「弾き語り曲かぶり無し2デイズ~2.グミチョコを書いた名曲喫茶の横の店で」

 2013.6.11 渋谷B.Y.G 19:30~21:10


MCの内容、流れ等適当ですのであしからず。


階段下りていくとステージ。段差ほぼなし。
二階席もあり。

ギブソンJ50B25。

客席横通って登壇。

オーケン:黒ピースメーカーパンツ。 黒半袖シャツ。黒縁デビルマンメガネを1曲だけ。

「どうもこんばんは~大槻ケンヂです。昨日も来て下さった方もいると思いますが、よろしくお願いします。見えますか?そこ。
いってみよー!」

香菜、頭をよくしてあげよう。
「よろしくお願いします今日は。B.Y.Gさんは思い出の店なので、まさかそこでライブができるとは、嬉しい。」
オンリー・ユー。
すぐに次に行ったので「いいですよ、拍手してくださって」
生きてあげようかな。
語りもありで。

「生きてあげようかなでした、ありがとー」

あの子が遊びに来る前に。
「どうもありがとー。昨日いらっしゃった方、あぁ。じゃあいらっしゃらなかった方。あ、そう。昨日はしゃぎすぎまして。
地元高円寺でやったこともあって、緊張感ゼロ。どうでもいい話したら楽しくなって、エチュードを始めて、ストリートミュージシャン
がついにメジャーデビューの話が来て、「でも心はみんなと一緒だ!みんな愛してる!」それで楽屋に戻ったら内田雄一郎さん
がぽつんといて「ギター、良くなったね」すべてを見られていました。ここはね、いくつくらいかな?19.20から来てたんです。
お客さんとして。隣のライオンって10年くらい前は週3回くらい来てた。小説書いてたの。グミ・チョコレート・パインはほぼ
あそこで書いたんじゃないかな。すぐ話反れて隣の話ですが。なんでそこで書いてたかというと、クラシック、ずっと僕
クラッシックと思ってたのエディにクラシックだよと言われ。クラシック全然わからないけど、一人で原稿書いてたら寂しいから
人のいるところ、音楽も流れて欲しいけど耳に入らないところ、というと名曲喫茶なんですね。クラシック全然わからないけど、
ベニスに死すの曲と、亡きパヴァーヌのなんちゃらなんちゃら、の時はパッと筆が止まる、オーケンでもわかるんだね。
ってタイトル覚えてない。ま、そこで原稿書いてたんだけど、トイレに落書きいっぱいあるんだけど、70年代、60年代かな?
「君はカラマーゾフの兄弟を読んだ事があるか」って書いてあって、「読んだなら何も言うまい」僕読んだことなくて、だから
人生悩んでんのかな思ったね。思い出に浸りだしたな、飲みたいな。ここはなんてったって、清水健太郎さんが7回目
びっくり人間新記録、あと酒井法子さんの旦那。それもこの辺だよね。僕すごい確率で新宿歌舞伎町だと10回に4回くらい
職質に合うんだけど、ここではないんだよね。バレてんじゃね?あいつはライオンで原稿書いてる。そうでない人が行くと
捕まるのかな。全然BYGさんの話が出てこない。シミケンは見た事あるよ。アイドル本田理沙ちゃん大好きで、シスターストロベリー
が出来た時「下心ありません」って書いて電話番号とCD渡したんだよね。下心しかない。電話掛かってきてね、この話何度もした?
してない?結局ご飯食べに行ったけど、ナゴムの話やUFOの話できないから何にも話できなくて、でもずっとお友達でいたんだぁ。
何の話?シミケンだ。まだ出てきませんよ。何回目かのご飯の時に「うちに来ない?」「えっ。ほんとっすか?」行ったら
「これ彼氏」って紹介されてさ、一緒にUNOやったね。いい話でしょ?UNOの彼と別れてさ、いい話なんだよ。「オーケン、
新しい彼氏を紹介する」二人目ですよ、いいやつでしょ俺。渋谷だよ、会って、舎弟みたいのがセカンドバッグ持って鯖をそのまま
服にしたようなギラギラした格好で、ファンタさんが僕を呼ぶ感じじゃない「アニキ」って、理沙ちゃんの彼氏にフグ奢ってもらった。
いい話でしょ?理沙ちゃんその彼氏と結婚することになって、高田ってやつと一緒に行ったんだな。新婦の側は一般的な方で
新郎の後見人がスキンヘッドに白いあごひげ紋付袴のおじいさんで、スキンヘッド率も眉毛がない率も高くて。芸能人も
来てて、フォーリーブスの江木俊夫さん、高知東生さん、清水健太郎さん。江木さんがべろべろに酔っぱらって、挨拶で
「えー、新郎が、おりも政夫に似ています」って言って帰っちゃった。それで、何で俺こんなに。長尺で話してるよね。
「歌っていただきましょう、清水健太郎さんです。健太郎さんは先日出所されたばかりでございます」2度目か3度目です。
「お祝いも兼ねて、歌っていただきましょう、失恋レストラン!」結婚式だろー?シミケンさん乗り出して各テーブル回りだして
メキシコ料理屋で演奏回ってきて困る感あるでしょ、あれの10倍困るね!「ねーマスター♪」俺マスターじゃないよ。
終わって司会が「出所おめでとう!新しい門出でございます。ではもう1曲!」すごかったなぁ、2回歌ってらっしゃった。
そんなシミケンさんの思い出。おつかまりになった場所もある、BYGさん。看板がピンク色なんです。The Bandの
ミュージックフロムビッグピンクって曲があるけど、そこから来てるんです、よね?ロックバーですね。筋肉少女帯再結成
以前にここ来て、あるいは女の子と、お茶飲んでましたよ。先に歌う?もうちょっと喋ると、もうなくなっちゃったんだけど
ジャズ喫茶があって、そこはヘビーメタルジャズ喫茶って呼んでたの。お店の人が多分難聴で、ジャズが流れてるんだけど
筋肉少女帯かってくらい音がでかい。内田さんのアンプの前にいるくらい。コーヒー来るんだけどさ、常に振動してる。
びしーびしーべべっべ。懐かしいなぁ~。こどもじゃないんだ!あ、段取り間違えちゃった。ここで突然キレだして
首のやつ、かませっていうの?涎掛けをもらうんだ。今日は何で切れようかな。おだやかな気持ちで切れることないな。
昨日扇愛菜ちゃんが来て、下北沢のQue、本城聡章さんと内田雄一郎さんとバンドやる。水戸華之介さんも出て、
橘高文彦さんがゲストで出る。筋肉少女帯じゃないの?河塚さんも出る。筋少で叩いてた、なんだよ、その日は下北、
大槻ケンヂだけが蔑ろってことかよ!ふざけんな、あれ持ってこーい!」

