大槻ケンヂ弾き語りLIVE「いつか春の日のどっかの町へ」 SLOW TIME cafe
2017.4.23 18:30~21:10
どなたかな?
MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。
整理番号順に入場、着席終わってからドリンク交換開始。
窓を背にしたステージ。前3列ソファ席。後ろ丸椅子。棚の後ろ(!)が立見席。
ハチドリギターとB25。
オープニングSE:刑事コロンボのテーマ。
客席中央通路通ってステージへ。
オーケン:ピースメーカー赤フードパーカー、黒Tシャツ、黒ピースメーカーパンツ。紺ハット、
グレー緑ナイキスニーカー。メガネ。
前奏弾きながら「どうも大槻ケンヂですよろしくお願いします」
生きてあげようかな。
「次にひ、あ、ごめんなさい。メガネいらなかった。かけてるかわかんなくなってきてね、何もかもわからなくなってきた。どうも大槻ケンヂですよろしくお願いします」
メガネ外してもう一度。
語り部分はギターなしで。
「見守っていたのだ。え~。いたのだ。あ~・・・空の上からは少女の頭しか見えない。いいお天気だから、今日みたいにね。もう少し生きてみようとした時だけ
瞳をみることができるのだ。だからなるだけ上を向いてお歩きなさい。それから」
横の黒板おすすめメニューを見て。
「ん?余りプリンばかり食べないように」
続き。間違えて止まる。
「ごめん、ちょっと考え事してた。いやいや、今日のゲストの橘高君、今何やってんだろうな。お城の公園みたいとこあるじゃない?城主だけに黄昏てんのかなぁ。高崎の城主かぁ。
言うことを思っていたら間違えました」
続き。
蜘蛛の糸。
「どうもありがとう。
あの、前の方々のゆったりぶりと、後ろのあの、棚の後ろの方の、ね、覗き込み。これそんなに広くないスペースでこれほど!差が出るって珍しいことです。
もうね、前の方の皆さん富裕層ですよね。もう、有り余る資金で、順番とかじゃないですよこれ。絶対スペシャルプレミアムお弁当付きシートですよこれ。後ろの方々はこれ、
元気かい!持たざる者と持つ者と。前の方の人はヘリコプターで来てると思う、神田うの的な。後ろの皆さんは、何ですかね、埼京線がぎゅうぎゅうだ、みたいな。中央線はまっすぐだ!
パンク魂に溢れて。今日は両方の方々を満足しなければいけないのかと。中々ハードルの高いライブだと思います。分かりました僕今日ここで座ろうと思ったんです。後ろの方
前の方はいいですどうせ。金で俺を買ったやつら。そんなやつらはいいですよ。金の延べ棒とか隠し持ってるやつらだからさ。わからないよな神奈川の川崎、鎌田?どこだっけ
博多か。ごめんなさい全然違う。三億何千万強奪ってあったからそのお金がここで使われてるかもしれないんだよね。強奪犯いるんですか?後ろの方のお客さんで強奪してたら
洒落になりませんね。気にしてますよ!気持ちはあゆみたいですから。ウシロノ方イエ~!ノッテル?ウシロノ方~!気持ちでやっていますから」
「今筋肉少女帯の生きてあげようかなと蜘蛛の糸聴いていただいたんですけど、続いては枕投げ営業と人として軸がぶれている。これ特撮の曲ですね。大槻ケンヂと絶望少女達でも
歌いました。それと3枚組CDBOXが出ます電車の曲を歌って、なるべく早く、今高崎公園を放浪してるであろう。橘高さんをお迎えしようと思います。枕投げ営業!」
枕投げ営業。
ほい♪
「急な病気で~♪これギターいりますかねふと思ったんですけど。いらない気がしますね」
\いるー/
「いります?試してみるね」
アタシは売れたわ~♪じゃら~ん。
「なしでやると、アタシは売れたわ~♪こっちの方が説得力ない?ふと思ったんだけど」
中ほどの男性が「弾き語り・・・」
「あぁそうか。弾いて語るそこに意味があるんだごめんなさい~」
弾き語り始めたんだけど遺書によればからギターなしになる。
手拍子始まり歌い、後半歌わせようと。
「誰も知らないんだね。じゃ結末わからなく終わっていい?じゃあどこまで歌ったかしら」
遺書によればから読み上げ。
「枕。枕!」
\枕!/
「何なのこの事態。何だかありがと。あれ?ごめんね先生。何だかありがと。頑張るねアタシ」
ジャン♪
「ありがとう!」
パチパチ。
軸ぶれを弾き始めて止まる。
「手拍子してもいいんだよ~?でも合わせるとは限らないよ!俺リズムで合わせるからね。どっからでも入って来いよ」
前奏に手拍子が加わり、スモークオンザウォーターをガタガタ弾き出し手拍子を惑わせる。
「オーケンは酔っぱらってるのか。ふざけすぎですね、ごめんなさいちゃんとやります。人として軸がぶれていました」
人として軸がぶれている。
手拍子つき。段々減っていきました。
お別れの背景。
終わりはハミングで。
「ありがとうー。高崎やってまいりました。僕51歳になるんですけど、チャールズブコウスキーの本を読んでいたら、彼が売れたのが51歳。僕もまだまだですね。これから何か
ボヨヨンロックがもう1回大ヒットして、何でみんな鼻で笑うの?そうだなぁ前橋辺りにかわいい子いっぱい風俗ビルを、特撮のリキジ君が。そこで小銭を貯めて、この店に例えば
宮田和弥君が来た時前のシートを買うね俺は。中川敬君か。あのね和弥君の場合顔が見えないとかあったり、そういうこと言うんじゃないよ!何も言ってないよ!さぁさぁ、やっていますよ。
