう引退して50,60なって
んだけど、そういう人のミート&グリートがあって。ベニーユキーデってプロジェクトAじゃないごめん、ジャッキーチェンの、スパルタンX!よくご存じ。スパルタンXでジャッキーチェンと戦った金髪のキックボクシング
の人なんだけど。その人のミート&グリート行った映像なんか僕格闘技雑誌付録DVDで見たことがあります。これからそんな感じになって行くのかもしれませんね。さてさて、岡山まで話は進んだんですけど。
クルージングであるとかファンミーティングみたいのが活性化するであろうというのとオーケンの大予言、あと男も日傘をさすようになる10何年前から言ってました。ようやく世間が動き始めてくれた。どんどん
バンドというのが中々動きが大変なんですよ。だから弾き語りというのに50,60過ぎたら収束ったらいけないな集約されていく、そういう形でミュージシャンが動いていくようになると思うんですね。ボーカリスト
じゃなくても。そういう風になるんですずーっと言い続けてたんだけどやっぱりなってますね。みんな弾き語りを始めてる。僕がバンドマンが弾き語りを始めるってのはザ・スターリンの遠藤ミチロウさん が
ザ・スターリンが一時期解散した時に、ミチロウさんは弾き語りというスタイルを始めて、ギター1本ガラバ持ってついには離島まで行くというのを始めて、あぁなるほどこういうやり方というのもあるんだな。
ミチロウさんが教えてくれた部分もありますよね。遠藤ミチロウさんご存じのように先日残念ながら亡くなってしまいましたので、ちょっと今日はミチロウさんの曲を歌います。ワルシャワの幻想」
ワルシャワの幻想。

