大槻ケンヂ弾き語りLIVE「いつか春の日のどっかの町へ」 弾き語りVS電子音楽 2017.4.27 THUMBS UP 19:00~21:35


MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


ステージ中央に電子機器。

内田さん下手側から客席通って登場。黒スーツ黒ハット。
何かを忘れて取りに帰る。

星の夜のボート。
サンフランシスコ。

魅せられて。

「一番盛り上がるなぁ。では、またどこかで」

まさかの選曲、小道具色々駆使して楽しませてくださいました。



オープニングSE:刑事コロンボのテーマ

オーケン
:グレー柄シャツ、黒ハット。

生きてあげようかな。
語り部分スラスラと。

香菜、頭をよくしてあげよう。

「どうも ありがとうございます。内田雄一郎さんの間僕外に出ていたんですけど、入ってこようとしたら、ジュディオングが聞こえたんですね。空耳ですかね?
隣にもう一つ箱があるんで、そっちの方ではアイドルの方がやさしい悪魔をカバーしていたり。そういうあれかなと、まさか!ジュディオングはやってない。
まさか。筋肉少女帯のボーカル&ギターがソロで演奏するということで、筋肉少女帯の曲をそれぞれアレンジするのが肝だと思うんです。そういう選曲で来た。
そうしましたら、まさかの!エーゲ海に捧ぐの。さすがだなぁと思いましたね。えー今日はありがとうございます。ご存じのように僕と内田君は古い仲なんですけど
内田君と話が被るかもしれないけど、成人式二十歳の、当時1月15日だったかな。我々二十歳になった時に筋肉少女帯で、横浜に来てました。横浜の西区公会堂
恐らくはね。ちょっと記憶が定かではないんだけど、答え合わせしたいんだけど。恐らくは、ばちかぶりと、人生かなぁわからないですけど。泯&クリナメンかもしれないな。
なもんで、お互い成人式に行かなかった。それが二十歳の時ですから同い年なので、それから31年!時が経過して、僕がフォークで彼が電子音楽。いや~道が
別れたり別れたり。最初にあった時僕が机にバッドマンの絵を描いていて、アメリカンコミックが好きなのかい?言ったことになってますが、記憶というのは定かではないもので
内田君によれば、いやそうじゃない。その時にタンジェリンドリームというバンドがありまして、テクノの前の電子音楽、やってるバンドでして、グループかな。君タンジェリンドリーム
を聴くの?ということで最初話が合ったということです。考えてみると、内田さんは軸がぶれてないです。結局そこに戻ってきたということです。ただ多少ジュディオングに
流れた。解せないところです。なんかリハで、ちあきなおみを聞いたような気がする、まさかやってないですよね?今日は筋少の曲をどうアレンジするか肝でしょ!そこでしょ!
まさかジュディオングやちあきなおみやる日じゃないでしょ!まぁまぁそういうスタイルがありますからね。僕は筋肉少女帯の曲をやりますね」

「小畑ポンプさんすかんちグリムロッカーズ電車、名曲喫茶やったんですけど、ポンプさん気を遣ってくださったんでしょうね、僕のイベントだったんですけど、「今日は若い
女の子ばっかりやしな」一瞬妙なひんやりとした空気が流れた。「ポンプさん!」「ん?何か悪い事言うたか」「いや、なにも悪くないです」今日も31年の時を超え、少女の心を
持った方が来てくださって。いやですねぇちあきなおみやジュディオングやった後にお客をディスり出す。この流れ、ちょっと変えていきましょう。そして皆さんをうっとり!
させていきます」

「僕今、うっとりさせる顔になってます。・・・少女のおうこく。・・・今誰?クッって言ったの」
アルペジオで前奏。
「あの途中で橘高君出て来たりしません。バーン!となってバーン!て出たりしない。隠れてないです。その期待はしないでください少女の王国」
少女の王国。

「今夜は、容赦しないよ」
アルペジオで前奏。
「何笑ってるかな!少女の王国からのGuru最終系。そりゃするでしょドヤ!顔をさ!皆さんもいいですよ、私よく知りませんけど、ABC、XYZ→Aじゃないですよ。ABC某、
よく知らないです。ジャニコンのやぐらって言うんですか?ああいうものがこう出てきて、ああえああ!ってなってる時のような、激烈な情念で、聴いてくれたっていいんだよ。
今想像してください。僕がトロッコって言うんですか?やぐらって言うんですか?え?せーの、トロッコ。あれに乗ってそこら辺からギターを弾きながら、めちゃくちゃ想像して。
その後ろで内田君がウィンディズブローイン♪布を垂らして魅せられてしてますから、皆さん魅せられてくださいね。じゃあ真面目に行きます。容赦しないよ」

