大槻ケンヂ弾き語りツアー・2017秋~会場限定ライブCD「弾き語り旅のラフな記録」発売
bar bassic
2017.10.22 17:30~19:20
ゲスト:掟ポルシェ
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。
エレベータ前で入場待ちしていたらオーケンが入っていきました。
ギブソンB25、ヤイリギター。
ステージ段差なし。奥にドラム置いてあってステージ狭そう。
囲み客席。
ロフト型2階が楽屋でオーケンの話し声聞こえました。
掟さんが客席真ん中通って楽屋に。
階段下りて登場。
オープニングSE:刑事コロンボのテーマ。
オーケン:赤マーブル柄シャツ、黒パンツ。えんじハット、マーチン赤ブーツ。
オンリー・ユー。
博多のあのお店で。
「どうもこんばんは大槻ケンヂですよろしくお願いします。BABYBABY」
BABYBABY。
「どうもありがとう。こんばんは大槻ケンヂですよろしくお願いします。博多にやってまいりまして、今日は掟ポルシェさんがお喋りゲストとして。地元在住
である人なかなかいないのでどうしようかと。途中でいらしてくれるだろうと思って、ものすごくしみじみとした曲の時に掟さんが入っていらしたら、やはりそれは
掟さんに曲は勝てない!だから皆さん示し合せて、もし掟さんがしみじみとした曲の時に入ってきても、オーケンの歌に集中して、ちょっと気付かないのよという
芝居をして欲しかった。まぁ僕役者ですから、俳優大槻ケンヂとして、皆さんにアクター指導しようと思ったんですけど、まぁまぁ掟さん入って、のちほど出てまいります
よろしくお願いします」
「今回は台風も接近してますけどもまぁ何とかなりそうですね。今回は弾き語り旅のラフな記録という2017年春の僕のギターのCDが、会場限定で販売になりまして
その発売記念的なことなので、是非帰りにお買い上げいただきたいなぁと思います。毎会場で言ってるんですけど買っていただくのは嬉しいんですけど、封開けないで
ください。僕あの、40代半ばでギターを始めたんですよ。大変なことです大体ミュージシャンというのは10代で始めるんですよ。天才ドラム少女なんてすごいんですよ。
1回でリハなしでできるっていう。僕も10代の頃からね、ギターを練習し且つ、劇団いろはとか入ってればなぁ、活舌教室とか入ってれば、あいうえおかきくけこかこ!
人生変わったかも。その拙いたどたどしいギターが入っていて、聴かれるのが恥ずかしいんです。でもね、お金は欲しいんです。折角ねCDを作った、そりゃ売れて欲しい
ですよ。ジャスラックから、お金が入ってくる。嬉しいじゃないですか。中身は聴かれたくない。だから皆さんコアなレコードコレクターだと思えば、ほんとにマニアな方は
CDやレコードですよね、2枚3枚保存用とか、大概聴かないでとっとくんですよ。それで行きましょうよ。もしまかり間違って封開けてしまったという方は、聴いてくださいね。
なんか、よかった・・・っていうSNS上のツイートしたらいいんじゃないかな。あの封を開ける時は、こういう硬い角にシュッとやるとすぐ開きますよ。これ知らなかった人はい!
あぁそうですかそんなにいらっしゃる。今までほんと苦労してこんにゃろ~ん~!とかやってたんですね。その度に人を2,3人、こんなピエロのメイクして刀やナイフを持って
サクサク、道行く人をサクサクサク。あのね、CDのケースというのは硬い角、直角になってる角と角にシュッてやるとヒュっと開きます。えっ知らなかったのぉ?ほんとぉ!
よかったね今日来て。よかったよかった。もう一つ皆さんご存じないことをお教えしましょう。僕、今年の冬公開の仮面ライダーの劇場版に、悪のラスボスとして出演する
んですよ」
パチパチ。
「あとこれはご存じかも、おそ松さんこちらでやってますよね?おそ松さんのエンディングテーマを斉藤和義さん吉井和哉君田島貴男君トータス松本渡辺美里さん斉藤由貴さん
そういう方々と一緒にROOTS66というの歌ってます。よろしくお願いします。それはさておきライダーなんですけど、まぁ僕は知らなかったけど平成ライダーものすごい人気で!
Yahoo!検索ワード的なことあるじゃないですか、あれでつい先日オーケンが仮面ライダー平成ジェネレーションズファイナルというのに出ると、情報公開になった。
ツイッターラインっていうの?TL、Yahoo!検索ワード、あれの、1位になりましたぁ!!」
パチパチ。
「ぼかぁねぇ、1位なんてのは
デビューして30年、1回もないよぉ!
高木ブー伝説が3位に入ったのが、1番だよぉおお!!」
「色んな人からメールが来まして、『大麻か、覚醒剤か』
曲行きましょう。大麻か覚醒剤で捕まった人にメールするなって話ですよね。オーケンがツイッターの1位になったら、そりゃまぁ思うよね。シンナーだったら悲しいね。ボンドとか。
行きましょう。今日はよろしく」
タンゴ。
お別れの背景。
「だけども~♪あれ?ちょっと待ってくださいね。・・・だけども~、やだ、思った通りじゃない」
続き。
「どうもありがとう。あれですねぇ、弾き語りツアー回ってきて、慣れたんですね。そうするとぽっと、歌ってる最中に違うことを考えたりする。それが重要な問題で、僕歌ってる時に
色んな事を考える。考えちゃうんです、一番考えるのは、昔は今言ったMCでメンバー怒ってないかな。あとご招待したお客さん、その人のお名前を招待客リストに入れたかな。
今日は、選挙の事考えました。皆さん選挙とか行くんですか?行くんですねぇ。僕52歳になるんですけど生まれて1回も行ったことないですよ。なんか、ジュースとかくれるんでしょ?
