大槻ケンヂ 2017弾き語りツアー「いつか春の日のどっかの町へ」  Desperado 2017.5.7  18:30~20:30



MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


オープニングSE:刑事コロンボのテーマ。



前奏弾きながら「どうも大槻ケンヂですよろしくお願いします」

生きてあげようかな。
語り部分はギターなしで。

香菜、頭をよくしてあげよう。

「どうもみなさんこんばんはこんばんは!」
\こんばんは/
「大槻ケンヂですよろしくお願いします。今回はいつか春の日のどっかの町へという弾き語りを始めまして、あ~もう何か所行ったんだろう。今日まぁ大袈裟ですけどツアーファイナル的な
あれですありがとうございます。ここ岡山で迎えられて嬉しいです。縁もゆかりもない町なんですけどね。何の思い出もない町なんですけど、でもいい所だと思います。詳しいですよ岡山。
こっちに着いてホテルでガンガン昼寝してきました。ホテルの周辺、ちょっとだけ見ました!ちょっとだけだとあれだなと思って、タクシー乗って「いいとこありませんか?」「ないです」「繁華街
的な。ライブハウスで歌いに来たんですけど」「あー歌いに来たんですか」驚いたんですけどタクシーの運転手さん聴いてるのって五木ひろしとか前川清とか。
ね、思うじゃないですか。ところが
考えてみれば我々若い、みなさん少女少女少年少年たまに青年、ね、いきなりディスられました。そう思うじゃないですか藤圭子とか。タクシーの運転手さん何て言ったと思います?
「あ、ライブハウスで

デランジェの方ですか?」

「ハ?」ハァ?の案件ですよね。で、で、デランジェ!?「今日岡山デランジェがやってるんですよ。お客さんもデランジェのメンバーですか?あるいはスタッフ、もしくはお客さん」デランジェ
好きの運転手さんに会ったら「自分もバンドやってるんです」「えっ?デランジェ界隈ですか?」「界隈では~。筋肉少女帯という」「あぁ~、昔ね」「いや今もやってます」「いえ知ってます。
でも自分、ルナシー以降の世代なんで」みなさま若いファンの方だからわからないかも、顔に何がしかのメイクをしている、カブキロックスとか、いるんですけどどういう先輩後輩とか
わかんないでしょ。オートモッドさんが一番古い。ちょっと古すぎた?今も頑張っておられます80年代布袋さんとかいたバンド。色々あってX、から結構経ってからの!何で僕語ってる岡山来て。
おかしいでしょ。「あっ大槻ケンヂさんですか。色々やってらっしゃるんですか」弾き語り40代半ばからギターの練習突然始めまして、きっかけが、あまり詳しい話しませんでしたけど池ノ上陽水
という人とうらっこって同級生だったんですけど亡くなっちゃって、池ノ上陽水さんが弾き語りをやっていて、彼の歌も自分がギター弾けるようになったらギター1本で色んな所行けるなと、それで
始めたみたいな話があった、「じゃあ大槻さんどんなとこ行ったんですか」パッと思い浮かばなかったけど思い出しました3月31日2017年いつか春の日のどっかの町へと題しましたツアー
始まりまして、博多VooDooLounge、広島ジャイロ。8日寅家ここは楽屋あったけど電気が通ってないとこです。4月10日神戸タンバリンcafe、目黒これは遠藤ミチロウさんと対バンでした。
4月23高崎SlowCafe、27日横浜サムズアップ内田雄一郎さん筋肉少女帯のベースです、5月吉祥寺スターパインズカフェ、6日昨日ですね大阪南堀江Knave、そして5月7日の本日ここ岡山
デスペラードへやってまいりました!」

パチパチ。
「もっと盛り上がってください。 それは何故かと問うならば」
\問うならば!/
「今日はレコーディングしてい まして、いいテイクがあったらCDにしまして次のツアー物販で売るべなー。ところがですね私今51なりますけども、近年始めた弾き語りなんで、今のところ
全然全敗!1曲も入るテイクがないというですね、驚異の結果になっておりますんで、今日が!ラストチャンスなんですよ!」
パチパチ。
「もしかすると今日のライブがフルでCDになるかもしれない!わからないですよ!あるいは、英米のロックバンドのライブ盤みたいに全部録りなおし!そこにお客さんの歓声乗せただけ。
KISSの一番売れた地獄の、地獄の全貌か、KISS ALIVEというのがピータークリスのドラムしかほんとは使ってないんですよ。と、ピータークリスが言っている。まぁジャンキーなんでわからない。
じゃあ行きますよ。今日はじっくり聴いていってください。ぼんやり考え事をしてもいいです。正直僕は人のライブ観に行くんんですけど、考え事してますね。みなさんはちゃんと音楽を聴いている
んですね。えらいなぁ~。じゃ、枕営業ならぬ枕投げ営業!聴いてください」
枕投げ営業。
ほい♪
「じゃ電車の曲でお別れの背景」
お別れの背景。