Guru。

「どうもありがとう。えー、うっとりしてくださいましたか?うっとりは心の栄養です。うっとり1回で100mダッシュできます。ただ興奮するが故に眼圧が上がるんで、
メガネがバーン!割れる可能性があるんで、それだけは気をつけながらうっとりしてくださいね。ありがとうございました。さぁ、そんなこんななんですけど、今回弾き語りツアーを
していまして、筋肉少女帯のメンバーみんな出てくださいまして。まぁ内田君の場合対バンという形ですけど、本城聡章さんおいちゃんとは徳島で、もう今後僕の鉄板ネタに
なると思うんですけど、楽屋、ちゃんとしたビルの一室だったんですよ。洋室トイレ、キッチンまでついてる。でもただ一つ電気がついてない。昼のうちはいいです。夜は漆黒ですよ。
闇闇闇、その中でおいちゃんと2人、僕が真っ暗闇の中おトイレに、どこが壁だかわからない、あっちの方にポッと明かりが。おいちゃんが懐中電灯当ててきて。あの~ブレアウィッチプロジェクト
かっ!すごい経験してきました。高崎では橘高文彦さんが出てくださいましたね。面白いですね、そして今日内田君と対バン、筋肉少女帯はわりと僕のアングラフォーク的な部分と
アングラパンクアングラフォーク的部分と、橘高君を代表するヘビーメタルサウンドが融合したもの、と言われてる部分が多いと思う、皆さんもそう認識している方もいるかもしれないんですけど、
内田君のSwitched on King-Showを聴いてそれだけじゃないな、もちろんのことそれだけじゃないんですけど、隠れてるな、次のアルバムとかでちょっと色々、フューチャーしてもらいたいな。
楽しみにして」
パチパチ。
「ちょっとメガネかけていいですか。自分で書いたMCのあてが全く読めないってね。あっ読めた!う~ん大したネタないね。筋少のメンバーが皆参加してくれた。もはや鉄板ネタ
おいちゃん徳島楽屋ネタ、言ったねこれ。あっ僕は今3デイズでしてね、今日が横浜昨日が阿佐ヶ谷でポンプさん、ごめんなさい間違えました。わかんなくなっちゃった。あっ昨日は
あれだ、清野茂樹さんとプロレスのテーマ曲についてのイベントだ。その中で流れた喧嘩道骨法の歌が明らかに筋少みたいな曲だったんですよね、すごかった。本気か!やるのか
やらないのか!本気で決めろ!ドテッチャードテッチャー!喧嘩喧嘩喧嘩!骨法!すげー筋少、しかもおいちゃんが作る感じ!と思ったんです。その前の日が阿佐ヶ谷でポンプさん
その前の前の日?わかんなくなっちゃったけど月曜日は高崎で橘高君とライブ、日曜日!月曜日は女子プロを観に行ったんですよ。自分が好きなレスラーとツーショットチェキを
撮りましてね。その次の日が阿佐ヶ谷。その日に北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれない、60発と言われていた、まぁまぁ僕はそんなことないと思ってましたが、もし!
阿佐ヶ谷ロフトでミサイルが落ちて来たら、ポンプさんと死ぬのかぁ。全然いいですけど、1日ずれてれば女子プロ観ながら死んだのになぁ。うっとりしたかぁい?しないでしょ。
どの文脈で、わからないよ。まぁ3デイズみたいなことをやってるんですけど、その合間に色々やってましてね、何やってると思います?」

ジャジャーン♪
「あっギター替えよう。考えといてね!忙しい合間にオーケンが何やろうとしたか。ファイナルアンサー?ヒント!」
ジャカジャーン♪
「忙しいライブの合間に!日本を印度に!」
\しーてしまえ/
「日本を印度にしようとしてるんだよー!日本印度化計画ー!ポイポイエイジア~ン♪女は海~♪日本を印度に!」
\しーてしまえ/
日本印度化計画。
演奏止めて\サモサ!/\ラッシー!/言わせる。