「タンゴ」
タンゴ。
最後アルペジオでうーうー。
「どうもありがとう」

「ちょっと曲順変えますので気にせず」
ギター替えに来たスタッフさんに。
「外が暗くなりかけてきましたね。ここはいいですね。それで岡山に行きまして、色々やってんだよな。弾き語りで言えば挫・人間ってロックバンドと、レッドクロスってライブハウスで一緒に僕は弾き語りで
出たんですけど挫・人間はすごくオーケンのことをリスペクトしてくれていて、いいバンドですね。楽屋で全部話せない!ことしか話さなかった。すごく盛り上がったしすごく刺激を受けた。でも話せないってのは
悲しい。その後長野ジャンクボックスという所に行きましてね、ここではギターズ、橘高文彦&本城聡章筋肉少女帯のギタリストですけど、彼らのフォークユニットあぁアコースティックユニット、と僕の弾き語りで
2マンライブやりました。色々MCしたんですけど面白かったのが、写真の話でね近年ここ数年前かな撮った写真をくれと言われてね、一緒に撮ってイエーとかって。写真ちょうだいよと言われてあぁわかった
わかった。僕は写真屋さんに行って、スマホで撮ったんですけど、プリントに焼いて、持ってったんですよ。写真をあげるってそういうことだろ?いやそうだったよ!昭和、平成までそうだったよ!でしょ?
当然だと思って写真を焼いてったんですよ、光沢でね。絹目か光沢かってのが光沢だろうなぁと。持ってったんですよ。そしたらハァ??という顔されて、写真をくれって、てかこれ何?何ですか大槻さん!
ちょっと後輩だったからね。「何ですかってこれ写真じゃん」「ハァ?」全然わかんないわけ、何を言われてるか。「今は、写真とかって送るんです」「送るって郵送するの?めんどくさいじゃない」「そうじゃなくて!
ネットというかスマホだったら送るんですよ画像をデータを!」って言われて「そうなの!?そしたらアルバムに貼れないじゃん」意味が分からないほんとにジェネレーションギャップというか、知ってました?
焼き増さ焼き増せないじゃん!焼き増さないんですって。データを送るんだって。だってそしたらスマホとパソコンでしか見れないでしょ?アルバムないでしょアルバム!全く話が通じなくてね、衝撃を受け
ました、って話を橘高さん本城さんに話したところ、割と我が意を得たりでね、わかるわかる。あと飲みに行った時とか飲みの席とかで後輩がね、あの話はこうこうこういうんだよとか言うとすぐ検索して、
「大槻さんそれ違いますよ」飲み屋の酔っ払いの話いーじゃん!そこはそうだねですねって言って、ゲラゲラ笑って帰ってから検索あーあオーケン全然間違えてら。それでいーじゃない!その場検索をやめろ!
っていう話で結構おいちゃんも橘高君も「全くその通りだ!」言ってくれたんだけど岡山ではその話してる最中に内田君は検索を始め、ショックを受けましたね。翌日は長野善光寺を観光してきましたね。
昔から行ってみたかった店が、歩くんです参道を、疲れちゃって行けないんです。ちょっと坂になっていてライブの次の日とか。その時は体力温存して、行ってみたいなと思った不思議な感じのする店が
休みでね、あとで検索したらヒッピームーブメントの流れから来てるお店みたいでね、いいですね京都もいいですけど長野軽井沢辺りとかっていい感じですよね。昨日行った三重県もいい感じでしたけど。
さ、そんな感じで。僕ここでツアーでは立ち上がって日本印度化計画踊るダメ人間なんかをやって賑やかす、てのがあったんですけど、なんでしょうね、いいや、って。僕は常々言ってるんですけど、アーティスト
バンドマンの代表曲ってあるじゃないですか。必ずライブでやる曲。でもそれはそんなにみんな聴きたいのかな?っていうことをよく思っていて。ほんとにど定番の曲ってあるじゃないですか。もちろん初めて
そのミュージシャンバンド見る人もいるけどそれが出て本物だ!ってのあるかもわからないけど、そんなにいるのかなぁ、代表曲は。常々思ってまして、でもものすごい思い入れがあるかもしれないよな、
俺にカレーを食わせろ、その一言で僕はカレー屋始めたんです。踊るダメ人間を聴いて、ダメジャンプというものを見て、僕はXJAPANのファンになった。いるかもしれないから、やっぱりど定番の曲はやった方が
いいかなと思うんです。特に遠く離れた場所あんまり来ない場所に行った時そうなのね。長野とか三重とか岡山とか。そんなに行く機会がそれほどはないという所はその曲やった方がいいと。まぁ東名阪
京都あたりは割と行きますからね。もういいんじゃないか、ということで、今日はやりません。代わりに電車、というかつて僕がやっていたバンドの曲をやりますねお別れの背景聴いてください」
練習確認始める。
「リハをしてないので練習しました」
お別れの背景。
「お別れをするまえ~に~♪間違えました。あれ?ちょっと待ってぇ。大丈夫!お別れを~♪やっぱり日本印度化計画の方がよかったかなぁ」
ジャーン。
「あれなら間違えないよなぁ。そんな、そんな曲の行き方ってないですよね。間違うからこっちでいいですか。新しいなぁ新しい。行きましょう」
お別れの背景。
途中「ちょっと待ってくださいね」詰まりながらも完奏。
「どうもありがとう。お別れの背景」
パチパチ。
「5分程休憩します。特に音楽とか流さないんで無音の中で」

~休憩~ 5分強
立ちのセッティング。

「ありがとうございます。暗くなってきましたねいい感じだ。最近大槻ケンヂミステリ文庫オケミスというのをやっています。オケミスという言葉の方が皆さん覚えてくれるみたいで、頭脳警察PANTAさんでさけ
「おぉオケミス」言ってくれるんで、もうなんかオケミスにユニット名変えようかな、思っています。来年ぐらいにはオケミスの新しいアルバム出せるんじゃないかなと」
パチパチ。
「出したい、出せるんじゃないかじゃなくて出したいと考えています。今のところは大槻ケンヂミステリ文庫通称オケミスのアウトサイダー・アートというアルバムが今日売っておりますんでひとつよかったら
買っていってください。オケミスではちょっとポエトリーリーディング詩の朗読みたいのをやっていて、社会の窓が開いてないか確認、ほんとこういう不覚的なことよくやります。そういう妖怪がいるんじゃないか。
豆腐運び、豆腐小僧的なやつがね、ステージ出ようとした、おぉっと帰宅の時間かな。いいなぁ~」
上手側の窓を眺める。
「帰ってくるんだね、サッカー教室かな。みんな人生これから色々あるんだろうな!そんなこと考えちゃいけない。人の前に自分の事考えろって話ですね。ポエトリーリーディングをやっていまして今日もやって
みようかと思います。まれにディスクが止まる場合がありますがそのままやり切ってしまおうと思いますんでよろしくお願いします。ではお願いします、ぽえむ、です」
ちょっと無音ののち。
ぽえむ。
「どうもありがとうございました」