涎掛けつけてもらう。
「そうだ、2デイズだよ考えてみたら。考えなくても。ありがとうございます。2デイズって同じ人ばっかりくるんだろうか。
行くぞ!さっきで燃え尽きちまったんじゃないのか?ゆるゆるしてんぞー!中腰で見ろ!あ、その柱の裏は人がいるんですね。
見えませんねすいません。たまに移動しますよ。そういうサービス必要ですよ。ZOO的な動きしますよ」
なかなか曲に行かなかったです。

「あんたってキチガイじゃないの?キチガイじゃねぇ、赤ちゃんなんだー!」
子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ。

「座ります」「段取りの悪さが見えるね。あ、ギターこっちだ」
SIGN。
「そこの方見えないですね。見えない人が移ればいいじゃん。こういうの発見だな。地動説だよ。一人芝居してるから。
エチュードは得意なんだ。そことそことそこの柱に人が入っている。真ん中は清水健太郎だ!これでどう?こっちで見える?
変な角度になっちゃった。武道館みたいでいいじゃない、背中だけ見える人が」

「今日あまり寝てないんですよ。エッセイ書き損じまして。有名性ということについて書こうと思ったんだけど、論文というのが
書けなくて。エステに行った話に変えました。昨日話して知ってる方もいると思いますが、エステから帰って鍵をなくして
親の顔も見てないし実家に泊まるかぁと思って。去年兄が亡くなったんだけど、兄が使っていた布団を父ちゃん母ちゃんが
持ってきて寝ろって、いう話があって、うちアパートやっていて、空いてる部屋があるからそこで寝ることになって、「ちなみに
ここは電気が点かないから」「明日の準備もあるし真っ暗は困るよ」って話してたら突然父が「月明かりがあるだろ」急に
詩人になった。何を言うんだシゲオ、という話をMCでしたら、やはり兄のくだりのとこでみなさん若干引いたのがわかったので
そこはうまいこと省きました。昨日今日来た方はなるほど、ネタ試しをして作られるんだなとわかっていいんじゃないかと思います」