「ありがとーここで横浜でコール&レスポンス行きますかー!」
ヘイヘイコールやって。
「ギター!」
\えぇっ?/
「いや出ないですよ。そこからガーンと出ないよ。常識で考えようよ。まぁ日本を印度にしようとかね、非常識なこと歌ってるから矛盾してるけど。日本を印度に!」
\しーてしまえ/
続き。
「最後の言葉が~。あぁ、今日はみなさんに言ってもらいましょう。何だって?」
\カレーはなんてからいんだー/
「わからないですね。カレーだから辛いですよ。それはヨシキ様のセリフですよ、今気づきました。あれ日本印度化計画だったんだ」

曲切り上げてダメ人間をジャカジャカ弾きながら。
「想像してください。踊るダメ人間を演奏してるんですよ。皆さんもう聴き飽きてるから、歌うまでもないと思って。でも僕は歌いたいから、心の中で、歌ってるんだ!
あぁー、あぁっ!ダメー!それでも生きていかざるを、え、な、いー!」

「ありがとうございます。日本印度化計画、そして何度歌っても飽きることのない、夏フェスで一見さんに気に入って貰えると謙遜してるわけではない踊るダメ人間という
曲でした。あの、先ほど今日は筋肉少女帯の曲をアレンジして歌いのが肝ではないかと言ったんですが、魅せられてを出されては、僕も筋少以外の曲を歌わないわけに
いかないですね。僕も、松山千春メドレー行きますか。いや、さだまさしメドレーの中から、グレープ時代の朝刊、関白宣言、防人の歌、ルールールル、歌おうかと思いましたが
止めました!やめて、特撮の歌を。もう発表になったかと思いますが、僕とナッキーで氣志團の!氣志團さんのアルバムの曲を作らせていただきました。ナッキー作曲僕が作詞
楽しみにしていてください。ライブオーディエンスに関する、多くのバンドマンのお客様への感謝の気持ち、僕はこういう人間ですから、とても僕の口からは歌えないので、代わりに
翔やんに歌ってもらおう、と思って作りました。色々お手紙や何やらで、言われるんでしょうか。ツイートとかで。『筋肉少女帯いや特撮でも電車でも、オーケンの口からありがとうを
聞きたかった!』そりゃそうですよね。でもそこは!氣志團さんに歌ってもらいます。というわけで氣志團楽曲提供いたしました、オーケンナッキーで作りました、これは声優さん達に
作った曲です。アニメプリズンスクール、主題曲、愛のプリズン!」

愛のプリズン。
「生きているって言ってみろ!YO!おらラッパーだからよ、YOの精神で」

「では最後の曲」

ノゾミカナエタマエ。

「どうもありがとうございました」

~アンコール~
オーケンうっちー登場。
「どうもありがとうございました」
「お疲れした」
「いやあの歌疲れる」
「元気なおっさんだなと」
「あなたも元気なおじさんですよ。全然、魅せられてを歌う51歳」

「えっ?まさか」
「素晴らしいですよ。あの、横浜で成人式の日にやったでしょ?」

「んっ?」
「我々は成人式に出ずに横浜でライブやった」

「へー」
「筋肉少女帯で」

「いやいやいやそれは違うな」
「何一つ記憶が一緒じゃない」

「成人式でしょ二十歳」
「そうだよ」

「二十歳の時は中野区だからサンプラザでやるんですよ。青島幸男の娘が」
「青島みゆき」

「が挨拶したと、噂を聞いて、僕ら行かなかった。で、たーちゃんと、さいとうせいじと」
「中学の同級生」

「僕らは、野方ののんべえに行ったんだよ」
「あ!そんな記憶もある!」

「ね。二十歳だからお酒を飲もうと」
「いや違うよだから」

「その後で」
「違うって。ライブをやってココアを飲み過ぎた」

「ん?ココア」
「誰かがゲーって吐いてそれをヘッドライトで照らしたじゃん」

「それエディ。エディがものを食べ過ぎて」
「それが2月の、いや1月の」

「えー」
「あのね、あなたとあたしの伝達は酷いものがあるけど、1個、こないだ筋肉少女帯とRCサクセションのライブをやったことがないと言ったでしょ。
それはタイマーズだと言ったでしょ。その後ファンの方からお手紙が来て、あります!やってる!RCと我々」

「ふ~ん」
「溜飲を下げた」

「タイマーズは横浜アリーナでしょ」
「違う、タイマーズはやってないの。何かチャボさんのユニットだったの」

「あーそう」
「別日。RCとはやってる!」

「どこで?」
「多分横浜アリーナ」

「えー」
「だから今日の事も、あと数か月したら我々忘れてる。最近ライブ丸ごと1個忘れてたりすることあるでしょ」

「うん」
「僕ポンプさんが京都で来てくれて、二人でギター弾いて、ゆずならぬ砂肝や、アハハ!あまつさえポンプさんはカラオケで天城越えも歌ったんだって。
でも僕は言われても全く思い出せない」