僕は40代半ばから弾き語りを始めまして、どうにかこうにかやっています。色んな所に行って色んな経験をしてきました。神戸では1500円のランチステーキが入ったら2700円です
と言われてふざけんなこのやろ!心の中で怒ったりとか。徳島では楽屋に通された所がいいマンションの一室だった。唯一電気が通っていない。暗闇の中でおいちゃんと過ごしていました。
何年やっても色んな経験をするんだなというのが、僕の弾き語りをやっての経験則というか。高崎にも僕は来たことがあるのか、ごめんなさい覚えていないですけど。今日も来て
お店の周りをうろうろとしただけですね。ここは楽屋がないんですよ。30分程ですけど周りを歩いて、そういう記憶しか。旅行だと名所旧跡を巡って町の情報が分散化することがある。
だけど30分しかないと、この辺くるっと回って戻ってくるだけ。町の印象一つだけになるんです。今回の場合はこの隣の店の名前がワダチ!筋肉少女帯のほとんどライブでやらない曲が
ワダチ。おぉー!内田君に教えてやろう!でも今電話する間柄でもないし、メールしても彼だけなかなか返ってこないから、次会った時教えてやろうー!と思ったね。じゃ、ギターを
変えますね。小さい方に。後ろのお客様見えるように、ずっと立ってますね」
B25。
ストラップかけようとして。
「いてていてて。50肩になりまして、痛い痛い。50肩で肩が痛いの!ということで同情を買おうとしてるの!おやすみという曲」
おやすみ-End-。
Guru。
「どうもありがとう。今聴いていただいたのは大槻ケンヂと絶望少女達のおやすみ-End-と筋肉少女帯でもやっていますGuruという曲で。新宿、東京の新宿のロフトプラスワンという所で
のほほん学校というトークイベントを、こないだおやすみの作曲者ナッキーこと奈良崎さんが出てくださって。僕リハをしていたんですけどナッキーそういう時はやし立てるんですよね。
な~がい♪アハハハハ!・・・やりにくー!もうサイコー!ナッキーねぇ、そういう風にやると恥ずかしいからもうやらない!「何でですかぁ?やればいいじゃないですかぁ」「じゃあ得意の
戸川純さんのものまねやって」「それはやりません」で、おやすみをやめてGuruという曲をやることにしたんですけど、すっかり忘れてしまいましてやるのを。だから今日高崎でやってみました。
Guruという曲は自分でいいますけど、僕の歌詞の中で最も美しいんではないかと思うんです。ちょっとした理由がありまして、そういう詞を書いてやろうと、他にも美しい歌あるんですが
俺はしっこで火を消すぜ、俺はおならで空を飛べるぜ。本当に何というか美しい詞を歌ってますけど書いていますけど。1曲なんていうかとことん!女子が。今何で女子で笑ったの?
そこ墓穴を掘ってるんじゃないか?あ、やなこと言っちゃったかもしれない。やめましょうよくない。女子が、あぁっオーケン素敵!と思う詞を書きたい、意図的にそうした。そして男子!
あぁオーケン、俺を一度抱いてくれっ!だからその、そういう気持ちになるような曲を作ろうと思ったんで、最後きれい、んだぁ~♪思い切りドヤ顔をしています。このMCしない方がよかった。
そういう日もあります。もう1曲、みなさんをうっとりワールドに。WO、WオブU、UWFじゃないですよ。ワールドオブうっとり。最近イングリッシュを学んでおりまして。今日も隣の喫茶店に
行ったんです30分の間に。偉いでしょぐるっと回って行ったのよ。丸いテーブルに向かいに一家がお父さんお母さん娘息子小さい子供4人並んで何も言わずもくもくと食べて。ブレンド
飲みながらMCのあたりをつけてるんですけどね。ん?で何だっけ?何の話だっけ?あぁうっとり。そうそうよく覚えてるね。そこでサインがあったの。レッズって書いてある。Reds。
アールイーディーエス、ゥレッズ。俺レッドウォーリアーズだろうなと思って、あユカイさん来たんだここ。シャケさんか?意外にと思って。でもダイアモンドユカイとかシャケって書くべぇと
思って、レッズとしか、レッズむにゃむにゃしか書いてなかった。よく考えたら浦和レッズ!なんだね。で、何の話かというと、特にオチのないお散歩トークでした。じゃあ皆さんを
うっとりさせますよ。やばいですよ。特にねぇ、やばい、男がやばい」
パチパチ。
「あ俺はいつかオーケン抱かれるために生まれてきたのかキレイだ~♪」
じゃ~んじゃ~ん♪
「いう気持ちになりますよ。もしこの中に男子でメガネのやついたらやばいよ割れるよ?眼圧で!いや聞いてほしい高崎まで来たら聞いてほしい。今まで僕はMCで盛り上がって
メガネ割れるぞ!言ってたでしょ。でもそれって説明をしてこなかったでしょ。今日するよ初めて!筋肉少女帯とかのライブでイエー!やってるじゃないですか。ね?いい年して頑張って
ヒビ入れてさ。キエエエ!最近テレビ、こないだも出たんだけどさ、ヒビ入れますか?って言ったらいいですって言われちゃっておよびでない。ヒビいらないって。ヒビ入れられるの
筋肉少女帯のライブだけよ。でまたイエエエ!とかやって。お前らこれ以上盛り上がったらどうなると思う!メガネかけてるやつ
「もおおおお!」
そんなでしょ?いつもそんなだよ?悪いけどステージから見たらいつもそんなだよ?やっぱ壁があるね。そうだよそんな感じだよ?「メガネ!」「ぅおおおお!」ほんとだよ!