「ありがとう。じゃ、筋肉少女帯の蜘蛛の糸」
蜘蛛の糸。

「ありがとう ございます。あの~、僕長い事ライブやってまして何があったか覚えていないんですね。とりあえず博多広島でMCのあてみたいのどんなこと喋ったみたいのメモしてあった
ので、読んでみますね。
『広島 博多からやってきました。今回CD作ろうと思って録音しているので盛り上がっている、または聴き入っているていでお願いします』
盛り上がってるだけじゃだめなんです。聴き入っている!
『博多で使える曲は1曲だけだったので、あと22曲くらい必要』
そうなんだ~。
『博多 22年くらい前に食べたカレーを食べた』
ああ!親不孝通りというのがありまして、そこの入口にカレー屋があるんです。28年前にサーカス団パノラマ島へ帰るのツアーだったかなぁ、若くてほんとバカだったので、1番辛い
超超激辛スーパー激辛カレーというのを食べて38度の熱を出して倒れたということがあったんですね。そこのカレー屋が今もありまして、そこに入りましたね。あとは何か
『広島4年ぶり。Sparks GoGoとラウドネスが来ている』
あぁそうだったねぇ。今日はデランジェだよ。広島よくわからないこと書いてあるのが
『オーケンは、まだ若いのに自分の事おじいさんぽく言い過ぎです』
何だろう、誰かからのメッセージ?そう、言い過ぎてる?オーケンも肩も痛いんだよどこもここも困っちゃうよ。あぁもう1つ、今回のツアーは、ライブのあとミュージシャンは必ずいいこと
言うじゃない。シメの言葉みたい、心に残る、ああいうの僕も言おうと思って。心にも思ってないことを考えて、この時酷かったんですよ。ライブの最後に
『東京にみなさんがもし一人旅に来た時は、是非ライブに来てください。僕年がら年中ライブをやっているのできっとどこかで。でもやってないとしても、音楽をやってるやつらは全員仲間です!
だからみなさんがもし東京に来てライブを観て、それが全然大槻ケンヂと関係ないライブ例えばデランジェだったとしても、死ね死ね団だったとしても、どこかで繋がってるから、寂しくないよ』
すごい偽善者だねぇ。やだねこの人。書いてあるのMC表にこれ言おうって。でもほんとなんですよデランジェのボーカルの何でデランジェの、Kyoさん昔特撮のナラサキさんとベラさんが
やってたんですよ。ライブを観に行って。死ね死ね団はナゴムレコード。そうですよだから。岡山出身のミュージシャンというと、ブルーハーツもそうだね。よく会ったよプロレス会場で。リングの
こっち側で見るとあっち側でよくヒロトさんが、そこに氏神一番さんが。よく見たよ。さぁさぁそんな感じで歌っていきましょうか。よろしくお願いします。色んな場所行くと色んな方観に来てくださる
じゃないですか。音楽というものを通じてギターというものを通じて、なに、何笑ってんのかなぁ!さだまさしがいいこと言おうとする時に笑うかなぁ。平井堅がバラード歌う前にいいこと言ってる
ぷっ、言ってるよ平井、ならないでしょ?平井君って僕の友達たらい君て呼ばれてたんだ思い出したよ。言わないだろう、ここはやっぱりいいこと言おうとしたらさ、ちゃんと聴き込んで欲しいな。
嘘を言う時目を見ない。色んなライブに来て自分はぁ孤独じゃない。僕とギターを通じて、って思うよね。ぷっ、特撮の揉み毬という曲を歌います」
揉み毬。