「それ最近でしょ?」
「最近」

「へへー」
「吉祥寺のGBってライブハウス」

「はいはい」
「そこで竹原ピストルさんとライブがあって、そのライブハウス入って「あぁこんな素敵なとこあるんだぁ」お店の人「いや大槻さん去年ローリーさんとやってます」えぇー
全く覚えてない」

「やっとるやろ」
「全く覚えてない。筋肉少女帯の記憶もどんどんなくなっていきますよ」

「君は、人それぞれと集中力が違うんです。これ!興味ある!でもライブハウスなんか全然覚えてない」
「焦点が違う」

「僕は割と狭く、あれ?広く浅く、見てるから」
「我々界隈の記憶を、掃除機をかけるように」

「ダイソンの、君の代わりに」
「あぁありがとう」

「じゃないのかな。ちょっと靴の紐結んでいい?」
「あぁどうぞ、重要だよね。じゃあ内田君が靴の紐を結んでる間に内田君に語り掛ける形で、内田君!もう連絡行ったかもしれないけど筋肉少女帯のシングル盤大戦
というライブが5月20日にあるんですけど、エレキコミックのやつい君が主催してるやついフェス、渋谷の円山町界隈のライブハウスを使って何万人も来る、大概入場規制
で入れない。に、筋肉少女帯で出ますよ」

「出ましょう」
「ただ出るだけじゃないよ、意味合いがあるよ。その日、我らが大将ケラさんが有頂天でワンマンやってるらしいよ」

「あらまぁ、重なっちゃった」
「ケラさんと取り合う、ケラさん取り合う訳じゃない」

「ふっふっふ」
「やっぱりケラさん筋少とやりたい気持ちあるのかなぁ。でもハードロック嫌いを昔から公言してるから」

「昔から対バンしたことないよね」
「筋少と?ないわ。いや1番最初はあるよ、デビューした時一緒だった」

「そうだ。伝染病や、いや有頂天か」
「やばいよ、なんかおじいさん同士が、やばい雰囲気なってきたよ。この箱素敵だけどおおトイレの写真がみんなおじいさん。内田君が言ってた、おじいさん言っちゃ
いけません先輩を・先輩方を」

「みんな知ってる人ばかり」
「まぁまぁ。筋肉少女帯やついフェス出ますよ、頑張りましょうよ!」
パチパチ。
「僕は意外に弾き語りでフェスに夏の魔物とかオトダマとか出てるじゃない。僕ね、見たいなと思ったのが、内田雄一郎が電子音楽で夏フェスに出るっていうの見たい!」
パチパチ。
「特にワールドハピネスに出て欲しい。あの近い方のステージじゃないよ、METAFIVEのやる大きい方のステージ出て」

「やーめーてー」
「今度こそ、幸宏さんも「ジュディオング!?」言ってくれるかもよ」

「そうか、目指せやついフェス、じゃなくてワールドハピネス」
「フジロックでもいい。よくいるじゃん、これだけのセットで1人でさ、何万人もわぁ~、あれあれ」

「うん、あれ。ライブさ、よく一人でやってるよね。すごいよね、ずーっと声が出てる」
「いや出るようになってきた!歌ってたら」
パチパチ。
「素晴らしい」
「今日今年一番出てるかも」

「おぉ」
「香菜の声がようやく出たから、びっくりしちゃった。やっぱり、ジュディオング効果だと」
ギター、ベース準備。
「リッチーになってる」

「フフフ、リッチーの説明はいいのかな」
「まぁいい」

「いいですか」
「内田さんあれじゃないですか。告知ごとになっちゃいますが、電車ってバンドがありましてね、その電車が0’年代の電車って過去の3枚のアルバムを1セットにした
CDBOXが出るんです」

