Jun Togawa Live Takamatsu 2018  2018.6.30 高松オリーブホール 18:30~22:00

戸川純/大槻ケンヂ(弾き語り)

MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。

オールスタンディング。

5分程押し。

戸川さん黒地白レースのロリータ服、耳付きハット。

戸川さん1部のあとオーケン登場。



オープニングSE:刑事コロンボのテーマ。


オーケン:赤マーブルシャツ、ウルトラマンTシャツ、黒パンツ、 えんじハット。M18。

ジャカジャカかき鳴らし。
タンゴ。

「どうもこんばんは、大槻ケンヂですよろしくお願いします」
タンゴのあとでこの挨拶に笑いが起きました。
あのさぁ。

「どうも、高松の皆さん大槻ケンヂですオーケンですよろしくお願いします。
出てきていきなりあれなんですが、ワタクシ嘘をついておりました。僕のブログ等で高松に来るのは
生まれて初めてだ今回と言っていたけども、今を去ること27年前、皆さんまだ生まれてもいなかった、その頃91年の2月の19日、高松ウイングホールで筋肉少女帯で来ております!」
パチパチ。
「じゃあ、正直に言いますね。何も、覚えていない。いや来たかなぁ。その頃月光蟲アルバム出した頃でね、そのツアーだったんですよ。スケジュール調べたら、前の日栃木にいて
高松でライブやって次徳島に行ってるらしいです。う゛ー、来たかなぁ。いや覚えてないなぁ。あ、その時来てくださった方いらっしゃいますか?」
最前のお二人ハイハイ。
「わぁお!ありがとう~。その頃のオーケンはロン毛でね、もうね森に棲んでるって噂があるくらい美青年だったんですけどもう50を過ぎちゃいましてこの箱の方が27年前に僕の事を
筋肉少女帯アテンドしてくださった方なんですよ。どんなでしたかぁ?って聞いたら「その時はバンド仲がもう不仲になっていたので、打ち上げには行かないと。俺は、パスタが食べたい!
と言って。ホテルの近くのイタリアンレストランに大槻さんを連れてったんです」「そうでしたか、どうでしたか?」「大槻さんはとにかくグラッチェグラッチェしか言わなかった。ずっとグラッチェ
グラッチェと言っていて、やっぱり追っかけの方がいるのを、チッうぜーな、くらい」「あぁそうですか。いや~グラッチェグラッチェケーシー高峰ブーム来てたか、すいませんその時ご迷惑
かけたかも申し訳ないです」「いや大槻さん、その頃はそんな丁寧な方ではありませんでした。もっと、天狗になっていた」すいません、すいません。そんなことあるんですよ若い時期は。
ここに着いて街並みがいいですね。新旧入り混じってよくって写真を撮っていたら、お店の人に「何撮ってんだ!今すぐここで消せ!」「すいませんすいません」やっぱり27年前の天狗になった
罰ですね。じゃ、その頃から歌っていた歌を!」
ジャジャーン。
「もうね50も過ぎてこんな大きい声出したくないんですよ。正直ボサノバとか歌ってたい、オーケーうわー!無茶苦茶なこと言うからね。日本を印度にしてしまいたいかー!誰もしたくない
ですよ。日本は日本でいいよ。まあいいや、日本を印度にと言ったらしーてしまえと言ってくれるかー!」
\イエー/
「しーてしまえのしーがちょっと長いぜー!浅香唯さんのシーシーガールのシーシーシーのシーくらいだぜ!こないだ浅香唯さんに会ったんです一緒に番組やることになって。その話
をしたら浅香唯さん自ら検証してくださって、日本印度化計画とCガール比較して、確かに同じねって。日本を印度に!」
\しーてしまえ!/
日本印度化計画。
「えー今日は多分、高松中のサブカルの皆さんが来て。えてして、サブカルチャーな人はあんまりこう、みんなで心を一つにとかないかと思うんだけど、ここはまぁ27年ぶりに来たということで
コール&レスポンスしていいですかー!」