それ献血?思い付きで、行ったことないからさ。来て来てって、川栄李奈さんとかがポスターで。行こう行こう言うから何か面白い事あるのかなぁと。僕の想像だと、まず白いのをかぶった
KKKみたいのが「お前ら入れるな!」妨害があって、でも楽しくやってるよって人たちもいて、餅つきしてて。各政党の党首がだるまを持って待っている。墨を擦るのは片岡鶴太郎さん、
ヨガのあれでね、痩せすぎですよあの人。そんなことどうでもいいです。ノンポリなんですよ、ただ反原発であるとか反戦であるとか、いわゆるどちらかと言えば左側の思想ですね。
それに共感するところはあるんです。はっきり言いますけど、なぜかと言うとおそらく最近になって気付いたんですけど、自分は物心ついた頃からロックをやっていて、ロックは60年70年代
アメリカがベトナム戦争でぐちゃぐちゃになって反戦というところから来る部分もあるから、ロックをやることは反戦であり反核であり、どちらかと言えば左側の思想に寄るんです。そこで
ずーっと生きてきたから、そういったおうち、地域に育って何も疑わずに来たんですよ。でも大人になるとたまにいやいやその思想は違うよ、憲法9条とかにこういう考え方あるだよ。
僕はそれを支持している、って聞いてえええ!ロック村の、ロックをやる人はそうであること当たり前だと思ってたから、ロックをやっていてもそうじゃない人間に会うとえええ!?
アイデンティティクライシスくらいに驚いたんですね。でも、考えた結果僕はノンポリですね。うん、政治わからない。政治と宗教と野球は、どうでもいい。ということ考えてみると、大槻ケンヂ
という人間は非常にあるですね、お姉ちゃんのいるクラブ、のお姉ちゃんに向いてるんだね。銀座のクラブはとにかくお客さんに対して政治と宗教と野球の話は絶対にしない。喧嘩に
なるから。おのずと興味がない僕は、ホステス向きなんだね!だから・・・何見てんだみんな。こんなどうでもいい話にオチがあるわけないじゃない。適当にしててくれよ」
「台風の中ほんとありがとうございます。みんな選挙とか行かれたんですか?不在者、投票してきたの?自分の代わりにスタンドみたいのが行ってくれるの?ジョジョの不思議ななんとか
的なあれで。僕の場合は、レッドホットチリペッパー、何?音石明が行ってくれる。あるんだねぇ不思議だねっ。嵐というのは台風で僕思い出が。僕ヤバイんですよ、中障害とか
発達障害とかありますけど、まぁまぁそういうのはね、少年時代多少僕はあったんじゃないかなと今にして思う、色々あるじゃないですか。わからないけども、台風というものを意識した
ことがなかった。今鼻で笑いましたね、気持ちはわかりますよ。50歳なる男がね、台風意識したことなかった!って言ったらへっ、笑いますよ、正解!だから、すごい台風でも
気にしたことがおらぁ一度もなかった、若い頃。だから今でも覚えてるんですが、東京の全電車が一時止まったくらいの大台風があった時に、僕は雨合羽を着て自転車に乗って、
野方から新宿、博多で言うとどのくらいの距離かわかりませんけども、10キロはありますね、そのくらいの距離を走っていって、新宿の歌舞伎町で地獄の黙示録を観たんです。
ベトナム戦争より過酷だよって。ガラガラですよ、2千人くらい入る、バカだから最前で観てたんですよ。そしたら一番いいシーン辺り、マーロンブランドがね、そろそろ出てこようか
くらいなとこで、やっぱちょっとおかしいオヤジが1人で観に来てたんだよね。ほんとのいいシーン、最後の辺りですよ、突然そのオヤジが僕の傘を拾って、「傘落ちてますよ」
フランシスコッポラの世界からいきなりえっ?「ありがとうございます」そのまま映画に入り込めないまま、また、合羽着て傘さし運転で、豪雨の中、帰ったんですね
。じゃやりましょう。
ここ座る予定でしたが見えないお客さん多いみたいなんで立ってやりますね。こういう時にぴったりかもしれない、特撮のアザナエルという曲と、アンダーグラウンドサーチライ、Guru
という曲です
」
アザナエル。
Guru。
「どうもありがとうございました。弾き語りツアーを色んなところでやってきたんですが、やってきて思うのは、1人ですべて2時間なり10何曲やるのはまぁ大変だと。僕なんかはライブの
合間にMCなんかしますけど、さすがに色んなとこ短期間で回ってくると、ネタもなくなってくるんです。という時になんて言うのかな、心強い、お喋り相手がいてくれたら、ものすごく
思うんですね。わかったんですけど、チャゲアス、ゆず、あと出ない、2人組いるじゃない。あれはね、1人でもいいの。話し相手が欲しいんだ。ということで僕もお喋り相手が欲しいな。
博多でどなたか、あっそうだ!掟ポルシェさんがいるじゃないか!オファーをしたところ快く来てくださいました。紹介いたしましょう大きな拍手でお迎えください。掟ポルシェさんです!」
掟ポルシェさん2階から階段下りて登場。
「声が出ない、出た。お喋り相手の掟ポルシェです。昨日ですね、大槻さんのイベント明日だなぁって思ったんです。誰からも連絡来ない、マネージャーさんからも大槻さん本人からも、