少女の王国。


「えーあの、うっとり、していただけたでしょうか。していただきたいなぁと思っています。今回のツアー色々ございまして、目黒では遠藤ミチロウさんと遠藤ケンヂというライブをやりまして。
これは遠藤賢司エンケンさんのライブでね、僕遠藤ミチロウ僕大槻ケンヂ、二人合わせて遠藤ケンヂ、コントをやりまして、ひどく滑ったことが。ミチロウさんの記憶ではひどく滑った。僕は
そこそこという記憶、世代の差かな。それでミチロウさんとライブをやりまして、そもそも弾き語りのライブをやるきっかけの一つに遠藤ミチロウさん、パンクバンドであるとかメタルバンドで
ラウドロックをやっていた人がギター1本で旅に出てそこで歌っていくスタイル、僕の知る限りではミチロウさんからかな。あぁそういうのあるんだぁ!吐き気がするほどロマンチックだぜ、
その方がギター1本で色んなとこ回るなんてのは、ギター1本でパンクを表現できるんだ、やってみたいな、と思ったことがあるんですね。すごかったですよミチロウさん!60、いくつだったか
皆様のお父様と同じくらいかも、膠原病って病気になっちゃって足がずっと痺れてる。リウマチもあるらしくなのにお母さんっ!あなたの顔も忘れてしまいましたドンデンドンデン!すごい迫力。
でも素朴な方で、いつもライブの時福島なまりで「久しぶりに母親に会ったらあんたそんな顔だったかね。息子の顔を忘れて」ちょっとそのギャグ滑った。僕は笑いました、わっはっは!
難しいところですよ弾き語りは。1人ですからね。打上げなんかも1人、もちろんスタッフとか現地の方とかもいますけど、概ね1人なんです。カフェバーみたいとこで、男女が揉めだしたんです。
ここはおらが何とかしなきゃいけねぇなぁ。どうしたらいいんだろう、いきなり刺すか、スカッ!スカッと。面白いじゃないですか、ナイフでスカスカ、スカスカ、へへへ。ピエロの人形持ちながら。
ピエロの人形がローリーさんそっくりでね。あっちゃんではない、ニューロティカのあっちゃんではない、へへへ。それもいかんなと。オーダーをしたんですね店員の方に。鍛高譚ソーダ割!!
鍛高譚!ってリズムがね、タンタカタン!店に響き渡ったんですよ。鍛高譚ソーダ割!タンタカタ~ン!そしたら痴話喧嘩も「えっ?鍛高譚?」収まりまして、お会計をして去っていった。
お店の人もあれは顔にヒビ入っていないけども大槻ケンヂさん、なんて感じになって。さすがミュージシャン、リズムで止めたんだね、って感じが店を支配して、征服しました。勢いに乗って
いなせなジョニー・デップみたいな店員をちょっと部屋に、冗談ですよ!やっぱりね人間長いツアーをしていたら、一度は素敵な男を部屋に、今は冗談じゃないですか。ジェンダーとかで
ホモネタなんて今回が最後でしょうね。皆さんが大好きなホモネタ。女性ファンの大好物の、女性の特にロック好きのファンは男が二人いたらできてる。男・・・ごめんなさい何の話をしていたの?
だからオフステージでも、弾き語りというのは色んなドラマがあるんだというお話でした。決して突然ホモをカムアウトしたというお話ではございません。あの、女性のファンの方はまだ
男のミュージシャン同士がくんずほぐれつする薄い本作ってらっしゃるんですか?嫌なムードになった、やめましょう」

「さぁやりましょう。今日が5月7日、放送日かな、さよなら絶望先生というアニメで特撮のナラサキナッキーと音楽をやっていまして、絶望少女達という女性の声優さんたちが絡むユニット
みたいのやってまして、その中にメインどころではないけどたまにイベントなんかに出てくださった松来未祐さんという声優さんがいらっしゃって、まぁ何万人に1人の難病で去年だか一昨年
若くして亡くなられてしまったんですよね。そんなことを思いながら歌いますね。結局松来さんとはこの歌歌わなかったんですけれども。その方の闘病の様子が今日だったかな、テレビで
あるんですよね。岡山はどうだかわかりませんけど録画しといたんで家に帰って観ようと。では大槻ケンヂと絶望少女達でおやすみEnd」
おやすみ-End-。