「1階!」「ろおおおお!」いっつもそうだよ?「前の方!」「ろおおおお!」全然いつもそう見えてる。「フォオオオオ!」メンバーの名前とか呼んでるのも、壁、空気の壁があるから
くぐもるのよ。「ろいちゃぁぁぁん!」
そうするとおいちゃんが「ろおおお!」
そういう話じゃなくてだから、今までメガネが割れるぞ!言ってたでしょ。それは何故か。SNSでどうにかして。Yahoo!知恵袋で。ツイッターとかダメ。Yahoo!知恵袋で。だから
『筋肉少女帯の大槻ケンヂさんがよくライブで「これ以上盛り上がるとお前らメガネが割れるぞ」とよく言います。何故ライブで盛り上がるとメガネが割れるのですか?』質問。
ベストアンサー!
ベストアンサー!
『それは眼圧です。ライブによって眼圧が、ハハハ眼圧が!メガネを圧迫して、Zoffのメガネでさえパリン!Zoffのメガネでさえパリンですよ!』
違う違う!こんな話に来たんじゃナイヨ~。もっとみんなを、うっとりさせるために、来たんだよ~」
パチパチ。
「そうなんだよ。メンバーが待ってるんだよー。待ってるんだよぉ」
アルペジオで弾き始め。
「じゃあ、思い切り眼圧を上げて」
少女の王国。
CDの歌い方。
「どうもありがとう~。じゃあ、ご紹介しましょう。用意はできてますか大丈夫ですか?誰が手を挙げてるのか全然わからない。あ、スタッフの方ですね。わかりました。陽気な高崎の人が
挙げているんじゃないスタッフがオーケーと言っている。じゃあどうぞ、筋肉少女帯XYZ→Aの橘高文彦さんですふーみん!」
橘高さん登場。
黒ロングジャケット、グレーシャツ、黒パンツ、黒ハット。金髪巻髪。
「イエー!どうぞお座りになって」
座らずハンドマイクでトーク。
「こんばんは」
「こんばんはよろしくお願いします」
「すごいところですね」
「どうされていたんですか?」
「直前15分そこにいました。色んな伝令が飛んでくるんですよスタッフから誤情報が。2くだり目終わって3くだり目飛ばしちゃったみたいな情報が入って、隣の喫茶店でコーヒー飲んでた
んですよね」
「飲んでたの?」
「はい。二つで会計しました。出て来たら、もう1ブロックやっぱりありました」
「ありました。あれ?ごめん!間違えた!そうだった!」
「間違えてないんだけどね」
「あ間違ってなかった!」
「万事がこんな調子で。なんでもう色んな所でスタンバってました。幸せな経験でした」
「いや~今日は橘高さんをお迎えするということで、お客様もおしゃれな格好しておられる方もいらっしゃるじゃないですか、ね。中でも聞いた話では、メガネを新調した方もいらっしゃる」
「わかるよ」
「眼圧が上がっても大丈夫」
「気を付けてね、眼圧危ないよ~」
「あのね、アタシもね、橘高さんをお招きするんでね」
「うんうん」
「今日ずっとこんな衣装ですけど衣装を、中に着てますんで!ドラムロール!ドコドコ」
「ドゥルルルル」
「シピシピシピ」
ファスナーを開けていくとそこには黒胸元フリルシャツ。袖もヒラヒラ。
ヒューヒュー!
「アミーゴ!」
「アミーゴ!」
「メキシカン!」
「ドラッタッタン」
「ゥオゥレィ!」
「俺に横で踊れと!」
裾持ってひらりと舞ってくださいました。
「それもよかろう。それどういうコンセプト?」
「いや、ファンの方が送ってくださったんだよ」
「素敵ですすごく素敵です」
「ここ(胸元)だけ見えたんだよ」
「あぁ畳んであるからね」
「で、俺はメキシコ料理屋の店員かと。思ったわけですよステーキを(セクシーに塩)振るのかと。どう着こなせと。何の時に着るのかと。あ、高崎で橘高君ゲストで来てくれるから
その時用なんだなと思って今日初めて袖を通したんです。これね(袖の)ヒラヒラ、非常に赤ちゃんぽいんです」
「そうね」
「赤ちゃん人間」
「もうそれ赤ちゃん人間やる時の衣装にしちゃえば」
「これ筋少で着ていい?Guruの時これ着て歌っていい?きれいだ~」
「お、レイ!って言うよ。スパニッシュだよね」
「そういえば筋肉少女帯でまだスパニッシュな曲ないじゃない」
「スパニッシュ。あでも大槻さんとアンプラグドで再結成以前何回かやった時に何だっけ、最後の聖戦の」
「境目のない世界!」
「境目のない世界をパーカッションと一緒にやったら、とっても、フラメンコっぽかったよね。まぁ速いカントリーぽいとも言うけど。」
「ジャッジャ」
「ンッタッタンズッチャーチャ、オレ!」
「ぷっ。ミスアメリカみたいでしたよ今」
「ありがとうございます」
「ミスアメリカ!そういう特撮ヒーローものがあったんですけど。まぁ座りましょうか」
「前の方はボックスシートなんですね」
着席。
「富裕層ですよ。後ろの方は九龍城みたい。そんなこと言っちゃいけないか」
「相変わらずですね大槻さん。久しぶりに高崎に来て」
「久しぶりかなぁ」
「高崎はちょくちょく着てるの?」
「いや全然」
「二人で来るのはすごいぶりですよね」
「というか高崎はライブやったことあるかしら?」
「筋少ありますよ。入った最初のね、あっちの世界ツアーというのが猫のテブクロリリース直前にあって、それ前橋ラタンですよ。あっ、前橋か」
「前橋はやってるの」
「高崎は会館系でやってないのかな」
「俺がなんとなく覚えてるのは、当時スタッフの人と内田君と3人でラーメン屋さんに行ったの。そのスタッフさんが酒癖が悪かったの」
「ほぅ」
「酒癖が悪い事僕も内田君も知らなかったの。突然、オーケンうっちーのまんが道コンビがディスられ始めて」
「はいはい」
「何事だっ?と思って、あとでこの人は酒癖が悪いんだ、というのが高崎の思い出」
「ちなみに、誰かはやめとこっか。その後定番化したわけですね」
「博多に行った時にね、すごいディスられ始めたの」
「わかりましたその時僕もいたよね。屋台で飲んでた」