一体何をやればいいのか。ようやく昨日の夕方ですね、イベント中にお電話がありましてマネージャーさんから、「大槻が掟さん、別に歌とか歌いたくないよね、って言ってます」お喋り
前提で、一応ミュージシャン枠、なのかなと思ったんですけど杉作J太郎先生の漫画みたく」
「掟さん、今日僕はね、例えお招きしたのがそうだな、ミックジャガーだったとしても、歌ってもらおうとは思いませんよ」
「それは、嘘です」
「本当です」
「毎年座・高円寺というところで大槻さんやってらっしゃいますよね。そこでもミュージシャン仲間全員が歌う中、俺だけなぜか歌のコーナー貰えないまま終わる。いつもの展開なので
大丈夫す。傷ついてはいません、こういうものだと思っています」
「僕もたまにありますよ。呼ばれて歌うことないって。全然あります」
「でも大槻さんのイベントはいつも歌うとこもらってません」
「いや最近、去年歌ったよ」
「去年歌ってましたね」
「CD焼いてたよ、売るCDを楽屋で焼いてて、袋忘れたって何か作ってたでしょ」
「ジャケット忘れたので、そこで封筒買ってきて詰めました。内職みたいに」
「博多ではほんと掟君お世話になっていて」
「とんでもないです」
「ほんとありがとうございます」
「交通費ゼロで呼べるってね。月半分住んでますから、全然大丈夫です。問題は、博多福岡のお客さんがまた掟ポルシェか」
「いやいや、そんなことないですよ。みんな掟さんに会いたくて会いたくてしょうがない。今みたくアザナエル~♪歌ってる時に入ってきたらどうしよう。その時は絶対掟君には
敵わない俺の歌は」
「えっ何が?」
「掟君の入場のインパクトと僕の歌では、完全に僕のが負けると」
「入場のインパクトでしょ?歌じゃない。何か比較対象がちょっとずつおかしな気が。まぁいいです全然、大丈夫です。こうしてお喋りすることによって、うちの子供のおかずが増える」
「こんな台風の時に来ていただいて」
「もう電車止まってましたね」
「あっほんと!」
「1時間に1本くらい。うちの付近は地下鉄じゃなくてJRから直結してる地下鉄なんで、JRの部分が風の影響で。もう雨止んでましたから大丈夫ですよ。大槻さんが帰る頃には」
「明日どうしようと思って。だから、はっはっは」
「どうしたんですか」
「明日帰れないかもしれないからどうしよう。まず掟君の本屋に行こう」
「あの本屋が無くなりまして」
「あぁそうか」
「長い歴史に幕を閉じまして、大槻さんのイベントを最後に」
「書店自体がなくなったの?」
「縮小して業態変更して、今まで一般書店だったんですけど、教科書販売と占いの店に」
「じゃあ占いをしてもらいに行こう」
「うちの嫁に」
「たまたまなんだけど、もとミュージシャンの占いの友達がいるでしょ、いわたさん、いわたまり。知ってる?掟さんの奥さんが占いをやってて、その占いの同僚ですよね」
「なんとなくは存じ上げて」
「昔有頂天をバックに歌ってた歌手だった」
「えっ有頂天?」
「知らないの!バック有頂天だよ」
「何で?バックにクボブリュが」
「ハッカイもいた時代だよ。みうちゃんもいたかも、いたかな?いたわ。何でかというと、有頂天ボーカルケラさんなんだけど芝居をやりたいって年の半分芝居をやるもんだから
有頂天のメンバーやることなくなっちゃった。いわたまりってこがいるから誰かバックいないかって、じゃあって有頂天がバック務めてたの。知らなかった?」
「全然」
「奥さんの同僚のいわたまりが有頂天をバックに歌ってたってことを、先生ですね、まついなつきって先生が、漫画家をやって占いもやってる方が」
「空手バカボン」
「そう!この方は空手バカボンのバカボンのススメのジャケットを描いた方なんです」
「そしてそのギャランティは、払われてない」
「そうなんだよ!ケラさんが払ってない」
「大槻さんが払うもんじゃないですよね」
「あれですよ、仮面ライダーのギャラでぽん」
「
こないだうちの嫁の先生がまついなつきだから占って貰ったら、って。でも、まついなつき先生に占ってもらいたくないなぁ」
「だって空手バカボンのジャケット描いた人が占い師って言われてもさ」
「台風なんですが」
「はい」
「
思い出したのが、子供の頃ちょっとおかしかったのね。合羽着てるだけましだけど、合羽着て傘さして自転車で野方から新宿まで地獄の黙示録観に行ってたの。1回
びしょびしょになって帰ってきて母親に烈火のごとく怒られたことがあったの。そんなわずかな金のために嘘をつくのか!」
「何ですか?」
「
コインランドリーに行ったんですよ。コインランドリーに行ってびしょびしょで帰ってきて怒られた。記憶が曖昧なんだけど、とにかくコインランドリーに行くからって金を親から
もらったわけ」
「ああそういうことですか」
「金をもらって、その金が欲しくなって」
「その金で地獄の黙示録」
「
いやそれで洗濯だけして乾燥機入れずに乾燥機代を懐に入れて、びしゃびしゃの服を着て帰ってきて、親に「お前は乾燥機代をくすねるためにびしゃびしゃで帰ってきたのか!」