「ありがとうございます。あの僕は曲を人に捧げて歌うということはないんですけど、この曲はそもそも僕が弾き語りを始めるきっかけになった池ノ上陽水、筋肉少女帯のレティクル座妄想
のジャケットを書いてくれたウラベ君、彼も若くして亡くなってしまったんですけど、ウラベ君に捧げるというか割と彼を思いながら書いた曲なんですね。だから色んな人に捧げる感じになって
いいですねそれはそれで。そのうちみんな一人一人に曲を書いたらね。ただねぇ言うても僕の曲を聴いてくださってる人が僕に曲を書いてほしい、段々クオリティが下がって段々適当になってく。
例えば名前何ていうの?あけみです。あぁあjけみ~♪おわり~みたいの、ひろこ、ひろこ~おお~♪そういう風になってくかも。そういう時にキラキラネーム、ぼん左衛門みたい人がいたら
え?作るよ!ぼぼぼぼぼんざえもん♪何を言ってるのか、僕適当過ぎますよねMCが。ほんと僕わかったんです、あのねMCが適当過ぎます僕は。役に立つようなMCしないとダメだべー!
次はGuruって曲歌うんですけど、何か皆さんの心のオアシスになるような、こと言おうと思います。このGuruという曲はうっとりする曲なんです。うっとりさせようとしてる曲なんです。うっとり
するとパワーを貰える、そうでしょうっとりさせてもらったら筋肉少女帯の内田君もね、原田知世のBlu-rayを買ったって言ってたからね。「Blu-rayを買ったよ。見たけどつまらなかった」そういう
もんなんです。内田君もうっとりによって知世のうっとりにパワーをいただいた。皆さんもそうでしょ明日から仕事じゃないのぉ?働こー働こー!GW今日で最後、GWにオーケン観に来ちゃって!
デランジェも来てたのに!そんなにフューチャーすることもない。観に来ちゃってありがとう」
パチパチ。
「思いを込めて、みんなをうっとりさせたいの。人間うっとりすると、そのうっとりの力でね、100m走れるよ!ワン、ハンドレッドメートル、ユーキャン!ユーキャンラン!ハンドレッドメートゥワー
オーバーゼア!ラン!ランおおー!ごめんなさい、その分歌に心を込めます。盛り上がってるていで!盛り上がってるこう、期待してるてい!今からポールマッカートニーが!ヘイジュードを
歌いますよ的なムードを!」
ヒュー!
「XJAPANが!今からエンドレスレインを歌うのー!そのムードォ!尾崎紀世彦がぁ、尾崎紀世彦とジュディオングが出てきてぇ、また会う日までと魅せられてを歌う雰囲気ぃ」
パチパチ。
「しょうがないな、そんなにねだられて歌わないわけには今噛んじゃったもう1回」
パチパチ。
「しょうがないな、そんなにねだられてしまったら、やらないわけにいかないね。Gu、Ru、Guru。・・・だめでしょお笑うの。言うでしょちゃんと、そういう風に。英語だから。そうでしょ。
ショーンK、なにがしだったらそう言うでしょ。ネクストソ~ング、Guru。Guruってんだへぇ~マクドナルドってマクダーナルって言うんだねぇ。ごめんなさい歌います。ついに、歌ってGuru。
せーの」
歌ってGuru-
「Ru。歌ってGuru!」
歌ってGuru-
「アール。歌ってGuru、真面目にやろうよ」
ボーン。
「ちょっと待って。もっかいわーって」
わーヒュー。
Guru。
ノゾミカナエタマエ。

「5分程休憩を入れます」

~休憩~
5分もなく登場。

ジャジャーン♪

「オーケー!!やー!無理くりにでも、盛り上げてくれるかー!」
\イエー/
「オーケンはまだまだ若いのに、自分をおじいさんぽく言い過ぎ。おら若いんじゃー!昨日サンボマスターのていで、今日誰で行こうかなベタに永ちゃんで。ごめんねあまり知らないからさ。
ジャパンをさ、プロジェクションマッピング違う、改革したいじゃない。変えてみたいじゃない住みにくい世の中をこの日本、ジャパ日本、それをさ、もっと混沌としたカオスに!してみねーか!」
パチパチ。
「こういうの頭の悪い、電波系の県知事選の人みたい、ね。この岡山をよ、スペースシティにしてみねーかい!スペースシティってどんなシティ!リニアモーターカーが空飛んだりよ、浅い
イメージしかないのよ」
ジャジャーン♪
「そこでよ!おらこの日本を印度にしてやるってさっきも言ったよな!そのために何が必要かと問うならば!」
\問うならば/
「コール&レスポンスだよー!行くのかーい!」
後ろ向きにマイクなしで。
「何でみんな後ろに隠れてるんだー。ばれてるぞー。覗いてるんだろー」
前向いて。
「怖い怖い、怖いねこういうライブあったら死ぬほど怖いね。まぁまぁアスカさんだったらね。誰とは言わないよライオネルアスカさんとかアスカさんが久しぶりに出てきておいみんな
みてるぞー!ヤバイヤバイ。日本を印度に!」
\しーてしまえー!/
サモサ!などは言う人少なくプッって。
「岡山ー!」
ヘイヘイコール。変なタイミングで。
「えーと難しいんです。やめて練習してるんだから。よし本番ヘイ!」
3番へ。
日本印度化計画。
「死んでゆく牛はモーという曲を聴いてください」
死んでゆく牛はモー。
パー言いながら後ろ向き。
「殴りに行こうかー、ヤーヤーヤー!」