「そうそうそう!」
「わかりましたもう。まぁ、ああいう感じですよきっと」
「橘高さんも昔は酒癖が悪かった」
「
まぁね今飲まなくなってもう8年くらいになるんですけど、飲まないから酒癖がよくなったわけでもないですよ。座右の銘があってね酒飲むとき。酒は、飲むもんじゃない、
飲まれるものだ」
「へぇ~」
「これはね当時のSHOXX界隈に出るお友達ですら知ってる名言で、要は飲むんだったら徹底的に飲もうと。記憶がないとか反省するのはもう飽きた。1杯目からよくそれ言って
乾杯してた。その節はどうもすいませんでした」
「いやほんとすごかったよ当時は!あの、3日酔いしてた。2日酔いってあるでしょ、3日目も目が飛んでた」
「そうね」
「そうなのそうなの」
「あれはねぇ~」
「でもちゃんとイワンのばかの前奏弾いてた、すごい」
「
ちゃうちゃうステージ出るころには酒抜けるんですよ、それくらいハードなんですよ飛んじゃって。まずリハで飛ぶんですよ。本番1曲目でイワンのばかやるでしょ。タカタカタカで
何で(前のお客様と)さしで話してるかわからないんだけど」
「ほんとだよ」
「ステージにいる間だけシラフだった逆に言えば。よく生きてたなと思って」
「ほんとだよねぇ、危なかった」
「危なかったです」
「よくお酒を止められましたね」
「はい」
「すごい、すごいですよ」
「
僕こう見えてもね、根性があるんです。まぁギター練習した時と同じだね。できないと悔しい、やろうと思ったことはね。だからやろうと思わない、たくさんの事は。だからこれは
やりたいと決めたことは、やりたい派。お酒を止めたいと思えば止められる。止められない人はきっとね、止めたいと思ってないんだと。お酒止めたいって何回か言ってたねそういえばね」
「うん止めたい」
「止めたいと思ってないんです!」
「うーん」
「止めましょう!」
「う゛ーん。あのね趣味がないからねぇ」
「そうね。俺もそうだったの」
「あ、だからギター弾いたりとか楽しくなって、きた」
「そうね」
「最近さ、車乗って久しぶりに。車で高速乗るとさ、あっという間に高崎2時間くらいで」
「すぐだよー」
「朝起きて車でどっか行って、その土地の美味しいものとか食べて、ぶらぶらして夕方帰ってくるっていう」
「とってもいいね。車はお酒飲めないじゃないですか。そういう意味でも。何で酒止める話に」
「筋肉少女帯でやってみたいことなんてありますか?」
「
何よりも高崎に来たかどうか言ってたみたいに、高崎にとりあえず全員で来て、ライブやりたいですね」
パチパチ。
「やり、たいです。いつだってやりたいです。よく全国の皆さんから東名阪以外にフェス以外は行ってないんで来てくださいってリクエストもらうんだけど、我々はいつだって行きたいんで
まずバンドとしては行けるように頑張ります」
「
その時も、前と後ろこんなに、差があるんですか。こんなゆったりシートで見ていただけるんですか。僕ね、今気づいたんですけどね、前のあなたの椅子は大丈夫、あなたも大丈夫。
そこのあなたやあなたの椅子、はっきり言ってそれ、椅子の中に人間が入ってます」
「そこに座ったら最後」
「所謂それ人間椅子です江戸川乱歩の。間違いない、あなたの体の感触を、試してますよ。その、後ろの男性も!」
デッテテレテデッテテレテ♪と橘高さんBGM付ける。
「人間椅子もまさか「男に座られたぁ!しまった、しもたぁー!」」
「生まれ変わったら!」
「あの、言える言っていい部分で筋肉少女帯の何かこう、情報的なものないんですか?」
「直近ではDVD&Blu-rayがリリースされました。それをずっと、観ていただければ」
「あはは!」
「
違う違うずっと観てると、とってもライブ行きたい気持ちになるでしょ。なので5月20日に、東京リキッドルームでライブありますんでそれまでおうちで何回も何回も。いいでしょ、あぁ
ライブ行きたい行きたい高まったところで、20日に。高崎から東京近いよねきっと」
「近い。あの5月の20日僕もこれ着るよ。どの曲でこれ」
「カスタネットと裾で」
「ね、この服でツアーファイナルよくない?黒服でツアー、ファイナルー!オレ!」
「いいじゃない」
「今からセッションします今の曲はちょっと、しょうがない」
「申し訳ないけど」
「じゃあソファの中でじっとしている人間椅子の人も、聴いてください香菜、頭をよくしてあげよう。カウントは?」
「大槻さん」
「ワンツースリーフォー」
香菜、頭をよくしてあげよう。
歌は大槻さん。
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
「橘高さん忘れないうちに、お互いの撮っときましょう。フェイスブック用とか」
「写真?撮ろう」
「御社スタッフと弊社スタッフ」
スタッフ2名で撮影。御社目線弊社目線で何枚か。
「じゃ、ちょっと橘高さん折角来てくださったので、何か弾き語り」
「ハハハ喜んで」
大槻さん退場。
「寒かったよぉ~。いや、そんなでもない」
「ほんとぉ?今何か笑った?」
「ギター持ち替えるの忘れてギター奪われたの今」
「じゃあ、ちょっとの間。今日は筋少のお客様が多いんですかね。そうでもないですか?筋肉少女帯というバンドのギタリストやってます。リードギタリストやってます。普段僕は
歌わないんですね」
ざわざわ。
「え?そっか。最近なんかよく歌ってるね。曲書いてアレンジする時も大槻君こういう風に歌ったらいいなとかね、こういう曲筋少ぽくていいなとか作曲してギター弾いたりしてるわけですけど。
昔音楽雑誌でね、ギタリストとしてあなたが最もやってはいけないと思うことは何ですか?若かったねぇあの頃27歳だったんですけど。ギタリストたるもの歌を歌ってはいけない!