って怒られた記憶があったの」
「実際そうなんですか?」
「
ちょっと待って、でも、その時は帰りにものすごい雨に降られたの。普通の服着ててびしょびしょになったのに、親に思われたの。でもおかしな話で、まぁ昔の家だったから
全自動洗濯機で乾燥機付いてないんですよ。洗った物をコインランドリーに行って乾燥機に」
「乾燥機利用するためにコインランドリーに行く?」
「
でもそれを乾燥機かけずにびしょびしょで帰ってくるということは、俺は裸でコインランドリーに行ったのかな。どういうこと?」
「
持ってたんじゃないですか?1着分だけ洗いに行かないですよね。そのうちの1着を着てた状態?」
「でも、着てたのは」
「洗ってる間、全裸だったか」
「
確かにその時びしょびしょで帰ってきて、白い、白いズボンを穿いてた。真っ白なズボンと赤い、ジェームスディーンが着るような」
「ジェームスディーンが着るようなシャツ?」
「
理由なき反抗で着るような赤いブルゾン、すごい流行った。わかるかな、ジーンズの宣伝で着てた赤いブルゾン。何?ボーリングシャツじゃない。いわきでライブやった時に
ラジオに出た時にわっ、40年ぶりにジェームスディーンの服着てる人を見た!まぁそれはおいといて、人生で不条理なこと沢山あるじゃない。遠野物語みたい不思議な話で
これは」
「不条理なんですか?」
「
だって確かに母親に乾燥機代ごまかすためにびしょびしょな服着てるんだって怒られたけど、そんなわけない。何で着替えて帰ってきて」
「何ですかね、パフォーマンス。かーちゃん!笑ってくれよ!」
「そうか、母に対する何らかのアピールか」
「俺、面白いでしょ」
「
確かにその頃僕は、特にサブカルチャー的なことナゴム的なことを発表する相手がいなかったんですよ」
「まだ始める前」
「
小学校の時は鈴木君ウラベ君ハバ君しかいなかったあと坂本君。中学で内田君しかいなかった。内田君常駐してるわけじゃないから」
「仲良かったですから」
「
たとえば内田君なりに、俺今、コインランドリー代をくすねて、洗ったばかりの服を着てきたぜ、うっちー」
「
まぁ相手がうっちーならそれなりひと盛り上がりあったでしょうね。相手がかーちゃんだから怒られた」
「
確かに特撮を始めた頃、筋肉少女帯をお休みした時に動員がわーっと下がった。その時叫んでましたお客さんに、人を連れて来い!男は女の子を連れて来い、彼女が
いなければ、おかーさんでもいいよ!」
「ハハハ」
「昔から、自分の奇行をお母さんという人たちに見せたい」
「誰のお母さんでもいい」
「お母さんに奇行をを見せたいという性癖なのかな」
「
かもしれませんね、ウルトラセブンで興奮したというのもありますし、それの一環としてお母さんに見てもらいたい、それによって盛り上がる俺」
「
本当の、変態ですね。そこまでのってアメリカの猟奇映画にもまだ出てこない。連続殺人鬼でサクサク殺して、その理由がお母さんに見せたかった。怖い怖い!怖いわぁ~」
「
色んな人いますから。一説によると、やんごとない方女性が民間に嫁いで行かれましたよね。男性の方××クラブの常連だったそうで」
「ちょっと待ってください。これトローチなんですけど、ツイッター禁止トローチ」
置いてあったトローチ6錠シートを掲げる。
「これを挙げたらツイッター禁止」
「
どこの国の方とは言ってません、某国のね。でもダメなMと評判で、何をしてもらいたいかわからない」
「あ~・・・。あーって俺」
「1点だけ要望があったのが、お姫様にかしずきたい」
「あー」
「リアルなお姫様と結婚された。もうすんごいいい人生ですよね。変態に帳尻が合った」
「
そのままだといいですね。ぼかぁ中高生時代、昔ブルマーってあったじゃないですか。今形変わっちゃってね、ホットパンツ状に」
「そうなんですか?だぼだぼしてない、提灯ブルマーじゃない」
「
じゃなくて昔アトムパンツみたいな、ウランちゃんが着てるような、提灯の後のブルマーにムラムラ。ところが最近、ブルマを見ても、ライトな感覚。あぁ、ブルマね」
「ブルマそんな見る機会ないです」
「今はブルマー自体禁止になったんですよ。あまりにエロいということで」
「ダメなんですか?今どうなってんですか」
「短パンみたいになっちゃいました」
「そう言われてみれば、うちの4歳の保育園で短パンですね。食い込んでないです」
「だからかしずきプレイが成就してからは、そうならないかも」
「リアルなお姫様ですから」
「
あるんじゃない?お姫様の会合、普通の人がティアラ付けてプリンセスの恰好してみんなが蝶よ花よ、秘密クラブがあると思う。絶対ある、親不孝通りの裏あたり。掟さん
博多秘密クラブ情報とか」
「
来てくれたお客さんで女王様がいて、来てくださいよって言われたけど意外にそういうのないんです俺」
「どういうのが」
「どんなので?」
「僕はお母さんに」
「びしょびしょの服を着て怒られたいという願望。そんなに変態じゃないです」