「もう1曲、オーケンナッキーコンビで作りましたアニメのテーマ曲、愛のプリズン聴いてください」

愛のプリズン。

「どうもありがとう。ありがとうございます 。岡山の方で何かあるわけでないですけど、電車の0’年代の電車3Titles電車トーマソ勉強電車英雄という3つのアルバムを1つのケースに
収めたBOXが5月17日に発売になりますんでよろしくお願いします。東京の方ではございますけどインストアミニコンサート、サイン握手会なんかもございます。そして、特撮の方が
オムライザー夏盤綿いっぱいの愛をこの3タイトルがHQCDになって再発されます。これボーナストラックもつけようって話になってます。お楽しみにしていてください。ありがとうございます。
今回は色んな方が来てくださってありがとう嬉しいです。このツアー中にね、昔ヤングスってネット上で若者集めてライブ数回やったことあるんです。ベースはファンタって自殺チンパンジー
僕ののほほん学校なんかよく出てくれるんですけど、こないだギターのビリーも遊びに来てくれて、そしたらムチオって今違う名前になってるかな、ドラムの彼も違う日に観に来てくれて
チケット買ってきていいよいつでも入れてあげるよって。そういうの嬉しいですね。ヤングスもやりたいなぁ。みんな成長してるからね。一番成長してないのが、僕じゃないかって説も
ありますけどそれもいいでしょう。そうだツアー中本を読んだりして、こんな分厚い本持ってきたんですよ。ジョンAキールという人の書いたモスマンの黙示、オカルトの本なんですけど。
メンインブラックってあるでしょMIB、今では有名だけど最初に言い出した人の本かな。最初に研究した人の本なんですけど例えばアメリカ空軍のリチャードフレンチ少佐、UFOを見たという
ミネソタ州ロバートバトラー。おかしいんですよ少佐が、『胃の具合が悪いと言い出すまでは普通だった』少佐が胃の具合が悪いといい出して、バトラー夫人の方が「あらそれだったら
冷蔵庫にフルーツゼリーがあるから消化がいいかもしれない」言ったら、黒田節ってあるじゃない、ボウルいっぱいのフルーツゼリーをぐわっと一気に飲もうとした。「あなたフルーツゼリー
をそのまま飲もうとした男、空軍士官て聞いたことがあります?それがねぇほんとにそんなことをしたのよ。まるでフルーツゼリーを見たことがない素振りなのよ。容器を取り飲もうとする。
そりゃどうやって食べるか教えてあげましたけどね」ジョンAキール博は『リチャードはペテン師だった。1967年の夜合衆国中を彷徨っていた連中の1人だったのである。これらの連中の
おかげで空飛ぶ円盤狂たちは極度の妄想に騙されることになる』つまり1960年代リチャードフレンチのような人が国中を彷徨い歩いてUFO見たって人の家に会いに来てわからないこと
をして去っていた。僕はこれを読んだ時あぁ面白いなハイストレンジネスいわゆる奇妙過ぎる事例だな、と思った。あぁ!俺のやるべきことはこれだな!気付いちゃったのよねぇ~。
ごめんごめん、今ずーっと違和感あったのよ。自分はミュージシャンと言っても歌がそんなあれなわけでもないしネットで下手だ下手だ叩かれるし、ギターが弾けるわけでもないし
どうも自分のアイデンティティというのが合致しなかったの。この本を読んだ時これをやればいいんだ!!だからみなさんUFO見てください。UFO見たら、家にフルーツゼリーを冷やして
おいてください。そしたら大槻ケンヂが来て、あれこれしますから。それを、今日のライブが終わったら書いてくださいね。それが今日のライブのまとめです!じゃあ最後に夕焼け原風景」