なんですけど高崎に来てこんな素敵なお客様見るとね、歌いたいなって気持ちになってきて」
パチパチ。
「歌うんかい!なんでお歌歌ってみようかと。何ですけど大槻さんの方が僕よりキーが高いんですよ。俺が思う大槻ケンヂの気持ちいい声、本人はいやちょっと高いよぉ、言うんですけど。
苦しそうに歌ってる高音とか俺好きで、ね、いいよね」
うん。
「掴まれるよねグッと。頑張って出した、ああいうのってすごくカタルシスを感じるわけ。なのでボーカリストが嫌だと言っても僕は歌ってもらうんです!」
パチパチ。
「ところがですね、これが自分に返ってくるとですね、非常に高いんですけど、とはいえ自分の責任ですんで、自分で書いた曲を、自分で歌ってみようかと思います」
ポーンと一音。
「この曲はキラキラと輝くもの、入ってる、聴いてください僕の歌を総て君にやる」
僕の歌を総て君にやる。
「ありがとうございます。ね、高いとこいいでしょ?大槻さんはもっといいもんねぇ。でも筋少ってレコーディングした時は、大槻さんが歌う前に曲できました歌詞もらいます、筋少ってね
ほとんど曲が先なんですよ珍しいと思われる。こういう歌詞書く人だから詞が先に詞先っていうんですけど、詞先で俺の曲リテイクとか。ほとんどが曲が先で。曲送りました、
曲のイメージで大槻さんが詞を書いてくる。詞が来ました。メロディと譜割が違ったりするこう、自由な方なんで。作家さんなんで。そしたら作曲者が今度こんな感じにしたらと譜割を
決めて、歌う前に1回仮歌というのを入れる。そんでキーが一番大槻さんに近いのが俺だから、大抵俺歌ってるんです。なので、生仮歌ということで。こんな感じで歌って大槻さんが
わかったって。やっぱ本物が歌うとボーカリストはすごいですね。うん。最近弾き語り始めて、彼は表現者なんだけど、音楽だけで表現したい人じゃなかったのに、ギターを始めてさ
さっきの話と同じだね、ギターを弾きたいと思ったからだね。何でも遅くから始めると大変なのにさ、あんなに、弾き語りっていいな。何に合わせるじゃなく自分で歌っていけるわけでしょ。
バンドさん困んないねこれ。自分が表現したいリズムで歌って弾いている、彼にとっても良かったんだろうなと思うし、逆にこの活動があるからバンドでの、今日初めて筋少知った方、
ボーカリスト大槻ケンヂ、MCは長いですよ。俺もですけど。是非ね、だから羨ましいんだよねこうやって、俺いつもアンプでっかいの持ってエレキギター弾いてるんで、バンドで動いてるんで。
ここでやったらきっと苦情が来るような。色んな土地に行って色んなみなさんに会えるのちょっと羨ましい。来年弾き語りツアーやってたら」
パチパチ!
「いいよね。常連の方なんかは色んな土地行けるしその土地の方は地元で、当たり前なんだけど。俺は大阪出身なんで、地元で見る特別さというのは知っていて、来ないアーティストが
多かったんで。筋少でもぜひ来れるように頑張っていきます。では大槻さん15分ってあと10分喋ってから、嘘です。あと1曲くらい歌おうかなぁ。ボケたくなるけどやめよう。歌詞がさぁ
ボケ倒したらいくらでも。これはね、デビュー25周年ソングってやつで、中2病の神ドロシー。しばらく来なかったバンドメンバーこんなこと歌っちゃったら困っちゃうなというような歌詞。そのバンド
ほんとはいなかった、大槻ケンヂはほんとはいなかった、色々取れます。でも今日ここに二人がいたのは、本当ですから、また来れるように歌おうと思います!」
中2病の神ドロシー。
「みんな神言えますか?行くよ」
みんなで神!