「
怖いのがさ、ヤバイのが衣服に関するフェチの人多いんですよ。ずぶ濡れ服フェチだったのかもね。ずぶ濡れの服で女の人に見てもらいたい」
「
昔からありますからね。イレブンPMで濡れたTシャツシリーズ。おっぱいを直接出すんじゃなくて、ブラジャー着けてない状態でTシャツで海に潜ってざぱーって出てくる」
「それスタッフにマニアがいた」
「濡れたTシャツどうしても見たいんだ!」
「公私混同ですよ。だから僕がディレクターだったら濡れた服の男を」
「自分が濡れる。それをお母さんに見てもらう。お母さんに怒られるまでがワンセット」
トローチ出る。
「ないんですか?性癖じゃなくても、こういう行動がしたくなる」
「今ずっと半袖で生活してるんですよ」
「ほんとだぁ」
「10月いっぱい夏なんですね」
「えっ!」
「
厚着すると具合悪くなる。薄着してちょっと寒い方を選ぶ。それをツイッターで書いたら石野卓球さんが『同士よ』急に10月いっぱい卓球さんとの約束で半袖で生活しなきゃいけない」
「
真逆ですよ。怒髪天の増子さんだっけ、BABYMETAL武道館あったでしょ。ものすごい冬で、ものすごい厚着してマスクして、信じられない厚着して。それを掟君が「なんでそんな
石焼き芋屋さんみたい恰好してんですか」」
「言ってました?」
「僕はとにかく常に寒いんですよ。8月でも。映画館が特に寒い」
「映画館寒いですね」
「映画館より寒いとこ発見した。美術館、あれは収容所かってくらい」
「夏?冬?」
「常に寒い」
「絵にとって湿気があったり乾燥して」
「
お互い暑い寒い大変で。それは薄着してる自分を見せたいという性癖ではない。お母さんに見せたい」
「もう母親死んでますから見せようがない。そういうことはないです」
「また、のちほどおしゃべりで」
「度々出てくりゃいいんですか?」
「そうです」
「小刻みに間に挟まってジングル的な」
「
重要なんです嬉しいんですほんとに助かるんですおしゃべり相手。今回他の土地も探したけどいません!博多にしかいない!」
「そんなことないでしょ」
「宇都宮なんて誰もいない、いわきもない。大阪もいない、竹内義和さんくらいしかいない」
「仲いいんですか」
「
仲いい竹内さん。毎日イベントやってるから会うに会えないし。ガリガリガリクソン、彼をこっそり呼びたいな、考えたけど。まぁまぁ、のちほど」
「度々出てくる感じで、また」
「次びしょびしょで出てくる、いいです、仕込まなくて」
「大槻さん飲み掛けのペットボトルそこにあったんで、びしょくらいには」
「普通でいいです。夏の魔物じゃないから」
「これでもう1本分くらいは。てか俺が濡れてて興奮するのおかしくないですか?」
「俺が濡れてて見られて興奮するんだもんね。日比谷の野音で雨でやってるロッカーあいつら変態でしょ。びしょびしょの俺」
「そうですか?」
「同業者をディスって。ありがとうございました」
「また」
「ありがとうございました掟ポルシェさんでした」
「次はもう少し実のある話しますんで」
「オーケー、じゃ、掟君呼んだところで、盛り上がってきたんじゃないかー!あたかも、濡れた姿を母に見られたオーケンのごとく!盛り上がってきたんじゃ
ないのかー!行けるのかー」
ジャーン。
「日本を印度に?」
\しーてしまえ/
日本を印度化計画。
1番終わりで。
「日本を印度に!」
\しーてしまえ/
「今日サモサとかなかったね、なかったよね今。あの、お客さん同士で語り合わないで、やめてくださいそれ」
ムルギーって言っちゃってたとか喋ってた人が。
続きやってラッシー掛け声あって辛さがハイにするぜ~となったり。
「へーい盛り上がって行くぜー!コール&レスポンス!」
ヘイヘイコール。
「ヘイ、ヘイ、わかんなくなっちゃう、日本を印度に!」
最後の聖者が?
「香菜、頭をよくしてあげようワンツースリーフォー」
香菜、頭をよくしてあげよう。
やつらの足音のバラード。
「ありがとうございます。では、素敵なゲストをお招きします。掟ポルシェさんです」
掟さん再び。
「すぐ出てきましたね。いいんですかこんなに」
「嬉しいです」
「さっきの大槻さんのMCのちょこちょこ補足説明入れてきます。まずですね、福岡でライブやる時に「博多-!」って言うミュージシャンの方いらっしゃいます。博多というのは
厳密にこの辺じゃない?違う?向こうだ。だから博多って言っても福岡全体を指す言葉じゃなく結構ちっちゃいとこ指すらしいです」
「ええ?でも千葉にあっても東京ディズニーランドって言うじゃない」
「まぁそれは言い張ってらっしゃるんでしょうがない」
「そうなんだ知らなかった。博多の事何も知らないんで」
「あとは福岡の人意外に野球好きなんすよ」
「えっ」
「ていうか地元愛が強すぎて、野球好きじゃなくてもソフトバンクホークスの応援はしてます。だから野球はわからないって何人かカチンと来てます。ほら、結構笑い来たでしょ。
意外とそうなんですよ。野球観てるんですこの町は」
「ソフトバンク、ホークス?」