ヘイヘイコール。
「ヘイ!ヘイ!みんな、サブカル魂捨てたね。こんな心をひとつにして何がヘイヘイヘイなんだよ!日本を印度に!」
曲続き。

「ワンツースリーフォー、香菜、頭をよくしてあげよう」
香菜、頭をよくしてあげよう。
手拍子発生、オーケンのリズムと合わなくなっても続けられました。

「香菜、頭をよくしてあげようという曲を聴いていただきました。ここら辺いいですね、名古屋で言うと大須とか、東京で言うとどこだろな、赤羽が近いか。赤羽、そんな知ってるの?みんな。
北区赤羽、昼間っから飲んでる町。いう雰囲気もあり、いい所ですね。高松はね、申し訳ない正直に言うね、全然覚えていない。何一つ覚えてないんだよなぁ。来たかなぁわからないんですけど
四国で言うと徳島行ったことあるらしいんだよな。徳島はよく覚えてるの、行った時にね、ロックスナック、スナックに行ったんだよな。スナックのママさんが何だろな、雰囲気のある人で、
そこで「今から町一番のブルースメンが来るわよ」ギターを持ってダバダバ~♪湾岸戦争の頃でフセインいやだいやだブルースを歌い出したの。いやだいやだぜフセインは~♪そうすると
ママさんもそれに合わせて、いやよねダバダバダ~♪歌うんですよ。で、それだけならまだいいけど、そう思うだろお客さ~ん♪振られましてね、いやほんと、ほんとに何もできなかった。
覚えています。色んな事ありました。徳島はね、最近弾き語りを始めてね、色々行くようになった。それで徳島行った時にね、四国怖い!と思った。ライブやっていいハコだった、楽屋が
マンションの2階の部屋を使っていいですから、1室をね、あっそれは豪華だ。行ったんです、おトイレももちろんあるし2LDKくらいあったかな。これはいいとこだ、のんびりしようとしたらね、
ただ一つ電気が通ってない。ほんと、火が暮れてくるとどんどん暗くなってくるんすよ。やがて漆黒の闇に包まれた中で、準備したって、そんな思い出があります。ごめんなさいどうでもいい
話でした」

「そうそう今回戸川純さんと来さしていただいて、戸川さん僕が学生の頃かな、新宿の厚生年金会館ってとこに観に行きましたね。僕の事務所の社長が戸川さんの関係でかなぁ、入れてもらって
戸川さんのバンドのギター石塚ベラ伯宏というのが昔筋肉少女帯にいたんですよ。そうなんですいたんですよ。彼大きい事言う人で、戸川さんのとこではそういうんじゃないですか、僕のとこでは
「おう、おーちゃん、こないだ箱根行ってきてよ、パーtっと帰ってきたんだよ。平均時速250キロだな」「すごい!マッハだよ」「マッハだよ、いやニトロかな」そんな人だったんですけど、僕ら
まだ二十歳くらいの事です。そもそも出会いは、ベラとオーケンで違うんだけど、筋肉少女帯で出た時に違うギタリストだったんです。チューニングがバラバラなっちゃって、コンテストだったかな、
どうしようって、やおら客席から「俺の使えよ」出てきたのがベラさんだった。でも彼の中では記憶が違う。「俺そんなこと言ってねぇよ」ま、そんなことで、ベラが作った曲を歌います。ベラと
小畑ポンプさん佐藤研二さんと僕で電車というバンドやってまして、その電車の曲でお別れの背景聴いてください」
お別れの背景。

人として軸がぶれている。

手拍子発生。
「ありがとう。電車のお別れの背景と大槻ケンヂと絶望少女達そして特撮の人として軸がぶれている聴いていただきました。そうなんです高松27年ぶりに来たら色んな事がありまして
筋肉少女帯が活動休止したかと思うと再結成したりとか、色んな事経ちました。皆さん僕6月21日もう過ぎましたけど6月21日で、メジャーデビュー30周年目に突入いたしました」
パチパチ。
「ありがとう!さーん十年ですよ、ベラさんも30年ってったかな、彼はまた違うバンドでデビューして、戸川さんもちろん先輩ですけど、そうだよな、30年間色々ありまして、弾き語りというのも
ここ数年、自分は音楽というもの全然わからない。何小節とか未だに分からないんです。そういうところがあるので、もうちょっと音楽を勉強しないといけないと思って。ギターを始めまして
弾き語りで色んな所回ったりしています。筋肉少女帯もやっています。こないだある雑誌のムー特集、ご存じですかムー、学研のUFOとかUMAとか特集やってるムーですね。雑誌の
ムー特集で矢追純一さんや大槻教授なんかと共に僕が呼ばれまして、6ページくらいカラーでインタビュー、ここ10年くらいロック雑誌でもそんなことはない。ない、びっくりした。そうか
ロックじゃなくオカルトならいいのか、なるほどここか。ケトルという雑誌なんですけど、めくったところインタビュー、矢追純一とかあって、肩書が『大槻ケンヂ(俳優)』ええっ?俳優!?
あそうだったの!?いやーほんと結構僕色々実は出てしまっていて、映画とかドラマ、あっそれこそ!戸川純さんの監督されたいけないベイビーか、あれにも僕出てますわ。なんですけど
まさかの俳優、俳優としてですな、歌わせて。ですな、うまい繋がりですわ。今から歌う曲は元々ばちかぶりというバンドが歌っていた曲で、俳優の田口トモロヲさんが組んでらっしゃる
パンクバンドなんですけど、それをフォーク調にアレンジしました。オンリーユーというのを聴いてください」