「ありがとうございました」
オーケン登場。
「大槻ケンヂー」
「ありがとうございました。なんか弾き語り味をしめてきましたね。割とやる機会多いでしょ」
「あなたが」
「だから僕が弾き語り始めたのを機に、こういうことをやることが多くなった気がしますよ」
「そうですね、ありがとうございます」
「来年あたりほんとに」
「50本くらいやって。高崎2デイズとか。俺同じとこ2泊するの好きなの。スロータイム2デイズお願いします店長」
「ありがとうございますまた。橘高文彦さんでしたー」
パチパチ。
橘高さん手を振り退場。
「ありがとうございました。ね、来年あたりは橘高さんはきっと1人で弾き語りを。行った先々で衝撃の方との組み合わせ。僕は是非元たまの石川さんと見てみたい。石川浩司さん。
文彦浩司って、是非見てみたいなと思いますね。そのうちあるんじゃないかと思いますよ」
ジャジャーン。
「オッケー!オーケーではなかった。行くよ、オーケーイ!」
ジャジャーン。
「去年はポリープで歌えない時期とかあったあれもう2年前?1年前だよね。ちょっと箱男って曲とかも若干キーが低かったりするんだけど。最近割とまた高い声が出るようになったので
橘高君お好みの、キー!エエエ!ボヨヨーン!」
パチパチ。
「そうそう、もう一度アコーディオンを弾いてぇええええ!ボヨヨーン!ちょうど同じところなんです。あの感じが出てるかもわかりませんよ。楽しみとなるようなこの曲を!日本を印度に!」
\しーてしまえ!/
「出ない出ない。オクターブ下げて歌おう。俺にカレー、あれ普通か。あれ?まぁいいや、オー!わあー!」
ジャジャーン。
「だー。うー。日本を印度に!」
\しーてしまえ!/
「あ~あ、結局どこ行っても日本を印度にするんだなぁ。だってこれ印度だからシャレになるけど日本を北ちょに、大炎上だべ。日本をアメリカにだと、ニューヨークに行きたいかー!
問題ない国によって全然違うよね。日本をパプアニューギニアに。政治色僕はね、政治色のないミュージシャンで居たいと思ってるんですよ。本来日本を印度にしたいなんて言っちゃいけ
ないんだよな」
ざわざわ。
「政治の歌でしょこれ?何言って、ポリティカルな歌でしょ。早すぎたトランプ首相みたいな歌ですよ。」
「日本を印度に!」
\しーてしまえ!/
「やりゃーいいんでしょうよ!変な踊りしてんじゃないよ!眼圧上がってんのかー?もしみなさんが、妙なランニングをするようなポーズ、踊ってらっしゃる乗ってらっしゃる、じゃあやって
くださいよ」
日本印度化計画。
「今何かサモサとか言いました?言うなら言う言わないなら言わない。この人数で一人二人がサモサって悲しさってわかりますか?言うなら言う言わないなら言わない、どっちにすんの?
言う、その後何だっけ、ラッシー、ムルギー、じゃあお願いしますよ」
言いやすくギター止めてくださいました。
「じゃあ、どこかで一呼吸しているであろう橘高さんに聞こえるくらいの声で、コール&レスポンスできるかー!」
ヘイヘイコール。
「あの、この歌が、この服に一番似合いますね。ものすごい自然ですよ」
3番。カレーは何て辛いんだーも言わせる。
「これは筋肉少女帯で、日本北 朝
鮮化計画、急遽発売して、大炎上して、みんなが困る。困るって新しいよね。声高らかに、日本を北に!言わないよ。そういうことにならないように
日本を印度にしておきましょう。印度の方でこの歌に怒ってる人いないよね。やだよねカレー食べに行って「お前、何だ!日本を印度にするのか!」ナンとかでびんびん。日本を印度に
でインドの方は怒らないよね。寧ろ感動してくれる。「ナマステ~日本を印度にしてくれてありがとう~。ナン1枚プレゼント」ナンはねぇ1枚食べるとお腹いっぱい2枚食べるとねぇ、苦しい
んだけどそこは日印有効のために、食べざるを得ないよね」
ジャンジャンジャンジャカ。
「イエー!今、ずばり言って僕が歌い飽きている踊るダメ人間、テレパシーで送ったんだけど、届いた?わかった、じゃあ次の曲」
パチパチ。
「ほんとにやんないっていう。ぶっちゃけ聞くよ、ここだけの話。日本印度化計画はやった。踊るダメ人間を聴きたい!って人、いる?」
はーい。
「数えるよ。いちにさん、後から挙げる嘘。なんでそういう嘘するの?そういうのよくないよ。あと半分挙げてる人は何なの?どっちなの?聴きたいの聴きたくないの?
わかったもうちょっと。踊るダメ人間に思い出があるの?」
中ほどの男性「あるある」
「じゃ、踊るダメ人間を聴くと、自然に泣くの?じゃ絶対泣いてくれよ!泣いてよ、歌詞だからね。それなら俺も心を込めて歌うよ」
パチパチ。
「踊るダメ人間っ!子供あぁぁ~こみ上げちゃって。ダーメダメダメダメ人間までは辿りつくぞ~。あぁぁ~歌おうとすると、橘高くんに後で言ってもらおうその一言。歌えないよ~
えっくえっく」
咳き込む方も。
「あぁむせちゃった。やっぱり共有したんだね。だから弾き語りの境地ってのは歌わないことだと思うの。あのね闘いとかも達人同士の闘いは20分くらいして、1人の方が「参りました!」
空手でもなんでもそう。俺はさ、俺はさぁ、はっきり言ってこの世界のシンガーの中で唯一その世界に辿り着いてるんだ。何て言うのかな、俺が、この高崎にギター持って立ってる段階でぇ、
踊るダメ人間という歌はもう歌われたの!