夕焼け原風景。


~アンコール~
1分ほどで登場。

「 どうもありがとうございました。お客さんとの触れ合いじゃないですけど、そんな大きいハコでもない結構な大きさありますけど、今からもしもお手紙であるとか何か延べ棒であるとか
現ナマ、高級ゴルフ会員券、くださる方、直で取りに行きますんで」
ステージ下りて前方から受け取り下手側へ。
「あれ終わった?」
上手の方も。1分くらいで受け取りステージ隅に置いて終了。

「それであの、全部忘れて帰ったりするんだよね。いるようねそういうやつ、僕ほんとそういうとこある。ありがとうございます。今回いつか春の日のどっかの町へという文庫本が出ました。
とくにその発売記念ツアーというわけでもないですが。その私の同級生池ノ上陽水についてなど書いてある。池ノ上さんの遺族の方に本を出したこと言ってなくて、ものすごい気を悪く
されたらどうしよう!心配していたら出版社の人から伝わっていたことがわかってツアー中にほんとに心からよかった胸をなで下ろしました」

「じゃベティブルーって呼んでよこれは筋肉少女帯の曲です」
ベティ・ブルーって呼んでよね。
アルペジオで。
あのさぁ。

「ありがとうあのさぁという曲でした。ありがとうございま す。告知ごとみんな言ったかな。いつか春の日のどっかの町へは角川文庫で絶賛発売中ですのでよかったら買っていただきたいと。
あぁチェキというものを売っております。チェキみんな売ろうぜ運動。チェキ売るとねいいお小遣いにいや、そこそこ潤うんですよ。それを色んな同年代のミュージシャンに言って、みんなね
言うことは同じ「そんな若者じゃあるまいしV系の若者じゃあるまいしチェキなんか会場で売れないよ」「いやそんなことないよ!これこれこうして原価これで」ということをレクチャーすると
みんな「えっ?」心が揺れていくね、邪教を、踏み絵をしそうになる感じ。転向させる感じがとっても楽しい。色んな人がもうじき転んでくれると思うんですけどね。そんな感じでした。
色んな所に行って参りました広島徳島福岡神戸目黒横浜吉祥寺大阪そして岡山、デスペラード!」
パチパチ。
「非常に有意義なツアーだったと思います。何より自分のこれからの生きる仕事が見つかったわけです。仕事じゃない、ライフスタイル。UFO目撃した人の家に行って、それを人に言うな。
とか言って。大概変な車で来るんですよ。なんとか少佐は白いムスタングで来た。段々記号化されていって、映画のMIBは黒いアメ車でしょ。久々に、ポルシェ乗るかポルシェ。みんな
UFO見てよ早く! ポルシェでブー行って、ピポピポピポ!「あれオーケン!」「オーケンではない。私はオーケソ少佐」変に鼻が高くてクヒオ大佐みたい。「クヒオオーケソ大佐。アナタUFO見タ。
言うなそれを!ゼリーハアルカ」何だかわからないことを言ってしまったので、いいこと言わないとダメですよ。もしみなさんが、東京に旅した時、ライブに行ってみてください。どこでも下北沢
でもどこでもいい、それは大槻ケンヂのライブじゃないかもしれない。でもね音楽はひとつ、それを奏でるものの心は一つ!だからたとえデランジェを観に行く、それは大槻ケンヂのライブに
行くのと同じさ。葉加瀬太郎だってそうさ!「いやそれ違うね」、言うだろうけどもね。ダメだ締まらない。じゃあ普通に、ありがとうございました今日は。じゃあ最後の最後に歌います。また
岡山来ますし色んな所行きますんで、その時また、お会いしましょう!じゃあそれまでじゃあな!」

じゃあな。
後半アルペジオ弾きながら。
「とてもいいツアーになったと思います。そして最後に岡山で歌えて嬉しいです。またお会いしましょう」
パラソルふっては低く歌って、今日はありがとう、高らかにじゃー、なー!
「大槻ケンヂでした。明日からまた働くんだよ!」

「ありがとうございました」


追い出しSE:SIGN



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