「最近昔書いたエッセイのネタがわからないんですよ。自分で本も持ってないし膨大だし。MCで喋った話もあるし
わかんないので、気にしないで書くことにしました。夜中にエッセイのネタ考えるともう寝れなくなりますね。何の話書こうかと
思って、今アイドルブームですけど、昔セクシーアイドルブームがあって、CCガールズとか、ギリギリガールズとか。Tバックスと
ピンクサターンと、アンドールってすごいセクシーグループがいた。そのことについても書いたかなぁ。Tバックスは5人くらい。
Tバックで出てくる。今では信じられない。マギーミネンコのカバーとか歌ってたんだけど、最終的にはいってみよー!って
ドリフのずんどこ節歌い出して、それじゃだめだろ!案の定解散しちゃった。マネージャーが一時期筋肉少女帯のマネージャー
やってたんだよ。チバちゃんてかわいい子いたんだけど、のちに霊能力者になって。当時から霊が見えるって、大槻さんの
うしろに侍が、って言われたな。ピンクサターンというのはTバックを逆にしてTフロントで出てきた。今そんな人テレビ出てきたら
アウトでしょ?3人いて色分けされてて、全く売れなかった。その後アンドールって出てきてすごかった。全員裸なんですよ。
まずプロモーションビデオと写真集でデビューしたんだけど、一糸纏わぬ姿なんですよ、歌うグループなんだけどね。
キャッチコピーが今度の娘は素っ裸!バブルだったし、バンドブーム末期みたく色んなのが出てきてみんな頭がおかしく
なってた。売れていったら服を着せてくってコンセプトだった。あんまり売れなくて。でもその中のメンバーの家に行ったことが
ある。カレーを作ってくれるっていうので、若い頃もてたんです結構。どうせ彼氏がいるだろうなと思ったら一人で、カレー
作ってくれて。「写真集見てくださいよ」全部マッパなんだよね。カレーとマッパと本人がいる、何を言ったらいいのかと。
当時バンドの回りに裸のお仕事されてる方多かったんですね。そういう人に可愛がられてて、ダメな感じで人畜無害と
思われてたんだね。おうちに呼ばれてみんなカレー作ってくれる。カレーの歌歌ってたから。裸の写真集出してくるんだよね。
どう?って言われて、うーん、ナイスですね。AVの子は自分のAVをかけ出すんだよね。それでカレー食べてもうまくも
なんにもない。そんなこともありましたね。なんでそんな話したかというと、そこに道頓堀劇場ってストリップ劇場があるでしょ。
一時期ストリップに嵌って、これエンターテイメントとして面白いなと思って。ストリッパーの方も面白かったんだけど、
追っかけの人っているんだよね。そんなにオラオラ系とかもててもてて困るという感じの方ではない。一番盛り上がる場面
になるとパーンて氏神一番さんてわかる?ああいうテープを投げて、シュルシュルって巻くんだ。次の時までにもう一回
きれいにして、その子が出てきたときにパーン!シュルシュル。その子が出ていない間は会場の裏の階段に座って
いろんな追っかけの人と「次どこ?」「川崎」「熱海」とか「青森いくいく」話してる。人生を見たような気がします。必ず
ジュースのペットボトルをステージに置くんだよね。裸で踊ってる時にそういうの貰っても困るじゃない。でもストリッパーの
方はにこっと笑ってさっと後ろに並べて。なんでそんな話になったんだっけ。歌いましょうか。ストリッパーのお友達が
何人かいたんです。疎遠になっちゃいましたけど。百軒店というのは人種のるつぼというか、色んなお店があって僕は
大好きですね。よく来ますこの辺り。売人はやってないですよ。」