みんな聴いてるの!
キチガイのライブ。聴いてるの!電波がビンビン飛んでるの!ビンビンビンビン!今、今、今、橘高君は電波に操られてかわいそうに高崎のそこら辺でダーメ!ってやってるの!
行き恥をかいてるのー!分かるでしょー!わかったー?ほんとだよー?そんな気持ちを込めて歌います愛のプリズン」
愛のプリズン。
ラップ部分はギターカッティングで。
「エビバデセイ!」
\生きているって言ってみろー/
夕焼け原風景。
「どうもありがとう。えーと1人でやるの自由ではありますが、色んな事やらなきゃいけない、大変なとこありますが。ゲストの方まぁバンドメンバーですけどゲストに来てくださって、
何よりお客様が、助けてくださる気がします。何を突然いいこと話始めようとしたんだろう、という感じですけど」
水のみながら窓の外を見て。
「ん?橘高君が騒いでるんじゃない。いつまでダメジャンプやらせるんだよ!電波がビンビン来てんだよ!キチガイバンドだ。ヤバイですよ。えー、もう1曲やって、帰ります。
ノゾミカナエタマエという曲を最後に」
ノゾミカナエタマエ。
「じゃあ、アンコール、行っちゃいましょう。一回戻って一息つくこともないので。もう大丈夫ですか?多分今呼びに行ってると思う。みんなで念じましょう。大丈夫?そこの方ソファから
橘高君出てきますんで。モリモリ!って。気をつけてください。もう一度、橘高文彦君です、イエー!」
橘高さん登場。
「ありがとう」
「いい夜になりました」
「今回はおいちゃんがね、本城さんが徳島で。ほんとにすごかった、言ったけど楽屋がさ、普通のマンションの一室なんだけど、
洋室和室キッチン、トイレもついてる、でも電気が通ってない!」
「普段はつかってないの?」
「みたい。夜中は真っ暗だから」
「映像撮ってないの?」
「あぁ撮っておけばよかった!」
「撮っといてよ!」
「でも橘高さんも大体想像がつくように、おいちゃんは特に動きはないの」
「こうやってスマホやってるんでしょ?」
「暗闇のキッチンで」
「キッチンなの?」
「キッチンじゃないとこで座ってスマホをう゛~」
「ものまねしましたね?」
「パラノーマルアクティビティとかブレアウィッチプロジェクトみたいに」
「ワンカメのね」
「おわかりいただけるだろうかみたいな。我々もそういうところでやりましょう」
「ちなみにその時は、本城君と2人ぼっちになった時間はあったの?」
「えっとね、いや結構あった」
「えらいね」
「だっておいちゃんと僕は」
「楽屋一緒だもんね。二人の時間はあるんだ」
「あるけど会話がない」
「俺とエディが隣からうるさいの聞こえるだけ?」
「そう。ずーっと聞こえてる」
「すみませんね」
「徳島ではおいちゃんがノリノリで」
「言ってたよ色んなお店調べて、大槻君を喜ばせようと。どっちのライブなんだか」
「何だ前乗りじゃないのか」
「ものまねしましたね?」
「・・・したら悪いんですか?」
「いいえ!伝わるように。今のものまねなんだよ~。筋肉少女帯のギタリストの、リズムギタリスト
本城聡章さんのものまね」
「今度横浜で、内田君が電子音楽って言うんですか。テクノが誕生する以前のコンピューターミュージックみたいな」
「ファミコンみたいなね」
「ソロアルバムが出て。内田君の電子音楽と僕の弾き語りを横浜でやります」
「それは対バンで」
「そうそう。いつかは忘れました。それと、このお店が主催ということでいいんですね?何月何日?」
お店の方お答え。
「なな月16日にやるんですよ。中川敬さんとか椿屋四重奏の方とか宮田和弥さんとかね。あとトモフスキーさん」
「弾き語りをやるの?」
「彼はピアノだね。橘高君も」
「伴奏する?」
「伴奏じゃなくてちゃんと、来年あたり弾き語りを中心に」
「今年は勘弁して。いやいや呼ばれたらどこでも行きますよ。店長あとで」
「弾き語りは1人じゃないですか。だから御社も潤う」
「
一介のギタリストが、フォークギターで歌い倒して!面白いねそれ。見たことないもんだって高崎さんがフォークギターでさぁ、いきなウィーアーザラウドネス!