「今日本シリーズ、しかもその辺でやってる」
「まだやってるの野球。もう10月だよ?」
「ほらほら!持ってる人いますよ野球の新聞」
号外を掲げる人が。
「楽天に3連勝。楽天つーのはどこの」
「楽天?仙台です。俺も詳しくないけど」
「まっっっっったく興味がないの野球。ただ子供の頃魔球を投げようとはしてたよ」
「誰が取るんですかそれ。受ける人いないでしょ」
「壁に向かって」
「壁に向かって魔球?その変化楽しむの自分だけですよね」
「オリジナルの魔球を」
「世代ですもんね、侍ジャイアンツとか巨人の星」
「巨人の星で、構えてるバットにボールを当ててゴロにする。すごいよね、そんなの今大炎上でしょ」
「その手法が使えればほんとはいいんでしょうね」
「
アストロ球団、殺人L字ボールってさ、異様な回転がついてるから、打つと球がギュルギュル~」
「バットを遡ってく、手の方に」
「ぎゃーん!て当たって、当たった人は死ぬんだよ」
「殺人ですから」
「川上だっけ」
「無七志が破る」
しばらくその話で。
「
面白いじゃないですか。だから筋肉少女帯の内田雄一郎と酒の席で盛り上がっていたら、そこにいた橘高文彦が泣きながら「君たち、ミュージシャンならロックの
話をしろよ!」」
「はっはっは」
「怒ったの。みんな「ぇえっ!」ごめん、わかった。飲み屋ではアストロ球団の話はしないよ」
「怒らなくても」
「びぃっくりした」
「なんか辛いことがあったんでしょうね」
「まだ20何歳で、熱い、今も熱いけど。でも厚着じゃなかったですよ橘高君は」
「本人が熱いから暑がり」
「
じゃあエディと。エディも薄着。うすぎーずとあつぎーずを作りましょう。じゃあ卓球君も入って、瀧も薄着じゃないかな」
「なんか電気グルーヴに偏ってますね」
「エンセン井上とか薄着っぽい」
「それ試合出てる時、普段は着てますよ」
「ハワイはあったかいから。寒がりは誰」
「安室奈美恵の旦那さん」
「SAM?」
「SAMの由来って知ってます?寒がりだからサムなんですよ」
「へぇぇぇぇ!」
「寒い寒い常に言ってるんですって。本名全然違うらしいですよ」
「じゃあわかりました。僕SAMと組みます」
「新しい時代の」
「SAM、寒いね。センシティブホールドとして」
「安室奈美恵が引退した後は大槻さんとユニットを組んで」
「
昨日も安室ちゃんの話が出た。スーパーモンキーズ時代に会って、ディスってるわけじゃない、あまりにスタイルが良くて小さくておでこが広くて宇宙人にしか見えなかった。
宇宙人だ!」
「あぁいますよねそういう人。顔が小さすぎる人、あと辺見えみりさんもすごい顔小さい。テレビで観るとわかんないけど。こうやって挟むと落ちますよ」
「ナックルボール」
「挟めますよ。最初見た時わっ!人間もどき!と思いました」
「
市川美織ちゃんもちっちゃいね。乃木坂の斎藤飛鳥ちゃん。あれじゃない?どっかの風習でミイラにして顔ちっちゃくする。あれを生きながらに」
「そういうことですか?」
「
そういうことでしょ。顔の骨とか削って小顔にするとかあるじゃない。たまにし過ぎた人って怖いんだ」
「施術によって小さく」
「削り過ぎて宇宙人だ!」
「確かにそんな感じになりますね。整形は女性の美の概念に向かって突き進んできますから」
「僕全然整形いいと思いますよ」
「いいと思いますけど、男性でやってる方もいますんで、全員がニューハーフみたいに」
「あぁ。近づいていくけど、例えばどんな感じに」
「これはかなりトローチ」
トローチ出して姉妹の話に。
「
ただ整形などせずに、筋肉少女帯をやってすごく思うんですけど、おじさんておばさんみたくなりますね。おばさんもおじさんに」
「近付いてわかんなくなりますね。中性化、ありますそれ」
トローチ出しながら。
「わかんない南こうせつさんなんかおじさんかおばさんか」
「若い頃もおばさんでしたよ。今に始まったおばさんでは」
「
寧ろね、アルフィーの坂崎さんは男に戻った。今の方が男性ぽいね。筋肉少女帯なんかみんなそうですよ宣伝になりますけど今度新しいアルバムFuture!10月25日
出すんですけど、裏の写真見てくださいよ。僕短髪でスーツだから一番男に見えますよ。あと、おじさんかおばさんか全然わかんない!」
トローチ!
「メンバーに中性化が進んでる」
「
寧ろおばさんですね。リアルなおばさん化。橘高君なんか金髪でスカートみたいの着てさ、まぁまぁ中性的なていでってやってるから。寧ろ、おいちゃん内田のおばさん化
半端ない!すごい!しかもアー写ってレタッチしてるから。無茶苦茶してんですよ!僕は、昨日も言ったんですけどあまりにし過ぎたのが来たから、やめてくれ!こういうの
パネマジって言うんだ、やめてくれ!って修正を抑えてもらった」
「おばさん過ぎると」
「いや、何にもない能面みたいになっちゃう」
「盛った写メみたいな」
「
盛り過ぎ、やばいですよ。だから筋少のおばさん化はすごい!他のバンドと比べてもすごいと思う。こんなに!おばさん化が進んでるバンドあんまり」
トローチ!