「出た、出るそうですね」
「よろしくお願いします。僕先告知しちゃうね、来週吉祥寺のスターパインズカフェでその電車の石塚ベラ伯宏さんが来てくださって」

「ベラちゃんが」
「弾き語りやります。フラワーカンパニーズからお招きしてのほほん学校。内田君も色々あるんじゃないの?」

「えっと、色々あるよ。差し当たって5月2日かな、あれ?下北でフーシャーズーやります。なんと音源がむにゃむにゃ、売り出されるかなむにゃむにゃ」
「えっ音源が?」

「そうしばらく出してなかった。このテクノソロもね、ツアーやります」
「えっほんと?」

「ミウちゃんと中野さんと、東名阪」
「内田君はこういう感じで?」

「ミウちゃんは1人か2人、まぁ1人かな。中野さんは大先輩だから、セットが違うのよ。後ろにいっぱい」
「そっか、楽しみだな。ちょっと1曲やりますか」

「ベース持って来たよ」
「今日突然やろうとやることになりました。ちあきなおみでいや違う。ばちかぶりの曲でオンリーユー」
オンリー・ユー。
横浜のあのお店で、成人式に行ったのか行かなかったのかって。あの頃は、ナゴムだった。

「ありがとうございました。また、こういう異色のイベントが、できたらばいいですね」

「そうですね、いいですね。まさかね、成人式の時は二人エッフンエフ」
「大丈夫なの?まず」

「こんなことになるとは思っていなかった」
「思ってなかった全く思ってなかった。全く」

「全くだよ」
「デビューするも何もわからない、あの時僕一人焦っていたという雰囲気あったけど、結果的にはデビュー21歳ってきっかけがあってよかったよね」

「そう」
「そう思う。あの時僕焦ってよかったと思う」

「焦ってたけど時間あったよね、合間が」
「時間かかっちゃったから焦ったのかね」

「あー。2年前くらいからあったんだよね、話が」
「それが色々滞っていて。21歳でデビュー24歳で武道館」

「そうだね。へ~」
「そうかぁと思って、長いもので。いやいや、いいと思いますよ。内田君と色々やってきまして、筋肉少女帯以外にも空手バカボン」

「んにゃ」
パチパチ。
「あと、エッチメンってバンドも」
「あ」
「エッチなやつらがバンドを組んだぜって」

「そこまで遡る?」
「有頂天にいたちゃちゃまる君と、誰いたっけ、ジン?」

「ドラムはね、決まってない」
「たまにしか、みやこが」

「みやこ。お味噌屋さんとカレー屋さんって曲を」
「内田君何?キーボード?」

「そう!そうだ」
「ギターはやまや君てね。あとまんが道ってのもありました。これね、意外なことで今やディズニーの声をやってる、アナと雪の女王のオラフをやっている
そしてアウトレイジにも出るという、」

「んん!」
「ピエール瀧君」

「あぁ。アウトレイジに出てるの?」
「今度出るんだって。実際たまに瀧君と駅とかで会うの。一応身分を隠してるのか彼サングラスしてアロハ着て立ってて、寧ろ怖い!っていう。あっけんちゃん!
寧ろ怖い。まんが道は、僕と内田君のユニットでボヨヨン何号って橘高君おいちゃん、ってなってますが、最初は僕とピエール瀧君がやってたノイズユニットだったの。
覚えてる?」

「覚えてる!僕がドラムを叩いてたよね」
「ドラムだっけ?僕の記憶だと、まず僕がベース弾いて、瀧君トランペット、持たないじゃない。そうすると、バーッてカラオケが鳴って、ライブハウスの真ん中から
内田君が出てきて、かいさ~つぐちを~♪野口五郎歌って、君をー君をー♪歌って、で帰って行って、また僕と瀧君のノイズが始まる。いやほんとだよ!そういうので
2回か3回やったよ」

「なんとなく、あるね記憶。ノイズの合間に、ちょっと待ちたまえ!タカタッタカタッ♪タータータ」「タータータ♪」
「ゴロンボ!カックラキン大放送のね」

「それがやりたかったんじゃないか」
「ちょっと待ちたまえ、ってのもやったんだ」

「覚えてない」
「だからその時から、ロックに、歌謡曲を導入みたいのは内田さんやってたんですよね。それを思うと今日のちあきなおみやジュディオングも腑に落ちるというかね」

「いや、10代の頃からあんま変わってないんですよ」
「そうですね。だから僕と内田さんが最後の曲に選んだこの曲も、流れからいうと何も変わってない内田雄一郎という視点から見ると、非常に腑に落ちる」

「ふっふっふん」
「選曲だと、思いますね。非常に驚きました。当然僕は星座の名前は言えるかいとかね、内田君のトラックで歌うのかなぁと昨日まで」

「うん」
「昨日突然、マネージャーからね、内田さんが1曲カバー曲を作ってきたそうです、トラックを。えっ?何の曲?はぁー、内田君だなと思いました。じゃあ最後は内田さん
大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ」
「告知事とか忘れてないですね。僕は忘れてました1個。特撮の夏盤と、オムライザーと綿いっぱいの愛をがHQCDになって」