って弾き語ったら」
「ない」
「セクシーウーマン!とか」
「外国でもいないの?」
「たまにいるんだよ。さっきマネージャーと話てて」
「サミーヘイガーとかやりそうだね」
「
元々歌の人じゃん。よくあるのは、バンドでそこそこ活動してた人が、歌ってなかった人が弾き語りというか持ち歌で回るって」
「あなたね、ちょっとディスった感じですけどね、あと5年経ったらわかんないですよ。大好きだよ!日本中で」
「泣きながら」
「踊るダメ人間も」
「印度も思い切りやりますよ。人の持ち歌までやりますローラとかもやりますよ」
「じゃ、その時に僕をゲストで呼んでください」
「わかりました」
「楽しみだな」
「お返しでね。うーん考えときます。そこでブッキングしてたりして」
「あの~告知的なことは」
「さっきも出たラウドネスの」
「今大変だねぇ」
「
ボーカルの二井原さんとやっているXYZ→A東京なんですけど近いですよね、スターラウンジというところで1年半ぶりのワンマンライブやります」
「1年半ぶり?へぇ~」
「そうなの色々と。筋少が20日やってみんなそのまま1週間泊まってればいいよね」
「1年半ぶりなの、特撮かっ!って」
「
対バンツアーみたいのはやったけど、ワンマンは1年半ぶり。よろしくお願いします。座っていいの?そんなメインの方がお立ちに」
「いいです全然」
橘高さんだけ着席。
「このね、ストラップをして立つというのがね、ど~もできなくてね」
「嫌だって人は他のギタリストでいるの?」
「知らない」
「でしょ?多分世界に1人なんじゃない?」
「かもね」
「俺はストラップをしない」
「歌うんだったら様になるじゃん。ギターの人がストラップで、カントリーの人」
「アコギは、こうやっちゃいけないって主義なのね」
「主義です!なので座らしてください。来年は立って歌うからね!」
「なごり雪のイルカさんは、こうギターを立ててるスタンドで。イルカさんの場合は体力的なものだと思う。ギターもでかいからね」
「スタンドでは立てる。わかった、立ちまーす」
「いいよそれスタイルですよ」
「なんです」
「じゃあこれは僕のソロの曲です。あのさぁという曲」
「イントロいつも大槻さん弾いてるの?」
「弾いたり誰かが弾いたり」
「一緒に弾きましょう」
「わかりました」
「カウントしてください」
「ワンツースリーフォー」
あのさぁ。
オーケンはアルペジオでシャランシャランと。
「どうもありがとう。橘高さんでしたー」
「また高崎来たいです。弾き語り以外でも!」
「また筋少でよろしくお願いします。大きな拍手を!ありがとうございました」
橘高さん退場。
「本日はどうもみなさんありがとうございました。とても素敵なお店でね、本も沢山あってどんな本があるのかなぁと。僕も最近本を書いていないのですけど、数年前に書いた
いつか春の日のどっかの町へ、FOK46が文庫になって出ております。旅の時にねぇ、色んな本を読んで、辻村深月さんとか、チャールズブコウスキーって72歳で亡くなった、
ほんとに飲んだくれの人で、売れたの51歳だったかな、その人の死をポケットに入れてというのを読んでたんですけど。71歳から72歳、73歳で死んだのかな、死の直前
ずっとパソコンに日記を書いていたんだけど、なんだろうな、死ぬことはどうでもいい。人は何かを待っている、死ぬこともその一つにすぎないということを書いていて。あとブコウスキーの
酔いどれ旅日記、リンダリーという人と一緒に色んな町へ、そこで酔っぱらって無茶苦茶やって、それが話題になって、というのだけど、まぁそんなに大した事件は起こらない。
だけど非常にうまいんだよね。文章書くものの話でいうと、私は、なんとかした。主語述語があって、私はのあとに買い物をした、とかじゃなく、私は、鳥であった。そのくらい
意表を突くことをポンと入れて、驚かせるシーンを転換するのが非常にうまいなーと思って。あ~僕1回エッセイの書き方というのに悩んじゃってね。自分が面白いエッセイ
面白エッセイを書くために、なんか日々を送っているような気持ちになってエッセイを書くのを止めたんですね。ブコウスキーのエッセイや旅日記を読んで、小説はちょっと
僕には理解できなかったんだけど、あ、こういうやり方もあるのか、と思って、今弾き語りの旅をしています。みなさんにも会えました、そのことなんかをいつか、文章にしてみたい
と思ってるんです」
パチパチ。
「だからみなさんは、僕のいつか書く文章の登場人物ですよ。特に踊るダメ人間で、泣くことを強制された上に、その歌やらなかった。たまたま人の入ってる椅子に座って
しまったとか。あと進撃の巨人でもあるまいに、壁の向こう!何故俺は大槻ケンヂの弾き語りを、棚越しに見ている?という人たち。みなさんが、この僕の旅の登場人物です。
色んな事がありますよ。橘高くんが歌っている間に、お店の厨房に入れてもらった。お店の人がカッと冷蔵庫を開けて、「プリンどうぞ」えっ?このタイミングでプリン?今はいいです。
面白かったです。そういうことの一つ一つを積み重ねていって、ブコウスキーのエッセイや旅行記のように、死とは生とは酒とは人間とは男とは女とは老いとは若いとは何か
というのを書けるようになったらと思いますね。ありがとうございます。そして、それを、筋肉少女帯でまた、歌にできたらいいと思いますね。橘高さん言ってましたけど、筋少の
曲はキーが高い。僕またああいう声が出るようになったので、ガーンと、うわーと叫ぶような筋少の曲、またやろうと思います楽しみにしてくださいね」
パチパチ。
「からの、からの!ブコウスキー的な、私は、そう言って特撮を歌ってライブを終わった。最後は特撮の曲でお別れです。楽しかった、また会おう、じゃあなー!」
じゃあな。
後半アルペジオ弾きながら。
「
今日はどうもみなさんありがとうございました。またみなさんお会いしましょうどんな形でも。筋少でも特撮でも、空手バカボンはないかなぁ。またお会いしましょう」
パラソル振っては低く歌って、高らかにじゃーな!
「ありがとう大槻ケンヂでした!」
客席通って色々受け取りどうもありがとういいながら退場。
追い出しSE:SIGN
チェキ売ってましたがすぐに売り切れ。
最寄りに給食カフェというのがありました。
揚げパンセットをいただきました。
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