ポロポロ弾いて。
去り時。

ジャカジャン!
「日本を印度に!」
えーっ!
「何かなこの笑いは。満を持して!ローリングストーンズだったらサティスファクション、悲しみのアンジーからサティスファクションに行くところでしょうよ!あれですよエンドレスレインが終わって、紅だぁ
言う所、でしょ、そうでしょ?」
ジャカジャーン。
「日本を印度に!」
\しーてしまえ/
「私はこの曲を聴いて、カレー屋さんを始めました。そんな人に送ります!」
日本印度化計画。
いつもよりがなり気味歌い。
1番終わってヘイヘイコール。
「最近コール&レスポンスを壁に向かって、誰もいないとこに向かってレスポンスするって新しいな。ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」
奥の壁に向かって。
「虚しいんでみなさん、ヘイ!ヘイ!ゲホゲホ。コール&レスポンスヘーイヘイヘイヘーイヘイ 言ってむせるようになったらもうおしまいだ。ダメだ、次の人生計画立てた方がよかった。何やろうかなぁ。
苔とかを売って、インターネットで苔を売って、でも写真はプリントにして焼くっていいかもしんないなぁ。
虚しい。今のはねアートなんですよ。歌を歌うってことは時にね、お客さんがいても何ていうのかな、壁に向かってうーん、日本を印度に!」
\しーてしまえ/
「だー」
踊るダメ人間。

「ありがとうございます。 ありがとうございます。なんか、スッキリしました。一応ね、触りだけでもやっといた方が、そんな気がします。いつも王様は僕だ家来は君だ。王様は~ボクダ~家来ハ~君ダ~♪
その前だごめんなさい、ソシテ~ダメ人間ノ王国ヲ作ロ~♪王ハは~ボクダ~家来ハ~君ダ~♪なんですけど僕はソシテ~ダメ人間(↓)ノ王国ヲ作ロ~♪王ハは~ボクダ~家来ハ~君ダ~♪
下げてるんですよ。これはキーがキツイのもあるんですけどフレディマーキュリーを意識して。ハハ、俺のボヘミアンラプソディー。フレディマーキュリー結構高いとこ下げるんですね。高いとこはロジャーテイラー
が歌うドラムのね。それを意識してみたんですけど、あんまり効果は出てないです。ありがとうございます」

「という感じで、色んな所に行ってまいりまして、あとは、どこ行ったかな。うたの日池の上陽水さんの命日東京の池ノ上のボブテイルという所でライブをしましたね。30人のお客さん、30人の前でやってまいり
ました。とても良かったです。29日が渋谷うたの日コンサートでこれも頭脳警察の二方、ROLLYさんと。頭脳警察はPANTAさんはすごいお喋りが上手な方で、トシさんはね楽屋では多少喋るんだけど本番では
ほぼ喋らないのでね、トシさんからお話を聞き出したい、と思いまして。それで何かないですかねったらいやもう二人は長いからロック界の事は何でも知ってるから、昔のロックの話いくらでも知ってるよ。スタッフ
さんから聞いてね、話したんだけど頭脳警察のPANTAさん元々ホリプロにいて、16歳でアイドルとしてデビュー、アイドル的にGSかなぁ、なんだけど結局やだって言って頭脳警察を始めてその後に、鈴木ヒロミツ
さん!のモップス、いやもうねモップスと、アンドレカンドレってわかります?カンドレマンドレを歌っていたアンドレカンドレこと井上陽水さんですね 、アンドレカンドレって名前だったんですよ。モップスと
アンドレカンドレと頭脳警察でツアー回ってたって。うーんすごい話。PANTAさんが大阪からがたいのでかいソウルを歌う女が来て、それ和田アキ子さんのことです?そうそう、言ってました。和田アキ子さんの
スケバン映画が昔ありまして、野良猫ロックだったかな、ワイルドジャンボみたいな、ちょっと忘れちゃいましたけど。それにアンドレカンドレ時代の陽水さん、が弾き語りをしたりモップスが歌うシーンが
あるんですね。意外な所にすごい歴史の勉強みたいなのがあるなと思って。だからトシにそのモップスの話を降ったらいいよ、スタッフの方、年はモップスを見に行ってたから。あぁそうか、ちょうど話が
モップスの話になったので、PANTAさんは何でも知ってるし話も面白いしROLLYさんも面白いし僕も話してたらトシさんずーっと黙ってらっしゃるんで、「トシさんモップス見に行かれたんですよね」 マイクから
このくらい離れて「そうそうドラム、ドラム」そしたらPANTAさん「ドラムって店にモップス見に行ってたんだ」「そうそう、ドラム」トシさんが語られたのがそのドラムの一言だった。三原じゅん子かって話ですよね。
三原じゅん子かいらなかったですね」