「音がいいやつだね!」
「音がいいやつで再販されることになりました」

「ほうほう。僕もあります」
「ちょっと待った!デデデ-デデデ-ゴロンボ!はいどうぞ」

「水戸華之介さんと、テクノユニットを二人で」
「ええー」

「えーって君のゲストで出たじゃん。ほぉー?池袋」
「・・・」

「まぁいいやまたやるんですよ」
「そうですか。ユニット名はあるんですか?」

「ユニット名はね、こないだ決まったんだけどまだ発表どうなんだろ」
「あ、そうか」

「わかんないんだ。今度の不死鳥で音源が出るかな」
「あと個人的に伝えることとか。終わって残って飯食う訳でもないんで」

「個人的に?ああ」
「終わったらもうすぐ帰っちゃうから、お手紙とかある人はまとめてそこ置いといて。持って帰りますから」

「最近ね、原田知世の2作目の映画、愛情物語」
「あれ2作目なの?」

「なんだって。3,4作目は見てたんだけど、2作目って知らねぇなと思ってBlu-ray買っちゃったんだよ」
「いきなりBlu-ray買うねぇ!」

「そしたら辛かったぁ~。角川春樹監督だった。冒頭ずっとミュージカルが流れて80年代のフィジコ-なウェー!イライラして。Blu-ray買ったのに。
どうですか。見た?あれ」

「森田芳光が監督のあるじゃない」

「青春物語」
「早春物語、あれ意外な映画で俺嫌いじゃなかったよ。あれは薬師丸ひろ子?」

「いや、知世」
「薬師丸ひろ子と野村宏伸がミュージカルになってホテル入って終わる映画あったね。メインテーマ」

「はー」
「かなりミュージカルの変だったんだけど、愛情物語見てねぇっす」

「あげるよ君に」
「ありがとう!」

「是非見て。いや悪くないんだけどね。当時の角川映画として。んんん」
「僕の言いたかったことはさっきライブで言っちゃったんだけど聞いてた?喧嘩芸骨法の歌って喧嘩喧嘩喧嘩!骨法!って歌があるんだけどそれが筋肉少女帯ぽいの」

「ははは、ほう」
「遊びか!本気か!今すぐ決めろ!」

「ほー」
「途中でダンベル!きんてき!すごいんだ。特に、おいちゃんが作るのなんだよ、筋少の中でも、わかるでしょ。絶対おいちゃんだよ」

「それをテクノにしよう!」
パチパチ。
「筋少でカバーしたい気がする。内田君がテクノにしてそれに筋少のメンバーが音をのせる。一度やりたいのが内田君の音楽に筋少のメンバーが音を乗せて、筋肉少女帯の
アルバムに入れたい」

「んー」
「まぁやんなくていい」

「頑張ります」
「じゃあ」

「よーし」
「そんなこんなで、大丈夫ですね?」

「大丈夫ですよ」
「お互いに個人的に話したいことも言ったので」

「たっぷり話した!」
「愛情物語のBlu-ray貰える」

「あげる」
「あ、そうだ。僕からプレゼント」

「アイコス」
「とにかく筋少ノンスモーク運動1人で、エディにもアイコスプレゼントして内田君にもプレゼントして」

「今日いただきました」
パチパチ。
「橘高君も割とアイコス派だから。おいちゃん辞めたんだよね」

「あの人吸わなくてもいいんだけど、吸っちゃうんだよねって」
「マネしなくてもいいのに」

「声がコロ助になっちゃうので」
「そういうわけで」

「よぉし」
「最後の曲になります。今日は皆さんありがとうございました。内田さんがこのイベントのために作ってくれたもので歌わしてもらいます。昨日僕はこの曲を
やると聞きまして、驚きましたがすぐ歌います」

「一緒に歌いましょうね。行くぞー最後の曲です」
また逢う日まで。
「弊社と御社のスマホで、撮っといてください。撮っといてー!」
物販準備してるようで中々出てこない。
「誰も出てこない」

「パパーパパー!」
「これでさ、写真の1枚もないと、また逢う日まで歌ってないとか、最後魅せられてとか」
曲終わってようやくスタッフ出てきて記念撮影。

「ありがとうございました。内田雄一郎さんでした」

追い出しSE:SIGN

内田さんは楽屋へ。オーケンは
客席通ってお手紙など受け取りながら店の外へ。



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