指弾きで。
Coyote。
冬の風鈴。

おやすみ-End-。
「どうもありがとう~。緊張したので6分半の休憩に入ります」

~休憩~

「言うのを忘れていた。ここゆかりのある地でね。モアイ像の向い側にあるライブインってライブハウス行ったことある方
いますか?何人もいますね。すごく揺れるとこでね、よく筋肉少女帯もやっていたんですが、デビュー前ね。どういうメンバー
だったかな。ドラムはみのすけで、僕がいて、ギター小牧くんだっけな。エディもいてね。大晦日にライブインでライブがあって、
リハーサルが取れなくて、うちらの出番が2時とか3時だったかな。その前に練習しとかなきゃって、ここね、昔スタジオ
だったの。練習スタジオ。大晦日にここで筋肉少女帯練習しながら年を越したんですよ。若い頃だったから、「百軒店の
地下のスタジオで年越しちゃったね~」「それもまぁ楽しいね」ってライブをやりましたね。下手すると30年くらい前の話。
じゃあまた歌いますね」

プカプカ。

タンゴ。
きらめき。
Guru。

「ありがとうございます。佳境になってまいりました。2デイズやると疲れますね。来週筋肉少女帯が中野サンプラザで
ありますね。いろいろあるんだけど、6月22日か、フライヤーなどで夏の予定がばばっと更新されるんじゃないかな~
と思いますんで。みなさんお盆で帰省とかあると思いますけど、もし来れたら来てください。ロッキンジャパンフェス出ますね。
今まではレイクステージってとこで何年か、今度グリーン?フォレスト?グラス?違う違う、ちっちゃい方、サウンドフォレスト
の方でやります。どんな感じか、行ったことがないので。イメージとしてはYUIちゃんが歌ってるところ。筋肉少女帯やります
んでよかったら。また暑いんだろうなぁ。がんばるぞ~。フライヤーの方でまたあれこれ。ま、いいか。アンコールあるんで
その時しゃべりましょう。最後にベティブルーって呼んでよって曲やりますけど、作ったの隣なんですよ。ライオンで。だから
隣で歌えるって、さすがにクラシック喫茶では歌えないです。ほんとに二日間お世話になりました」


ベティブルーって呼んでよ。
「どうもありがとう~」

~アンコール~
「ありがとうございます。2日間、ご存知の通りギター始めて数年なので、全曲リハーサルを始まる前にやるんですね。
2日全力リハやって歌ったら、今日は疲れちゃった。ちょっと休んでいい?何か喋ってていいよ。今日はどっかいくの?
そのうちみなさん奢ってあげますからね。みなさんたまたま全員でご飯食べててくださいよ。「あれ?僕を応援してくださってる
人達じゃない?」「キャーオーケン」「いいですよ、私はあっちでやってますよ。あんたら夢が壊れるじゃない。ドリームブレーカー。
シェークスピア、あっちでエチュードをやっているから。リア王だよ」何で僕は芝居がかるとこう、「みなは板わさでも食べて
なさい、わっはっは。安いものばかり、MAXがチーズ揚巻くらいじゃない?ああいうの食べてれば、イッヒッヒ。ケラケラ」
「何オーケン、感じ悪い」それで宴もたけなわになって、「お代は?」「大槻ケンヂさんが払っていかれました」というのを
やりたいんだ。それを偶発的にやりたいから、あれか、俺が蔑ろにされた下北沢Queだな。あれの打上げでみんなが帰ろうと
した時に、「大槻ケンヂさんが払っていかれました」ほんとにやってみようかな~どう思います?内緒にしてね。嫌味に
思われるかなぁ。呼ばれなかった嫌がらせに思われると悲しいから、やらない方がいいかなぁ。寧ろ、こっそり厨房に
隠れていて。サラダとか1品抜いちゃう。唐揚げはその辺の犬に食わせちゃう。食え~これは内田の分~。これは
橘高の分~。アジャ~ン。それもいいかもしれない。どっちかだよね」

「いい話をしようと思って、エッセイのネタなんだけど、一番好きな曲。そういえば一番好きな曲ってタイトルでは
書いたことないなぁと思って。ちゃんと書かないと時間かかるなと思って。皆さんに1回お話して、話の流れができあがってる
方のお話をしちゃったんですけど。1曲やったあと好きな曲について語りましょうかね。その歌やれって話だね。
難しくてできないんだよね。これも久し振りだね。」
ポロポロと指弾きしながら。
「すごいと思うのが、単純なコードしか出てこないんだけど、それでこんないい歌を作って、且つ難しいんですよ。
やっぱり遠藤賢司さんはすごいな」