「ない、ない。だから今筋少が好きだっていう若い子なんかでいるんですよ。やつらは、彼女たち彼らもですけどね、おじさん化したおばさんフェチですよ。ド変態!」
「確かに大槻さんファンの20歳くらいの子が自分のイベント来てくれるんですよ。やっぱこのくらいの年頃好きみたいですよ、世代的に。若いとちょっと気後れしちゃう。
おばさんになってるおじさんくらいでちょうどいい。おじさん化してるおじさんもちょっとやだなー、若者はもっと苦手だし」
「
理論的にわかるんだけど、多分、中性的な人っていうのはガチ恋に至らないじゃない。至ってもいいんだけど。男性性がなくなると、腐女子の理論ですよ。そこに
入り込む余地がない。だって両性具有なんだもん。両性だから」
トローチ・・・。
「ほんとダメ。いい話しましょう」
「いい話といえば先ほどCDのシュリンクの開け方。和田アキ子さんはCDのケースが開けられない。わかんな過ぎて、一時期貰った傍から全部割ったらしいケース。
和田アキ子さんち行くと、ティッシュCDティッシュCD、これ何ですか?って言うと、「えっ。みんなCDどうやって開けてんの?」シュリンクどころかケース開けらんない人いる」
「それはどこのネタ元なの?」
「もう目の前にして誰かが言ってましたよ。テレビ番組か何かで和田さん本人が」
「あれは知らなかった?シュッてやるのは」
「どうやるんですか?」
「こういう角にCDの側面を。角と角を合わせてシュッ。そうするときれいに開きます」
「それはCDケースにダメージは」
「全然大丈夫。僕それで何枚も開けて」
「摩擦で減ってるな、とか許せない」
「全然大丈夫」
「ブックオフで買うと、背焼けしてる部分削るんです。現物に対してちょっと減ってる、許せない」
「コレクターの方はそうですよね」
「確かにシュリンクは難しい、あれ開けられないようにしてるんですかね」
「聴かなくていいっていう。殿様商売ですよ、聴かなくていいよぉ」
「でも、こうすれば開けられる」
「最近中のブックレット全然字が読めない問題。老眼じゃなくて、どうやっても見えないの。薬の説明とか」
「段々虫眼鏡世代に」
「あっ虫眼鏡。石坂浩二的な虫眼鏡。おじさんおばさん化が進んで、だっておいちゃん内田に買い物かご持たせてごらんなさい。お魚くわえたドラネコ的な」
「それによって人気って出ます?」
「人気、でももう出ないでしょ」
「こんなおじさんおばさんCD欲しかったんだよ!そうそうこれ求めてたんだよ!って人いない」
「そろそろ、ロックミュージシャンのおばさん化は世界的問題になってきてると思うんです。スティーブンタイラーとかもうわかんない。おじさんなのおばさんなのはっきりして
って人いっぱいいるじゃないですか。ロックをやっていると男はおばさんになってくのは世界的な問題ですよ。だから英米のミュージシャンから買い物かごを持たせて、
エコバッグでいいですよ。何の話をしている」
「そこまでおばさんに寄せますか」
「
なりますよ。ウィーアーザおばさんの曲を。いつから~こうなったのか~♪男がおばさんに~♪ヤヤヤ~♪そこはシンディローパーのとこ」
「おばさん化してきたおじさんと、おじさん化してきたおばさんが」
「ついにブルーススプリングスティーンが、ウィアーザおばさん~♪ウィアーザおじさん♪どっちかわからないよ~♪なんだっけ目の見えない」
「スティービーワンダー」
「もう一人いるんだよね、いとしのエリーカバーした」
「レイチャールズ」
「この年になるとどっちでもいいよ~♪最後ボブディランが」
「ちょいちょい死んでる人挟んできますね」
「ボブディランは死んでないよぉ。レイチャールズは死んだ?」
「たらればの話なのでどっちでも」
「盛り上がってきたところで」
「あぁ、聴いていただいたほうが」
「ほんと助かってるんです!辛かったんです1人で」
「じゃ、辛かったら呼んでください。辛くなかったらいいですよ。みなさんもうそろそろ歌聴きたい」
「おばさんの」
「おばさんじゃないでしょ」
「
おばさんよぉ、何言ってんの。もう51年も生きて来たらおじさんはおばさんよ。南こうせつよ。日本こうせつ化」
トローチ!
「かぐや姫よ」
「姫ですから」
「掟ポルシェさんでした」
「困ったらでいいですよ」
「あと1回」
「1回あるんですか?」
「あります」
「ほんと困ったらで、早めにギブアップダメですよ」
「わかりました!」
「ありがとうございました」
「特撮の、Sweetsという曲聴いてください」
Sweets。
おやすみ-End-。
「今日はどうもありがとうございました。色んなところに行って、歌っています。40代半ばから弾き語り始めたんですが、掟さんに会ったりとか、色んなハコ紹介してもらって。
ここはミチロウさんやってらっしゃるのかな。水戸さんもやったっていう話で紹介してもらって。そういうミュージシャンの繋がりとかできて嬉しいですね。おそ松さんを一緒に
歌っている田島貴男さんであるとか宮田和弥君とか色んなカフェでやっていて。いいですね近いところで皆さんとためになる話を。じゃ最後に1曲歌いますね。プカプカという
曲をやります」
プカプカ。
「今日はどうもありがとうございました」
じゃらん♪
オーケン退場。
~アンコール~
1分ほどで登場。
「おっとそうか、香菜歌ったね。踊るダメ人間を歌おうと思って、歌詞カードがないけど何年歌ってんだ。あったあった。よっしゃー!」
ジャカジャーン。
「こどもだーましのお歌を歌って♪ちょっと待って、トローチが挟まって。死んだらやだからね。トローチ死は悲しいからね。よっしゃー!」
踊るダメ人間。
珍しく(?)何も挟まずフルで。
「10月の25日に筋肉少女帯のFuture!というニューアルバムが出ますのでよろしくお願いします。その中のサイコキラーズラブを聴いてください」
サイコキラーズ・ラブ。
「どうもありがとう。いやー台風来てますけど、博多に来てよかったと思います。皆さん優しい温かい、そして何より、この方のお陰で素晴らしい夜になったと
思います。もう一度、この階段から降りてもらいましょう。掟、ポルシェさんです!」
掟さん登場。
「ありがとうございました」
「告知的なことあればお願いします」
「お言葉に甘えまして。今日は福岡以外全国から熱心なファンの方々が」