オンリー・ユー。

高松のあのお店で。
「人間て一体何だろうって、でも、何も覚えていなかった。ごめんなさい」

Guru。
ラララあり。

「 どうもありがとう。今のは筋肉少女帯でGuru-最終形-というのをやっていて。その前に僕のソロアルバムではGuru、その前にアンダーグラウンドサーチライという僕のプロジェクトで
Guruという、つまりGuruということです。そうなんですよ、弾き語り、筋肉少女帯ではいまだにあれですよ、ダーメダメダメダメダメ人間ダーメ!とかね、歌ってるんだけど、1人になると
どちらかというと小野リサ傾向があるというか、ボサノバ的にやりたいっていうか、稲垣潤一的な、なんだろうオメガドライブ的な杉山清貴もそうだね、ちょっと僕わりとうっとり系の歌を
1人になると弾き語りだと歌いたくなるっていう傾向がありまして、もしかしたら皆さんの思い入れと乖離してるかも。まぁそこはひとつ許してください。筋肉少女帯や弾き語り、それとですね
新しい新プロジェクトを今回30周年でやることにんなったんですよ。10曲ばかりの曲を、もう作っちゃって、吉祥寺のスターパインズカフェという所で2日間レコーディングライブをやって
それが多分12月くらいに発売になると思います。それから順番が逆になったんですけど、これから筋肉少女帯の新譜、30周年記念アルバム作るんですよ。これがアウトサイダーアート(仮)
またタイトル決まってない、ツアーやるでもとりあえずタイトル決めてくれ!言われたんで、アウトサイダーアート(仮)、アップアップガールズみたいになったんですけど。正直に言いますね、
変わるかもしれません。全然変わるかもそしたらよろしくお願いします。ほんと、高松に僕は来たいんですよ。もう来週にでも来たい!」
パチパチ。
「週に1度3日に1度、この高松にサブカルの大きな炎を灯したい!そこの怪しいソレイユ2って名画座で、デビットリンチ特集とか変なのやりたい!あと怒られたお店もリベンジしたい!
どうぞ撮ってくださいと言わせたい。でもねぇ筋肉少女帯は仕掛けが多いんで中々来れないんですよ。なもんですから、弾き語りか新プロジェクトの方でだったら来れる。是非来たいなと
思いますんで、来たらよろしくお願いしますね。筋肉少女帯では来ないです!はっきり言っときます!うん、そうね、何かまかり間違ったら来ます。高松の大きなフェスとかあるの?せーの」
MONSTERBASHとか他なんとか 
「みんな意志が統一されてないね。聖徳太子じゃないんだよ。わかりましたとにかくある。じゃあ呼ぶよう呼び掛けてくださいよ筋肉少女帯を!やってやろうじゃないか!筋肉少女帯は
あれだぞ、世界的に売れてるわけでもないのに、天文学的にふっかけてくるからな。そういうヤクザ集団なんだよ。でもまぁ皆さんが熱意を込めてくだされば勉強しますんで。ありがとうございます。
それからもう1つだけ、弾き語りをやっていて、その弾き語りの様子を録音した、会場でしか売らない会場限定CDというのを、僕弾き語り始めたばっかりで恥ずかしいんでね、作った
んですけど聴かないでください。今日売ってますけど、あの、耳に当てると聞こえてくるかもしれない。封を開けることはない、ただあの、録音の方石塚ベラさんやってくださったんで
そういう意味では聴いてください。弾き語りのソフトな記録です、よろしくお願いします。じゃあ、もう最後の1曲です。ありがとうございます。筋肉少女帯の曲を、ノゾミカナエタマエ」
ノゾミ・カナエ・タマエ。
熱唱とかき鳴らし。最後はぽふっと

「どうもありがとう 。高松の皆さんどうもありがとう。戸川純さんとライブが出来てすごく光栄に思っています。戸川純さん再び登場しますんで、楽しんでってくださいありがとう!」

オーケン退場して戸川さん2部。

アンコールでベラさんからオーケン呼び込みサングラスで登場。

「電車でゴー!って言えばいいんですよね」
電車でGO。

「高松来れてよかったです。ありがとう!」


オーケン退場。

チェキはなしでした。