カレーライス。

「もう1曲かたづけちゃお。がんばるぞ。練習練習、これは練習」
前奏何度かやり直して。
「練習練習。ほんとはそんなに緊張してないんだよ。その方がじっくり見てくれると思って。僕はエチュードをやってるから」
少女の王国。

「ありがとう。ものすごくお父さんの発表会的な、よかったね。会社の帰りコーラ買ってきてって言われてギブソン買ってきちゃう。
「何やってんのお父さん!」「俺はギターをやる」「何言ってんの!」頑張って頑張って小さなステージでたどたどしい少女の王国
おれメジャーデビュー25年なんだけどな~。よかったなぁ今の!よかった!」
拍手。
「あのねぇ、自分で言うけどこういうの許されるの僕だけだからね。他のミュージシャンこういうのやってたら怒んなきゃダメだよ!
何やってんだ!って言わなきゃ。僕だけですから。こういうの母性クスグラーと言うんですが。母性父性をくすぐって生きてきた
んです。怒られる時はいつも「ケンヂは甘やかし過ぎた」よし。なんだかわかんなくなった。ありがとうございます。自分の一番
好きな歌について話すって言ったね。ヴァンダーグラフジェネレーターってバンドがあってね。ピーターハミルって人がいるんです。
ピルグリムスって、巡礼者達って意味かな。Still Lifeってアルバムに入っている。それがとても好きで。ピーターハミルって
僕もそんな詳しくないんだけど、プログレ系の人なんだけど歌い方が、静かに始まる時が祈り、神、大いなる者への願いみたいな
歌い方なんです。山場になるとクレッシェンドしていって祈りが怒りに変わるの。我を助けたもうって言ってる巡礼者が不条理を
ぶつけてくる、うまくいかない、ついに怒り出す叫びが咆哮であり。言うと、祈りが逆切れになってくんだよね。こんだけ祈っても
お願いしても叶わないならもう知らない!お前を呪ってやる!という歌い方をするんです。ピルグリムスって曲が一番抑揚が
出ている曲で。彼の歌い方が圧倒的なんです。僕は外国語が出来ないのでどういう歌なのかわからないけど、祈りから逆切れへ
という歌い方がとても好きなんですね。他にも好きな歌あるけど。あまりに好きすぎてたまにしか聴かないっていう。自分は
24年もメジャーデビューしてやってきたんですけど、アングラパンクの出身なので、フュージョンとかああいうのに対抗概念
があって、産業ロックとかね。言い訳になるけど、うまく歌っちゃいけないって言われてたの。むちゃくちゃじゃなきゃいけない。
音程とか合ってちゃいけない。歌詞も覚えてちゃいけないし。叫んで怒ってなきゃ、それだけをやりなさい、というような環境
だったんです。奇声を発すれば歌なんだ、という青春時代を過ごして、そのままやってきて20年目くらいにそうでもないんじゃない?
と思って。周り見たらみんなちゃんと歌ってね?と思って。それからアニメのお仕事して水木一郎さん串田アキラさんとか
見て圧倒されましてね。ロックってアバウトだったりするじゃない。そうじゃないのもあるんだと。いや俺は今からそういうのに
なれない。けども、もうちょっと音楽をやるべきだった。そうだ、ギターを買って、音楽というものを学んでみよう!というのが
あって今日ここにいるという感じなんですね。だから勉強中の身分なんですけど。そんなとこです。まとまらなくなりましたけど。
僕の好きな歌、というお題を語ってみました。これも好きな歌です。猫のリンナ」

猫のリンナ。

「 ありがとう~。じゃあ最後の曲です。2日間どうもありがとうございました。今度弾き語りは豊橋でやりますね。あと大阪で
宮田和弥さんと。夏はのほほん学校とかでやるけど、また何か。徹底的に練習してきますんで、次会った時はもうちょっと
何とかなってるかと思います。頑張りますマジで。メガネメガネ、あ~見える」
普通のメガネ。
「ありがとうございます。名残惜しい気持ちを込めて、万感の思いを込めて、じゃあな!みんな立つ?立たなくていいか。
もっとわかんない状況になるね。いいよ立たなくて」
じゃあな。
「ありがとうございましたー」