「バンクーバーからも」
「バンクーバー!カナダ」
「多分。カルガリーとか」
「カルガリー!カナダ。カナダばっかりじゃないですか」
「プロレスよくやるところ。メヒコからも」
「はい。来たる11月26日東京下北沢シェルターというところで、ロマンポルシェ。男の20周年記念ワンマンライブがあります!」
「11月の」
「26日。何か入ってます?」
「わからない」
「筋少の翌日?ということは、入ってらっしゃらない」
「オカルト紅白の日だ。違う、ごめん」
「ちゃんとファンの方が」
「
把握してらっしゃる。オカルト紅白というのは紅組白組に分かれて自分のプレゼンをするんです」
「大槻さん白組ですか?」
「
僕は審査員、審査委員長です。オカルト的なこんなことが面白い、年に一度ぶつけ合って、もう4年もやっています。ファミリー劇場スカパーの。12月31日にやっています。
紅白にも出ずに、やっています。という話を先日フラワーカンパニーズにしたところ、ゲラゲラ笑われました」
「何で?」
「何やってんすかー」
「ミュージシャンだから」
「
何すかそれぇ。でも自分は、誇りをもって、オカルト紅白、やらせてもらってます!しかもその後オカルトゆく年くる年という」
「ちゃんと年越しの時間帯はゆく年くる年が。そちらは」
「出てます」
「じゃあずーっと新年切り替わるタイミングはファミリー劇場に出ずっぱり」
「そうです」
「生放送」
「
もし紅白に呼ばれても、絶対出ます。あの、収録だから。でもオカルト紅白生だったら絶対行く。すごいの、司会が逸見太郎さん逸見政孝さんの息子さん、視聴者プレゼントで
自分のゴルフのグローブ、サインを書いて。そもそもそのセレクトおかしいだろ」
「アナウンサーの方がゴルフのグローブを」
「そしたら翌週悲しそうに、私のプレゼント応募者が一名も」
「そりゃそうでしょ。とはいえ私がいつも使用してるマイクを、って言われても」
「ロマンポルシェ精力的に」
「
もう20年やってまして、メンバー仲良くないんで最近1年1回3年1回とか。ワンマンやればそれなりに集客が見込めると販売いたしまして、今チケット売り上げが200に対して
130という」
「あと70!ここのみんなが行きますよ」
「70いますね!ちょうど埋まりますんで皆様来ていただければ」
「是非みなさん、行きましょう!」
「そんなこともありつつ。福岡ではスナック掟ポルシェという飲み会イベントを、ただ一緒に飲むだけっていう」
「どんな話題が多いんですか?」
「そん時あった話題ですね」
「普通の飲み会かっ」
「普通にダラダラと」
「あぁ素敵だなぁ」
「そのおかげで自分のライブもお客さん来てくれるようになって」
「飲み会から流れて、はぁ重要ですよ」
「福岡何をやっても客30人説というのがありまして。大槻さんのようなビッグな方は別として」
「いえいえ、僕はただ仮面ライダーのラスボスですから。ただのいち俳優です」
「ドス竜以来」
「
軸のぶれない芝居でね。何をやっても、彼になる、マーロンブランド的な役者ですよね。内田裕也さんとかね」
「また演技の感じは」
「変えようがないでしょ。だって僕だもん!」
「そういう人でしたっけ」
「何をやっても僕は僕の芝居をするだけ」
「マッドサイエンティストですよね」
「
いるじゃないですか、何をやってもその人になる。ピーターフォークとか、コロンボの。勝新太郎さんとかその系列ですね。何をやっても結局大槻ケンヂになってしまう。
歌っても演じても結局大槻ケンヂというひとつのジャンルになってしまう。で、何でしたっけ。それがいつ」
「スナック掟ポルシェが11月5日日曜日に、昼間13時から18時に」
「へぇ~。じゃ、飲み会頑張ってください。飲み会頑張るってのも。幹事ですからね」
「ラストアイドルの話もしてますよ」
「時間がないんであれだけど、今度。ガチですよあれ」
「不穏な空気になるとか。よく審査員受けましたね」
「いや全然知らなかったから」
「来ましたよね、企画書の段階で。1人権限が与えられてって」
「企画書って読む?」
「読むでしょう」
「ラジオとかで最近嵌ってることは、とかちゃんと書く?」
「書きますよ」
「
それが反映されないことあるでしょ、全く。ある番組でみっちり書いた2回とも1個も喋られなかった。人間不信になってる」
「審査員全くスポット当たらないのにやな役だけ審査員に」
「でも女の子の方が腹が座ってますよ。知ってて出てくるんだから」
「ファンがすごい怒ってましたよ吉田豪に。大炎上。誰だお前、アイドルのこと何も知らないだろ!」
「吉田豪に向かって」
「昨日今日出てきたくせに!みたいな、本気で怒ってる。若いのかと思ったら結構おじさん。アイドルファン闇深いですね」
「今度その話も。今日はありがとうございました。もう一度大きな拍手で」
「物販もあります」
「あぁ物販!掟ポルシェさんもやる」
「マネージャーいませんので本人がやります」
「おぉ!」
「やるしかないじゃん」
「博多に行けば会えるアイドル」
「アイドル?ありがとうございました」
「ありがとうございま
した。あっ、掟さん!二人でステージで記念写真撮ろうと思って。是非是非、お願いしたいなと」
記念撮影。スタッフさんにスマホ渡して。
「そこの階段から。割と広く。オッケーありがとうございました」
掟さん退場。
「何度も言いますがありがとうございます感謝しています。また博多来たいと。もし東京の方来たら筋肉少女帯とか特撮色々やってる、ROOTS66色々やってますんで
是非来てください。大槻ケンヂでしたありがとうございます。最後に池ノ上陽水の曲でSIGNという歌歌います」
ミラーボール回りました。
SIGN。
後奏弾きながら。
「また来ます。大槻ケンヂケンヂでしたありがとうございました」
「どうもありがとうございました」
お客様たちからプレゼント受け取りながら階段方向へ退場。
「ちゃんと受け取ります。エンドSEかけてください。奇妙な間が流れるので」
追い出しSE:SIGN
リハなしぶっつけ状況アワアワも見れて面白かったです。
チェキ売り切れ。CDとポスターまだ買えました。
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