「じゃあ今度特撮が夏に再始動しますはい」
パチパチ。

「今渋谷の方、ネット上にもね、EVILLINEフェス筋肉少ごめんなさい、特撮やももいろクローバーZ、なんかが出るフェスのビジュアルイメージバーンと出てんですけど、僕がドーンとスターウォーズで言う所の
ダースベイダーのボスキャラ位置でダーン映ってるんですけど、それを見た知り合いに言われたんだけどこれオーケンというより水木一郎さんに似てるよね、言われてみると水木さんぽいな、思ったんで
よかったら見てみてください。そんなことで特撮の曲、荒井田メルの上昇」
荒井田メルの上昇。

「テレパシー」
テレパシー。
途中アルペジオ挟む。

「今日はありがとうございました。外もとっぷり暗くなって、弾き語りの旅春編最後が迎えられたと思います。えーと今後も筋肉少女帯 特撮、あと大阪と名古屋でもちょっとのほほん学校ってね、東京で
やってたやつ大阪名古屋でもやってみようかな。あと山口県に行ったり博多に行ったりあと中島らもさんの追悼イベントでリメンバーらもさんで大阪に来たりしますんで、是非皆さんよろしくお願いしまーす」
パチパチ。
「じゃあ最後にオンリーユー!」

オンリー・ユー。
京都のあの会館で。

「また会いましょうありがとう!」

「どうもありがとうまたよろしくー」

~アンコール~

オンリーユー歌ったし明るくなって終わりかな、でもアンコール頑張ったら登場。

「あの、アンコールでやろうと思った忘れて今やっちゃったのでこれでおしまいです」
\えー/
「そんな、そういうのが、思い出に残るんですよ。やるだろう普通そこで、思うじゃないですか。やるでしょう普通、ところがやらない。何故ワァイ、ワァイが次への期待を生むんです」
\えー/
「いや、いやいやいや、それが面白い、それが面白い!」
\えー/
「だって、だって。えー」
譜面めくり始めたのでパチパチ。
「わかったよやるよ」
\ヒュー/
「わかったよやればいいでしょぉ。やだね不貞腐れてやるやつやだ。やりゃいいんでしょぉ」
パチパチ。
「ありがとうございます。あるんですよ考えていたライブの流れっていうのが。完結したからこれで終わろうと思って、困ったなどうしようかな。なんかね最後しんみりして終わって、あっそうだ
これやろう、絶対失敗するやつ。絶対失敗するやつで終わろうそうすればお客さんもあーあれで終わっときゃよかった、やんなきゃよかったのにな。それだ!それで両方ね、ウィンウィンの関係、
そうそう」
パチパチ。
「それいいわ。僕も失敗したやんなきゃよかった、お客さんもあーやんなきゃよかったなって曲をやりますプカプカ」
プカプカ。
失敗なく1番終わり
「あぁ2番かぁ」
失敗なく終わり。
「どうもありがとう」
ヒュー、パチパチ。

「どうもありがとうございました」

オーケン退場。


5タイトルズ、オケミスチェキ付き販売。